特急列車でバンドンからジャカルタへ!インドネシアの「ほか弁」で夕ご飯(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯38)

バンドン駅にて。これからジャカルタ行きの特急列車に乗り込みます。

「2018.8 子連れインドネシア旅 ♯37:子連れに超お勧め「サン・アンクルン・ウジョ」の公演と、バンドンのショッピングモールでのランチ」の続きです。

【17:50】サン・アンクルン・ウジョをタクシーで出発。

40分くらいタクシーで走ってホテルでスーツケースを受け取り、そこからさらに10分走ってバンドン駅へ向かいます。午後7時40分発の特急列車でジャカルタへ向かいます。

順調にいけば問題ないはずですが、車が50分遅れれば列車に乗り遅れる、という状況です。

そして、案の定、道路は渋滞。

私は結構焦っていました。

【インドネシア旅:8日目その3】

順調にバンドン駅に到着

最初、道路は渋滞していましたが、劇場の近くのみ。その後は流れ、20分ほどでホテルに到着。

万が一運転手さんが別のホテルへ行っちゃうとアウトですので、地図を凝視しながら、タクシーがちゃんとフォックスハリスホテルのほうに走っているかチェックしました。

急いで、ホテルのフロントに預けてあったスーツケース2つを引き取り、タクシーに載せます。

ここでうまく載らないこともあるんですが・・・、何とか載りました(^^)/

【18:20】ホテルを出発。

【18:30】10分ほど走ってバンドン駅に到着。全く順調に、発車1時間前以前に到着できました(^^)/。タクシー代は、サン・アンクルン・ウジョからホテル経由バンドン駅までの約10kmの行程でホテルでのウェイティング料込みで、56,000ルピー(450円)でした。

乗車する列車は、ジャカルタ行の特急列車「Argo Parahyangan 29号」。最終目的地がジャカルタかどうかはわかりませんでしたが、恐らくジャカルタが終点到着駅でしょう。

席のタイプはエクセクティフクラス、サブクラスは「A」。1等車の、さらにAクラスということで、この列車での一番いい座席になります。

運賃は1人135,000ルピー(1,100円)。4人合計で、発券手数料込みで554,500ルピー(4,500円)。3歳以上は大人と同料金です。

午後7時40分、バンドン発(始発)。午後10時56分、ジャカルタのガンビア駅(メインの駅)着。3時間15分の列車の旅です。

列車の運行状況が表示されています。

列車の運行状況が電光掲示板に表示されています。私たちの乗る列車の表示もありました。

載っているということは、無事、運行されるようです(^^)/。

また、ステータスが「ID CHECK」と表示されています。何のこっちゃ?

現在、絶賛チェックイン中ということかな?

まずは、電光掲示板の左側に並ぶチェックインの機械を使って、バウチャーから切符を発券します。

ジョグジャカルタ駅のそれはパソコンが並んでいるという感じでしたが、バンドン駅はATMが並んでいるような感じ(^^; 操作の仕方は簡単。バウチャー右上に記載されている予約番号(Your booking Code)を入力すると乗客名などが出てくるので、間違いなければ発券ボタンを押すと機械から切符が出てきます。

焦らなければ簡単ですよ( ^^) _U~~

※私はジョグジャカルタ駅で焦って、隣のインドネシア人の女性に助けてもらいましたが(^^;

やむなくポーターさんを手配

さて、電光掲示板にも切符にも、出発ホームの記載がありません。

【19:00】改札口の駅員さんに、切符を見せて出発ホームを聞きます。

私:この列車のホームは何番線ですか?

駅員さん:6番線です(^^)/

6番線かぁ~。6番線ってことは、こっちから数えて6番目のホームってこと? いや、6番もないみたいだけど・・・。

プラットホームのない線路も数字に含めるのかな? 

いやいや、そもそも1から始まるとは限らないぞ・・・。ホームに数字の表示が(改札口から見る限りでは)見当たらないなぁ。 

いやいやいや、ホームに表示されている番号=ホームの番号というのは早計に過ぎる。日本だって、ホームに到着列車の何両目かという表示もあるじゃないか・・・。

ここまで1秒で考えた私。

トラムで市内を回るのではありません。特急列車でバンドンからジャカルタに行こうというのです。

ジョグジャカルタ駅で乗った時は、深夜11時30分発だったこともあり、他に列車はいませんでした。

でも、ここにはたくさん列車がとまっています。

万が一にも、違う列車に乗ってしまうことは避けたい。

そこで、やむを得ず、改札口の近くで客待ちをしていたポーターさん2人組に、荷物の運搬を依頼することにしました。ポーターさんであれば、間違いなく目的の列車に乗せてくれます。

まずは料金を確認です。着いた時はスーツケース2つで30,000ルピーでしたが、これがボッタクリ価格であることは当時から承知しています。列車をまたいでスーツケースを運ぶために、あの時は泣く泣く依頼しました。通常価格は荷物1つにつき5,000ルピーです。

私:スーツケース2つお願いするといくらですか?

ボーター1:15,000ルピーです。

私:(ん? 15,000って中途半端だな。2つで30,000ってことかな?)2つで15,000ルピーですか?

ポーター2:2つで15,000ルピーです。

私:じゃ、お願いします! お弁当を買いたいので、もう少ししたらまた来ます(^^)/。

ポーター1:大丈夫です、今からついていきます。

私:そうですか。じゃ、お願いします。この列車です(切符を見せる)。

ポーター1:OKです。行きましょう(^^♪。

通常価格では荷物2つで10,000ルピー(80円)ですが、私たちは外国人、多少のボッタクリは甘んじて受けなくてはなりません。でも、ジョグジャカルタからバンドン駅に着いた時のポーターさんはかなりぼったくりで30,000ルピーだったので、それに比べれば半額です。言い値でOKしました。

ポーター2人組のうち、1人のポーターさんが早速スーツケースを引いてついてきてくれます。

この方です(^^)/

今日の夕食は、「HokBen(ほか弁)」でお弁当を買い、列車の中で食べます。HokBenはホームにありますので、まずは改札を通ります。切符とパスポートチェックがあります。

HokBenでお弁当を購入

バンドン駅にどんなお店があるかは、着いた時の朝食選択で全てチェック済みの私たち。ここはほか弁しかないと決めていました。

インドネシアのほか弁、どんな感じなのでしょうか?

メニューには、日本語が並びます。日本における英語のように、読めなくても、一種のデザインの意味もあるのでしょう。

日本語を前面に押し出したメニュー表示。うれしいですね(^^)/

【19:10】私たちが注文したメニューは、

パパ:Aセット(焼肉弁当)48,000ルピー

私:Dセット(テリヤキチキンとエビフライ弁当)42,000ルピー

長女:シンプルセット(ミニ焼肉弁当)36,000ルピー

どれもおいしそうですよ~~~(^^)/

調理時間も早く、注文してから10分以内にお会計。

飲み物も1つ買い、10%の消費税等も含めて147,500ルピー(1,200円)。お弁当3つでのこの値段、日本でしたらやや安いくらいですが、インドネシアでは恐らく結構お高いほうだと思います。

この間、ポーターさんはニコニコして待っていてくれました。何ていい人なのでしょう(^^)/

おいしそうです~~~(^^)/
待っていてくれたポーターさんも一緒に(^^)/

ポーターさんが大変身。満を持してスーパーサイヤ人も登場(^^)/

【19:20】お弁当も買ったことだし、ポーターさんについて行き、列車に乗り込みます。6番線でしたよね。

あれあれ、ポーターさん、改札口から1番近いプラットホームに停車している列車に乗り込みます。

あれ、この列車の中を抜けるのかな?

と思いきや、この列車のスーツケース置き場に2つのスーツケースを格納。次いで、私たちを席へと誘導します。

なぁんだ~~~! 一番近い、このプラットホームが6番線だったのかぁ!!! 改札出てすぐじゃん。

しかも、列車の前には案内の女性スタッフがいて、乗客を案内しています。

こんなことなら、ポーターさんなんていらなかったなぁ(^^;

ポーターさんについて、列車に乗り込みます。

頼んでしまったものは仕方ありません。料金を支払います。15,000ルピーでしたよね。

私:はい、15,000ルピー。ありがとうございました(^^)/

ポーター1:え? ノーノ―、フィフティー、50,000ルピーです。

私:え? 15,000ルピーでしたよね? フィフティーン、ルピー。

ポーター1:ノーノ―! (指を5本広げて)50,000ルピーです。

違います。

依頼時、2人組のポーターさんに、料金は繰り返し指でも確認しています。

荷物2つで15,000ルピーなんて中途半端な金額で違和感を感じましたが、こういうことだったんですね。

恐らくこの2人組、同様の手口で毎日のように日本人から相場の5倍に当たる高額な運搬料をぼったくっているのでしょう。

この時、ピカッと閃光が走り、ゴゴゴゴゴと列車全体を揺らす地響きが聞こえました(ように感じました)。普段はやさしいパパが、戦闘民族・スーパーサイヤ人ならぬ、スーパーパパに変身したのです! この2年前にパレルモ(シチリア島)で、ぼったくりの馬車のにいちゃんと壮絶な戦闘を繰り広げた時以来の登場です。

髪の毛が逆立って金髪になり、体は2倍の大きさになって強烈な光を発しています。

<スーパーパパ:毎日のように日本人を騙しているこの小悪党、許せん!>

<スーパーパパ:日本人が黙って言われるがまま金を払うから図に乗るんだ。ここは日本代表として、こやつを討伐しなければならない。>

(神様の声「お前、いつから日本代表に選ばれたんだ・・・」)

パパは、特急列車の乗客全員が間違いなく振り向く大きな声で叫びます。戦闘開始です。

スーパーパパ:ノー! あたなた15,000ルピーと言った! 

ポーター1:違います。50,000ルピーです。

スーパーパパ:スーツケース2つで50,000ルピーなわけないだろ! とっとと降りろ!

ポーター1:50,000ルピーです。

スーパーパパ:スーツケース2つ! スーツケース2つで50,000ルピーなわけないだろ!
 ふざけてるのか? とっとと降りろ!

特急列車に乗っているインドネシア人全員が、何事かとこちらを見ています。

ポーターの相場は荷物1つ5,000ルピー。荷物2つで50,000ルピーを請求するということは、相場の5倍、荷物10個分ということです。荷物10個を運ぶためにはポーターが最低3人は必要です。このポーターが1人で来ていることからしても、日本人をターゲットにしたポーターの悪質なボッタクリ行為であることは誰が見ても明白なのです。

これ以上、いつも日本人を騙しているポーターさんががんばれば、周囲の善良なインドネシア人数十人が私たちの側に立って参戦することは明白でした。

スーパーパパ:とっとと降りろ! 鉄道警察を呼べ! ほら、警察を呼べ!

お気の毒に、みんなが注目する中、ポーター1は、すごすごと逃げるように列車を降りて行ったのでした。

スーパーパパは、シュルシュルといつものやさしくてドジなパパに戻ります。

日本人が全員黙って相場の5倍の金を出すと思ったら大間違いです。中には、私たちのような貧乏人もいるのです(^^;。

小悪党を追い払った後の車内の様子。サブクラスA(最高級クラス)の皆さん、パパがお騒がせしました(^^;。

アイスを買いに

お弁当もおいしそうですが、お昼ご飯が遅かった私たち。まだお腹がすきません。そこで、列車の中でアイスを食べよう! ということになりました。

乗り遅れる緊張感から解放され、ボッタクリのポーターを撃退し、一息つきたくなったのです。アイス食べる? と聞くと、子どもたちはもちろん「食べる食べる~~」。

ご飯前にアイスなんて、日本では絶対にしませんが、旅行中は何でもアリです(^^)/

出発まであと10分しかありませんが、駅のコンビニまでパパが走ります。

コンビニは改札の向こう側にありますが、パパが「ちょっと買い物するから通して」と言うと、駅員さんは快く改札を通してくれたということです。

5分後、パパはアイス3つを持ってすぐに帰ってきました。

そして、まもなくジャカルタに向けて発車です。

アイス、おいしいよ~~~(^^)/

インドネシアのほか弁のお味は

アイスを食べたので、お弁当をいただきます。

(神様の声「普通は逆だろっ! お前のとこはどういう教育してるんだ」)

シンプルセット(ミニ焼肉弁当)
Aセット(焼肉弁当)
Dセット(テリヤキチキンとエビフライ弁当)

見た目はメチャクチャおいしそうです! 日本のほか弁と変わりありません。

食べてみると・・・・

おかずはみんなベリーグッドです! 焼肉も、テリヤキチキンも、エビフライも日本と同じ! おいしいです。 ただ、ごはんは違います。同じジャポニカ米ですが、ややパサパサしています。でも食べられないほどではありません。大変おいしいです。

子どもたち喜んでパクパク食べてくれました。特に次女は、寝ていてお昼ご飯を食べなかったこともあって、たくさん食べました(^^)/

昨日の丸亀うどんに続き、2日続けて日本の味です。やはり落ち着きます。

それにしても、この「HokBen」のレベルの高さに驚きました(^^)/

車内では、アニメ映画が上映されていました。
ほか弁、おいしい! 次女「お腹いっぱい~~~(^^)/」
お腹がいっぱいになって、すぐ眠る長女

ご飯を食べて少しゆっくりし、ウトウトしていると、あっと言う間に3時間経過。もう間もなくガンビア駅です。

いよいよ最終目的地の首都・ジャカルタ。

ぼったくりポーターを討伐したのもつかの間、まもなく、いよいよ今回の旅の大ボスが登場します。

ちなみに、今回のぼったくりポーターとの戦闘は、スライム並みの雑魚との戦闘ですので、トラブルにはカウントしません。次回登場する大ボスについては、この旅行9個目となる「重大なトラブル」となります。

これまでの8つの重大トラブルで、最も深刻なトラブルだったのは「パパのスマホなくし」でした。9個目のトラブルは、これをはるかに超える深刻なものになってしまいました。

家族全員の命をかけた(決して大げさな表現ではありません)、首都最終決戦となります。

次回に続きます。

※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら