スウェーデンからフィンランドに行くフェリーは、ストックホルムの出発港に要注意~&出発前トラブル~(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯3)

北欧へ向けて家を出発する日(金曜日)、38.4度の熱が出て保育園から帰された次女(1歳2か月)

この記事は、今から4年半前の平成28年7月、4歳半(保育園年少組)の長女と生後1歳2か月の次女を連れて行った「2016.7 子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅」の第3話目です。

第1話を読まれていない方は、第1話からお読みください↓。

それでは、第3話目、行きます(^^)/。

子連れ北欧旅行の、始まり~~、始まり~~~。

【2016.7北欧周遊旅:家を出発する日の前日(木曜日)】

今回の旅行記は、家を出発する日の前日から始めます。

出発前日、重大な勘違いに気付く

金曜日に仕事を終えて、その日の夜にマイカーで羽田空港に向けて雪国の地方都市を出発する計画なんですが、その前日の木曜日の話です。

明日金曜日は、夕方仕事を終わったらすぐお風呂に入って最終荷造りなどをして、午後7時に家を出る予定です。今日木曜日の段階では、できる限りの準備を終え、現段階でできる荷造りもバッチリ。

後は家族全員風邪を引かずに、明日の夜出発するだけでした。

椅子に座ってリラックスしながらスマホをいじっていたパパの表情が曇ります。

・・・・???

パパ:ひょっとして、スウェーデンからフィンランドに向かう船のことで、重大な勘違いをしていたかもしれない!!

今回の旅行のプランは、スウェーデン・フィンランド・エストニアの3か国を、豪華国際フェリーを駆使して回るというもの。

今回の旅の行程図。国際フェリーが移動のメインです。

1発目に乗るのは、スェーデンの首都:ストックホルムから、フィンランド第3の都市:トゥルクへ向かう国際フェリー。

私たちは、スウェーデンに着いた日はストックホルムで1泊だけして、翌日の夕方にはこのフェリーでフィンランドに向かいます。大きなスーツケース2個にベビーカーに小さい子ども2人連れていますので、このフェリーに確実に乗船することが最重要だと考え、フェリー乗り場のすぐ横のホテルを、1泊目のホテルに選んでいました。

空港からこの港のホテルまでは移動が大変ですが、2日目、ホテルで荷物をゲットしてフェリーに乗船するのはたやすくなります。

その後、パソコンで調べものを始めるパパ。みるみる顔が青ざめていきます。

パパ:出発する港、全然違う港だ!!

私:ええっ!!!

「シリヤライン」と「バイキングライン」

スウェーデンとフィンランドを結ぶ国際フェリーは、老舗の「シリヤ・ライン」と、対抗馬と言うべき「バイキング・ライン」の2社が運航しています。

どちらも豪華客船には変わりないのですが、シリヤ・ラインのほうがより高級志向。バイキング・ラインのほうはややエコノミーな感じです。

そもそも、私はフェリー運航を「るるぶ 北欧」を見て初めて知りましたが、るるぶで紹介されていたのは「シリヤ・ライン」のほう。当初私たちはシリヤ・ラインを使うつもりで、いろいろ調べていたのです。

ストックホルムの国際港「バッタハムン港」の位置や行き方も。

そして、上記の行程のことを考え、港のすぐ脇のホテル「スキャンディック・アリアドネ」を予約。私たちにとってはやや予算オーバーの所でしたが・・・(^^;。料金はカードで事前支払い。

港のすぐ脇のホテルにすれば、フェリーに乗り損ねることはないでしょう(^^)/

その後、もう1つ「バイキング・ライン」という競争相手がいることがわかり、この2社を比較してみた所、日程的にはどちらも4人部屋の個室を取れたもののバイキング・ラインのほうがやや安かったことと、エストニアのタリン→ストックホルムまではシリヤ・ラインしか運航していなくてここでシリヤ・ラインには乗るからということで、フィンランドに行く時はバイキング・ラインの船に乗ることにしたのです。

サイトでバイキング・ラインの船を予約。

私たちは、国際フェリーが出発する大きな港はストックホルムに1か所だけだと思い込んでいたんですが、実は、この2社のフェリーの出発場所は、全然違う港だったのです!!

ストックホルム、国際港が複数あるのね!!(想定できず(^^;)

パパは、出発前日である今日、このバイキング・ラインの船のバウチャー(メールで届いていた予約内容)を何気なく見ていて、「あれっ!」と、港の名前が「バッタハムン港」ではないことに気が付いたのです。

「ストックホルムフェリーターミナル」と書いてあります。

知ってる知ってる、ストックホルムフェリーターミナルって、正式名称「バッタハムン港」なんでしょ。

きっとそう。

そうに違いない・・・とは思うんだけど・・・。

何か感じるものがあったのか、念のため、グーグルマップで、港の場所を確認するパパ。

パパ:うわぁ、出発する港が全然違う!!! ホテルから港まで、移動方法を考えないと!!!

一見、大荷物を持った状態であればホテルからタクシーで向かうことが無難なようですが、

・スウェーデンのタクシーは高額らしい。

・スウェーデンのチャイルドシートの基準がわからない(子どもたちは1歳と4歳)。チャイルドシートなしにタクシーに乗せてもらえるのか。

・「チャイルドシートがないから乗れません」と言われて乗車を断られたり、「それだと、車2台になります」とか言われて1万円以上かかってしまうリスクも感じる。

以上のことからタクシーには頼らず、港から港まで、自力でトラムを使って移動するルートの確認を始めました。

それにしても、今気付いたから良かったものの、気が付かずにストックホルムへ行ってフェリーの乗船時に窓口で「あ、この船はこの港じゃありません」とか言われていたら、確実に国際フェリーに乗り損ねていました

あぶね~~~!!!

せっかく港のすぐ隣のホテルを取ったのに・・・(トホホ・・・(^^;)

私たちが乗る「バイキングライン」の船の出発港は、全然違う所でした・・・(気が付いて良かったぁ!!てっきり大きな港は1か所かと・・・)。

出発日のお昼、保育園から1本の電話

【2016.7北欧周遊旅0日目:家を出発する日(金曜日)】

そして迎えた出発日、金曜日。

飛行機は翌日土曜日の朝7時20分羽田空港発の便ですが、朝早い便なので、今日の夜7時に「雪国の地方都市」をマイカーで出発し、夜通し8時間走って羽田空港に向かい、1時間だけ仮眠して飛行機に乗るという無茶苦茶な日程です。

でも、どうしてもこれ以上仕事を休めない中での、この強行日程でした。

私たちがマイカーで空港にアクセスする理由はこちら↓

本日金曜日は、とにかく定時の夕方4時(私の場合)には仕事を終わらせて家に帰り、お風呂に入ったり最終の荷造りをしたりしなければ・・・。

これから丸1週間仕事を休むので(しかも電話もできなくなるので)、何とかきれいに引き継げる状態にしておきたいと集中している時、お昼前頃、私の携帯に保育園から電話が。

えっ! 保育園から電話!?

まさか、子どもが保育園で熱を出したとか怪我をしたとか??

今日、ヨーロッパに向けて家を出発するのに!

保育園の先生:おたくの次女ちゃんですが、熱を測ったら38.4度ありまして、お迎えに来ていただけませんか?

やっぱり~~~!!

とにかく行かなくてはいけませんが、私は今日は仕事をどうしても抜けられない。パパに電話します。

※注:私たちの両親はともに他県在住で、急に子どものお迎えを頼めるおじいちゃん・おばあちゃんはいません。

パパ:どうした? 何かあった?

私:保育園から電話があって、今すぐ次女を迎えに来て欲しいって! でも、私は今日はどうしても仕事抜けられなくて・・・。

パパ:わかった! 俺、何とかして、これから保育園行くわ!

仕事を必死にがんばっているのはパパも同じ状況なんですが、パパが行ってくれることに。

まずは良かったものの、スウェーデン、行けるかな・・・。次女、重大な病気でなければいいけれど。。。

午後、パパが次女を小児科に連れて行ってくれました。

次女の診察結果

次女の発熱はやはり38.4度。パパがかかりつけの小児科に連れて行くも、本人(次女)は元気だし、熱の原因は特定できない、(特に根拠もないが)重病ではないようだ、風邪でしょう、とのこと。

「もし、39度以上の熱が出るようならこれを使ってください」と言われ、熱さましの薬(経口薬)だけもらってきていました。

仕事を終えて、午後4時30分頃、4歳(年少組)の長女を保育園に迎えに行ってから家に戻ると、次女は熱があるものの元気な様子。

今日、予定通り羽田空港に向けて出発していいのかしら・・・。

私:パパ、どうする? 北欧旅行、行く?

パパ:う~~ん、一応たいしたことないということだったから、このまま行きたいけれど・・・。とりあえず予定通り羽田空港へ行って、明日熱がもっと上がるようなら空港でどうするか決めよう。

私:そうね・・・、それしかないわね・・・。

この時点で「旅行取りやめ」を決断するには、賭けるものが大きすぎました。

とりあえず羽田空港に行くけれど、明日、もし次女が39度以上の高熱を出してしまったら、その時は北欧旅行を断念するしかないか・・・。飛行機もホテルもキャンセルできないから、まるまる損失になってしまうけれど、子どもの命には代えられない。

39度以上だったらそういう決断もしやすいけれど、これがもし38.0度だったらどうしようか・・・。それでもやはり旅行をやめるべきなのか・・・。

もし、37.5度だったら・・・。

それとも、私は次女と日本に残って、パパと長女だけで行ってもらうか・・・。いや、それだと長女が10日間も持たないか・・・。

私のスーツケースの中におむつやおしりふき一式やら入れているから、パパと長女の2人で北欧に行くことになったら、駐車場で大急ぎでスーツケースの中身の入れ替えをしないと・・・。

そんなことを考えながら、大急ぎで出発に向けた最終準備をしていました。

私たちの心配をよそに、次女はおでこに「熱さまシート」をつけたまま、元気に遊んでいました。

【17:30】「あ~、あ~ (ママ、いっしょにあそぼ~~)」(注:お熱38.4度)

とりあえず、羽田空港に向かって出発!

【20:20】コンパクトカーに、スーツケース2個+大きめのカバン1個+ベビーカーを積み込み、「雪国の地方都市」を出発! ここから羽田空港までは8時間かかります。午後7時に家を出る計画だったんですが、やはり出発直前にやりたいことがあれこれ出てきてこんな時間に・・・。

夕食は、近所のコンビニでおにぎりや焼き鳥を買って、車の中で。

次女の熱を測りますが、やはり38.4度。

子どもたちは、ご飯を食べると眠くなったのか、車の中で早くもすやすや。

飛行機は明日の朝7時20分離陸。その3時間前、朝4時20分に民間駐車場到着が絶対の目標。午後7時に出発して羽田で1時間仮眠する計画でしたが、出発が1時間以上遅れましたので、目標時刻までちょうど8時間。「1時間の仮眠」もなくなりました。パパは完全徹夜になります。

集中豪雨のような強い雨が打ち付けて、高速道路で思うようにスピードを出せないようでした。

事故っては元も子もないので、多少遅くなろうが、安全運転のパパ。この調子では、徹夜で走っても遅れが出ます。途中でパンクか何かあれば完全アウトです。

間に合ったとしても、次女の体調次第では、旅行を断念しなくてはなりません。

これまでの途方もない旅行準備、夫婦揃っての休暇の取得(決して、平気な顔をして1週間の休みを取得するわけではありません)、1週間休むための仕事の段取りを必死につけ、ここまで来たのに・・・。

考えるのはやめ、とにかく今は羽田空港に無事到着しよう、それだけに集中しようと、繰り返し自分に言い聞かせていました。

2人で、何も話さなくなっていました。

次回に続きます。

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