子連れ北欧旅行のプランニング(2016.7 子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯1)

バルト海沿岸を国際フェリーで巡る旅

2015年11月の台湾周遊旅が大成功に終わり、個人旅行に自信がついた私たち。次は、”4人分のツアー旅行代金(例えば15万円×4=60万円、+現地経費で70万円~80万円)なんてとても払えないのでもうしばらくは行けないナ・・・”と思っていたヨーロッパに、もし安い航空券が取れたらぜひ個人手配で行ってみたい!と考えるようになりました。

格安のスウェーデン便を奇跡的に発見

私たちは、世界中を旅してみたいと思っているので、あの国に行ってみたい、というのは特にありません。ヨーロッパを軸に、7月の休みの日程に合わせていろんな国への安い航空券を探していました。

「航空券検索」が毎日の日課になったパパが、いつものように7月の休みの日程に合った航空券を検索していると・・・。

パパ:「大変だ、ママ~、7月のスウェーデンが、1人往復6万円だわ~~!!」

と叫びました。ええ~~っ、ヨーロッパ旅行と言えば、ドイツやフランスやイタリアあたりになるのかなと思っていた私もスウェーデンは意外でしたが、それよりも往復6万円という安さにものすごくびっくりしました。

ほんと? だって、片道1人3万円ですよ? 私の住む雪国の地方都市から新幹線で東京に行ったって、片道1人1万5千円かかります。東京に行くたった2倍の金額で、東京からスウェーデンに行けちゃうなんて・・・。詐欺のサイトに引っかかってるんじゃないかしら・・・。

私:「落ち着いて。燃料サーチャージが別に取られるんじゃないの?」

パパ:「いや、それがどう見てもサーチャージ込みなんだ。俺の見方が悪いのかな・・・。」

私:「どこの航空会社?」

パパ:「中国国際航空。北京経由だわ。」

私:「え~、、中国国際航空?超ボロい飛行機なんじゃないの?ちゃんと飛ぶのかしら・・・」

パパ:「そうかもしれないけど・・・。次女はまだ1歳だから、往復で1万円以下だって。家族4人で行っても、往復19万円だ!これなら貯金をおろせばうちらでも行ける!」

私:「そうだね!貯金おろすわ!騙されてもいい!行く行く~~~!すぐ予約して!」

パパ:「アイアイサ~~」

って感じで、ある日突然、スウェーデン旅行は決まりました。

中国のことだから、うっかりしている私たちのことだから、予約した後に高額のサーチャージを請求されるんじゃないかしらとか、当日、空港で別途燃料サーチャージを請求されるんじゃないかしらとか、初心者だけあっていろいろ心配しました。けど、もしそんなことがあっても勉強料だと思うことにして、購入に踏み切ったのでした(実際は無事、そんなことはありませんでした)。

航空券は買ったものの・・・

さて、パパが先祖代々秘伝の方法で(ウソ)格安航空券をゲットしたものの、スウェーデンという国は北欧というくらいしか知りません。るるぶ「北欧」を買ってきて、どんな見どころがあるか探してみます。そうしたら、素敵なところみたいじゃないの~~、スウェーデン!

レストランもどこもおいしそう!

私たちみたいなごく普通の家庭がみんなでスウェーデン旅行なんて!

とにかく(良くわからないけど)スウェーデンっていう言葉の響きがいいじゃない!!

・・・私の胸はときめきMAXです。

ふと「るるぶ」を見ていると、おしゃれなレストランでの食事代が夕食は1人300クローネからと書いてあります。へ~、300クローネね。1クローネが12円だから、日本円だと・・・ん!!3,600円!? 2人分としても7,200円~! いつも「すき家」で家族4人で1,500円くらいで食事をしている私たち、誕生日には思い切ってガストに行ってステーキとかを注文している私たちには、毎日が誕生日越え?

とにかく目の玉が飛び出るような金額です。

ギョッと思って調べてみると、ペットボトルの水が1本400円。簡単なサンドイッチが1,000円・・・。出てくるわ来るわ、ありえない価格設定が!!!

ぎゃ~、北欧は税金が高くて、物価の高いヨーロッパの中でも特に物価が高い地域だったのです!

だから航空券が安かったのか・・・(パパの声「いや、物価が高いのと航空券の価格は関係ないだろ」)

もう航空券は買ってしまったし、できるだけ節約するしかないと、覚悟を決めたのでした(^^。

プランニングのポイント

航空券は羽田⇔ストックホルム往復で決まっていますが、まわり方は多彩なバリエーションが考えられます。

「るるぶ 北欧」を見ていて思ったのは、

・スウェーデンはノーベル賞をやっている国らしい。IKEA、H&S、マリメッコなど、数々の世界的有名おしゃれブランドがスウェーデン発のものらしい。

・ノルウェーは景色が素晴らしいが移動に時間とお金がかかりそう。ノルウェーだけならいいが、子連れでいろいろな国を回ろうと思うと日程的にも金銭的にも厳しくなりそう。

・フィンランドのトゥルク郊外で夏だけオープンするらしい「ムーミンワールド」に行きたい!

・フィンランドのヘルシンキから船で2時間くらいで行けるエストニアという国のタリンは、るるぶによると街並みがすごくきれいらしい。

・フィンランドはサンタクロースの発祥の地らしい。本物もいるらしい。

・デンマークも北欧らしい。

・ストックホルム、トゥルク、ヘルシンキ、タリンは、それぞれ国際フェリーで結ばれているらしい。

などなど。

昔からクルーズ船の旅行にあこがれていましたが、あれはお金持ちの娯楽なので、うちには関係ないと思っていましたが・・・、ひょっとして、バルト海を三角形~四角形に船で航海するクルーズ周遊旅行を自前でやるイメージで、いい行程ができちゃうんじゃないか、と思いつきました。

夜行フェリーなら、寝ている間に次の目的地に着くので、フェリー代が若干高かろうが飛行機代と同じくらいだろうし、北欧の高いホテル代も節約できるし、飛行機で移動するよりトータルでは時間の節約にもなります。

国際フェリーで3か国を周遊

このバルト海を運行する国際フェリー、調べてみるとなかなか豪華(バリバリ庶民の私たちにとっては夢のように豪華)な船で、中に各種レストランがあったりコンサートなどの催しがあったりで、大きな船の中を探検遊びもできますし、フェリーに乗ること自体が子連れの私たちに最適のアトラクションになりそうです。

そこで、国際フェリーを活用して3か国4都市をまわる、次のようなプランを組み立てました。

シンプルで無駄のないラインが気に入っている行程です。

【大まかな日程】

0日目:雪国の地方都市を出発、車で羽田空港へ(所要8時間)。

1日目:行きの飛行機(ストックホルムへ)

2日目:ストックホルム(夜、国際フェリーでトゥルクへ)

3日目:トゥルク

4日目・5日目:ヘルシンキ

6日目・7日目:タリン(夜、国際フェリーでストックホルムへ)

8日目・9日目:ストックホルム(夜、帰りの飛行機。羽田空港へ)

10日目:羽田空港着。車で雪国の地方都市へ。

9泊10日間。家を出たのは0日目の夜で、車中泊をしていますので、それも入れれば10泊11日間の旅。結局家に着いたのはそのまた翌日の午前2時過ぎだったので、それもカウントしたら10泊12日間ということでしょうか。主要空港から家が遠いのは、海外旅行をするうえで本当に大きなハンディです(^^;。

上の地図の右側には、ロシアがあり、サンクトペテルブルグという歴史のある大きな港町があります。もしもう2日あれば、ここも結んだ4か国周遊ルートにしたかったですが・・・それは日程上の都合であきらめました。

さてさてさ~て、英語ができない私たち、台湾ではうまく旅行できたものの、北欧2か国+エストニアという(私たちにとっては)全く未知の国。台湾では電車に乗り遅れても次の電車だったり翌日の電車だったりでフォローできますが、国際フェリーとなるとそうはいきますまい。

大きな不安を抱きつつも、「台湾の時だってすごく不安だったけど何とかなった。今度も、何とかなるさ!」と変な度胸だけは身に付き、日本を飛び出したのでした。

あれ・・・英語じゃない・・・

スウェーデンに着いて思いました。「字が英語のアルファベットじゃない・・・」。北欧は、ロシアに近いだけあって、ロシア語に近いアルファベット。英語も怪しい私たちですが、なおのこと、スウェーデン語だとバスの行先の字が全く読めません(^^;。

旅行中大変な事件もあり(あったんかいっ!)、ドキドキハラハラしたことがたくさんあって、それと同じくらい楽しいことがたくさんあって、苦しいこともあって、決して100%順調だったわけではありませんが、一生強く印象に残る旅行になりました(^_-)-☆

次回は、この旅行の様子を写真で簡単に紹介します(^^)/。