子連れ旅行の資金、どうやって作るか

2022年2月20日

【写真】次女にお金を持ってもらいました(#^.^#)

子連れインドネシア旅行記の途中ですが、今日はちょっと旅行記から外れます。

今日は平成31年3月18日。

昨年12月18日にブログを公開して、3か月が経過した記念日? なのです!

一つの節目なので、私のような世帯年収700万未満の貧乏人(貧乏人と言うと「うちは貧乏じゃないぞ! 俺の稼ぎが不満なら、俺と離婚して医者とでも結婚すればいいじゃないか! とパパに怒られるのでこの表現は避けます」)一般庶民がどうして子連れ海外旅行に行けるのか、という核心的利益(を皆さんにもたらすかもしれない)の話をさせていただきます。

私たちは1年に基本1回(たまに2回)、家族4人で子連れ海外旅行に行っていますが、毎年旅行に行くということは、いくら貧乏節約旅行と言えど、毎年旅費を何とかして捻出しているということになります。

「親からの借金」もしていませんよ(したことはありますが)。

今回は、私たちが旅費を工面する方法を、赤裸々に(^^; 紹介します(そんな大層な内容ではありません、一応念のため)。

セレブ家庭の秘密

私たちは、家を所有し、普通車を2台所有し、毎年家族で海外旅行に行っていて、リビングには50インチのテレビがあってトイレではSONYのデジタルフォトフレームで10か国以上の子連れ海外旅行の写真を常時流している、「とある雪国の地方都市」にあっては、どっからどう見てもセレブな上流階級の家庭です。

もちろん、夫婦揃って英語ペラペラだと思われていることでしょう。

あと足りないのは、「家政婦」と「執事」くらいでしょうかね(^^)/

中小企業勤めのしがない標準的なサラリーマンである夫と、時給820円のパートの私。はたから見れば、

・1,000万円以上の宝くじが当たった

・株やFXや夜のいかがわしい副業で儲けている

・親の遺産がある

・実はボンボンである(親からいくらでもお金をもらえる)

・家の敷地から石油が出た

の、上記いずれかの特殊事情があると思われているのでしょう。

でも、

・1,000万円以上の宝くじが当たった 

 →毎年買いますが300円が最高です。

・株やFXや夜のいかがわしい副業で儲けている 

 →株はやったことあるけど損しました。

・親の遺産がある 

 →ありません。むしろ、いまだにローンがあると思います。

・実はボンボンである 

 →ナイフとフォークの使い方は心得ていますが・・・。

・家の敷地から石油が出た 

 →ナメクジしか出ません。

というのが真実です。

・私たちは、家を所有しているだけではありません。30年の住宅ローンも併せて所有しています(完済まであと15年)。

・私たちは、普通車を2台所有していますが、どちらも新車ではありません

・私たちは、リビングには50インチのテレビがありますが、4Kでもフルハイビジョンでもない、ただのハイビジョンです。

・私たちは、トイレでSONYのデジタルフォトフレームで10か国以上の海外旅行の写真を常時流していますが、肝心要のトイレの便器は安いタンク式です。

・子どもの服はほぼ全て古着です。

・外食は、必ず100円回転寿司、すき家、ラーメン店。誕生日には思い切ってガストに行っちゃいます。

・親戚一同でGWなどに旅行に行く際、旅費が捻出できないので、温泉旅館に泊まる親戚の皆さんを3泊4日の車中泊で追いかけています。

ちょっと気を付けて見て行けば庶民感満載の、なんちゃってセレブ家庭なのです。

主人の秘密

私の夫、うちの主人には、暗い秘密(多分)があります。

それは・・・一番の趣味が「貯金」だったということ。

皆さん、「貯金が趣味の男性」って、どう思います? 貯金が趣味だとわかっていたら、私は結婚していたかどうかわかりません。

「貯金が趣味=お金をたくさん持っている」とは早計に過ぎます。貯金が趣味とは、お金を使わずに、貯めること自体を楽しんでいる人のことです。

ゾゾゾゾゾ。

「(例え必要なことでも)お金を使わない」ということであれば、たとえお金を所有していても、それは存在しないのとあまり変わりません。

私は、主人の一番の趣味が「貯金」と知らずに結婚しました。一番の趣味は「旅行」だと思っていました。

でも、貯金が1番の趣味で、旅行が2番目の趣味だった主人は、旅行大大大好きな私と結婚してしまうことで、「旅行が1番の趣味で、旅行のための貯金が2番目の趣味」に変化したのだと思います。

結婚して以降、旅行のために主人が払っている犠牲からして、私は上記のように分析しています。

旅行資金は「毎月の積み立て」。・・・と言えば聞こえはいいが

うちでは、毎月3万円ずつ「旅費積み立て」をしています。1年で36万円。

私たちは毎年1回以上、子ども2人(現在、小1の長女と保育園未満児組の次女)を連れて、次女が0歳の時から家族4人で1週間程度の日程で海外旅行に行っていますが、この36万円が、毎年の旅行予算です。

その世帯収入で住宅ローンもたっぷりあって、「毎月3万円の旅行積み立て」ができるなんて、やっぱり余裕があるのよという声が聞こえてきそうです・・・。

ちょっと、説明の仕方を変えてみます。

皆さんのご家庭は、ご主人の小遣い、いくらでしょうか。昼食代込みで、月3~4万円くらいが相場ではないでしょうか。

一方、あなた(パート主婦)の小遣いはいくらでしょうか? 月2万円? 小遣いはない? 小遣いはないけど生活費から自由に使っているから「わからない」?

家族の外食費用は月いくらですか? 

2万円~4万円くらいが標準的でしょうか。

うちは月3万円です。

うちの場合、主人の小遣いは昼食代込みで月1万円です(注:令和4年1月から、「後輩にコーヒーをおごらなければいけない」と言うので、月15,000円にアップさせました)。

私の小遣いも月1万円(私のお小遣いは令和4年1月現在でも1万円)。

男女平等です(いい加減なこと言うな! 収入の割合を考慮するのが本当の男女平等だろう! という主人の少数意見も併記しておきますね(^^)/)。

大好きな旅行のためなら、主人も私も、それでも全然我慢できます。

「夫婦の小遣いを極限まで少なくして、旅行費用に充てている」という説明のほうが妥当かもしれません。

主人は、裏がないことを証明するため、会社の給与明細を毎月私に進んで自分から提出しています。自分のがんばりを証明するとともに、「俺はがんばっているのだから、お前もがんばれよ」という圧力を私にかけているのです(本人談)。

週末の外食が日常の楽しみです

外食費の月3万円は生活費と別にして主人が管理しています。というのも、うちは休みの日の昼・夜ごはんはキホン全部外食なのですが、以前、外食費を生活費から出していた時に、旅行費用を貯めようとするあまり私が、

「外食はもったいないから、うちで簡単に食べよう」

「ガストだと高いから、すき家にしよう」

「(すき家で)私、牛丼並盛だけでいいや」

「(100円回転寿司で)ビール頼むの? ここで頼むと高いから、家に帰ってから飲んだら?」

とか言い始めたら、主人が怒って「俺の稼ぎはそこまで少なくない! そんなこと言うなら、外食費は俺が管理する!」と宣言して、それ以来、月3万円を外食費として主人が管理するようになりました。今から5年くらい前でしょうかネ。

だから、お金を貯めながらも、週末のささやかな外食(すき家、100円回転寿司、ラーメン屋がほとんど。お誕生日にはふんぱつしてガストに行きます)は主人の責任で、心おきなく満喫しています。

ウォーターゲット事件

これは、さらに少し前、今から7年前くらい前の話です。

主人の目線でできごとを書いてみます。

主人が家にいると、私あてに宅配便が届きました。小さめの段ボールが3箱。重いです。主人は、帰宅した私に聞きます。

パパ:なんか、宅配便で重たい段ボールが3箱届いたよ。(通販でよく買い物するから毎日のように荷物が届くけど)今回は何買ったの?

私:ミネラルウォーターよ。とっても体にいいんですって。ほら、飲んでみて。

パパ:(ぐびっ、ぐびっ)なんか、言われてみると、他のミネラルウォーターとちょっと味が違うかもね。

私:そうでしょ! これ、実は、日本の水じゃないのよ。

パパ:ふ~~ん。これ、いくらなの?

私:1万6千円よ。

パパ:(水を吹き出し)ブフーッ!! え? この水が1万6千円?

私:だって、これ全部だもの。24本。

パパ:ってことは1本(1.5ℓ)660円じゃないか!! 騙されてるんだよそれ! 訪問販売か?

私:ううん、インターネットサイトで見て、自分でいいと思って注文したのよ。これでコーヒーとか料理とか全部作れば、とても体に良くて健康になれるのよ。

パパ:(自分で進んで注文したと聞いて、さらに驚くパパ)・・・そのサイト、俺に見せてみろ。

私:何よ。別に変なものじゃないわよ。

パパ:人気の商品みたいだし、騙されてはいないかもしれないけど、こんなの、お金持ちが買うもんだ。うちが買える物じゃないだろ。

私:体にいいものなのよ! あなたは家族が健康じゃなくてもいいの? あなたが反対するなら、家計じゃなくて自分の小遣い(この時は月2万円だった)で買うから(怒)。

パパ:それじゃ、月の小遣いが4,000円しかなくなって無理だ。そんなのキミだってわかるだろう。

私:別に、水くらい、使いたいものを使ったっていいじゃない。

パパ:値段確認するから、注文票見せて・・・。 !! 何だこれ、1年分の申し込みで、合計192,000円の売買契約じゃないか! 自分から申し込んでるんだし、このケースでは訪問販売法上のクーリングオフは対象外だぞ。まだお金は1か月分しか振り込んでいないんだし、とにかく、すぐ連絡して、先方に謝って、来月からの分はキャンセルさせてもらうんだ。

私:わかったわよ! キャンセルするわよ! キャンセルすればいいんでしょ!!

パパ:これは、単純に水を買ったからどうのこうの、という問題じゃない。家計から19万円の買い物をするのに、どうして俺に事前に相談してくれなかったんだ、という問題なんだ。俺が勝手に家のお金で19万円の買い物をしたらどう思う?

私:いいことだと思ったし! 私だって働いているのよ。あなたに相談する必要性なんて、全く感じなかったわ!

この時は、先方が良心的な業者だったこともあり、来月からの購入分はキャンセルさせてくれました(^^;。

そして、翌日、私が全く悪いことをしたと思っていないことをこれまでの経験で十分に知っているパパから、問答無用といった感じでこんな通達がありました。

パパ:今後、俺の給料は全額これまでどおり家の口座に振り込むけれど、毎月、旅行の積み立て3万円を降ろして、俺に渡すこと。わかったね。それができないのなら振込先を別の口座に変更するから。旅行用の貯金と、ボーナスを貯めている貯金は、今後は別にして俺が管理することにする。わかったね。

・・・、かくして、この「ウォーターゲット事件」以来、我が家の貯金は全てパパが管理しています(まぁ、もともとほとんどパパの給料ですが)(^^;。

今から考えると、「どうして水を1年分買うときにパパに一言相談しなかったんだろう」と思いますが、あの時は、主人に相談するなんて、まるで思いつかなかったんですよね・・・(数年たつと冷静に(^^;)。

毎月3万円の旅行用積み立て、つい「今月は特別に〇×があったからできないや・・・」とか思ってしまうと思いますが、「貯金が趣味」だったパパが管理しているからこそ、ずっと継続して確実にできている面もあると思います。

将来のための貯金は少ないと思います

それでは、老後のため、子どもの教育費のため、車の買い替えや家電の買い替え、家の補修のための貯金はどうしているのか?

毎月の給料からは貯金は一切できません。ただし、少ないながらも主人のボーナスをほぼ全て将来のための貯金、老後のための貯金、車や電化製品の買い替えのための貯金に充てています。

ただ、貯金の額は、同じくらいの収入の世帯に比べて少ないと思います。

貯金が少なくて、将来への不安はあります。

今の少子高齢化傾向が改善しない&本気で改善する気のない日本にあっては、将来の年金などないことまで想定しなくてはならず、安心するためには60歳時に夫婦で数千万円の貯金は必要でしょう。

夫婦の月々の収入 →貯めないで全部使う(and住宅ローン)

主人のボーナス →将来のための貯金(and住宅ローン) ※ボーナスは出ないこともあります。

という分け方をし、あとは野となれ山となれ、です。困窮しても、食べていくことくらいはできるでしょう。

でも、旅行に使って(浸かって?)いることもあり、どうしても将来のための貯金はなかなか増えません(^^;。

これはパパの言葉ですが「うちらは人並みに収入を得ている。一方で、生活(夫婦の小遣い)は結構切り詰めている。浮いた分は、半分を貯金に、もう半分は使って楽しむ。そうして生きていきたい。そのくらい、許されるはずだ。」

この基本的な考え、私もすごく共感できます。

特に最後の「そうして生きていきたい」という所が大事なのかと・・・。

そういう、

人生観

がないと、ずっと続きませんよね。

普通は、住宅ローンの繰り上げ返済

私たちは、住宅ローンを抱えています。額は人並みくらいだと思います。

もし毎月3万円ずつ積み立てができたなら、またボーナスがあったなら、普通は住宅ローンの繰り上げ返済をすると思います。親にも良く言われます。

私たちもそのことは十分念頭に置きながらも、住宅ローンの繰り上げ返済はしていません。

なぜなら、毎月3万円の積み立てを住宅ローンの繰り上げ返済に充ててしまうと、海外旅行に行けないからです。

将来のための貯金であるボーナス分の貯金がある程度たまったら、その一部で繰り上げ返済をすることはあるかもしれません(今のところ、できる見込みはありませんが( ;∀;))。

どうして繰り上げ返済よりも趣味を優先するのか・・・。

もはや、それが私たち夫婦の人生の選択(ここでは「洗濯」でもいいです)であるとしか言いようがありません。

36万円で行ける旅行

冒頭、年36万円がうちの1年の旅行予算だと紹介しました。

そこ、実は、反応してもらいかたったところなんです・・・

このブログをご覧になっていただければわかると思いますが、私たち家族の旅行は、「家族4人で3泊4日夢のバリ島旅行」とか「家族4人でソウル満喫1週間」とかではありません。

ここは声を大にして貧乏自慢したいところなんですが、これまで、1家4人でこの36万円の旅費の範囲内(おみやげ代を含み、雪国のとある地方都市にある自宅を出てから自宅に帰るまでのガソリン代・高速代・コンビニでのおにぎり代など日本国内で使った全てのお金も含む)で行った旅行は、

・2018年8月 インドネシア3都市周遊 9泊10日間

・2017年1月 イタリア3都市周遊 8泊9日間(この時は次女1歳児)

・2015年11月 台湾4都市周遊 8泊9日間(この時は次女0歳児)

・2013年7月 インド4都市周遊 7泊8日間(この時は長女1歳児のみ)

です。以下は、超過してしまった旅行です。

<少し超過>

・2018年2月 ミャンマー4都市周遊 9泊10日間<4万円超過>

・2017年7月 シンガポール・インドネシア・マレーシア2都市周遊 9泊10日間<2万円超過>

<大幅超過>

・2016年7月 スウェーデン・フィンランド2都市周遊・エストニア 9泊10日間(この時は次女1歳児)<14万円超過>

できるだけ予算内に収めるよう努力するんですが、超過してしまう場合もしばしば・・・。

36万円で足りないときは、可能であれば貯金は下ろさずに家計の残金(ここはがんばって私が工面します)から補填します。ただでさえ少ないボーナスの貯金を崩したくはないので・・・。

ただし、大幅超過した際は貯金を崩しました。

でも、36万円では、1家4人で1週間以上ヨーロッパ周遊などは無理なのが現実。

次女が2歳未満だった時は飛行機代がほとんどタダでしたが、3歳となった今は大人とほぼ同じ料金なので・・・(^^;。

でも行きたい、行くんだという夫婦の(「私の」、ではなく、あくまで「夫婦の」ですよ)強い思いもまた変わりません。

そこはお互い相談して、貯金を優先するか、旅行を優先する(貯金を取り崩す)か、着地点を探しながら旅行の行き先を検討しています。

次回の旅行も、大幅予算超過が目に見えていて・・・。

そこは夫婦で十分に相談して「足りない分は貯金を崩す」と決めました。

ちょっと脱線してしまいましたが、ここで一番言いたかったことは、「旅行費用を安くあげる努力も大切」ということです。

私たちの収入では遊びの費用は年間36万円の捻出が限界。1回の旅行で70万円かかってしまえば、「毎年の旅行→2年に1回の旅行」になってしまいます。

どうやって安くあげているのか・・・。

次女が2歳未満の時は飛行機代がかからないので予算内に持って行きやすかったです。

その他旅行費用を安くあげる方策については、過去の記事「2人の子連れ海外旅行は、個人手配がお得」と、各旅行記のほうをご覧いただければと思います。

保育料無償化への期待

家族旅行のため、決して生活に余裕があるわけではない私たちですが、期待していることがあります。

それが、保育料無償化の国の取り組みです。

完全無料になるわけではないみたいですが、子ども2人の保育料(長女は学童保育料)で私のパート収入がほぼ全部消えてしまうという現状は変わりそうです。

いや、国民の総意で子どもの保育料・教育費を無料に変えなくては、日本は少子高齢化が改善せず人口減少と国力減退が続き、100年後には国自体なくなって中国かアメリカの一部になってしまいます。

国際化ですね。

保育料が安くなれば、旅行の積み立てを月6万円に増やし、年間72万円を旅行費用にすることができます。そうなればヨーロッパも行きたい放題!ウヒヒヒヒヒ将来への貯金も今よりはできるようになりそうです。

「子連れ海外旅行」はいつまでも続けられない

私たちが今しゃかりきになって毎年の家族旅行を継続しているひとつの根拠にしているのが、この考えです。

「お金がなくて続けられない」という事態も早期に発生するかもしれませんが、それよりも、「子どもの学業の都合で海外旅行が続けられなくなる」ことはほぼ確実だと思っています。

今はまだ長女が小学校1年生ですが、これが小学校6年生、中学校1年生となっていったらどうでしょう。

家族で海外旅行なんて、中学生になったら行きたがらなくなるかもしれません。

また、部活動などで、夏休みでも1週間休むことはできない、休みたくないと言い出すかもしれません。(私たちの住む地方都市では、大都市と違い学業はのんびりしていて、小学校受験・中学校受験は一般的ではありません。受験は高校受験からになりそうです。)

中学校1年生の長女を日本に残して次女と親子3人海外旅行は行けないので、私たちの家族海外旅行はその辺が潮時になるだろうと考えています。

行けても、長女が中学2年生の夏休みが限界点か・・・。

いや、中学3年生時は受験で無理としても高校1年生の時ならば・・・。

どうがんばっても、長女が旅行にぜひ行きたいと言っても、その辺が限界ですね。

例えば長女が中学2年生の時を「家族4人で毎年海外旅行」の最後にするとしたら、行けるのは、あと7回です。

私たちは家族で世界中を旅してみたいのに、あと7回しかチャンスがないんです!

人生の中であと7回しかない機会で、旅費の都合ばかり考えてはいられません。

できればそのうち数回でもいいから、ヨーロッパや北米、オーストラリア、できれば南米などもぜひ入れて旅先を考えたいところ。

実はあと7回、順番は前後するにしろ、どこに行きたいかは夫婦で相談してすでに決めているんです(^^)/

多分、今後コロコロ変わると思われ、恥ずかしいので公表はしませんけど(^^;

今しかできないから、貯金を投入してでも、やる!

この考えが、私たちを動かしています。

老後に旅行する?

今は無理して子連れ旅行なんて行かずにその分のお金を貯めておき、仕事をリタイヤしてから夫婦でゆっくり旅行に行こう、という至極常識的な考え、ありますよね。

私たちもその考えあります。(あるんかい(^^; )。

親からもよく「海外旅行なんて、お金を貯めておいて、仕事引退してからゆっくり行けばいいじゃないか」と言われます。

しかしながら・・・、いざ老後になってみて、夫婦そろって海外旅行に耐えられる健康状態かどうか、老後になってみないとわかりません

70歳で南米とか、夫婦2人で1か月くらい行くつもりではいますが、75歳では厳しそうな気がします。70歳の時だって、行ける体力がその時あるかどうかなんて全然わかりません。

もっと言えば、病気か何かで他界してしまっているかもしれません。

また、成人した子どもと一緒と一緒に海外旅行というのも、子どもが年を取ればとるほど、特に長期の旅行は都合が合わなくて難しくなるでしょう。

老後の旅行は「万が一、夫婦がたまたまその時まで健康だったら、ラッキーで行ける」くらいに考えています。

将来の万が一のラッキーの話と、「今、子連れ海外旅行に行くかどうか」という現実の話は、まったく別次元のものです。

一番のキーは、夫婦の価値観

以上、ちょっと考えれば誰でもわかるようなことをくどくど、お恥ずかしい限りです。

ただし、わかっちゃいるけどウチではできない、という方も多いのではないかと思います。

「うちは世帯収入が600万円もないから」という人は、確かにウチの状況よりも厳しいですが、旅行日程を9泊10日間にしなくたって、3泊4日程度にして旅費をぐっと抑えることもできますし、毎年行かなくたって、2年に1回、3年に1回にしたっていいのです。

これを難しくする一番の理由は、夫婦の価値観の不一致です。

何だか離婚理由みたいですが(^^; 

私は、上記の節約の取り組みなどを見ていただければわかるとおり、旅行大好きという点においては、他の点は全て不一致ですが主人と完全に価値観が一致しています。しかも主人は貯金まで大好きときたもんだ。

※私は、貯金は嫌いじゃないとは思いますがこれまでの人生で成功した試しがありません。

こんな主人とだから、決して裕福でないながらも、家族でこんな素晴らしい体験ができているのだと思います。

子連れ海外旅行は大変です。収入が多くても、本当に旅行が好きでなければ、わざわざ小さい子どもを連れて海外旅行なんて行きたがらないでしょう。

男性にとって、仕事は大変です(少なくともウチに関しては、パートの私や娘たちを養う一家の大黒柱ですので・・・)。そんな中、1週間仕事を休むために家で仕事をしたりして毎年仕事の都合をつけるのですから・・・。

本当に旅行が好きでないとできません。

うちの主人は、収入は手取りだと年400万円もない500万円もの年収がある一方、旅行への熱意たるや、私に勝るとも劣らないアホ人なのです。

ちなみに家事は一切してくれません(^^;。

ごみ出しすらしてくれません(^^;。

何でもそうですが、結局、「夫婦揃ってやる気があるのかどうか」という話なのだと思います。

夫婦で子連れ海外旅行に向けて同じ方向を向ける方であれば、収入が少なくたって、いずれ現実のものにできると思います。

このサイトでバンバン無料配布してますので、ぜひ私から、貧乏子連れ海外旅行のノウハウを盗んでいってくださいね(^^♪

次回、インドネシア旅行記に戻ります。

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