ベルリン「ツォー駅」から2階建てバスに乗ってブランデンブルク門へ(2019.9 子連れチェコ・ドイツ旅 #27)

ツォー駅の2階建てバスの停留所で、先頭を確保した私たち! 準備は万全です!

【18:05】ポツダムで2つの世界遺産の宮殿を見学した私たち。ポツダム駅からSバーン(普通列車)に乗り、ベルリンのツォー駅(ベルリン動物園駅)に到着しました。

ここから、2階建てバスの2階席先頭に乗り、ブランデンブルク門へ向かう予定です。

【チェコ・ドイツ旅:3日目その9】

どうしてブランデンブルク門最寄り駅じゃなくて手前のツォー駅で降りるのか

Sバーンに乗っているのだったら、ブランデンブルク門の最寄り駅「Brandenburger Tor駅」まで行けば早いんですが、私たちは敢えて数駅手前のツォー駅で降ります。

ツォー駅は、有名なベルリン2階建て路線バスの始発駅だからです!

2階建てバス、2階の先頭4席は特等席。同じ2階席でも、先頭に座るのと、2列目以降の席では見える景色が全く違います。2階建てバスの先頭の席に座るためには、始発駅で、それも最初にバスに乗り込む必要があるのです。

私たちは今日の午後9時ベルリン中央駅発の特急列車でドレスデンのホテルに戻ります。時間はもう夕方。2階建てバスでベルリン市内をクルーズするチャンスは1回しかないのです!

2階建てバスの先頭の席を確保するため、私たちはツォー駅へ向かうSバーンの中で綿密な打ち合わせを行っていました。

2階建てバス先頭席の確保作戦

作戦というほどのものではありませんが、注意する点は3つ。

・バス停の先頭で並ぶ(前に人がいたら、先に行かせ、次のバスの先頭に並ぶ)。

・強い気持ちで、絶対に割り込ませない(特に乗り込む瞬間!)。

・ベビーカーを持って2階へは(おそらく)上がれない。ママがいないと子どもたちがグズグズ言うから、2階席へ向かうのは私と子どもたち2人。パパは1階でベビーカーの番。

以上3点。2階席先頭の椅子取り競争の成否は、私と子どもたちのポジションとダッシュにかかっています。

子どもたちは競争が大好き。このような話をすると、「私たちがんばる!」と、超やる気になっています。

後は転んでけがをしないように、慌て過ぎないように。

後ろの人を確実にブロックしながら、子どもたちを先に行かせて席に座らせなくては・・・。

ミャンマ―旅行の時は、私がまごまごしていたせいでヤンゴン動物園でゾウ乗り体験を逃してしまって、パパに怒られたっけ。あの時のような失敗はしないぞ・・・。

先頭に絶対座るという強い意志と、周囲への意思表示が大切なんだ。

ドキドキ。

バス停で先頭ポジション確保成功

【18:10】ツォー駅を降りてすぐの所に、路線バスのターミナルがありました。2階建てバスは100番と200番の路線がありますが、私たちはベルリン観光で最も定番の100番のバスを狙います。

ベルリン、初めてですから(^^;

バス停に着くと、数人の人がベンチに腰掛けたりしています。私たちは100番のバス停表示のすぐ脇に立ち、「最初に乗るよ!」ということを周囲にアピール(しているつもり)。

周囲の人はバス停に並んでいるという感じではなく、自分のバスが来るのを座ってのんびり待っているという感じ。見渡すところ、2階席先頭を狙うバリバリの観光客は私たちだけのようです。

これなら無事に2階席先頭確保できそうだな・・・。

バスを待つ間、子どもたちに作戦を再確認します。

・バスの扉が開いたら、すぐ2階席に上がること。

・2階席に上がったら、パパやママを待たずにすぐ一番前の席に座ること。

・先頭は長女。振り返らず、一目散に2階に行くこと。

これを3回繰り返して言って聞かせ、臨戦態勢を敷きます

完全に戦闘モードに入っている小学2年生の長女。「私がやらなきゃ!」

戦闘開始!

【18:25】100番のバスがやってきました! よし、行くぞ!

私たちははるばる日本から来ているんだ。

2階建てバスに乗るチャンスは1度きり。

絶対に負けられない戦いがここにある!

バスが近づくと、バス停のわきに陣取っている私たちを横目に、数人の乗客がわらわらとバスに近寄ります。日本であれば、バスに乗る時は先頭の人の後ろに並んで1列の列を作るのですが・・・。

バスが停車。扉が開きます。

扉の位置は、私たちの目の前(バス停の直下)でなく、5メートルほど離れた所でした。

えっ!

その辺に立っていた人たちが先に乗り込みます

えっ!

あっ!

そんな!

私たち、先頭でずっと待ってたのに!

観光客はいないよね!

焦って横に5m移動した私が見たものは、

巨大な外国人男性3人組が、ダッシュで2階席に駆け上がっていく後ろ姿でした・・・。

完全に先を越されました。

長女が後を追いますが、男性3人組、すぐ後ろに続いた子連れの私たちに気づきながらも、先頭の3席にどんと座ってしまいました。

長女は仕方なく2列目の席へ。

続いた私と次女も2列目に。

こうしてミッションは失敗に終わったのでした。

先頭の3席はおじさんに占拠されてしまいました・・・。

パパだったらそれでもあきらめなかった

ベビーカーを1階に載せたパパが、数分して、様子を見に2階席にやって来ました。先頭3席を大柄な男性に占拠されてしまったのを見て、こう言いました。

パパ:先に行かれたのはしょうがなかった。でも、1席は空いているんだから、すいませんと言ってその席にママが座り、次女を膝上に抱っこすれば良かったじゃないか。

私:う~~ん、それだと、長女がいやがるし・・・。

パパ:いや、そうすれば、あの男性達だって、1人場所を代わってくれた可能性もあったかと思ってね。もう半分まで来たし、もういいけどさ。仕方ないね。

私:う~~~ん(そこまで思いつかなかった。確かにパパならやったかもしれないけど・・・)

パパの言うこともわかりますが、私にはこのような臨機応変な対応、思いつかなかったし、思いついたとしても度胸がなくてとってもできません・・・(^^;。

パパ:せめて、長女を窓側に座らせてあげたら?

私:あ、そうね・・・。(長女と席を代わる)

パパ:それにしてもあのロシア人3人組(ロシア語で話していたので)、観光客なんだろうけど、すぐ後ろに小さい子どもたちがいるのに、いい歳して、何も言わなくたって1席譲ってくれてもいいじゃないか! 俺なら絶対そうするけど・・・。もう!(プンプン)。

パパ:仮にうちらが先に先頭に座っていれば、間違いなく半分の2席は彼らに譲っただろ?(プンプン)

言われてみればその通りです(私たちが先だったら、間違いなく半分をおじさんたちに譲っていました。2席で3人座れますし・・・)。

ここが台湾だったら、私達が何も言わなくても1席譲ってもらえたり、譲ってもらえなくても空いている1席に「こっちどうぞ」くらい言ってもらえたと思います。あるいは、これがロシア人じゃなくてイギリス人とかイタリア人とかドイツ人とかのおじさんだったら・・・(私の経験に基づく推測)。

いろいろ考えますがここは外国、ミッション失敗は仕方がありません。

2階建てバスから見る景色はこんな感じです。
日本の都会とあまり変わらない景色です。

【18:45】乗車20分。バスはブランデンブルク門の最寄り駅(バス停)、「Brandenburger Tor」に到着しました。

ブランデンブルク門は完全に逆光だぁ(^^; ここから歩いて200mです。

ブランデンブルク門はここから200mほど。ベルリンと言えば、ベルリンの壁かブランデンブルク門かと言う位ですから(当社比)、楽しみです!

次回に続きます。

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