子連れ台湾周遊9泊10日家族4人の旅行費用は総額32万円(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯56)

「今回は、私たちのヒンソ(貧素)な旅行費用を紹介します~(^^)/」

【2015.11台湾周遊旅:番外編4】

「小さい子ども2人を連れて」、「10日間程度海外を旅行する」は、ツアー旅行に参加するより、個人手配のほうが安くなります。もちろん、至せり尽くせりのツアー旅行と全て自分で調べなくてはいけない個人手配での旅行を単純比較はできませんが、かかるお金だけで強引に比較するなら、という話です。

その比較については、こちらの記事をご覧ください。

【旅程のおさらい ~台湾周遊旅行~】
1日目:朝4時に家を出発、成田から台北へ。夕食とマッサージ。

2日目:台北郊外観光。野柳地質公園、淡水。

3日目:台北郊外観光。十分、平渓、九份。

4日目:台北郊外の烏來温泉観光。龍山寺、台北駅。

5日目:特急列車で台中へ。台中観光。特急列車で嘉義へ。

6日目:嘉義観光、関子嶺温泉。

7日目:快速列車で台南へ。保安駅で出会ったCさんの車で台南観光。その後、列車で高雄へ。

8日目:蓮池譚観光、籏津観光。美麗島駅、六合路夜市。

9日目:高雄観光。夕方、高雄国際空港から成田へ。

10日目:茨城観光をして、夜10時に帰宅。

旅行費用は総額32万円

1日目の午前4時に雪国の地方都市の家を出発してから、旅行10日目の夜10時に家に着くまでの総額で、32万円です。日本国内で使ったお金、ガソリンやETC料金、おみやげ代も含みます。

1人当たりの金額は、32万円÷4人=80,000円です。

内訳は次の通りです(いつも表になってなくてすみません)。

※2015年当時は消費税8%でした。懐かしいですね(^^;

【航空券・空港アクセス費:120,688円】

・成田⇒台北、高雄⇒成田の航空券:93,936円(バニラエアサイトで直接購入/1人往復23,484円)

 ※次女はまだ0歳でしたので、料金が安くなっています。

・家から成田空港への往復ガソリン代・ETC代:22,000円

・USAパーキング(9日分):4,752円

【宿泊費:48,078円】

・台北ホテル宿泊費(【3つ星】4泊分):29,852円(1泊あたり7,463円)<楽天トラベル利用、事前カード決済>

・嘉儀ホテル宿泊費(【2つ星】2泊分)8,400円(1泊あたり4,200円)<Booking.com利用、現地で現金払い>

・高雄ホテル宿泊費(【3つ星】」2泊分):9,826円(1泊あたり4,913円)<楽天トラベル利用、事前カード決済>

【交通費(長距離):15,800円】

・特急列車自強号(台北⇒台中:4席座席指定):6,000円

・特急列車自強号(台中⇒嘉義:4席座席指定):3,600円

・普通列車(嘉義⇒台南:2席分):660円

・普通列車(台南⇒高雄:2席分):560円

・台中でのタクシー移動代(彩虹眷村→高見湿地→清水駅):4,400円

【観光・食事・おみやげ・近距離交通費。内訳は省略:117,114円】

・クレジットカード使用分:17,114円

・現金使用分:100,000円(初日に桃園国際空港の両替所で両替)

※この時は現金中心で旅をしました。近年は、半分以上をカード決済にしています。

【その他:18,320円】

・海外旅行保険(損保ジャパン):4,320円(家族4人分)

・日本国内での食事代(初日の朝食・成田空港での昼食):3,000円

・10日目の茨城観光費用:11,000円

以上で、合計32万円です(^^)/。

食事代や近距離交通費などの内訳は、各記事を読んでいただければ、記録の残っている範囲で掲載しています。

上記には日本国内での費用やおみやげ代、10日目の茨城観光代も含まれていますので、国内移動経費や空港駐車場代、おみやげ代、国内観光費用を除いた海外旅行の費用としては8泊9日で25万円。1人あたり6.25万円となります。

8泊9日間の台湾旅行で1人6.25万円って、格安ツアー目白押しの台湾旅行でも、なかなかない線だと思うんですよね。

旅行費用を安くあげるための工夫

旅行費用を安くあげるためには、どうしても大きなウエイトを占めてくる航空券代、ホテル代を、いかに安くあげられるかがポイントだと思います。

私たちは、土曜日出発の日曜日帰国便ということで、決して最安値の日に航空券を取ったわけではありませんが、11月中旬の旅行ということで、GWや年末年始、夏休み・冬休み・春休みシーズンなどの繁忙期でなかったことが、航空券代を抑えられた一番の要因だと思います。

宿泊費を節約するには、とにかく贅沢しないことです。でも、虫などが出てくるような劣悪なホテルは避けたい。この辺は複数の予約サイトで料金で検索しながら口コミをチェックし、大丈夫そうなホテルかどうか、自分の責任で見極めていきます。

今回私たちが泊まったホテルは、いずれも大丈夫なホテルでした。私たちの宿泊費が「安い! 私も真似したい!」と思った方は、私たちの宿泊記録をぜひ参考にしてください。

台北で1泊7,500円の3つ星ホテル宿泊記事(部屋の写真は最後のほう)↓

嘉義で1泊4,200円の2つ星ホテル宿泊記事(部屋の写真は最後のほう)↓

高雄で1泊5,000円の3つ星ホテルの宿泊記事(部屋の写真は最後のほう)↓

※1泊4,300円は平日料金です。私たちは平日+休日で泊まったので、平均5,000円近くになりました。

子どもが2歳になる前に行ってまえ!!

0歳児・1歳児を連れて海外旅行なんて、心配される方もいらっしゃると思いますが・・・。

子どもが2歳になるまでは、国際線の航空券はほぼタダになる路線が多いので、これを使えれば1人当たりの航空券費用をぐっと抑えることができます。

私たちも、子どもが2歳になる前に、行きまくりました海外旅行・・・。

長女0歳の時:韓国(済州島)(ツアー旅行)

長女0歳の時:香港・マカオ(ツアー旅行)

長女1歳の時:インド周遊(ツアー旅行)

次女0歳の時:台湾周遊(個人旅行:今回のこの旅行)

次女1歳の時:スウェーデン・フィンランド・エストニア(個人旅行:次の記事からこれの続き)

次女1歳の時:イタリア中部+シチリア島(個人旅行:第3話以降はいつか書きます)

これらの旅行では、家族4人の航空券代がぐっと安くなりました・・・。なんせ、1人分がタダ同然ですから・・・(税金や空港使用料は赤ちゃんでもかかります)。ヨーロッパ行きとかだとこのメリットは大きいです。

一方、LCCでは、赤ちゃんでも幼児料金をしっかり取る所が多いです。今回の台湾行きバニラエアも、幼児料金は結構高く、大人の6割くらい。でも、もともとの料金が安かったので、家族4人で10万円を切りました。

今回は台北in、高雄outにしたので94,000円でしたが、台北inの台北outならさらに安くあげられました。

セコい裏技

旅行費用を安くあげるためのセコイ裏技を紹介します。大勢に影響はないのですが・・・。

・行きの航空券、1人は荷物無しに

今回はLCCのバニラエア(現在はピーチに事業統合)を利用しましたが、私たちの場合、行きはスーツケース2つ、帰りはスーツケース2つ+大きなバッグ1つの合計3つになります。

LCCでは、預け入れ荷物がない場合と安くなる料金設定があり、行きの荷物アリは2人、帰りの荷物アリは3人とすることで、わずかですが荷物片道1つ分の節約をいつもしています。

帰りに使う「大きなバッグ」は折りたたみ式のもので、行きの時はスーツケースに格納していきます。以下の記事で詳しく紹介しています↓。

・1時間くらいの列車移動なら普通列車で

私たちは台湾5都市を列車移動したわけですが、移動時間が1時間程度となる嘉儀→台南、台南→高雄間は、特急列車でなく普通列車を使いました。

私たちの場合、子どもが2人とも5歳以下ということで、子どもの運賃は日本同様に無料になります。一方、特急列車ですと、スーツケース2つのために座席4つは確保しなくてはいけませんので、2人分の子ども料金を払って座席指定することになります。

スーツケース2つを普通列車で運ぶのは列車の状況によっては周囲の迷惑になりますが、朝夕の混雑する時間帯を外せば(少なくとも台湾の地方都市では)大丈夫です。

ガッチリ予約してしまうよりも、日程の自由度もあがります。

・昼食は食堂やレストランに入らない

私たちは特に国内旅行だとこの技を使います(^^;。ホテルに朝食が付いている場合、朝食でお腹いっぱいになるので、昼食を摂る食堂は探してはおくものの、その場の状況・お腹の状況によっては、あえて食堂に入らないで済ませてしまうことがあります。

観光地での買い食いで済ませてしまうのです(^^)/

日本国内や台湾やヨーロッパであれば屋台であっても衛生的ですし、これで十分いけます。

総額32万円の家族4人台湾旅行の内容

第1話から全てお読みいただいた方は飛ばしてくださいネ。

総額32万円でできる家族4人9泊10日(10日目は国内旅行)の台湾周遊旅行の内容はこちらです。

台北に8連泊して、チョコチョコまわっていたわけではありませんよ。

北から南まで台湾5都市を周遊し、路線バスやタクシーで1日中ずっと観光地をまわり、おいしいものを一杯食べて、スーツケースまるまる1個分のおみやげを満載して、全てのお金を入れてこの金額です。

英語も台湾語もまるでできない私たちが小さい子ども2人連れてできたんですから、日本人なら誰でもできます。

それぞれの1日の始まりは次の通り。

1日目:台北の夜

台北の夜、赤ちゃんを抱っこしながら1時間の足つぼマッサージ

2日目:野柳地質公園、淡水

台北から野柳地質公園へ行く路線バスで、いきなり荷物を置き忘れる大ピンチ!

3日目:十分、平渓、九份

台北からMRTと路線バスで十分大瀑布へ

4日目:烏來温泉、龍山寺

台北から路線バスで烏來(ウーライ)温泉へ行くも、タイヤル族の文化村がまさかの災害休館

5日目:台中、彩虹眷村、高美湿地

特急列車で台北から台中へ。台中だと思って降りたら、そこは知らない駅だった・・・。

6日目:嘉義、関子嶺温泉

嘉義の朝食は、蒸したて熱々のチマキの屋台で

7日目:台南、十鼓文化村

嘉義のローカル食堂で朝ごはんの後、普通列車で台南へ

8日目:蓮池譚、籏津、六合路夜市

台南から高雄へ。高雄で1泊4,300円のきれいなホテル「高雄舜鈺商務旅館」

9日目:高雄

高雄:中央公園からの漢神デパート

10日目:茨城観光

茨城観光の目玉:竜神大吊橋と袋田の滝へ

台湾周遊旅行記フィナーレのごあいさつ

今回の56回目の記事をもって、子連れ台湾周遊旅行記は完結とします。

この記事を執筆しているのは2020年11月28日。掲載は12月初めの予定。2015年11月に行った旅行ですので、もう5年前の旅行になってしまいました。書き始めた2020年5月30日の時点では「4年半前の旅行」と言えたんですが・・・。

完結まで、ちょうど6か月もかかってしまいました(^^;

今回は、途中で2020年7月の宮古島旅行も挟んだので、その分で1か月余計にかかったかな。

4年半~5年前のことですと、忘れていたことも本当に多く、当時の資料、レシートを確認しながら、写真やビデオ動画を見てできごとを時系列に追っていく作業。

ちょうど今、次女が5歳(年中組)です。ビデオの画面の中では当時4歳(年少組)の長女が本当に楽しそうで、今の次女と比較しながらビデオを見てるとそっちのほうに集中して執筆の手が止まってしまう・・・ということを何百回も繰り返してしまいました。

当時の旅行のビデオを10日分全部見直すなんて、ブログ執筆の機会がなければ、絶対にできなかったと思います。

私のブログは家族の旅行記。

うちの子どものどーでもいい写真ばかりで、ウザかったと思います(^^;。

でも、私にとっては、これを物語として残すことが旅行記を作る意味であり、目的なのです。

また、このブログにはおかげさまで毎日多くの方が訪れてくれるようになり、アクセス数を確認しては、執筆の励みにしていました。皆さんの閲覧無くして、これは形になりませんでした。

私のつたない旅行記を飽きずにお読みいただき、本当にありがとうございました!!

私は、この半年、ブログを書きながら、もう1回家族で台湾を旅していました(そういう気持ちになっていました)。この旅行記を全部読んでくださった方は、私たち家族と一緒に台湾を旅をしたようなものですね(^^)/。

今から私たちと一緒に台湾周遊旅行をする! という人はこちらへ↓

すぐまた台湾に行きたい所ですが、まさかのコロナ禍で、今は海外旅行なんて夢のまた夢。

ワクチン開発が進むものの、一般庶民にまで行きわたって日常生活がコロナ以前のように戻るのは、あと1年先か、2年先か。。。東京オリンピックは開催できるのか。もしくは、マスクはもう永遠に私たちの服の一部となるのか。

いつになるかわかりませんが、私たちは絶対にまた台湾に行きます。

台南で出会った台湾人のCさんとぜひまた会いたいですし、今回の旅で行きそびれた所もたくさんありますから。

私は、世界中で一番好きな国は日本。同率1位で台湾です。

こんな私ですが、よろしければ、また私たちの旅にお付き合いください。

令和2年(2020年)11月28日執筆 アイス星人

【台北郊外:十分】「私たちの旅行記を最後まで読んでくれて、ありがと~~~~!!!」

次回予告

次回、この台湾周遊旅行の8か月後、2016年7月に行ったスウェーデン・フィンランド・エストニア3か国周遊旅行記に移ります。

英語が話せない私たちが、台湾の次はタイかシンガポールあたりにしておけばいいものを、いきなりヨーロッパに突撃した話です。

もちろん、1都市をチョコチョコ見て回るプランではないですよ。国際フェリーに3回乗って10日間で3か国を周遊する優雅なプランです。

個人手配での海外旅行は台湾が初めてだったけど・・・。

1歳と4歳連れてるけど・・・。

ガイドブックは「るるぶ 北欧」だけだけど・・・。

wifi持ってない(=スマホをほぼ使えない)けど・・・。

そして、英語できないけど・・・。

いやぁ、スウェーデンの街に降り立って、英語じゃなった(スウェーデン語だった)時はどうしようかと思いました(^^;

その前に、ストックホルムの空港でベビーカーが出てこないし・・・、その後もいろんなことが起こるし・・・(神様の声:そりゃ、いろんなことが起こるだろうさ)

2016年7月というと、長女4歳半(保育園年少組)、次女は1歳2か月。台湾旅行の時は生後7か月で髪の毛も生えそろっていなかった次女も、ずいぶんと子どもらしく? なりました。その辺も楽しんでいただけたらと思います。

※英語話せない人に絶対オススメ!子連れ台湾周遊旅行記第1話はこちら(全て無料)

早速私たちと一緒に北欧旅行に出発する人はこちら↓

子連れ北欧旅行のプランニング(2016.7 子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯1)

【その他の子連れ海外旅行記など↓】

※コロナに気をつけて行く! 2020.7宮古島旅行記の第1話はこちら

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