ジョグジャカルタで絶品タイ風イタリアンの夕食、夜行列車でバンドンへ(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯24)

絶品!人気タイ料理店で食べるタイ風イタリアン

2018.8 子連れインドネシア旅 ♯23:山の上の、スク―寺院とチュト寺院」の続きです。

午後9時に、ジョグジャカルタのホテルに戻ってきた私たち。予定では午後8時帰着だったため、予定より1時間遅れています。

【インドネシア旅:5日目その4】

今晩は、これから午後11時30分ジョグジャカルタ発の夜行特急列車に乗り、8時間かけてバンドンへ向かいます。バンドン着は明日の朝。そしてそのまま観光に出かけるため、ここでシャワーを浴びなくてはなりません。

初めて乗るインドネシアの鉄道、予約はしてありますが、予約券から切符を発行する必要があるため発車1時間前には余裕を持って駅に着いておきたいし、ここからジョグジャカルタ駅までは距離があるので30分程度見ておく必要があります(渋滞考慮)。

つまり、できれば午後10時にはここをタクシーで出発したいところ。

つまり、ここの出発予定時刻まであと1時間しかありません。

夕食はホテル向かいのおいしそうな外国人向けのタイ料理レストランで摂る予定でしたが、最悪、何も食べずに駅に向かいます。駅にも何か食べるものは売っているでしょう(もう時間が遅いので、何も売っていない可能性も十分にありますが)

シャワーは戦場。自爆トラブル続出。

【21:10】まずはフロントに預けてあった荷物のうち、別にまとめておいたお風呂道具と着替えを引き取り、屋上プールのわきにあるシャワールームへ向かいます。

とにかく時間がありません。急げ、急げ。

とここで、何かがないことに気が付きました。タオルが備えてありません! 持ち合わせもありません。

私:パパ、タオルがない!

パパ:え?俺、もう服脱いじゃったよ。部屋のタオル、持ってくれば良かったなぁ。今着ている服でふくのは?

私:何それ! 絶対ヤダ! ごめん、フロントへ行って借りてきて。

パパ:う~~ん、1階のフロントまでいくのは面倒くさいなぁ。隣のプールのバーで貸してくれないか聞いてくる。

かくしてパパがもう一度服を着て、プール脇にあるバーに行ってみると、無事、タオルを2枚貸してもらえました。良かった~~~。

時間がない!急げ、急げ!

次なるトラブルが! 何とこのシャワー、お湯が出ない! 熱帯国インドネシアのプール脇のシャワールームですもんね。これは想定外だった・・・。

今の気温は多分20度くらい。ここで水シャワーはかなり寒いけど、やるしかない! まずは長女からよ!

私は、長女の頭に冷水を勢いよくぶっかけました。

チョロチョロやるより、一気に終わらせた方が、苦しむ時間が短いからです。

長女:ぎょえ~~~~~!

パパ:(男性用シャワールームから大きい声で)おい、どうしたんだ!?

私:このシャワー、水しか出ないのよ!

パパ:え? 左にひねればお湯が出るよ!

え? さっきは右も左も水しか出なかったけれど・・・。

パパの言う通りレバーを左にひねって数秒我慢すると、果たして、温かいお湯が出てきました。良かった~~~。

パパ:お前、子どもを殺す気か!

私:そこまで言うことないでしょ! わからなかったんだから!

パパ:わからなかったら何してもいいのかよ・・・。

もう、生きるか死ぬかの戦場です。

ここで、次はパパから、

パパ:ここ、石鹸がない~~~! 石鹸用意するの忘れた!

私もパパも、何となくシャンプーはないだろうけど石鹸はあるものだろうと油断していました。

私:私、シャンプーあるから、シャンプーあげる! 今誰もいないから女性の所に取りに来て!

私も石鹸は持っていなくて困りましたが、シャンプーを持っていたので、シャンプーを手に取ってパパにあげました。

かくして、私たちもパパも、シャンプーで体を洗ったのでした。部屋の石鹸をシャワーのために取っておくべきでした。思いつきませんでした(^^;。

【21:45】数々のトラブルを乗り越え(注:ホテル側の不備は何一つありませんが)、無事シャワーを浴びる私たち。パパと子どもたち2人のシャワーは終わりましたが、私はまだこれからです。ホテル出発予定は午後10時。あと15分しかありません。夕食をレストランで摂るのは絶望的かと思われました。

ジョグジャカルタに丸3日間いながら、ジョグジャカルタのレストランに1回しか行かなかったなぁ。

ここで、パパが重大な決断をします。

2手に分かれて目指す、人気のタイ料理レストラン

パパ:お腹すいたし、夕食はレストランで摂りたい。出発時刻を午後10時30分にする。俺はフロントで荷物を引き取って子どもたちを連れて先に向かいのレストランに行って、注文もしておくから、シャワー終わったらレストランに来て。

私:わかった! できるだけ急ぐから!

時間を短縮するために、2手に分かれて、先遣隊のパパと子どもたちが先にレストランへ行って注文までしてしまう作戦です。

パパと子どもたちは、フロントでスーツケース2つとベビーカーを受け取り、ホテル向かいの人気タイ料理レストラン「Yam Yam Restaurant(ヤム ヤム レストラン)」に向かいます。この時、すでに当初の出発予定時刻の午後10時となっていました。

通りからよく見える場所に座りたかったパパたちですが、午後10時の店内は西欧人で大賑わい。一番奥のテーブル席しか空いておらず、そこに案内されました。

一瞬パパの脳裏に浮かんだのが、ボロブドゥールで経験した「はぐれ事件」。別行動にはリスクがあります。私たちは、今、おいしい夕食と列車乗車の両方を満足させるため、リスクを取って時間短縮に挑戦しているのです。

パパは、長女と相談し、2つのパスタと1つの魚料理、そしてビンタンビール大瓶を注文しました。これからタイトなスケジュールで夜行の特急列車に乗らなくてはならないのに、ここでビール大瓶とは・・・。パパは旅を100%楽しんでいます。さすがはうちのパパです(^^♪

まずはビールで乾杯ですね。長女についでもらってご満悦(だったであろう)のパパ。

ここで、長女が初めてのビデオ撮影に挑戦! ビールを飲むパパを、ぶれないように撮影します。後日見てみたら、結構まともに撮れていました(^^)/。

パパは、ビールを飲みながらホテルの入口を注視。遅れること10分、私がホテルから出ると、長女が道路まで出てきて、手を振ってレストランの席まで案内してくれました。

注文してから15分。私が合流して5分ほどで、パパが頼んだ3つの料理が運ばれてきました。

絶品!大正解!タイ風イタリアン

このレストラン、グーグルマップでの採点で5点満点中4.5点を誇る人気レストラン。店内は洋風でおしゃれ。タイ料理店というより、モダンな洋食レストランという感じです。

パパが注文したのは、大人向けのタイ風シーフードパスタ、子どもたち向けの「ボロネーゼパスタ」、それに、白身魚のステーキとサラダのセットです。

お腹が空いていたこともあると思いますが、この3皿が、どれも絶品! インドネシア料理は調味料に独特のクセがありますが、ここの料理は全くクセがなく、こ、これは文句なくおいしい! 日本にあったらまた食べに行きたくなるレベルです。

特に、タイ風パスタがスパイシーで絶品!! ものすごくお勧めします。

【22:15】手前のタイ風シーフードパスタが超絶おいしかったです(^^♪
子どもたちも大絶賛のヤムヤムレストラン。おいしいよ~~(^^♪

ヤムヤムレストランと、私たちが3泊したホテルの位置関係はこちら。人気のアイスクリーム店もあり、この3つでゴールデントライアングルを形成しています。

【22:40】時間短縮のため、パパはまだ食事中の私たちをレストランに残したまま、向かいのホテルでフロントにジョグジャカルタ駅までのタクシー手配を依頼。5分ほどでタクシーが来るとのこと。

パパがレストランに戻ってきてお支払い。

ここは外国人向けのレストランで、価格はお高めです。レシートをなくしてしまいましたが、確か全部で40万ルピー(3,200円)くらいだったと思います。

支払いが終わるか終わらないかのタイミングで、ホテルの前にタクシーが到着。急いで道路を渡ってホテルの前に行き、スーツケース等を積み混みます。ここで、小さいタクシーだと荷物が入らなくて苦労することもあるんですが、幸い一発でOK。

【22:50】ジョグジャカルタ駅へ向けて出発。時間は本当にギリギリです。途中、事故渋滞などありませんように。

ジョグジャカルタ駅へ

【23:10】20分でジョグジャカルタ「トゥグ駅」に到着! タクシー代は40,000ルピー(320円)でした。

渋滞がなくて助かりましたが、それでも特急列車の発車まで20分しかありません。でも記念撮影はやりますよ~~~(^^♪ ジョグジャカルタ市街地には、「トゥグ駅」と「ルンプヤンガン駅」の2つの駅がありますので、注意が必要です。

夜のジョグジャカルタ駅(トゥグ駅)

列車の予約はしてありますが、予約番号を専用の機械に入力して、切符を発券しないといけません。

この機械、もちろん初めて使います。わかりやすいところに、すぐそれはありました。パソコンみたいな機械が数台並んでいます。時間がないけれどここはゆっくり慎重に・・・と思って操作し始めましたが、ある画面から先に進まなくなってしまいました。

おい~~! もう時間がないのよ!

隣の機械を操作しに来たインドネシア人女性にバウチャーを見せて「どうやればいいのかわかりますか?」と聞いてみました。

そしたら、画面上のあるボタンを女性がポチッと押すと先に進み、レシートみたいな切符が出てきました。あ、そこ押せばよかったのね! 私も焦ってるから・・・(^^; これを持って、ホームのほうに行けばいいみたいです。

お姉さん、ありがと~~~!

改札では、切符の他、パスポートチェックもあります。

【23:20】ふぅ~~~、無事、出発10分前にホームへ! 出発ホームは電光掲示板に表示されるのでわかりやすいです。5番線から出発です。

外国で、小さな子ども2人連れて大きなスーツケース2つ携行した状態で、長距離列車の出発10分前にホームに到着することのギリギリさ・・・。日本で新幹線に乗るのとはわけが違います。万一にでも乗り遅れたら、次の列車はもうない(明日になる)のです。タクシーが渋滞にかかったら即アウトでした。

特急マラバー号に乗車

私たちが乗車する列車は、特急「Malabar(マラバー)91号」。ジョグジャカルタ発が午後11時30分、バンドン着が翌朝の7時48分。8時間18分の鉄道の旅です。

寝台列車でなく、普通の特急列車の車両です。座席4席を確保し、椅子に座って寝ます。体力的にちょっとキツイですが、半年前のミャンマー旅行で2回、10時間の夜行バスで寝ているので、多分大丈夫でしょう!(^^)!。

座席の種類は、「Eksekutif-H(エクセクティフーH)」。一等車の中くらいのクラス、と言ったところでしょうか。

「Eksekutif」が一等車の意味、その次のアルファベットはサブクラスといって、さらにグレードがA(高い)~O(アルファベットのオーまでサブクラスがあることは確認。Aから遠いほど低い)まで細かく分かれています。

恐らくこのサブクラスは、椅子のタイプのほか、座席の位置などでも料金を変えるために設定しているのだろうと思います(あくまで私の推測です)。

同じ列車の1等車でも、サブクラスの違う席がいくつかあり、Aだと一番料金が高く、Hくらいになると少し安い運賃が設定されています。

運賃は、大人4人分(インドネシア鉄道では、3歳以上は「Adult」となるみたい)で、インターネット仲介会社の手数料込みで1,314,500ルピー(後日、10,374円のカード請求が来ました。1円=126.7ルピー計算ですね)でした。1人あたり328,625ルピー(2,600円)です。

インドネシア鉄道予約を具体的に考えている方は、過去の記事「インドネシア鉄道予約の落とし穴」もご参照ください。

ホームで列車を待ちます。
ちょっと時間があったので、パパと次女が駅名表示で記念撮影。ジョグジャカルタを、なぜか「YOGYAKARTA」と書くんですよね。
列車の音がしました!長女は眠たがっています。もう少しだ、がんばって!
【23:30】定刻通り列車が入ってきました。
ゴ~~~ッ。さすがに長女も目が覚めました。

列車の印象は、低い! そして、長い! ということ。

低いというのは、天井の高さ。2mくらいしかないんじゃないでしょうか。明らかに日本の列車より天井が低いです。コストと走行安定性に優れていそうです。

長いというのは、車列の長さ。14両編成くらいかな? 最近の日本の地方都市の特急列車なんて、6両編成などザラですから・・・。

一等車のエクセクティフクラスは、列車最後尾に連結されています。私たちは明らかに一番荷物がたくさんあるので、他の方たちに先に乗ってもらい、最後に乗車することにしました。

大荷物を列車に入れて、無事乗車。車内はやや寒いくらいに冷房が効いています。

エクセクティフクラスの車内。日本で言うところのグリーン車。椅子が広くてゆったりしています。

私たちの座席は、2人ずつが、若干離れて座る感じです。1方の2人掛けに私と子ども2人の3人が座り、もう1方の2人掛けに、荷物とパパを配置しました。ベビーカーはそれでも入らなかったので、畳んで、車両の端の部分に若干スペースがあったのでそこに入れて鍵付きワイヤーでくくりつけました。

列車が出発! さようなら、ジョグジャカルタ! また来たいけど、もう来られないかもなぁ。

ここで、パパの後ろに座っていたインドネシア人の女の子2人組が、私たちに話しかけてきました。

インドネシア人の女の子:良かったら、席を変わりましょうか? ここに座れば、家族4人が向かい合って座れますよ。椅子を回転させられるんです。

私:ほんと!? ありがとう!

お礼を言って席を立ち、パパが椅子を回転させようとするもどうしたらいいかわかりません。すると、ちょいちょいと、女の子が座席を回転させてくれました。

インドネシアに来てから、すでに何回もインドネシアの若者に助けてもらっています。皆さん、何てやさしいのでしょう。インドネシア、人が温かいです。

向かい合わせた座席の間にスーツケース2つを押し込み、靴を脱いで足を上げて過ごします。

しばらくして、毛布が配られ、検札がありました。女の子たちと席を代わっていたので少し焦りましたが、「チェンジチェンジ」と言って女の子たちを示したら、「OK~」で済みました。

万が一にも寝過ごしてバンドンで降り損ねるというのは回避しなくてはいけません。朝6時にスマホのアラームをセットします。

靴を脱いで、寝る準備です。アラームをセット。

さて、さっそく寝る体制です。まずは交代でトイレで歯磨き。

車内の照明は落とさないようです。防犯のためでしょうかね。

【24:00】車内は冷房が強めに効いていて、寝るにはやや寒いですが、それは想定済み。ヒートテックと上着を着込み、カイロも持参しています。

上着を着て、配られている毛布をかけて、お休みなさい~。

バンドンでは、着いた早々、またトラブルに見舞われるんですよね(^^;

次回、1度別の話題を挟みます。