ポツダムの街の人気ピザ屋さん「Pizzeria Melody」は驚異的なコスパ(2019.9 子連れチェコ・ドイツ旅 #25)

【これまでの旅程】
1日目:台風直撃予報の中、成田から上海経由でチェコのプラハへ。
2日目:朝、プラハ国際空港着。プラハ市内観光。夕方、特急列車でドイツのドレスデンへ。食堂車で夕食。夜10時にホテルに着いた後、深夜1時過ぎ、目覚ましをかけないまま眠りに落ちてしまいました・・・。
3日目(今日):5時2分に奇跡的に目が覚め、5時44分発のベルリン行き特急列車に発車数秒前に飛び乗り。食堂車で朝食を摂るも、値段が「PLN」表記のため、全然わかりませんでしたが思い切ってカード決済。
朝7時41分、ベルリン中央駅に到着しました。おみやげ屋さんで買い物の後、Sバーンでポツダム駅下車、路線バスでサンスーシ宮殿へ。宮殿見学の後は観光馬車に乗りました。ポツダムの街に向かい、お昼ご飯にします。
【13:20】世界遺産:サンスーシ宮殿から695番のポツダム駅行き路線バスに乗り、途中のバス停「Plaza der Einheit/WEST」で下車。
ここは、ポツダムの中心市街地です。お腹すきました。少し遅くなりましたが、ここでランチです。次女は観光馬車の最後のほうからずっとベビーカーでぐっすりです。
【チェコ・ドイツ旅:3日目その7】
ドイツのトラムに乗ってみる
目指すピザ店は、ここから通りを北に向かって真っすぐ歩くこと170mの場所。歩いてもいいんですが、ここからトラムに乗って1つ北の駅(Brandenburger Straße)で降りると、トラムでピザ店を通り過ぎる格好になり、そこからは歩いてピザ店まで50mになります。
トラムはひっきりなしに往来しているようでしたので、ここはわざわざトラムに乗って移動します!
トラムや路線バスのチケットは、私たちが持っているベルリン1日券(A・B・Cゾーン券)に含まれているので切符は不要ですし、なんてったって、ドイツでトラムに乗ってみたいんですもの!
そうと決まれば道路の反対側に移動し、北へ向かうトラムを待ちます。



美しい、ポツダムの街
トラムで駅1つ移動し、ブランデンブルガー ストレイブ(Brandenburger Straße)駅で降り立つと、広く美しい石畳の道路にきれいな車両のトラム、かわいらしい建物が調和した、美しい街並みが広がっていました(^^)/
天気もいいし、これもテンションあがります!
やっぱりヨーロッパのきれいな街って、立ってるだけでいいですよね!
街がまるっと世界遺産のプラハ旧市街は圧倒的でしたが、あっちは観光客がたくさん。地元の生活が感じられる中でのこの街並みも、ものすごくいいです。ふらっと降りたところでこの美しさと清潔さ。ドイツの力を感じるわ・・・。(ちなみに、圧倒的なプラハの街並みはこちら)。
本当ならテラス席のカフェでお友達と4時間くらいおしゃべりしたいところですが・・・、私は子連れ旅行中の身。想像だけで断念。



どうしてドイツでピザ屋?
私たちはグーグルマップの約200人のお店評価で4.5点の高評価のピザ屋さん「Pizzeria Melody」を見つけていたので、そこを目指します。
どうしてドイツでドイツ料理を食べずに、ピザ屋さん行くの?
理由はいくつかあります。
1.子連れ海外旅行中の料理は名物マストではない(と私は思っています)
全く何でもいいというわけではもちろんなく、1日に1回は、その国の名物料理を狙います。が、その他はラフに食事予定を組んでいます。
今日は夜に、ベルリンでドイツ料理と地ビールのお店に行く予定にしていますので、ドイツ料理はそこでチャレンジします。
2.うちの子どもたちはピザが大好き
大好きなんです困るくらいに(^^;。ガストに行くとピザを注文します。
3.安い
これ大切。ちなみにここのお店は、超安いみたいです(^^)/
4.早い
これも大切。今日は日帰りベルリン・ポツダムで、夜の特急列車でドレスデンに戻らなくてはなりませんので、キホン時間がありません。
5.近い
お店はトラム駅から50ⅿ。食後、またトラムで1つ向こうの駅前のバス停から別の路線バスに乗り、ツェツィーリエンホーフ宮殿に向かうので、トラム駅から50ⅿという近さは最強のアドバンテージ。
以上、1~5の指針に基づいて分析すると、私たちにとってこのピザ店「Pizzeria Melody」が最適な選択なのです(^^)/
【13:30】バス停から歩くこと50m。お店はすぐに見つけることができました。この時撮ったのが、この記事冒頭の写真です。
ピザ屋さんでビールを飲む
外にテラス席も数席ありましたが、あまり大きくないのと直射日光は今日は暑かったので、お店の中に入ることにします。
お店を覗くとカウンターがあり、忙しそうにピザをこねるお兄さんが。「席はありますか?」と聞くと、「奥だよ!」言います。
レストランとは全く違う、ものすごくラフな対応です(いやな感じの対応ではなくて、庶民的な対応という意味ね)(^^)/。
ローカルレストラン、わくわくしちゃいます!
ドイツのピザ屋さんって、どんな感じなんでしょうか!
入っていくと、レトロな音響装置などが棚に飾られています。店主の趣味なのかな?

奥は広くなっていて、いくつかのテーブル席が。メニューはテーブルの上に置いてあります。
どうも、誰かが注文を取りに来るという風でなく、入口のカウンターに行って注文する方法のようです。
パパは今日最初のビール! 銘柄は「ベルリナ― ピルスナー(BERLINER Pilsner)」、2ユーロ。ベルリンの代表的な銘柄です。ベルリンと言ったらまずはこれですよ(パパ曰く)!
ただしここは瓶ビールしかなく、入口のカウンター近くにある冷蔵庫から好きなものを取ってカウンターでお会計するシステム。
パパ:ドリンクのメニューはありますか?
お兄ちゃん:そんなのないよ! そこの壁に書いてあるから!
パパ:(なるほど! 瓶ビールを冷蔵庫から取って・・・)栓抜きとグラスはありますか?
お兄ちゃん:あぁ、あそこにあるよ!
と、栓抜きなどのある場所を指さしてくれました。お兄さんはピザを作っているので忙しいんです。
グラスには少し汚れが残っていたので、席まで持ってきてパパが拭きます。が、細長いグラスで下の方まで手が届かない(^^; ここは長女の出番です(^^)/
スプライト(2ユーロ)も一緒に買ってきましたが、ビールとスプライトが同じ値段とは・・・(^^;


気になる、こちらのドイツビールのお味は・・・。「苦みがあって、すごくいい! 日本のビールだと、何が近いかなぁ・・・。スーパードライともプレミアムモルツとも違うなぁ・・・。近いものが思いつかない。」とのことでした。
人気ピザ店の、驚異的なコスパ
私たちがカウンターで注文したのは、
・PIZZA Scampi 26cm(エビのピザ)・・・5.5ユーロ
・PIZZA Margaritha 26cm(マルゲリータチーズのピザ)・・・3ユーロ
・スプライト・・・2ユーロ
・ビール・・・2ユーロ
しめて、12.5ユーロ!(税込み表示。チップ不要)
ヨーロッパ旅行をしている皆さんならわかっていただけると思います。家族3人の食事でビール・ドリンク付きで税込みチップ込み12.5ユーロという価格が、どれほど驚異的であるかを!!
出来上がったピザは、お店の人がテーブルまで運んでくれます。
値段だけでなく、もちろん味も超本格的。カウンターで、お兄さんが生地を手ごねして作っています。
本物のチーズを使ってますから!
エビのピザは、大ぶりなエビがゴロゴロ!
超おいしくて、家族3人お腹いっぱいになりました。

ベビーカーで寝ている次女は無理に起こさず、起きたら食べさせる作戦でしたが、残念ながらずっと爆睡(^^;。起きたら何か食べさせることにします(おせんべいとかカロリーメイトとか)。
食後、酔っぱらって上機嫌なパパと長女が、ひとしきり下品な会話で盛り上がっていました。おしりとかちんちんとか・・・(^^;
【14:30】みんなでトイレに行き、ポツダムでの次の目的地、ツェツィーリエンホーフ宮殿に向けて出発!

再び、路線バスで向かいます。
世界遺産にもなっているツェツィーリエンホーフ宮殿は、第2次世界大戦時、日本軍の無条件降伏など日本への戦争終結条件を宣言した「ポツダム宣言」を連合国の代表が一堂に会してまとめた舞台となった宮殿です。
日本の運命に深く関わったこの宮殿。ベルリンまで来た日本人としては、行かなくてはなりますまい!
次回に続きます。
※世界遺産満載!子連れチェコ・ドイツ旅行記の第1話はこちら(全て無料)
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