フィンランド:トゥルクで女の子に道を聞いて、フィンランドのスーパーマーケットに初挑戦(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯26)

日本ではあまり見ない、珍しいフルーツが売られていました。木イチゴ、買ってみれば良かったなぁ(後悔)。

【これまでの旅程】
1日目:羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ。

2日目:ストックホルム市内観光。その後、夜行フェリーでフィンランドのトゥルクへ。

3日目(今日):朝4時前に起床してお支度。パパと長女で船内探検。時差の関係で、思っていた1時間前にトゥルク港に着いて大いに焦り、私たちは最後に下船。ホテルで荷物を預け、専用バスでムーミンワールドへ。

その後、トゥルク市内観光。トゥルク大聖堂に行ってきました。

【2016.7 子連れ北欧旅行:3日目その6】

夕方、ムーミンワールドからシャトルバスでトゥルク市街に移動し、トゥルクの街を散策した私たち。

ムーミンワールドで、遅めの時間に食べ放題のレストランで目一杯食べたためお腹いっぱいで、予定していた素敵なレストランに行くのはあきらめ、夕ご飯はスーパーでちょこっと何か買ってホテルの部屋で食べることにしました。

女の子2人組にスーパーがどこにあるか英語で尋ねてみる

【18:05】アウラ川沿いを歩いて、トゥルク市街地の中心、マーケットスクエアの付近まで戻って来ました。

川沿いの道から、街の中に入って来ました。さて、スーパーはあるかな・・・。

さて、スーパーマーケットはどこかな~~。

「るるぶ北欧」にはトゥルクの地図は載っていないし、スーパーに行く予定はなかったため、下調べもしていませんでした。マーケットスクエアで見渡せば、スーパーが視認できるかと思いましたが・・・。

それらしい建物は見当たりません。

スーパーマーケット、どこでもあるようですが、意外と見つからないんですよね~~。

ここは・・・、探して歩きまわるより、人に聞いたほうが早い!

英語しゃべれないけど!!

そしてここ、フィンランドだけど!!(公用語はフィンランド語です。さっきのムーミンワールドでも、ショーは全てフィンランド語で進められました)

パパ、がんばって~~(ここは、私より度胸のあるパパにがんばってもらう)!

若者のほうが英語を分かる確率が高いだろう。パパは、若い女の子2人組に狙いを定めて近づきます。

4歳の長女と一緒に。

道端で若い女の子におじさんが近づくのに、1人で近づくのと、4歳の子どもと一緒なのでは、相手に与える警戒感がまるで違います。

怪しい日本人のおじさん:エクスキューズミー~~。

女の子たち:(え? え? この人、私たちに話しかけてきた!)

怪しい日本人のおじさん:Do you know supermarket??(あなたはスーパーマーケットというものを知っていますか?)

※パパが考えた、ギリギリ限界線の英作文。ちょっと違うような気もしますが・・・(^^;。

女の子たち:スーパーマーケット? スーパーを探しているの?

※女の子たち、事情を察してくれたみたいです。

怪しい日本人のおじさん:(よっしゃ、俺の英語が通じた!)イエス、イエス! スーパーマーケット!

女の子たち:(あそこがいいとか、ここがいいとか、2人で何やらちょこっと相談。どこを勧めるか決めたらしい。)

女の子:この先の、あの建物の地下に、スーパーマーケットがあるわよ。とても安くて、オススメよ! 私たちも、よくそこに買い物に行くの!

怪しい日本人のおじさん:チープ(安い)? それはいい! ありがとうございました!

女の子たち:旅を楽しんでくださいネ!

どうやら、マーケットスクエアから見えるある建物がショッピングセンターで、その地下にスーパーがあるようです。早速行ってみます(^^)/。

横断歩道を渡り、女の子が指さした建物に向かいます。

フィンランドのスーパーに初挑戦

【18:15】女の子たちに教えてもらった建物は、多分これ。

中に入り、エスカレーターを下りると・・・。

あった! スーパーマーケットです!

この旅行で、ストックホルム中央駅にあったスーパーに引き続き、この旅行で2回目のスーパー。しかもここは大きなスーパーです。

主婦としては、テンションが上がります。どんなものが売ってるのかな・・・。

まず目に飛び込んできたのが、入口近くに陳列してあったイチゴやブルーベリー。いちごは日本でも寒い地方でも栽培されていますが、北欧も産地のようです。

うちの長女は大のイチゴ好き。1番好きな食べ物は、アイスかイチゴかというくらいに・・・。

4歳:あ~~っ! イチゴだ! イチゴ買っていこう!

フィンランドのイチゴ、どんな味なのでしょうか。1パック買って行きます。

ブルーベリーもおいしそうだな・・・。木イチゴも売ってる・・・。この辺は日本では見かけないフルーツです。

ベリー類が数種類売っていました。私はブルーベリーくらいしかわかりませんが・・・(^^;

スーパーで珍事件

店内を見て回っていると、長女が歓声を挙げること数回。

4歳:あっ! パンが落ちてる~!

4歳:あっ! いもが落ちてる~!

4歳:あっ! ジュースが落ちてる~!

そうなんです、スーパーの床に、たまに商品が落ちちゃってるんです(^^;

日本だと店員さんが即座に処分したりするのでしょうが、ここは大らかなのかな? しばらく放置しているみたい。時折床に落ちているのを見つけては、長女が大興奮です。

面白いね~~(^^)/

「あ~~っ! こんな所にパンが落ちてる! いいのかな~~。」
「ママ、あっちに、いもが落ちてるよ!!」

落ちている商品を一生懸命探して遊ぶ長女でした(^^;

フィンランドのスーパーの特徴

物価の高い北欧ですが、チーズとハム、スモークサーモンは明らかに日本より安かったです。

どれも種類がたくさん。チーズは100銘柄以上、ハムは30銘柄以上、スモークサーモンも10銘柄以上がズラッと並んでいます。そして、1パックあたりのサイズが大きい。

ビールは500mlの缶が約3ユーロ(360円)だったので、日本よりやや高いくらいかな。水は超高いです(ビールと同じくらい)。ジュースは500mlのペットボトルで1.75ユーロ(210円)でした。

たくさん入った大粒のイチゴのパックが4.35ユーロ(530円)。これは日本と同じくらいでしょうか。

ばらまきみやげ用に、フィンランドのお菓子も多数購入。

お会計は、しめて52.85ユーロ(6,400円)。カード決済しました。

フィンランドのピルスナービール「KARHU HUURRE」と「LAPIN KULTA」を1本ずつ購入。クマの顔が怖い・・・。パパは黒い缶を見て黒ビールだと思って買ったみたいですが、残念ながら普通のピルスナービールでした。
チーズの種類がたくさん!! 値段は日本の半分程度。
お菓子もおみやげ用にたくさん買っていきます。さすがに日本のお菓子は見かけませんでした。
私、ムーミンのジュースにしよ~っと!(あっ、ムーミンのやつ、ちょっと高い・・・)

レジでの英会話は撃沈(チーン(^^;)

【18:45】買い物かごにたくさんの商品を入れ、いざ、レジへ。

そこで思わぬ小さなトラブルが。

最後にバナナをお会計しようとした時。店員さんの手が止まりました。

何かしらしなくてはいけないことが、なされていないようです。

ん?? 普通のバナナだよ?

あわてて若い女性のレジ係さんがパパに話しかけます。

レジ係さん:Do you speak English?(英語、大丈夫ですか?)

パパ:A little bit.(ほんの少しなら ※注:この表現だけは昔から知っているパパ)

ここに来る時、女の子2人組に英語で話しかけてこのスーパーを教えてもらっているパパ。やや自信満々げに答えます

レジ係さん:(ほっとした表情で、バナナを持ちながら)ペラペラペラペラペラペラペラペラ、ペラペラペラペラペラペラペラペ~~~ラ、ペラペラペラペラペラ、ペラペラペラペラペラペラペララペ~~~ラ!

パパ:うううっ。。。(もう少しゆっくり話してください、というような内容の長さではないような長文英語・・)

後ろに次の人も並んでいます。

うろたえる私たちを見て、瞬時に「こりゃダメだ!」と判断したレジ係さん、その後の対応が早かった!

レジ係さん:Wait a minute!(ちょっと待ってて!)

と言うやいなや、バナナを持って売り場へ走っていき、バナナに何やらバーコードのシールを貼って戻って来ました。20秒ほどでの早業。

私たちはレジで待っていただけなので、そのバーコードが何のためのバーコードかは分かりませんでしたが、とにかくバナナを買うためには売り場でバーコードのシールを貼る必要があったようなのです。

店員さんの素早い対処のおかげで、私たちのレジは完了。次の人をそう長く待たせることもありませんでした。

どうも、パンやお惣菜など、いくつかの商品でそういうシステム(バーコードのシールを自分で貼らなくてはならない)があるみたいでした。

ハムやチーズや袋入りのパンなど、包装されている商品にはすでにバーコードが印刷されていますので、そのままでOK。

私たちは何となくそういうシステムの存在に気付き、フィンランド語も英語もできないし、トラブルを避けるために量り売りの総菜などは避け、パック入りのものだけを選んで買ったんですが、バナナも何か必要だったとは(^^;

レジ係さんの機転に助けられました(^^;

【19:00】大きめのビニール袋をベビーカーに下げて歩くこと10分。ホテルに帰って来ました。外はまだ昼間のように明るいです(日没は夜10時過ぎ)。

ホテルの部屋をちょっと紹介

部屋に入り、うつらうつらしている次女をベッドに寝かせ、私もベッドでひと休み。

今朝7時30分にトゥルク港に着いて、ホテルに荷物を置いてそのままムーミンワールドへ。夕方まで遊んでトゥルクの街歩き。そしてスーパー探索。おみやげも結構買いました。

疲れた~~!

私が一休みする間、パパと長女は部屋の様子をビデオに撮り始めました。

トイレで何だか騒いでいましたよ(^^)/

部屋に着いた! 疲れた~~!
私はちょっとベッドで一休みするね・・・。
パパがシャワールームを撮影。ガラガラっと閉められるやつですね。
「あれっ、トイレの水が流れないよ~!」
この大きいやつを、思いっきり押したら流れた!
広い、素敵なお部屋でした(スタンダード・トリプルルーム、1泊13,500円でした)。

私たちの夕ご飯

【19:30】小休止を終え、スーパーの袋から今日の夕ご飯で食べる物を取り出します。

サラダ、スモークサーモン、ナチュラルチーズ、ハム、ヨーグルト、イチゴ、バナナ、パン、ビールにジュース・・・。

長女は、保育園のお友達にあげるんだと言って買ってきた食玩を早速いじって遊び始めました。

今日買ってきた物たち。イチゴはこれで530円。サラダ3.85ユーロ(470円)。
大きいスモークサーモンの真空パック。これで3ユーロ(360円)。
バナナは1.32ユーロ(160円)でした。安っ。
マジックハンドみたいなおもちゃ。1つは自分の、もう1つはお友達へのプレゼントだとのことです。

チーズが! ハムが! そしてビールがおいしい!

【19:45】日本から持ってきていた紙皿や割り箸を使って、夕ご飯の準備完了!

紙コップは持ってきてなかったので、ビールは部屋にあったワイングラスを使いました。

ビールもついで、準備OK! パパ「あっ、これ、黒ビールじゃなかったんだ・・・(^^;」
大切りにしたナチュラルチーズを食べる長女
4歳児、ハムを豪快にいきます!
長女「このパン、甘いパンだね! これ、おいしい!」 私「ほんとだ・・・。よくわかったね。北欧に来てから、甘くないパンばかりだったもんね。」
デザートは、やっぱりイチゴ! とっても大きいイチゴでした。

やっぱり、本場のハム・チーズはおいしいですね。大きく切ったナチュラルチーズを、長女もたくさん食べました(^^)/。

そして、スモークサーモン!

これだけ入って360円。しかも、とってもおいしい(日本で食べるスモークサーモンと同じ味)!

昨晩、フェリーの中で食べたスモークサーモンは塩気がすごく効いていましたが、これは普通のスモークサーモンです。良かった~~。

パパは、おいしいハム・サラダ・チーズ・スモークサーモンと500mlの缶ビール1本で、すでに眠たそうな顔をしています。

そしてデザートは、フィンランドの大粒イチゴ(^^)/

日本の物より少しさっぱりしている感じかな。でも、十分甘くておいしいイチゴでした。

インドネシアのイチゴレポートはこちら↓
詐欺のように並べられたイチゴ

缶ビール1本でパパ撃沈

【20:45】早くもパパ、酔っぱらってそのまま就寝。

おい~~、シャワーとか明日の支度とか全くしてないでしょ~~!

今日は缶ビール1本しか飲んでないのに~~(注:パパの平均晩酌量は毎日ビール2本(1リットル)程度です)。

明日は朝の特急列車で、ヘルシンキまで移動するのに・・・。

ま、パパも疲れたんですね。ここは寝させてあげましょう(^^)/ 

明日早起きすればいいもんね(朝6時起きの予定を4時に修正)。

私と長女で、もうしばらく夕食を楽しみます。

私はヨーグルトを開けてみましたが・・・、げげっ、何だこれ・・・。「カスピ海ヨーグルト」ってわかります? あんな、ねば~~っとした食感の変なヨーグルト。

うげげげ・・・。ヨーグルト大好きな私ですが、これはちょっと・・・。ゴミ箱行きになりました(^^;。

パパ、缶ビール1本で早くも撃沈(^^; イチゴ食べなくていいの~~~?。もう、意識を失ったように寝ています。
おもちゃの入ったチョコレートの卵を開けます。4歳「あっ、このチョコおいしい!」
中身は、ブルドーザーのおもちゃでした。大切なおみやげ。今でも家に飾っています。

ブルドーザーのおもちゃをパパに見せようと、長女がパパを無理やり起こします。

4歳:パパ! パパ! 起きて! 見てこれ!!

パパ:んんん~(と言って目をパチッと開けた!)

4歳:パパ! 見て! チョコレートの中にこれが入ってたんだよ!

パパ:ん? 何だそれ・・・・。

パパ:(また寝た)

4歳:パパ! パパ パパ! 起きてパパ!

パパ:・・・・・・。

以上のやり取りがあったんですが(ビデオ録画あり)、翌日の朝、パパは全く覚えていませんでした(^^;。

この後も、ホテル3階にあった「キッズルーム」に行ってみたいと、長女が一生懸命パパを起こしますが・・・。

パパ:もう10時なんだから、寝なさい(怒)!!

私:(パパ、午後9時前からずっと寝てたのに、よく時間分かったな・・・さすがパパ・・・。)

パパ、翌日の朝、これも覚えていませんでしたとさ・・・(^^;

私は食後の後片付け。

食べ切れなくて、ハム、チーズ、イチゴは残ってしまいました。

明日の朝はホテルの朝食ビッフェがあるし・・・。包んで、とりあえず明日ヘルシンキに持って行こうか。

長女はシャワーは明日の朝がいいと言うので、私も長女もシャワーは明日にします。

【22:00】長女就寝。

【22:30】私就寝。

漫画に出てくるバカ長いパンは本当だった次回に続きます。

※夏の北欧へ!子連れ北欧旅行記を第1話から読んでみる方はこちら(全て無料)

【その他の子連れ海外旅行記など↓】

台湾のぼったくり店でやられた話

台湾の路線バスに荷物を忘れた時はこうしよう

台中の美しい村