子連れでジャカルタに行くのなら、バンドンにも絶対行くべき!
子連れ海外旅行で、しかも個人旅行でジャカルタを検討しているって方は、初めての子連れ海外旅行ではありませんね? そういう方に私がぜひぜひお勧めしたいのが、ジャカルタから特急列車で4時間の、バンドンへの1泊2日ショートトリップです。
だって、バンドン、子連れで超楽しめる所がたくさんあるんですもの!
ジャカルタも、ファタヒラ広場で博物館めぐりをしたり、カラフルなレンタサイクルで広場を回ったり、観光馬車で一周したり、巨大なショッピングセンターでインドネシア人に混じってお買い物したりと、観光にプラスしてバリ島とは違ったリアルインドネシアが感じられ、非常に面白い所です。
でも! 親子で特急列車に乗って1泊2日でバンドンまで足を延ばすと!
巨大な屋内遊園地!(しかも安い)
大勢のかわいい子どもたちによる伝統楽器の大演奏!
温泉!
などなど!
子連れ海外旅行のメニューが、ぐ~~~っと広がるんです!
いずれのメニューも、実際に体験した私がコスパと楽しさで太鼓判押します(^^)/
思い出たくさんの子連れ海外旅行になること間違いなし!
※ページ先頭の写真は、以前雑誌でも掲載していただいた写真です。その時の記事はこちら。
インドネシアは夏休み期間が「乾季」だ
まずは気候のおさらいから。子連れ旅行ではここ重要ですよ!
年中温暖な熱帯雨林気候のインドネシア。熱帯雨林気候には、雨季と乾季がありますが、インドネシアの乾季は、4月~10月です。夏休み期間が乾季なんです。ジャカルタもバリ島もそうです。
そして、子連れ旅行は、当然、乾季に行くのがお勧め。
雨季と言ってもバ~っというどしゃぶりが1時間程度続いた後は上がるので、大人同士の旅行ではあまり問題ないですが、保育園児など小さい子連れ旅行中にスコールは厳しいです。「乾季」であることは子連れ旅行を考えるうえで大きいオススメ要素になります。
乾季の季節って、人気の旅行先、タイ(バンコク、チェンマイ)やベトナム(ホーチミン、ハノイ)はインドネシアと逆なんですよね~。
バンコクやホーチミンは、夏休み時期は雨季の真っ最中です。
ジャカルタは、物価が安い! インドネシア人の生活が垣間見えるのも〇。
インドネシアは物価が安いです。平均すると、日本の半額以下の印象(当社比)。
でも、同じインドネシアでも、バリ島は観光地価格で、私の感覚では日本よりも少しお得な程度。あまり変わりません。ジャカルタのほうが、バリ島より物価の安さを感じると思います(※ジャカルタでも一部観光地では物価は高いです)。
また、ジャカルタの魅力の一つは、都市部のインドネシア人の生活が垣間見える所。
ショッピングモールで洋服のお買い物をして、フードコートでお昼を食べ、ゲームセンターで地元の子どもたちと一緒に遊んで帰ってくるだけなんていう「生活するように観光する」楽しみ方もできます。
そして、バンドンに足を延ばすことで、子連れ観光のメニューがぐっと増えるのです(^^)/。
子連れ旅行者がバンドンでチャレンジすべき7つのミッション
子連れ旅行でジャカルタからバンドンへ1泊2日で遠征して、ぜひやってもらいたいことをオススメ順に7つ紹介します。
どれも安価で面白いものばかり。
ぜひ、ミッションコンプリート狙ってください!!
ミッション1.アジア最大級の屋内遊園地へ行け!
これはマストだと思います。
あまり知られていませんが、バンドンには、アジア最大級の屋内遊園地「トランス・スタジオ・バンドン(Trans studio Bandung)」があります。屋内なので、雨季の旅行や、暑い日差しも避けることができ快適。
アトラクションが充実していて、施設もすごくしっかりしていてきれいです。東南アジアによくある「B級遊園地」ではなく、ここは紛れもなく「A級遊園地」です。
小学校高学年なら全ての乗り物に乗れるので一番楽しめます。小学校低学年では半分くらい、保育園児で乗れるのは3分の1くらいでしょうか。それを差し引いても、外国の遊園地体験はいい思い出になると思います。
2時間くらいでも楽しめますが、全部制覇するなら4時間以上は確保したい所。
平日は入館料が安くなりますが、3割程度のアトラクションがお休みになります。せっかく行くなら、入場料は高くともフル稼働する土・日がお勧めです。休日料金でも1日パスポートが2,300円でしかありません。
チケットは、当日窓口で購入できます。全年齢同一料金、乗り物乗り放題の1日パスポートのみ(2020.1時点)。
土・日料金:28万ルピー(約2,300円!)
平日料金:18万ルピー(約1,500円!)
駅から少々離れています。バンドン駅からタクシーで1,000円以内です。
私が2018年に子連れで訪れた時の記事はこちら(アジア最大級の屋内遊園地、トランス・スタジオ・バンドン)。
ミッション2.サン・アンクルン・ウジョ(地元の子どもたちによる竹楽器の演奏小屋)へ行け!
「アンクルン」というのは竹製のインドネシアの伝統楽器。ここは、主に外国人観光客向けにアンクルンの公演をしている劇場ですので、進行は英語。売店などでも英語が良く通じます。
伝統楽器の演奏と侮るなかれ。総勢100人にもなろうかという子どもたちによる大演奏です(毎日!)
大人による本格演奏あり、人形劇の寸劇あり、最後は観客全員にアンクルンが渡され、一緒に演奏(^^)/
最後の最後にはみんなで踊るという(^^;
子連れには、超超楽しめる公演なのです!
伝統芸能と言うと眠たくなるのがお決まりですが、ここのは全く違います。
バンドン駅から少々離れていますので、駅やホテルからタクシーで向かうのがお勧め(バンドン駅から1,000円以内)。帰りも、事務所に言うとタクシーを呼んでくれます。
また、いろんな旅行会社が、ジャカルタからの日帰りツアーも行っていて、観光バスもたくさんやって来ます。バンドンで1泊する時間のない方は、日帰りツアーもオススメです。
私が2018年に子連れで訪れた時の記事はこちら(子連れに超お勧め「サン・アンクルン・ウジョ」の公演と、バンドンのショッピングモールでのランチ)。
アン・アンクルン・ウジョ(Saung Angklung Udjo)の公式HP(インドネシア語)
ミッション3.地元の公園へ行け!
どうしてかはよくわかりませんが、バンドンには遊具の充実した公園や変なスーパーヒーローの像がたくさんある公園など、面白い公園がいくつか点在しています。
その中の一つ、バンドン交通公園は特にオススメ。きれいなプールがあり、安心して子どもを遊ばせられます。地元の親子連れに混じって遊ぶと、いい思い出になりますよ。
私が2018年に子連れで交通公園を訪れた時の記事はこちら(バンドン交通公園はミニ遊園地だった!)。
ミッション4.家族4人1泊1万5,000円位でプール付きの5つ星高級ホテルに泊まれ!
これは私はやらなかったんですが、ぜひお勧めしたいのが、普段は泊まれないような高級5つ星ホテルに1泊だけしてみるというミッション! ヒルトンに、通常であれば家族4人で15,000円~20,000円以下で宿泊できると思います。
4つ星ホテルはというと、プール付きのきれいなホテルが5,000円位から泊まれちゃいます。
でもここはぜひ! 5つ星ホテル体験をするチャンスです(^^)/
私が2018年に子連れで4つ星ホテルに宿泊した時の、プール遊びの記事はこちら(インドネシアでタクシーに忘れた荷物は戻って来るのか~バンドンでのトラブル対応とホテルプール遊び、4つ星ホテルのランチ)。
4つ星ホテルの朝食を紹介した記事はこちら(フォックスハリスホテルの朝食は最高です)。
ミッション5.外国で特急電車の1等車に乗れ!
バンドンまでのアクセス方法にはバスと列車がありますが、どちらも片道4時間程度かかりますので、子連れ旅行では特急列車が断然オススメ!
インドネシア国鉄のホームページからチケットを購入できます(ただし、クレジットカードの使用に難がある可能性あり)。
私が2018年に子連れでインドネシア国鉄に乗車した記事はこちら(特急列車でバンドンからジャカルタへ!インドネシアの「ほか弁」で夕ご飯)。
チケットの予約サイトはこちら(英語)。「From」の所で「Jakarta 」をプルダウン選択、「To」の所で「Bandung 」をプルダウン選択して日付を選択して黄色いボタンを押すと、列車一覧と運賃がズラッと表示されます。
バンドンからジャカルタまでは、1等車(Executiveクラス)での往復で1人30万ルピー(2,400円)程度です。※3歳以上は大人子ども同料金 ※2020.1時点での価格
ミッション6.アジア・アフリカ博物館で歴史を勉強せよ!(入館無料)
建国されたばかりのインドネシアで開かれた、欧米の植民地主義に反対する国際会議「アジア・アフリカ会議」の会場が保存され、博物館として無料開放されています。
グランドモスクの近くにあり好立地。小さい博物館で、1時間程度で見学できますので、歴史の舞台となったこちらの建物にぜひ行ってみてください。
ちなみに、グランドモスクには「上れるけれど降りられない」変な展望台があり、下記の記事でそれも紹介しています。
私が2018年に子連れで同館を訪れた記事はこちら(バンドン市街地観光:アジア・アフリカ会議博物館とグランドモスクのありえへん展望台~トラブル5も発生~)。
ミッション7.温泉プールに入れ!(注:郊外)
バンドンから車で2時間くらいの所に 温泉やチマング温泉という温泉地が点在しています。温泉好きなら、ホテルでタクシーを1日チャーターして、水着を着て温泉に入りにいくのはいかがですか?
ただし1日がかりになりますので、1泊2日でこれをするには他の見どころをカットする必要が出て来ます。温泉好きなら、それもいいかも! チマング温泉は、良質の硫黄泉です。
私が2018年に子連れでチマング温泉を訪れた記事はこちら(バンドン郊外、チマングの湯へ~8個目のトラブル発生~)。
おまけ
ジャカルタからの1泊2日のショートトリップですと、飛行機でジョグジャカルタに行って世界遺産のボロブドゥール遺跡とプランバナン寺院を見てジャカルタに戻って来るということもできますが、子連れで面白いかというとまた別の話。
日本の旅行会社のツアーを頼むと、インドネシア国内線での1泊2日トリップながら、日本からジャカルタを飛行機で往復できるんじゃないかと思う金額を提示されると思います。
一方、バンドンまでは、特急料金が1等車利用でも1人往復2,300円。
私なら、子連れでジャカルタに来たなら、そして1泊2日でショートトリップできるのなら、特急列車でバンドントリップのほうをお勧めします(^^)/
私が2018年に子連れでボロブドゥール遺跡を訪れた記事はこちら(世界遺産:ボロブドゥール遺跡は来た方向には戻れません)。
皆さんの子連れジャカルタ旅行が、充実した旅になることを祈っています(^^)/
次回は、チェコ・ドイツ旅行記に戻ります。
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