バートシャンダウの温泉プール「トスカーナ・テルメ」で男女混浴全裸サウナを満喫・・・できるのか?(2019.9 子連れチェコ・ドイツ旅 #44)

温泉プール、気持ち良かったよ~~~(^^)/

【これまでの旅程】
1日目:台風直撃予報の中、成田から上海経由でチェコのプラハへ。

2日目:朝、プラハ国際空港着。プラハ市内観光。特急列車でドレスデンへ。

3日目:特急列車でベルリンへ。ポツダム&ベルリン観光。夜、ドレスデン行きの特急列車に乗り遅れ、ホテルはどこも満室の中、助けてもらって何とかベルリン泊。

4日目:特急列車でドレスデンのホテルに戻り、午後からドレスデン市内観光。

5日目(今日):Sバーンでドレスデンからクーアオルト・ラーテンへ移動し、バスタイ橋までの往復登山。駅の近くのレストランでビール&ケーキ休憩の後、Sバーンでケーニッヒシュタインに移動、城塞を見学し、帰りの途中でホットドックをいただきました。

【17:15】ケーニッヒシュタイン駅からSバーンに乗って5分。バートシャンダウ駅着。

【チェコ・ドイツ旅:5日目その5】

ここバートシャンダウは温泉地。温泉プールに入りに行きます。

当初の予定では、ここには午後2時15分に着き、山あいを走る「キルニッチュ渓谷鉄道」に乗車して戻ってくるはずでしたが、遅れが重なり、3時間遅れ・・・(^^;。渓谷鉄道ミッションは断念します。

今朝の、ホテルを出た時の30分遅れが複合的な影響をもたらし、こんな差になってしまいました。

のどが渇いた!

ホームに着くやいなや、次女が「のどが渇いた」と言い出しました。

参ったなぁ。

今日持ってきたお茶は全部飲んでしまっていました。日本なら、駅に必ずジュースの自動販売機がありますが、ドイツにはありません。

駅で売ってないかな・・・と思いましたが、売っている所はなく。「今ないから、少し我慢して」と言うしかありませんでした。

どこかで飲み物売ってたら、すぐ買おう。そう思って歩き出しました。

まさかこれからずっと、どこにも飲み物が売っていないなどと想像せずに・・・。

「のどが渇いた~~!!」
駅舎のすぐ前の道路を渡ると、向こうに渡し舟の乗り場が見えます。

渡し舟で対岸の温泉街へ

【17:30】渡し船乗り場まで来ましたが、売店はここにもありません。次女は喉が渇いたと騒いでいますが、さすがに温泉街まで行けばすぐに売店があるでしょう。

「船に乗ったら、向こう岸にお店があるから、そこで買ってあげるね」と言って我慢させます。

階段で座って待つこと10分。船がやって来ました。クーアオルト・ラーテンの渡し舟はロープ式でしたが、ここの船はエンジン式でした。

渡し舟、早く来ないかな~~。

乗り込みます。お金はいくらかな~~。

おじさん:鉄道のチケット持ってる?

パパ:え? 鉄道のチケット? これですか?

(ドレスデン⇔バートシャンダウの、1日ファミリーチケットを見せる)

おじさん:OK~、乗った乗った!

何とこの渡し舟、鉄道の切符を持っていれば無料で乗れるみたいです! バートシャンダウは温泉街。温泉街のサービスの一環として、切符保持者は乗船無料サービスをやっているのかもしれません。

いや・・・ちょっと待てよ・・・、ひょっとして、朝のバスタイ橋までの渡し舟も、鉄道切符を見せれば無料だったんじゃもしや・・・(^^;。(これは未確認事項です)

ドドドド・・・。エンジン音を響かせて、エルベ川を進みます。
屋内の席もあります。私と次女は暖かい屋内へ。

のどかな風景が続きます。4歳の次女が撮影。
対岸に到着! 飲み物買いたい!

【17:45】乗船すること5分。川をぐ~~と斜めに横切り、対岸の温泉街側へ到着。

ここで、渡し舟の運行時間を確認。最終の便は午後9時55分発。フムフム・・・。

日本の温泉街とはずいぶん違うぞ

降りた所には、素敵なヨーロッパの街並みが広がっていました。

次女に飲み物を買ってあげなくてはならないので、売店を探しながら、温泉施設「トスカーナ・テルメ」へ向かいます。次女がうるさいので、私は次女を抱っこしながら飲み物探し。

少し離れて、パパは長女と写真撮影しながら。

でも、なぜかどこにも売店がありません・・・。

売店がどこにもない~~~"(-“"-)"。
街の広場にて。お店が・・・。
バートシャンダウの美しい街並み。売店は・・・(^^;
トスカーナ・テルメはこの向こうみたいです。次女は「のど渇いた~」とずっと訴え続けています。

温泉プール「トスカーナ・テルメ」へ

【18:00】バートシャンダウでの目玉、温泉プール「トスカーナ・テルメ」に到着。入る時に、(恐らく下着か裸の上に)白いバスローブを来た男性数人が歩いて建物に入っていったのでびっくりしました。外は結構寒いです。

私は女性特有のあれがたまたま来てしまったので、パパと子どもたちだけで入ります。

さすがにここでは飲み物を売っているでしょう。

キョロキョロしますが、カウンターのあたりに飲み物は置いていません。セルフ式のレストランがありますので、そちらも見てみますが、ドリンクの販売が確認できず・・・。ジュースは飲めるのでしょうが、ペットボトルの飲み物が欲しい。

まさかここにも売っていないなんて。カウンターの人に聞いてみると、「レストランをご利用ください」との返事。

持ち運べる飲み物が欲しいので、レストランの利用は最終手段です。

パパが、「ここで待ってて! 俺、街で買ってくる!」

と言って、駆け足で飛び出していきました。

施設入ってすぐ左手が休憩スペースになっていたので、私たちはそこで休憩して待ちます。

10分ほどで、パパが戻って来ました。手には、冷えたコカ・コーラとミネラルウォーターが!

すごい!

もう我慢の限界の次女は、たまらず水をぐびぐび。長女も大好きなコーラを飲みます。

水をあっという間に半分以上飲んだ次女。長女はコーラを飲んで、今は一眼レフをいじっています。

私:すごい! どこに売ってたの?

パパ:ベーカリーに入って、見える所にはなかったんだけど、「何か飲み物売ってますか?」と聞いたら、奥の冷蔵庫から出してきてくれたんだ! 万引き防止なのか、見える所に置いてないんだね~~。

さすが、パパの突破力! 見ているだけじゃなくて、ピンチの時は人に聞いてみないとですね!!

【18:20】パパと子どもたち2人で温泉に入場します。

2時間後に、入口休憩スペースで待ち合わせ。

2時間券が大人17ユーロ、子ども8.5ユーロで、合計25.5ユーロ(3,100円)。

日本の日帰り温泉施設と比べると随分高いですが、これで最も安いチケットです。カード支払可。

4歳未満は無料です。次女は4歳ですが小柄なので3歳ということでごまかせました大丈夫でした(^^;。

パパと子どもたちが温泉に入っている間、私はカメラを持ってバートシャンダウの街を少し散策しました。

トスカーナ・テルメの施設外観です。
こんな公園がありました。

トスカーナ・テルメ潜入レポート

ここは温泉施設。恐らく撮影禁止だと思われましたが、パパが他の方の迷惑にならないと自己判断した範囲で記録写真を数枚撮影してきました。ほとんど情報のないまま、英語話せないパパが子ども2人連れて突入した記録です。

【ロッカールームは男女共用】

フロントでもらったプラスチック製のコインを入場口の改札に投入すると入れ、コインはまた戻って来ます。ロッカーを使うとき、またこのコインが必要です。

とても大事なんですこのコイン。

ロッカールームは、何と男女共用でした! パパは若い超セクシーな女の子がビキニでウロウロしていてびっくりしたようです。ロッカールームの中に、これまた男女共用の、鍵のかかる着替え所があります。

ロッカーにコインを投入すると、ロッカーが使えるようになります。

まずは水着をロッカーから出して、着替え所の1つを確保。着替え所は中から鍵をかけるタイプでコインは必要なし。パパと子どもたち2人で入って着替えを始めました。

途中で、パパが大切なコインを床に落とし、何と床を転がってどこかにいってしまうというハプニングが!パパは必死に探し回り、何とかコインを見つけたそうです。

着替え室はこんな感じ。男女共用です。海外旅行中のため、長女はおむつです。

【プールの中は肌寒い】

パパが感じたのは、温泉プールの寒さ。温泉はぬるま湯程度で、それはそれでずっと入っていられて気持ちいいんですが、室温が低い。ずっとお湯に入っていないと肌寒くて風邪ひきそうだった、とのことでした。

大きいプールもありましたが子どもたちは足がつかなくて怖がって入らず。流れるプールもあり、それはパパの抱っこでかわりばんこに何周かしたようです。

子どもたちのお気に入りは、小さい滑り台のある幼児プール。ずっとここで遊んでいました。

【リラックスプールがオススメ】

この温泉の一番の目玉は、暗い空間でヒーリング音楽が流れるリラックスプール。入口には「会話禁止」の表示が。

子ども禁止ではないようで、パパたちも挑戦。足は付かないので、長女はプールの外周の手すりにつかまりながら、次女はパパの抱っこで、「シ~ッ」と言いながら入りました。

塩分濃度を高くして浮きやすくしてあり、ドイツ人の中には上手に上を向いて脱力して、プカ~って感じで長時間浮いている人も。パパも何回か挑戦してみましたが、うまく浮くことはできなかったようです。

パパはこのプールが一番気持ち良かったようです。

幼児プールで遊ぶ子どもたち。
30分以上を幼児プールで過ごしました。

【サウナは日本人にはシステムがよくわからなかった】

サウナもあり、そこも挑戦しようと思いましたが、入り方がわからず断念しました。プールは水着、サウナは男女混浴の全裸(らしい)。パパが、若い女の子の裸を合法的に観察できる、絶好の機会でした。

今日にかけるパパの意気込みたるや、並々ならないものがあったと思われます(確信)。

サウナゾーンは、プールゾーンの先にありました。

しかし、プールゾーンからサウナゾーンへ行くときに、廊下があってその先にカウンターらしきものがあったようで、果たして水着で行くとその先にまたロッカーとかあるのか、またコインか鍵のようなものを渡されるのか、システムがわからない。また、説明されても、英語がわからない

事前に調べてあることを英語で説明されるのなら理解できるんですが・・・。

サウナにはタオルが必要ですが、この時パパたちはバスタオルは持っていませんでした。タオルは持参なのか、用意してあるのか。または有料なのか。

子どもが一緒に行っていいものかもよくわからない。

誰かが中に入る様子を見られれば真似して行ったり、ついて行ったりできましたが、人の出入りはたまたま全くなく、単独での突撃はためらわれました。

また、パパは目が悪く、普段は眼鏡をかけているんですが、プールの中は眼鏡を取らなくてはと思い、眼鏡を外していました。そのせいで余計に説明も発見できなくて、状況もよく確認できなくて、寒いし、時間も押してきた・・・。子どもたちは、「子どもプールのほうがいい!」と騒ぐ・・・。

ということで、パパが並々ならぬ期待をこめてやってきたであろう男女混浴サウナは泣く泣く断念。今度のヨーロッパ旅行のお楽しみに、とっておくしかないですね。

システムさえもう少しわかっていれば・・・。

【シャワールームがある】

日本の温泉のような洗い場はありませんが、男女別の広いシャワールームがあります。私たちは利用しませんでした。備え付けの石鹸やシャンプーがあるかは未確認です。

【ロッカールームが寒い】

入る時はそれほど感じませんでしたが、ぬるま湯の温泉プールに入っていて出てくると、ロッカールームが寒い! 大人だけならサッと体を拭いて着替えられますが、パパは着替え所を確保し、ロッカーから道具を出し、着替え所で子ども2人の水着を脱がせ、体を拭き、次に自分の体を拭き・・・とやっていたら寒くて大変だったようです。

風邪を引かなくて良かったです。

夕ご飯を食べに

【20:20】入場から2時間ジャストで、パパと子どもたちが戻って来ました。とても楽しくて、あっという間の2時間だったようです。パパは1人で子どもたち2人の相手をして、大変だったみたい。

でも、楽しくて良かったね(^^)/

私は1時間ほど街を散策していると暗くなってきたのでこの施設へ。休憩スペースで、1時間ほど文字通り目を閉じて休憩していました。私はいい休憩になりました。

外はもう真っ暗です。お腹が空いたので、夕ご飯にします。

お風呂上りにコーラを飲む次女。「面白かった~~!」
子どもたちは上機嫌で出て来ました。「お腹空いた~~(^^)/」
外はもう真っ暗です。

パパたちは運動して、何を食べてもおいしいでしょう!

パパが生ビール2杯飲む次回に続きます。

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