台湾:烏來の極悪ぼったくりおみやげ店の手口(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯17)

極悪ぼったくりおみやげ店の店内。るるぶ掲載「泰雅婆婆美食店」のすぐ隣の店。パパが小米酒(粟酒)の値段を聞くと・・・。

【15:45】烏來温泉の無料露天風呂を堪能した私たち。

川辺から、街のほうに上がって来ました。

【2015.11台湾周遊旅:4日目その4】

セブンイレブンでイートイン

お風呂上がりで喉が渇いたので、橋のたもとにあるセブンイレブンに入ります。

広いイートインカウンターがありますので、ここで飲食して行こう。店内は冷房が効いて涼しいし、座れるし(^^)/

私と長女でプリンを食べます。

飲み物は、私はピンクグレープフルーツジュース、パパはマンゴージュース。

私のジュース、てっきり果汁100%かと思ったら、果汁30%・・・。トホホ・・・、やっぱりあんまおいしくない(^^;。

長女もマンゴージュースを飲むみたい。

そしてここまでずっと風邪引きで体調不良が続き、ようやく9割方回復していたパパは・・・。

出た~~、台湾麦酒の缶ビール(^^)/ もう1種類の缶ビール「雪山麦酒」も購入。

パパも、雪山麦酒もてっきり台湾のビールかと思って買ったのに、よく見てみたらアメリカのビール。トホホ・・・(^^;

9割方回復したと言ってもまだ本調子にはほど遠く、今日は大事をとらなくてはいけないのですが・・・(の割には露天風呂とか入っちゃってますが)。

ともかくビールはやめておくべきなのですが・・・。

パパの表情は、ビールを飲むんだという決意に満ち満ちていました。

こりゃ、パパのビールを止めるのは無理です(^^;

お風呂上がりのビール、最高!

風邪引きのパパ。これ以上、ビールを我慢できないっ!
早速プリンを。自分で開けられました。関心関心(^^)/
立派なイートインコーナーです。
なぜかバナナも購入!

パパが負傷

パパはあっという間に缶ビール(350ml缶)2本目に突入。

5日ぶりのビールでやや酔っぱらっていい気分のパパ、長女とポッキーの食べ合いっこを始めました。

ポッキーを、お互い端から食べて、最後にチュっとするやつ。

娘が4歳の、この時点ならではの遊びですね~~(^^)/。今のうちだよパパ。

3回目くらいに事件が。

短くなったポッキーを最後に長女が噛んだ時に、パパの下唇も一緒に噛んでしまったのです!

「イタタタ・・・、動物に噛まれたみたい」とパパはうれしそうに言っていました(^^)/

でも、ちょっと流血(^^;

カリカリカリカリ・・・チュッ。パパ「イテーッ!!!」
イタタタ・・・。唇をかまれた~~(^^)/ 何とも嬉しそうな、酔っ払いパパ。
「ポッキー屋さんごっこ」が始まりました。長女がパパにセリフを指示しています。
コンビニの前で。お茶なども購入。

おみやげを買いに、烏來老街へ

【16:20】セブンイレブンで仕入れたお菓子や飲み物をパパのリュックにしまい、橋を渡ってバス停近くの烏來老街に戻ります。

冷たい飲み物とデザートを食べてコンビニで少し休憩し、元気十分。夕方になってきたので外も涼しく、気持ちがいいです。

これからまた橋を渡って向こう岸に戻ります。
【16:30】老街の中のお店の前で。行きはパパ、帰りは私が写真撮影。
こちらは駄菓子屋さん。おもちゃに惹かれる少女。
日本の駄菓子屋さんそっくりの雰囲気です。

試飲させてもらい・・・

バス停に向かう前に、おみやげを買って帰ります。

パパのお目当ては、粟のお酒「小米酒」。飲んだことはありませんが、台湾のおみやげでぜひ試したい。

お昼ご飯を食べた超おいしいお店「泰雅婆婆美食店」のとなりが、きれいなおみやげ屋さん(つながっていたようなので恐らく経営者は同じ)で、小米酒を150元で売っていたのを確認済み。帰りにここでおみやげを買おうと、パパは目を付けていたのでした。

【16:35】お店に到着。

小米酒、いろんな銘柄があるんだなぁ~~。10種類以上はあります。

すると、女性店員さん(おばさん)、試飲セットを出してきて、無料で何種類か試飲させてくれました。

何ていいサービス(^^)/。 店員さんは、カタコト日本語OKです。

試飲してみると、甘い日本酒、という感じ。パパは日本酒だと端麗辛口が好きなので、好みのほうではなかったみたいですが、台湾の珍しいおみやげとしてはGoodです(^^)/。

さっきコンビニで缶ビール2本飲んできたから、ますますいい気分になってきました~~~(パパ)。

3本で450元(1,800円)じゃないのかな

試飲しましたが、どれも似たかよったかの味(いきなり飲んでも、微妙な銘柄による味の違いはよくわからない)。どれもおいしいです(^^)/。

そこで、ラベルのデザインがいいなと思ったものから3本選んで、女性の店員さんに「これでいくらですか?」と日本語で聞いてみます。

すると店員さん、「1,050元(4,200円)です」と言うではありませんか。

あれ? 1本150元だから、3本で450元ではないのかな・・・。

パパ:3本で450元ではないのですか?(日本語で)

おばさん店員:3本で1,050元です。

パパ:でも、ここに1本150元って・・・。

店員:150元のはこの銘柄だけです(試飲セットの中にあったお酒を1種類指さして)。他は全部、1本350元です。だから3本で1,050元(4,200円)です。でも、150元のはあまりいい物ではありません。

う~~ん、1本600円だと思ったから3本買うつもりだったけれど、3本で4,200円くらいだと、日本で4合瓶の吟醸酒、下手をすると大吟醸酒を買うのと同じ値段だなぁ・・・。

結構高いんだなぁ、小米酒。・・・珍しい、粟のお酒ですもんね。

パパ、熟練の値切り技

ちょっと高いと思ったけれど、せっかくはるばる台湾、そしてこの烏來まで来たんだ。飲んだ後の瓶とか、部屋に飾るのにいいかもしれないし、何より珍しいお酒だから、ふんぱつして買って行こうか。

よし、試飲の味とラベルのデザインで選んだ、当初の3本を買うことにしよう!

珍しいお酒。どうせならもう1本買って、親戚のおじさんにもあげようか。きっと喜ぶぞ~~。

そう思ったパパ。値切り交渉に入ります。

パパのいつもの値切り交渉の方法は、もう1つ買うから大きくまけて、という方法。

パパ:わかりました。それなら、この350元のものをもう1本買うので、ぐっと安くしてもらえませんか?

店員:それじゃ、4本合計1,400元のところ、1,300元(5,200円)にまけてあげましょう。

パパ:4本で1,200元で!

店員:お客さん、それは無理ですよ・・・(^^;。

パパ:じゃ、買うのやめます・・・(がっくりしてお店を立ち去るフリ)。

店員:わかりました、しょうがないですね、お客さんはたくさん買ってくれるので、大サービスです! 1,200元でいいです。

かくして、1,200元で4本の小米酒を購入することに成功したのでした・・・。

「小米酒150元」の堂々たるわかりやすい表示。

と、この時はパパは思ったのでした・・・。

パパの違和感

お会計終了後。

買ったはいいものの、何かひっかかります。

それは、改めて店内を眺めてみても、「小米酒 150元」の表示しか見当たらないからです。

日本でもお酒はピンキリで、普通酒から大吟醸酒まで、お酒の質で値段は全然違います。しかし、日本なら、価格の違うものを並べて売る場合、それぞれの瓶などに値札表示をはりつけるか、わかりやすく表示するものです。

これは800円、これは1,000円、これは2,000円、とかいう風に・・・。

そういう値段表示が、この店には一切ないのです。

あるのは、何回見ても、「小米酒 150元」の表示のみ。

これは・・・・。

まさかひょっとして、値切ったつもりが、うまく騙されていて、1本150元の酒を4本で1,200元で売りつけられたのではないか・・・。

お店の人に迫っても、ぼったくりは認めないでしょう。

そして、いろいろ無料で試飲させてくれ、ついさっき笑顔で別れた女性店員さんと言い争いなどはしたくありませんでした。

パパの検証

パパは、簡単な検証方法を思いつきました。

今、1本定価350元(1,400円)と言われて買ったこの小米酒。

これと同じものが、別のお店でも売られているのです。

別のお店で「これいくらですか?」と聞けば、値段がわかります。

せっかく気持ち良くお風呂に入り、気持ちよくビールを飲んで、気持ちよくおみやげを買ったのだから、このままバス停に向かえば良かったのです。

やめておけばいいのに、パパは老街の別のおみやげ店に向かって歩いて行きました。

そして、別のおみやげ店で。

さっき1本350元と言われて買った小米酒と同じものが、「150元」と表示された棚に並んでいます。

いや、それはさっきもそうだった。

値段を聞いてみれば、店員は「それは350元です」と言うのでしょう。

さっきはそうだった。

パパは、思い切って、当たり前のことを聞いてみます。

150元と書かれた棚に並んでいるお酒を指さして、値段を聞くのです。

もう、この時点で、さっきのお店で騙されたことを、パパは薄々感じていたのかもしれません。

パパ:これいくらですか?

店員:150元です(って下に書いてあるでしょう、変な日本人~。)

パパ:・・・・・・・。

もう1種類、さっき1本350元と言われて買ったお酒と同じものを置いていたので聞いてみます。

パパ:じゃ、これはいくらですか?

店員:これも150元です(って下に書いてあるでしょう、変な日本人~。)

パパ:そうですか・・・・・・。

パパは、1本150元のお酒を、もののみごとに倍以上の値段で売りつけられ、少し値切って喜んで買っていたのです。

パパの落胆

これから台北に戻るために、烏來のバス停に戻ります。

バス停に戻る途中に、さっきぼったくりにあったおみやげ屋さんの前を通ります。

パパはどうするだろう・・・。

人を騙すとか、騙されるとか、大嫌いなパパ。戦国武将で大好きなのは上杉謙信と直江兼続ですから(^^;

恐らく、今だったら、お金は返ってこないにしても、「日本人をナメんなよ~~」とか言ってお店の前でひと暴れくらいはしていたと思います。

でもこの時は、どういう心境だったのか、騙されたことがわかっても、パパはお店に文句を言うでもなく、素通りしました。

騙された額が2,400円(払った金額4,800円-本当の値段2,400円=2,400円)と、まだ少額だったことと、まんまと騙された自分の愚かさを反省する気持ちが怒りよりも大きかったからだと思います。

まんまとぼったくられた原因

パパがまんまとぼったくられた原因は明らかです。

それは、台湾旅行を国内旅行のように思い、安心してしまっていたこと。

私たちにとって初めての個人海外旅行となる今回の旅行ですが、今日で旅行4日目。結構慣れて、自信を持ってきていました。これまで台湾で価格の不正っぽいものは全く感じたことがなかったため、台湾という国、台湾の人々を信頼しきっていました。

だから、まさかこんなるるぶに載っている飲食店のとなりの(恐らく経営者は同じ)おみやげ屋でぼったくりに遭うとは、警戒心ゼロ、完全に油断してしまっていたのです。

日本でこんなことやったらすぐにうわさが広まりますし、お客だって徹底的に文句を言うでしょうからとても続けられません。このお店も、台湾人や中国人相手にはこんなわかりやすいぼったくりは試みないのでしょう。

店員は嘘つかないと信じていて、騙されたとわかってもすごすご引き下がる日本人という人種にのみ、こんな行為を繰り返しているのでしょう。私はそう考えます。

しかも、この店、るるぶに載っているのです(食堂の方が)。烏來に来る多くの日本人がこの食堂で食事を食べ、併設した隣のおみやげ店でおみやげを買うでしょう。日本人へのぼったくり行為は、今から考えると自信にあふれ、流れるような段取りでした。

考えてみれば、今日行く予定にしていたタイヤル族の文化村のおみやげ店で、日本人への強引な売り込みやぼったくり行為が行われている情報は掴んでいました。

この老街でも、似たようなことがされている可能性があると、どうして想像できなかったのか・・・。

烏來は、ぼったくりが横行する街だったのです。

もちろん、大部分はまともな店でしょうし、ぼったくり店だって、相手を見て騙してきます。誰に対してもぼったくりをしてくるわけではありません。

烏來は、日本人へのぼったくりが横行する街と言った方が正確ですね。

私の体験は、2015年11月のものです。

あれから4年半。

今の烏來では、ぼったくりは全く行われていない可能性があります。

一方で、もっと激しく大胆にぼったくりが行われている可能性もあります。

決して油断してはいけません。

事前に情報を得て、警戒していれば、防げる犯罪はたくさんあります。この記事を読んだ皆さんは、烏來へ行かれても同様の被害には遭わないと思います。

「できるだけいろんな可能性を考えながら、警戒して旅をしよう。」

この時の痛い経験は、私たちのこの後の東南アジア・ヨーロッパへの海外旅行に活かされていると思います。

台北へ

【17:00】定価の2倍の値段で購入させていただいた小米酒4本を大切に抱えて、路線バスで台北に戻ります。

1時間30分の乗車。

楽しかった露天風呂の思い出と、ぼったくりにあった苦い思い出。

これまで台湾が大好きで、「台湾人=いい人」と、盲目的に信じてしまっていた私たち。警戒していなかった自分たちが悪いんですが、信じていたことがみごとに崩れ、裏切られたような気持ち。

いや、旅行2日目、淡水で台湾人の若者に連続3回も写真撮影の順番を抜かされた時から、この予感はあったのです。

複雑な思いを巡らせていると、夜も更けてきて、外は真っ暗に。バスの中ではみんな爆睡しました。

【18:25】台北車駅(青島)のバス停に到着。

そして台北駅でMRTに乗ろうとしたとき、事件が発生します。

長女がうんちうんちと騒ぐ次回に続きます。

【その他の子連れ海外旅行記↓】

※世界遺産満載!子連れチェコ・ドイツ旅行記の第1話はこちら

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