夏の子連れ宮古島旅行のベストな旅行日程は、8泊9日間以上!(2020.7 子連れ宮古島旅 #1)

「東洋一美しい」与那覇前浜ビーチにて(宮古島到着初日)

我が家の今年の旅行は「南西諸島」

2020年7月中旬、8泊9日間の日程で宮古島を旅行してきました。

毎年1~2回海外旅行に行っている我が家ですが、今年は海外というわけにはいきません。かえすがえすも、年末年始に航空券の予約ミスで成田空港で追い返された「カンボジア・タイ旅行」が悔やまれます(^^; あれさえ行けていれば、辛うじて「毎年の海外旅行」を継続できていたのですが・・・。キィ~~~ッ!!!

旅行を決めたのは6月。コロナ感染拡大が完全に落ち着いていた頃です。まだ「Go to travelキャンペーン」の話も全然具体的でない頃。パパの仕事の都合で、7月中旬にしか休みが取れなかったので、旅行日程はその週に決まっていました。

さて、国内ならどこに行こうか・・・。

実は国内旅行も大好きな私たち。子連れで1週間以上行ったのは、長女が生後11か月の時に行った北海道旅行、その後に行った大阪・和歌山旅行、長女3歳の時に行った沖縄旅行くらい。

次女が生まれてからは海外オンリーでした。

今回の旅行の行き先候補に挙げていたのは、四国周遊と南西諸島(宮古島か石垣島)。

散々悩んだ挙句、せっかくの7月だから海に行こうということで、今回は南西諸島、次回は四国周遊に行くことに決定!

宮古島か石垣島か

沖縄本島は以前1週間の旅程で旅しているので、今回は宮古島か石垣島、もしくは2島制覇かで検討。

まず、2島制覇については2島間でフェリーが就航していないこと、航空券代が結構高くつくことからパス。

石垣島については、西に西表島、南には波照間島などの魅力的な離島があり、石垣島自体も見どころがたくさん。石垣島を中心に離島巡りをするプランを立て始めました。

でも、気が付きました。

どうやっても、石垣島と離島巡りはお金がかかる、ということに・・・。

石垣島へ行くなら、西表島や波照間島にも絶対に行きたい私たち。

でも、フェリー代が結構高いんです・・・。

移動に次ぐ移動にもなり、10日間あっても日程はキツキツ。私がざっと計算した9泊10日間の旅費は、家族4人で軽く50万円以上。

家族でシュノーケルツアーなどに参加しようものなら、昨年9泊10日間で52万円で行ったチェコ・ドイツ旅行を上回る旅費になりそうです。

子連れチェコ・ドイツ9泊10日家族4人の旅行の費用は52万円

国内旅行は高くつくとわかってはいるけれど、ヨーロッパ越えはちょっと(^^;。

また、石垣島は航空券も高く、コスパが悪すぎるような気がしました。

我が家のチョイスは「宮古島」

石垣島はお金がかかり過ぎるということで、本格的に宮古島旅行の研究を開始した私。

「るるぶ 石垣・宮古」を見た初めの印象では、石垣島のほうは、周辺の島々へのトリップで1週間以上は必要、一方、宮古島は時間を持て余してしまうかも・・・という感じでした。

宮古島は、周辺の島々とほぼ全て橋でつながっているので、離島訪問も車でスイスイ。時間がかかりません。車で行ける周辺の島は、池間島、伊良部島、下地島、来間島の4島にものぼります。

これは、小さい子どもを連れた我々にはありがたいことかもしれない。

レンタカー観光をすることで、ホテルを1か所に絞ることもできそうです。

宮古島の情報を「るるぶ」だけでなくネットで調べて行くと、「るるぶ」に載っていない見どころもたくさんあることがわかって来ました。

これなら、8泊9日間で行っても、飽きることはないかも!!

当初、フェリーで行く八重山諸島の離島・多良間島も1泊で行くことを考えましたが、宮古島とその周辺だけで8泊9日間の旅行プランができてしまったので、思い切って多良間島はカット。

プランができたとはいえ、本当の所は行ってみないとわからない。さすがにこの狭いエリアで8泊9日間は飽きてしまうかなとも思いましたが・・・。

全然そんなことない、8泊9日間でも足りなかったほど、宮古島とその周辺の島々は魅力にあふれている所でした!

宮古島とその周辺の八重山諸島の島々。多良間島、大神島以外は橋でつながっています。

8泊9日間でも足りなかった宮古島旅行

この狭いエリアで8泊9日間も、そんなにやることないでしょ?

普通、そう思うと思います。

私も「るるぶ」を見た時は、4泊5日間くらいが宮古島旅行のベストな日程なんじゃないかと思いました。

確かに、冬の旅行であれば、4泊5日間くらいがベストでしょう。

しかし、夏は、海に入れます。

宮古島には、沖縄県屈指のビーチがたくさん。

しかも、それぞれのビーチに個性があり、楽しみ方も違うのです。

極上のビーチ巡り。

しかも、胃が痛くなるような高いお金を出してツアーに参加して船でアクセスしなくとも、ひょいとレンタカーで行ける無料のビーチばかりです!

高いお金を出してシュノーケルツアーに参加しなくとも、シュノーケルの道具を借りて自前でやれば足の立つ所でも熱帯魚がたくさん見れるビーチも!

宮古島に行ってレンタカーを借りれば、あとはいちいちお金をかけなくても楽しめる島。

それが宮古島です!

次女はまだ5歳(保育園年中組)で、海のアクティビティ参加には制限がありますし、何より決して裕福でない私たちにはとってもフィットする旅先でした。

抜群のコスパ! 旅費は8泊9日間で36万円

旅費は、8泊9日間(家を出てから家に帰るまでで数えると9泊10日間)で、36万円でした。

これは、おみやげ代を含んだ額です。

節約だけでなく、おいしい物もたくさん食べてきましたし、海のツアーにも2回参加(海ガメシュノーケルツアー、パンプキン鍾乳洞ツアー)してきましたよ! それらの経費ももちろん含みます。

36万円というと、2年前に行った9泊10日間のインドネシア旅行と同額ですね。つまり、旅費が安い東南アジアと同じ旅費で、南西諸島に行けちゃうのです!

今回は、我が家で初の「リゾート旅行(っていう言葉あるのかな?)」。

沖縄県の中でも特に美しいと言われる宮古島のビーチを遊び尽くすため、浮き輪4つ、みんながつかまれるでっかい浮き輪、浮き輪などを膨らませる機械、シュノーケルセット4つ、フィン1つ、ラッシュガードやレギンス、マリンシューズ4足、海用の帽子4つなど、スーツケース1つ分のマリングッズ4万円分を購入して宮古島へ持参

パラソルだけは1週間、現地でレンタルしました・・・(3,000円も取られました)。

それらの費用を含めても、全部で40万円。

国からいただいた40万円の給付金(10万円×4人分)の範囲内で行ってくることができました。

貯蓄せず、経済を回すために、キッチリ消費(浪費?)してきましたよ(えへん!!)。

旅費はとっても大事です。

いくら楽しい旅行だっと言っても、1回の旅行で100万円近くかかってしまっては、私にはいい旅行とは言えません。

1日あたり10万円出て行く旅行って、楽しくても、心から楽しめますか(^^;?

何てったって、うちは年36万円の予算(月3万円×12か月)で、毎年1週間以上の旅行に行かなければならない、行くと決めているのですから(^^)/

宮古島、良かったです! 私たちのような一般庶民に、超オススメ!!

夏の子連れ宮古島旅行のプランニング

私が思うに、宮古島の冬の理想的な旅行日程は、4泊5日間。

それに、フェリーで行く離島の多良間島1泊を入れると、5泊6日間というところでしょうか。

夏の旅行は、そこに、毎日、4~5時間のビーチ遊びを入れるイメージです。

そうすると、倍の時間がかかることになり、理想的なのは8泊9日間、フェリーで多良間島まで行くのなら9泊10日間、途中雨の日もありますので、予備日にさらに1日~2日、つまり、最低8泊9日間、というのが私の考えるベストな旅行日程となります。

4~5時間のビーチ遊びと言っても、ホテルからの往復に1時間、撤収(後片付けやシャワーなど)で1時間かかりますので、ビーチにいられるのは2~3時間。

2~3時間は、宮古島のビーチに行って子どもと一緒に熱帯魚を見たり砂遊びをしたりヤドカリやカニを探したり貝殻を拾ったり写真を撮ったりして遊んでいると、それはそれはあっという間に過ぎる時間です。

でも、日焼けもありますし、海遊びで子どもも疲れても来ますので、毎日そのくらいで引き揚げるのがちょうどいいと思います。

ビーチの情報を事前に調べ、干潮の時に行くのがいいか、満潮の時に行くのがいいかで、ビーチへ行くのを午前にするか午後にするかを決めます。

8泊9日間子連れ宮古島旅行のプランの一例

プランの一例を作ってみます。

【1日目】午前:宮古島着 午後:与那覇前浜ビーチ

【2日目】観光:街中観光(宮古神社等)、来間島(竜宮城展望台等) ビーチ:シギラビーチ

【3日目】観光:伊良部島・下地島(伊良部大橋等) ビーチ:17エンド

【4日目】海の観光ツアーに参加 ビーチ:吉野海岸

【5日目】観光:池間島・宮古島北部(宮古島海中公園等) ビーチ:フナクスビーチ

【6日目】観光:大神島日帰り観光(連絡船利用) ビーチ:大神島多目的広場前

【7日目】観光:宮古島中央部(市立博物館等) ビーチ:新城海岸

【8日目】観光:宮古島南部(ドイツ文化村等) ビーチ:イムギャーマリンガーデンか保良泉ビーチパーク

【9日目】午前:宮古島発

とまぁこんな感じです。

これは、毎日晴れればこのとおり行ける、というプランですので、欲を言えばもう1日~2日、雨の日にホテルでごろごろする予備日を作れればさらに申し分なしですね。

オンシーズンの宮古島は、9日間あっても回り切れないくらい、見どころにあふれています。

私たちの足あと

私たちが8泊9日間の宮古島旅行で訪れた先のほんの一部を、軽く写真で紹介します。

欲を言えば、あと2日間欲しかった!

【1日目】まずは、宮古そばの名店「古謝そば屋」でランチ。
【1日目】冒頭の「与那覇前浜ビーチ」で遊んだ後、来間島の長間浜ビーチで夕日を見ました。
【2日目】シギラビーチで遊んだ後、「島cafeとぅんからや」でランチ。次女が注文したのはドラゴンフルーツのかき氷。
【2日目】宮古島南部の仲原鍾乳洞で「おばけごっこ」。
【3日目】シギラ黄金温泉の「ジャングルプール」。これ全部、天然温泉です。
【3日目】割烹「竹」で、「宮古牛の炙りにぎり」を食べました。「イカ墨焼きそば」の麺を持ち上げて、しかめっ面の長女。
【4日目】宮古島南部の宮古そばの名店「丸吉食堂」にて。これはおいしい。必食。
【4日目】家族4人で「パンプキンホールツアー」に参加しました。参加費22,000円なり(^^;。
【5日目】大神島の遠見台にて。
【5日目】大神島でシュノーケル遊び。
【6日目】新城海岸で遊んでランチの後、宮古島市立博物館へ。
【6日目】「マンゴーカフェ すくばり」のテラス席。このケーキを追加注文しました。
【7日目】宮古島海中公園で、おみやげの工作体験。最後はパパも参戦。
【7日目】同じく宮古島海中公園。魚そっちのけで遊ぶ子どもたち。堪能しました。
【8日目】イムギャーマリンガーデンでシュノーケル遊び。年中組の次女もがんばりました。
【8日目】うえのドイツ文化村。暑かったです。パパはドイツビールに舌鼓。
【9日目】下地島空港にて。とっても開放的な空港です。あっという間の9日間でした!

宮古島のコロナの状況

私たちが宮古島を旅行した2020年7月中旬の時点では、宮古島では感染者は確認されていませんでしたが、その後、7月29日に、初の感染者が確認されています。

日本中どこもそうだと思いますが、空港、観光施設、店舗内では全てマスク着用。入場時に検温をする所も多数。

海や公園などの屋外では、基本、誰もマスクはしていません。しかし、十分な距離を確保しながら、家族連れやカップルが楽しんでいました。

レストランでは、しっかり感染予防をしている印象。私たちの行ったお店ではテラス席だったり、屋内でも他のお客さんとの距離が十分確保されていて、安心して食事できた所ばかりでした。

一方で、夜の街では、居酒屋などでマスクをしないでビールを飲んで大声で話す若者の集団も多数・・・。

あれでは、1人感染者がいたらたちまちクラスター発生です。恐ろしや・・・。

そういう人たちがいるお店には近づかないようにしていました。

次回、コロナ流行下での旅行にあたり、私たちが取った感染予防対策について紹介します。

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