妻の心をグイッと掴む必殺技 ~旅行先で「一期一会の」プレゼント~

パパが、ナポリで買ってくれた財布とバッグ。2つで15,000円と、決して高価な物ではないですが、私の宝物です。

イタリア旅行記の途中ですが、今回は、世のパパさん向けに、「旅を豊かにするノウハウ」の紹介です。

一言で言うと、「旅先で、奥さんにプレゼントをしよう」という記事です(^^;。

な~んだ、そんなことか、と思ったパパさんも、短い記事ですので、ちょっと読んでみてください。

私がパパからプレゼントをもらった話も出てきますので、自慢話のように聞こえるかもしれませんが・・・、そのような意図(自慢する意図)で書いてはいません。

パパが、ナポリで財布とバッグを買ってくれた

今回のイタリア旅行中、ナポリで、たまたま通りかかったハンドメイドの革製品のお店にふらっと立ち寄り、パパが私に財布とバッグを買ってくれました。

お値段、合わせて15,000円くらい。皮製品ということを考えれば、決して高価な物ではありません。

けれども、私にとって、これらは今でも大切な宝物。

あれから5年経ちますが、日ごろ使いの物として、あるいは勝負所で、今でも大切に使っています。

毎日触る財布を見ては、ふと、イタリア旅行のことを思い出すことがあります。

そして、パパに感謝の気持ちも。

普段生活していて、昔の海外旅行のことを思い出したり、配偶者に感謝の気持ちを持ったり、なかなかそういう場面はないと思います。

しかし、この財布とバッグのおかげで、そういう気持ちになることが少なからずあるように思います。

これって、旅の思い出になっているとともに、夫婦円満、家庭円満につながる、ものすごいプラスの効果のあることだと思うんです。

ただ、そこにもちょっとしたコツがあるようにも思います。

ウチのパパは無意識にしていることだと思うんですが、私なりの分析を披露したいと思います。

プレゼントは突然に

これ大事。

高価なものを買えばいいってもんじゃないんですよ。

旅行に行く前から狙いを定めたお店で・・・というのも否定はしませんが、私は、そしておそらく世の多くの女性は、「サプライズのプレゼント」が大好きだと思います(しかも、自分が気に入った物を!)。

なので、「さぁ、買いに行くぞ~!」ではなくて、街歩きの途中や観光の途中にでも、ふと妻が関心を示したものがあれば、スマートにすっと買ってあげる。

妻が目についたものがなければ、買わない。

こんな、

ラフ感

さりげなさ感

サプライズ感

がいいんです。

そして、それらは、旅先でふと目に入ったアイテム。

一期一会感もあるんですよね~~~。

運命の出会い、みたいな(^^)/

脱「義務感」

難しい所なんですが、旅行でのプレゼントが当たり前になってしまうと、もはやサプライズでも何でもなくなってしまいます。

旅行にあたり、私たちはあまり「おみやげ」を買いません。

代わりに、たくさんのビデオと写真を撮ります。

モノよりも、それらのコンテンツのほうが、旅行の思い出になると思っているからです。

たまに買うおみやげも、ばらまき用のお菓子をスーパーで買ったりとか、基本そんな感じ。

そんな中で、突然、たまたま出会ったお店の素敵な品があると・・・、パパが買ってくれることがあって、それが、イタリア旅行の時の財布とバッグ。

決して計画はしていない、また、「旅行ごとに何か1つ」と決めているわけではない

本当に、突然、偶然、その機会はやって来ます。

そしてパパはその機会を逃さないように、常に狙っているのだと思います。

私が気に入った品があると、値段を見て、数秒。「それ、買ってあげる」となるのです。

義務的な感じが全くしなくて、いいんですよね(^^)/

もし、「ウチは毎回、旅行ごとに1つ何か必ずプレゼントをする決まりにしているんだ」という素敵なパパ様。たまに、サプライズでもう1つ、旅行中にたまたま出会った品を奥様にプレゼントしてみてください。

きっと奥様、喜びますよ~~(^^)/

【福岡県:竈門神社】宮古島で買ってもらったワンピースを着て
【福岡県:竈門神社】たまにプレゼントを買ってくれるパパ

ピンチをチャンスにできるプレゼント

うちのパパは、長い家族旅行を乗り切るの潤滑油に、プレゼントを上手に使っていると思います。

私たちの旅行は、基本10日間。

旅行中、どうしても、ケンカまではいかなくとも、険悪な雰囲気になってしまうことがあります。

そこを何とかするのはもっぱらパパの役割。

私からは絶対に折れませんから(^^)/

なるほど、と思った出来事がありました。

昨年、家族で高知県を旅行していた時のこと。

砂浜(有名な「桂浜」)で記念撮影をしていたんですが、パパの「もう少し波に近づいて」という撮影指導に従っていたら、思いっきり大きな波がザバーンと来て、私と子どもたちのくつが中までびしょびしょになったことがありました。

私は怒り心頭。

体中の血が煮えたぎるのがわかりました。

私:だから言ったじゃない!! どうするのよ! 靴の替えなんて持って来てないわよ!! どうしてパパはいつも・・・!!

パパ:そんなに怒るなよ・・・。ショッピングセンターに、新しい靴を買いに行こう! 3人分、俺が買ってあげるから!

私:え・・・

かくして、びしょびしょに濡れた靴を履いて、そのまま高知市のショッピングセンターに・・・。

靴が濡れて気持ち悪いのはもちろんでしたが、突然新しい靴を買ってもらえることになり、なぜか子どもたちと一緒に盛り上がっている自分が・・・(^^;

この時、パパは「靴を洗って乾かす」と言いませんでした。

買ってあげる!と、すぐに言ったのです。

そのいさぎよさが気持ち良くて、怒る気持ちがなくなりました。

険悪なムードを、パパが一発で吹き飛ばしてくれたんですよね。

結果としてABCマートで買った、1つ5,000円くらいの、3足の靴。

思い出の靴として、思い入れのある大切なものになっています。

ピンチから一転、おかげで旅の素敵な思い出に。

プレゼントには、ピンチをチャンスに変える力があると思います。

この後悲劇が襲います(靴の中までビショビショ)
トホホホホ・・・、いきなりあんな大波が来るなんて・・・。
高知のABCマートで、新しい靴を買ってもらいました!

気持ちの問題

これまでの旅行中に、パパから買ってもらった思い出のプレゼントはいくつかあります。

以前はネックレスとか指輪が多かったんですよね・・・。

韓国で真珠、トルコでトルコ石、インドでスターサファイア・・・。

子どもが生まれてからは装飾品はなくなり、もっと安くて実用的?な、財布や靴、バッグなどになりました。

考えてみたら、旅行中にたまに買ってくれていましたねこれまでずっと。

多分うちのパパのすごい所は、子連れ海外旅行になっても、それを続けているということ。

子連れ海外旅行って、とにかく大変で、時間がないんですよ(私たちは複数都市を周遊しますので)。

ばらまき用のおみやげは何とかスーパーで買いますが、プレゼントを買う時間なんてまずない・・・。

そんな中でも、一瞬のチャンスを見逃さず、何かを買ってくれることがある。

そういう気持ちがある

それは、相手にも伝わると思います。

高価な物でなくとも、6,000円のワンピースで十分なのです。

でも、こうして思い返してみると、私、毎年1つくらいは旅行中に何かしら買ってもらってるなぁ。

誕生日プレゼントに何をもらったかって数年たつと思い出せなかったりするんですけど、例えばナポリで買ったバッグのことだと、いつ、何を、どんな風に買ったのか、絶対に忘れません。

そして、そういう特別なアイテムが毎年1つずつ増えていく。。。

素敵なことですよね(^^)/。

パパさんたち、ぜひこの手法で、奥様の心をグイッとわしづかみにしてください。

突然、一期一会の物を、迷わずサッと、ですよ。

次回、イタリア旅行記に戻ります。

観光馬車がぼったくりだった所からですね。

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