子連れ海外旅行、大荷物で行く方法

【写真】イタリアからの帰国時、成田空港にて。これが私たちの標準的な荷物量(帰国時)です。

旅行は、「荷物をコンパクトに」がセオリーだけれど

旅行は、荷物をできるだけコンパクトに、というのがセオリーですよね。私もそのことは重々承知しているんですが、子ども2人(昨年までは2人とも保育園児)を連れた家族4人で1週間以上、海外2都市以上を周遊するとなると・・・。

どうしても、大型スーツケース2個は必要になります($・・)/~~~

【インドネシア】ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港にて。これからインドネシア国内線に乗り継ぎます。

そして、帰りは、そこに大きなバッグが1つ追加になります。おみやげがありますから(^^;<冒頭の写真参照。スーツケース2個の上に載った大きなバッグが追加されています>。

この大荷物+ベビーカーで、保育園児を2人連れて、東南アジアやヨーロッパを数か国を旅して参りました。今回の記事では、「こうやって荷物をコンパクトにするんだ!裏ワザはこれだ!」という視点ではなく、「この大荷物でも2人の子どもを連れて海外周遊旅行ができるんだ!(しかも英語しゃべれなくても)」という視点でノウハウを紹介したいと思います。

もう1つのバッグ

私たちは、大型スーツケース2個を、1個半を私と子ども2人の分で使い、半分をパパの荷物にしています。

それではおみやげが入りませんので、帰りの時には「大きなバッグ」を1つ増やします。ジッパー式の簡易バッグです。以前(冒頭のイタリア旅行に行った頃)は、大きなスポーツバッグを使っていましたが、簡易バッグの存在に気づいてからはこれに変更しました。これは重宝します。

簡易バッグ。3歳の次女に持ってもらいました。【サイズ:50cm×50cm×15cm】。成田空港の売店で確か300円くらいで購入。

行くときは折り畳んでスーツケースの中に入れておき、帰りの時は、この簡易バッグに衣服の洗い物をぎゅうぎゅうに入れ、空いたスーツケースのスペースにおみやげを入れます。衣服は意外と軽く、このサイズだと10kgもありません。

また、ワインなどのビン物を買った時は、スーツケースを軽くするために、例えば酒瓶3本を洗い物の衣服でぐるぐる巻きにして簡易バッグに入れます。持つと「重たいな~」と思いますが、それでも15キログラムを超えてくることはありません。

行きの飛行機では「預け荷物」はスーツケース2個。帰りの飛行機ではスーツケース2個にバッグ1個。バニラエアやエアアジアなどのLCCでは、荷物の重さや個数により運賃も変わってくるので、行き3個、帰り3個よりかは節約になります。

ただ、この簡易バッグ、私はもう5年くらい使ってボロボロになってしまったので、昨年8月にインドネシア旅行に行くとき、新しいのを買おうと思って成田空港の売店を探したんですが、売っているところを見つけられませんでした(^^;。

毎年行く方には折りたたみ式バッグがオススメ

もし「毎年旅行に行く予定です」という方は、私が使っていたような本当に簡易なバッグよりも、こちらのほうがかっこよくていいと思います。

私は、次回の旅行で使うように、これのピンク色とオレンジ色を1つずつ、上記通販で購入しました。1つ1,200円くらいです。

今年の旅行から、こちらを使います(^^)/

これまでは簡易バッグ1つでやってきましたが、万一容量が足りなくなることも考え、折りたたみ式バッグを2つに増やします。1つは旅行中盤から使用予定、もう1つは万一足りなくなった場合の予備です。

※このような折りたたみ式の物は持ち手の強度がないので、中にワインなどの重量物を入れると持ち手が破れてしまいます(空港での取り扱いは荒いため)。汚れ物をまとめて入れる用などに使うといいです。

小さい子どもを2人連れて、そんな大荷物どうやって運ぶの?

空港や駅構内、駅からホテルまでの徒歩移動が必要な時は、私はベビーカーを押して子どもを連れて歩くのに集中し、パパがスーツケース2個をくっつけてゴロゴロ転がします。帰路で簡易バッグもある場合はそれをスーツケースの上に乗っけます。

歩道がガタガタだったり、石畳だったり、坂道だったりすると当然苦戦しますが、私は一切手伝いません(笑)。

大人2人が荷物に気を取られている間に子どもが連れ去られたり、車やバイクにはねられたりするのは絶対に防ぐ必要があるからです。

【スウェーデン】ストックホルムにて。中央のスーツケース2つは、パパが1人で動かしていきます。

当然移動速度は遅くなるので、十分余裕を持ったスケジュールにします。

【フィンランド】トゥルク中心部。街の中を、スーツケースを押しながらホテルへと向かっています。翌日、ホテルからトゥルク駅までは上り坂で大変でした(^^;。

駅からホテルまでの徒歩移動が必要な時は、パパがグーグルマップのストリートビューで、道路の状況を事前に調べておきます・・・が、これまで、「ホテルまで距離があるから」タクシーを利用したことはありますが、「この道路だとスーツケースを押しての移動が無理そうだから」という理由でタクシーを利用したことはありません

雨など天候不良の時で、ホテルまで300m以上ある場合は、近距離でもタクシーを利用することもあるかもしれません。

そんな大荷物で、タクシー移動は大丈夫? 大型スーツケース2個+ベビーカーを小型車に入れる方法

この荷物だと、タクシーを利用する場合、タクシーの大きさによってはトランクに全ての荷物を積めない車もあります。タクシー2台手配を勧められる場合もありますが、とりあえず私は以下のどちらかの方法でこれまで全ての荷物を積み込むことができています。

方法1(推奨):後部座席の足置きのところにトランクを1つ積み、子ども2人は靴を脱がせて後部座席へ。大人は、助手席と後部座席に1人ずつ座る。ベビーカーはトランクへ。

方法2:後部座席に大人2人+子ども2人(1人はひざ上)の4人が乗り、助手席とトランクを使ってスーツケース2個とベビーカーを積む。

実は、成田空港まで400㎞以上離れているうちは、少しでも旅行費用を節約するため、燃費のいいハイブリッド小型車に大型スーツケース2個(助手席の上とバゲッジスペース)+ベビーカー(助手席の前の部分)を積み、家族4人が乗って成田空港まで行っています。

そんな大荷物で、列車移動は大丈夫? 他の人の迷惑にならない?

列車移動の場合は、一般のローカル線や路面電車を利用する場合と、長距離特急列車を利用する場合、空港からのアクセス列車を利用する場合では、状況が違います。

【インドネシア】バンドン駅。これから、ジャカルタ行きの特急列車に乗ります。

1.空港からホテル最寄り駅までの列車移動:空港発着の列車には同じような大荷物を持った欧米の旅行者も多いですし、どうしても大荷物はスペースを取ってしまいますが、日本以外の国では、経験上、空港アクセス列車の場合は荷物が他の人の邪魔になってしまっても許されるものと思っています(混んでいる場合を除く)。

できるだけ邪魔にならないように列車内にスーツケースを置きます。満員の場合は無理に乗らず、次の列車にします(まだ、空港発着の列車で混んでいる列車にあたったことはないですが・・・)。

メインの大きな駅に着いたら、そこからはローカル線やトラムには乗り換えず、タクシーや徒歩でホテルに向かいます。

2.長距離特急列車での都市間移動:座席を必ず4席予約します。多くの列車は2席ずつを向い合せにできます。スーツケース2個を座席の足置き場に入れ、全員で靴を脱いで座ります。それでもベビーカーは入らないので、鍵付きワイヤーチェーンで車両の邪魔にならない部分やスーツケース置き場にくくりつけます。

海外の特急列車ではスーツケース置き場を備えた列車が多いですが、どうも盗まれたり間違われて持っていかれるのが怖くて、私はスーツケースをそこに置きません。盗まれてもいいベビーカーだけ、スーツケース置き場に置いています。

【台湾】台北から台中まで、特急列車「自強号」で向かいます。子どもは靴を脱がせて椅子の上に上げ、子どもの席の前をスーツケース置き場にします。

3.ローカル列車やトラム、ローカルバスの場合:スーツケース2個を持った状態で、これらの交通機関は基本的に利用しません。基本的にはタクシーを使います。

ただし、お国柄、車両に余裕がある場合、混む時間を避ければ無理なく鉄道が使える場合もあります。そういう場合はトラム・地下鉄を利用します。

【スウェーデン】ストックホルム。列車が空いていることは前日に確認済みなので、混雑する時間帯を避けて地下鉄を利用、ホテル最寄り駅からストックホルム中央駅まで移動します。
【スウェーデン】ストックホルム。車内。スーツケース2つでボックス席を占領してしまいますが、空いてる列車なら問題ありません。

スーツケースが2つは必要

小さい子連れ旅行で避けたいのは、荷物を抑えるあまり、必要なものまでカットしてしまい旅先で困ってしまうということです。おむつ、お尻ふきなど消耗品の類は十分な量+α持って行きましょう。

家族4人で10日間、海外3都市をまわる場合、経験上、スーツケース2個は絶対に必要だと思います。

【スウェーデン】ストックホルムの港。これからフィンランド行きのフェリーに乗ります。
【スウェーデン】フィンランド行きのフェリー船内。スーツケースが開けられなくて一苦労。後ろで次女が騒いでいます(^^;。
【イタリア】ナポリからシチリア島へ向かう船内。この時は、ベッドを1つ、スーツケース専用にしました。
【シンガポール】これから長距離バスに乗ってマレーシアに向かいます。旅行後半なので、簡易バッグ(スーツケースの上の水色の袋)も使っています。
【マレーシア】マラッカから長距離バスでクアラルンプールのバスターミナルに到着。これから列車で中心部に向かいます。旅行後半につき簡易バッグも使用中。

【ミャンマー】馬車にだって、大型スーツケース2つとベビーカーを乗せられました!(^^)! お馬さんは大変だったと思いますが・・・(^^;

1都市連泊で2泊3日でしたら、家族4人分でスーツケース1個+リュックにできる自信はあります。

子ども2人と2都市以上の周遊旅行の場合、ベビーカーとおんぶひもは必須です

2人の小さい子ども(0歳~小学校低学年まで)を連れて、海外2都市以上をまわる場合、ベビーカーとおんぶひもは必須です。なぜなら、一刻を争う大事な場面で子どもが自分で歩いてくれるとは限らないからです。

「一刻を争う大事な場面」とは、「全ての荷物を持って、絶対に乗り遅れてはいけない乗り物に乗らなくてはいけない場面」のことです。子どもが2人とも動けなくなっても(2人とも寝てしまうケースは多いです。また、1人が寝て、1人がケガや病気となることも想定しなくてはなりません)、海外で立ち往生はできません。列車や飛行機は待ってくれませんから。

パパは大型スーツケース2個+α(おみやげ袋など)の移動で手一杯。子ども2人を、場合によっては長い距離、ママが1人で運べる体制である必要があります。

ママが子ども2人をひょいと両脇に抱っこして1km余裕で歩ける体育会系の人なら別ですが、そうでない場合、ベビーカー(上の子を乗せて運ぶ用)とおんぶひも(下の子用)は必須です。

もし子どもが両方とも小さい(3歳と1歳とか)なら、おんぶひもとだっこひもでも大丈夫かもしれません(^^)/。

【イタリア】ローマにて。子どもが2人とも寝てしまったので、ベビーカーと抱っこひもが本領発揮中。これだとパパがスーツケース2個を運べます。
【インド】ベナレス駅。これから寝台特急列車でアグラへ向かいます。子ども1人なら抱っこで運べるので、ベビーカーは必須ではないと思います。

荷物はコンパクトを心掛けながらも、必要なものは全部持って、「おむつが足りなくなたらどうしよう・・・」とか変な心配はしないようにして海外旅行にお出かけくださいね(^^)/。

次回は、インドネシア旅行記に戻ります。

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