ベルリン大聖堂でパパを罵倒~家族旅行を成功させるために絶対必要なこと~(2019.9 子連れチェコ・ドイツ旅 #29)

ベルリン大聖堂に到着!(これからパパを罵倒します)

※当初、この記事の表題を「ベルリン大聖堂で夫婦大ゲンカ」としていましたが、パパに内容チェックしてもらう段階でパパから「『喧嘩』ってのは、お互いがののしり合ったり殴り合ったりすることを言うもんだ。一方的に怒鳴ってまくしたてることは喧嘩じゃなくて『罵倒』と言うんだ」という厳重抗議がありましたので、表題を修正して発表します。

【19:30】ブランデンブルク門の最寄りのバス停から、100番の2階建てバスに乗車。ベルリン大聖堂へは、3つ先のバス停「Lustgarten」で下車します。

【チェコ・ドイツ旅:3日目その11】

2階建てバスの2階先頭座席をゲット!

2階建てバスが来たと見ると、子どもたちは一気に戦闘モードに突入。何てったって、2階建てバスでは戦闘するようによく仕込みましたから※(^^; 今回はほんの5分で着くので、いい席をゲットする必要はあまりないんですけどね(^^;

※子どもたちが2階建てバスで戦闘モードになるよう仕込んだ話は、以前の記事をご覧ください。

子どもたち:2階建てバスが来た~~!

ドアが開くと同時に、一目散に2階席へ駆け上がっていきました(^^)/。

今回は2階席の先頭座席が空いていましたので、先頭に座ることができました! 数時間前のリベンジ達成です(^^)/。

2階に来たのは私と子どもたち2人。すぐ降りますし、パパは1階でベビーカーと一緒に乗車しています。

わずかですが、2階建てバスから見えたベルリンのメイン通りの街並みです。いつもビデオ撮影はパパなんですが、私がパパからビデオカメラを預かり、私が回しました(ここ、後で出てきます)。

2階座席の先頭をゲット! やった~~!
せっかくの2階席での走行なのに、ずっと道路工事・・・(^^;
あれがベルリン大聖堂です。大きい!

5分ほどの乗車で、バス停「Lustgarten」に到着。パパが1階席から「次で降りるよ~~~」と声をかけてくれて、それに合わせて下に下りて降車準備をした感じです。

ベルリン大聖堂の入口がわからない

バス停の向かいにすぐベルリン大聖堂というロケーション。横断歩道があり、道路を横断してベルリン大聖堂に近づきます。

【19:40】大聖堂の前に到着。記念撮影。

この時に撮影したのが、この記事冒頭の写真です。

ここで、私が撮影していたビデオのSDカードの容量がなくなりました

私:パパ、ビデオカメラのSDカード容量がなくなったわ。

パパ:えっ? SDカードが一杯になる前に、画面に表示とか出てなかった?

私:出てなかったよ。わかんなかった。

パパ:えっ、本当? ま、いいや、俺ここでSDカードの交換してるから、入口とチケット売り場がどこにあるか見てきて。

私:わかった~~~。

すでに午後7時40分、遅い時間ですが、地球の歩き方を見ると、開館時間は午後8時までとなっています。ベルリン観光の最後に、大聖堂の内部を20分だけサッと見学していくつもりでした。

ベルリン大聖堂の前には15段ほどの階段があります。ベビーカーをかついで階段を上がったけれども実はこっちが入口だった、みたいな展開を警戒して、珍しく私が先行します。

ところが、入口がどこかわかりません。

チケット売り場の案内もありません。

あれ? ベルリン大聖堂って、観光客入れるんだよね?

周囲に人もいますが、どうもみんなウロウロしているだけで、入口から入るとか出口から出てきたとかいう「流れ」がありません。

おいおい、入口はどこよ~~~。閉館まであと20分しかないんだから

ベルリン大聖堂。扉は閉まってるし、入口やチケット売り場はどこよ~~~。

一緒にチケット売り場を探す

パパの所に戻り、報告します。

私:ごめん、入口とかチケット売り場の場所とか、わからなかった(^^;。

パパ:おいおい、こんなに有名な観光スポットで、わからないわけないだろう。しょうがないな、一緒に行くよ(もう~、みたいな感じで)。

私:何よ、その言い方。本当にないのよ。じゃ、パパ見つけてよ。

パパ:わかったよ。

今度はベビーカーを担いで階段を上り、パパと長女と一緒にそれらしきあたりをウロウロします。

すると、コインロッカーはあるんですが、大聖堂の入り口はありません。

私:ここはコインロッカーだから、ここじゃないでしょ。

パパ:あれっ、そうだねぇ。

私:あっちも違うみたいなのよ。

パパ:そうだねぇ。これは、入口わからないわ! 有名な観光スポットなのに信じられない・・・。俺もわからない。

私:そうでしょ!(ドヤ顔)。

【19:50】ウロウロしている間に10分が経過。外に係員みたいな人がいれば聞くこともできましたが、そういう人も見当たらず。閉館まであと10分。

もう時間がないので、残念ですが、ベルリン大聖堂の入場はあきらめることにします。

あ~~。ベルリンまで来たのに、大聖堂を見れないなんて本当に残念。

そして、パパが、入口を見つけられない私を小馬鹿にしたような言い方で応じたことに少なからずイライラ・モヤモヤしていました。

パパは穏やかな性格で、私にも子どもたちにもめったに怒ることはありませんが、私が失敗したりするとチクッと嫌味を言うことがあるんですよ(今回は「失敗」はしていませんが)。

事の真相

実は、旅行中は気が付かなかったんですが、帰国後に「地球の歩き方」をよく見てみると、ベルリン大聖堂の開館時間は

9:00~20:00(日・祝は12:00~)

※入場は閉館1時間前まで

となっていました。

※入場は閉館1時間前まで

そうなんです、入場は、午後7時で締め切られていたのです!

恐らく午後7時までは入口扉が開けられていてチケット売り場の看板なども外に出されていたのではないでしょうか。

閉めたら閉めたで、日本なら入口に「本日は終了しました」とか小さく出しておきますが、それがなかったんです多分。それがあれば、あ、もう閉まったんだ、と私たちもわかったと思います。

表示があってもドイツ語だけで私たちがわからなかっただけという可能性もあります(写真を見返す限り、何の表示もありませんが・・・)。

とにかく、もう入場はできなかったのです。ガイドブックをちゃんと読んでいなかったのが敗因でした・・・(^^;。

そして、事件発生

もうすぐ午後8時。ドレスデンのホテルに戻るために午後9時ベルリン中央駅発ドレスデン行きの特急列車に乗らなくてはいけないので、またバス停から100番の路線バスに乗り、5分ほどでSバーン(普通列車)の駅へ。そしてSバーンで10分程度でベルリン中央駅着です。

特急列車の発車30分前にベルリン中央駅に着きたいので、今から行けばちょうどいいでしょう。

ここでパパが私に話しかけてきました。ベルリン大聖堂からさぁ出発、という時です。

パパ:さっきも聞いたけど、ビデオのSDカード、突然一杯になったの?

私:そうよ。さっきも言ったでしょ。

パパ:いや、普通、SDカードが一杯になる時って、数分前から画面上に何らかの表示があるものだけれど、本当に何もなかったの? 2階建てバスで撮ってる時とかは?

私:う~~ん、表示があったかもしれないけど、気が付かなかったわ。

パパ:えっ、気が付かないくらいわかりにくい表示なのかなぁ・・・。普通、画面のど真ん中で点滅するとかなんだけど・・・。

私:そういえば、表示出たかも。

パパ:どんな表示だった?

私:覚えてない。もう、何なの?

パパ:どんな表示か覚えてないの? 表示が出ないままいきなりSDカードが一杯になることはないはずななんだけど・・・。本当に何か表示があったんだね?

細かいことをしつこく聞いてくるパパに、私の中で、ここでスイッチが入ってしまいました。怒りのスイッチです。見た目も変身したと思います。

私:うるさいわね! そんなこと覚えてないわよ! 私だって初めて使うビデオカメラなんだし、わかるわけないでしょ! 

パパ:そうじゃなくて、表示が出たかどうかを知りたいだけなんだ。

私:さっきから同じことを何度も何度も! 私のこと馬鹿にして! 私が何言ったって信じないんでしょ!?

パパ:違う、バカになんかしてないよ、ただ、初めてこのビデオでSDカードが一杯になったから、その時の表示や挙動を確認したいだけなんだ。

私:私がわかるわけないでしょ! もういい!!

私はブチ切れて、大声で怒鳴ってしまいました。どうにもこうにも、自分の感情を抑えられませんでした。

かなり大きな声(日本語)で怒鳴っていたので、周りのドイツ人は何事かと思って振り向いたと思います。

※実際には、この3倍以上のやり取りがありましたが、一言一句覚えていないのと、制作の都合上、主なもの以外カットしています。

パパの視点

一方、パパの視点でできごとを見てみます。

実は、この旅行の出発3日前、ずっと使っていたビデオカメラが壊れたので、新しいビデオカメラを買ったばかりだったんです。機種はこれまでと同じ、SONYのハンディカム。

グレードや性能もほぼ変わらず。基本的な使い方は一緒です。これまでの物に満足していましたし、何より使い慣れていますから。

その新しいビデオカメラのSDカード容量が、購入以来、ここベルリン大聖堂で初めて一杯になったんですよね。

パパは、これまでの旅行中、ビデオカメラのバッテリーやSDカードは切れてからでなく、切れるサインが出たらサブの物と交換していました(私はこれは知りませんでした)。大事なところや話の途中、決定的な瞬間でブチっといくのを避けるためです。

※ビデオカメラのバッテリーは常時3つ、SDカードはもっとたくさん携帯しています。

そんなパパにとって、「SDカード一杯になった」と言って急にビデオカメラを渡されたことは驚きでした。

・新しいビデオカメラは、「SDカードもうすぐ一杯」のサインが出ない(のかもしれない)

・新しいビデオカメラは、「SDカードもうすぐ一杯」のサインがとてもわかりにくい(のかもしれない)

・新しいビデオカメラは、SDカードが一杯になる直前にしかサインが出ない(のかもしれない)

・SDカードの残容量を警告する機能がない、または故障している(のかもしれない)

など、いろいろな可能性が考えられるからです。

そこで、SDカードが一杯になる前の画面表示やカメラの挙動を確認したかったんですね。

私の返答もあいまいだったので(私も表示が事前に出たか出なかったか本当に覚えがなかった)、何度も私に聞くことになりました。

この時のパパの聞き方は、ごく普通だったと思います。

ただ、ベルリン大聖堂の入口云々の時にパパが私を馬鹿にしたような態度を取ったので、私はイライラしていたんですね。

パパの対応

理由はともかく、パパから見たら、こんな状況でした。

・今、家族でベルリンに来ている。

・今から30分でベルリン中央駅まで行かなくてはならない(私たちはベルリンから列車で2時間のドレスデンに泊まっていて、この列車が最終列車なのです)ので、時間の余裕もない。

・海外旅行中に妻がここまで興奮するのは私たちの長い海外旅行歴で初めてのことである。もはや日本語は通じないだろう。

・怒っている原因はよくわからない。

上記の状況で、妻から罵倒されています。

私がワ~~っと言っている最中、パパはこう考えていたそうです。

(今、どんな理不尽な目にあっても絶対に言い返してはダメだ。言い返したらその瞬間、この旅行は終わる。例え殴られたとしても、今は耐える。)

まぁそうですよね(^^;。

そこに、ワ~~っと言われた後、以下の状況が加わりました。

・妻がブチ切れて子どもも置いて歩いて行った(どこへ行くつもりなのかは不明。可能性が大きいのは2つ。1つはベルリン中央駅、もう1つは成田空港)。

何ともはやお恥ずかしい(^^;

私も旅行中にあんなことするなんて、例えパパに原因があったとしても(注:パパは「俺は何もしていない!」と申しております)大人げなかったと思います。それでも感情を抑えられませんでした。

パパはすぐに私を追いかけて止め、私をなだめてくれました。

子どもたちは何も言っていませんでした。

私も1分ほど経って、わ~~っとなったものが落ち着いてきました。

長女の視点

この時、長女・次女ともに黙っていました。

周囲のドイツ人が一斉に振り向いたであろうこの状況。子どもながらに、ただ事ではないと感じていたのでしょう。

長女は小学2年生。大人の会話もわかってくる年齢です。

この時のことを最も中立的に評価できるのは、私でもパパでもなく、長女でしょう。

今、執筆しているすぐ脇に長女がいますので、この時のことを長女に聞いてみました。

私:ベルリンで、夕方、ママがパパにワーッと怒った時のこと覚えてる?

長女:あ~、あの時。よく覚えてるよ。

私:あなたはあの時どう思っていたの? 怒らないからありのままに教えて。

長女:パパは怒ってないのに、ママが勝手に1人で怒ってて、バカじゃないかと思った(原文ママ)

私:そっか。どうしてその時(ベルリンで)、ママそう言ってくれなかったの?

長女:私が言ったら、ママがもっと怒ってどこかへ行っちゃうと思ったから、何も言わなかった。

私:ママ、怒ってどこかへ行くことなんてあるっけ?

長女:(怒った時に)よくどっか行くって、(家で)言ってるじゃん。

私:・・・・・・・(まいった)。

長女の見方が、最も中立的な見方で間違いありません"(-“"-)"。

私の反省と、全ての家族旅行者の皆さんに教訓にしてもらいたいこと

私はパパから、「感情的だ」と言われることがあります。

子どもがジュースを3回ひっくり帰すとか、同じようなことが続いてイライラした時、つい子どもをガミガミしつこく怒ってしまったり。ひどい時は、パパが「そのへんにしなよ」と止めてくれます。

恐らく、日常生活の中で同じような経験をしているママも多いと思います。

でも、旅行中の私のこの感情的な行動は、旅行全部を一気に台無しにしてしまう可能性のある、絶対にやってはいけない行為でした。

怒りや不満があっても一旦胸にしまっておいて、帰国し家に着いた翌日、パパにぶつけるべきでした。

「どうしても自分を抑えられなくて」は、言い訳になりません。

分別のあるべき大人として、本当に恥ずかしいです。

今回はパパの質問の意図をよく汲めないままイライラしてしまいましたが、意図を汲むとか汲まないとか、誤解があったとかなかったかとか、相手に悪意があったかとかなかったかとか、もっと言えば言われた内容がひどいとか許せるとか、そんなことは一切関係ありません

皆さん、子連れ海外旅行中は、例えどんなひどいことを言われてもぐっと胸にしまって、家に着くまでは死ぬ気で我慢するべきです。そして、家に着いた翌日、開放してください!! 

いや、我慢した分、3倍にしたっていいです!!!! 半沢直樹の続編も始まりますし!

録音しておいて裁判で慰謝料請求したっていいじゃないですか!

でも、絶対にベルリンでは開放しないでください!!!!

※もちろん、御主人(または奥さん)から暴力を振るわれたりしたら、ベルリンにいても即刻旅行を中止して、緊急帰国して警察に行ってくださいね。

私達の場合、パパがあくまでも冷静だったおかげで事なきを得ました。旅先では怒りを開放しないこと。これが、私から読者の皆さんへのアドバイスと言うか、家族旅行を成功させるために絶対に必要な教訓です。

アレキサンダー・ブラッツ駅で夕食を購入

【20:05】すっきりしたわけではありませんが、一緒に100番の路線バスに乗り、アレキサンダー・ブラッツ駅に向かいます。

【20:15】Sバーンの駅「アレキサンダー・ブラッツ駅」に到着。ここからSバーンに乗って、ベルリン中央駅へ向かいます。

バス停でバスを降りると、高架を走っている列車と駅が見えましたので、駅に向かいます。

この時点で、長女は眠くなったのかダウン。私が抱っこで連れて行きます。お、重い・・・(^^;。次女はベビーカーで寝ています。

あ、あれが駅だ! よくわかりませんがそっちの方へ向かいます。
写真中央、私が長女を抱っこして運んでいます。長女はぐっすり。お、重い・・・。

駅構内に入ると、売店があったので、ここで夕食のパンを買うことにします。ドレスデン行きの特急列車には食堂車がありますが、昨日の夜、今日の朝とどちらも食堂車でしたし、ドイツの食堂車は価格不明の状況でしたので・・・(食堂車があんなに安かったのを知ったのは帰国後)。

ベルリン中央駅は大きすぎて、ウロウロしたくないし。

売店には、おいしそうなサンドイッチが2.5ユーロで並んでいます(^^)/

パパはビール売り場に一直線。ビールの種類、おそらく日本より多くの銘柄が1本2ユーロで売られていて、どれを買おうか嬉しい悩み。ちゃんと冷えています。

ハムとチーズのサンドイッチを2つ、ジュースと缶ビール2本(普通のビールと黒ビール)を購入して、お会計はしめて12.65ユーロ。お得な夕食です(^^)/

こちらの売店で夕食を購入。安くてお勧め!
1つ2.5~3.5ユーロで、いろんなサンドイッチが並びます。
冷えたビールもたくさん。20種類以上!
日本では見たことのない銘柄のものばかりです。黒ビールも豊富。

ベルリン中央駅へ

【20:35】Sバーンに乗車。ベルリン中央駅に向けて出発。

【20:40】特急列車出発の20分前に、ベルリン中央駅に到着!

この後、私達は私達のせいではないトラブルに直面します。私たちはトラブルに慣れているし、旅行にトラブルはつきもの。トラブルもまた楽し(^^)/!! とはとても言えないトラブルに・・・・。

次回に続きます。

※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら

※神秘の国を行く!子連れミャンマ―旅行記の第1話はこちら