英語できなくても海外個人旅行ができる、最強のワンフレーズ
いや~~、とうとう手を付けてしまいました、この話題に・・・。
「英語できなくても海外個人旅行ができる、最強のワンフレーズ」。我ながら、何て挑戦的なタイトルなんでしょう・・・。
そんなフレーズがあれば、みんな英語で苦労しませんよね。
でも、これ、嘘じゃないんです。
本当にあるんです、この夢みたいなワンフレーズが。
超簡単な文法のフレーズです。中学1年生レベルくらいかな?
これを発明?発見?したのはうちのパパ。パパが海外旅行中にもまれる中で編み出した、完全オリジナル話法です(他に紹介しているところがあったらすみません)。
私たちは、話すのは本当にこの言葉だけで、いろんな国を旅行しています(※)。
できちゃってるんです。
もちろん、これ1つできれば全てOKなんていうフレーズがあるわけはありませんが、少なくとも私たちはこれで、これまで行った全ての国をどうにかこうにか乗り越えて来れました。
このブログを始めてから、いつか書こう、いつか書こうと思ってはや2年以上。今書いている北欧旅行で、本格的に私たちの英語がさく裂し始めましたので、このタイミングで書くことにしました。
英語ができる人からみたらバカみたいな内容だと思いますので、どうか暖かい目で見ていただけたら嬉しいです。また、英文等で間違った内容もあると思いますので、コメント欄にてご指摘いただけたら嬉しいです。
※ちなみに、書いてある英語の文章は、ある程度(中学3年生レベル)までは辞書なしで理解できます。
最強のワンフレーズ
それでは早速本題です。
私たちが駆使する唯一絶対のフレーズ(鬼滅の我妻善逸みたいですね)。
それは。。。
「Can I ~?(私は~できますか?)」というフレーズです。
「Ican~(私は~ができます)」の、疑問形ですね。
例文:「Ican play tennis.(私はテニスができます)」
例文の疑問文:「CanI play tennis?(私はテニスができますか?)」
日本語で「私はテニスができますか?」などと他人に聞く場面はまずないと思いますが、海外旅行だとこれが超便利な言い回しになります。
何かしたい(しなくてならない)ような場面で使う言葉に、「I want to~(私は~したい)」がありますが、これはややもすると「~したい」と一方的に宣言する話し方。
これに対して、「Can I~?」は相手に問いかける話し方のため、英語ができなくても相手の返事がわかりやすく、正確に会話を進めることができます。また、いろんな場面で応用が効きます。
また、私たちは家族4人なので、本当は「Can we~?」なのかもしれませんが、これまで全て「Can I~?」で通して、問題なく通じました。
旅で英語を使わなくてはいけないよくある場面での、私たちの切り抜け方をご紹介します。
(注:本当にアホな内容なので、恥ずかしい(^^; かなり恥をしのんで本当のことを書いています。)
ホテルで「Can I ~?」
私たちはホテルのフロントに行き、こう言います。
「Can I check in?(チェックインできますか?)」。
すると相手は、YesかNoかで返します(はっきりと言葉でなく、表情の時もあります)。
たいてい、「Sure(=Yes),passport please.(もちろん。パスポートお願いします)」みたいな返しでしょうかね。
チェックイン開始時刻の前などで、時間が早すぎてダメな時は「No,~」と言ってくるでしょう。
何かダメそうなこと言ってるな~(でも、ダメな理由が聞き取れなかった)と思った時は、もう一度、
「I can’t check in?(チェックインできないんですか?)」
※否定疑問文をイメージしていて、本当の語順は(本当は「Can’tI check in?」)なんですが、最後の音を上げれば疑問文として取ってくれます。
と言えば、(こいつ、英語わからないんだな)ということが伝わり、もっと簡単な言葉や身振り手振り、メモなどで説明してくれるでしょう。
この表現のいい所は、相手がYes、Noで返してくれるので、相手の返事を理解しやすいことなんです。
レストランで「Can I ~?」
レストランでもいつもこの表現です。
まず「Can I take a seat?(座ってもいいですか?)」
満席なら、Noと言ってくるでしょう。
応用編!
この席に座りたい、と言う時は、その席を指さしながら
「Can I take this seat?(ここに座ってもいいですか?)」
で、通じなかったことはありませんし、ダメなら「No,~~」と言ってくれます。
次は「Can I order?(注文してもいいですか?)」。
店員を呼びつけるよりも多分控えめな表現ですので、快く対応してもらえると思います(当社比)。
注文の時は、メニューを指さしながら「I want this one,and this one(これと、これください)」でOK。これで通じなかったことはありません。
ここで、違う表現が出て来ました。
私たちは、「I want 名詞(私は、〇〇が欲しい)」という表現だって使えるのです!
※ちなみに、「I want to go the station.(私は駅に行きたい)」という表現だって使えます。
あと、結構レストランで使うのが、「Can I have~?」。
子ども用の取り皿が欲しいときは「Can I have a small plate?(小皿を1枚もらえますか?)」となります。
「ハ?」と、1回で通じなかった時は、
「Can I have a small plate for my children?(子どものための小皿を1枚もらえますか?)」
と、子どもを指さしながら言えば、まず通じます。
「Can I~?」、メチャクチャ使えるでしょう~~(^^)/?
レストランでトイレの場所を聞くとき
レストランなどで、トイレの場所を聞きたい時。
where(どこ?)を使った難しい英作文を考える必要はありません。
「Can I use toilet?(トイレ使えますか?)」でOK。どこにあるかを尋ねなくても、トイレの方向を指さしてくれるでしょう。
もし場所を教えてくれなければ、「where・・・(どこ・・・)」とつぶやきながらキョロキョロすれば一発です。
それで間違いなくトイレの場所を教えてもらえるでしょう。
駅で「Can I ~?」
駅で、列車の目的地を、車掌さんや駅員さんに聞きたい時。
「Can I go to Tokyo by this train?(この列車で東京に行けますか?)」でOK。
そうなら「Yes」、違っていれば「No」と言って、何番線の列車か教えてくれるでしょう。
または、目的地行きの列車がどれか(何番線か)を聞きたい時は、
「Can I go to Tokyo by the train?(列車で東京に行けますか?)」でOK。
短いフレーズですが、駅員さんなら「あ、何番線、何時発の列車ですよ」と教えてくれるでしょう。
切符を持ってなくて、買いたい時の尋ね方はコレ。
「Can I buy a ticket?(切符を買えますか?)」
駅で切符が買えないわけはありませんが、これで通じます。難しい英作文をしなくても、切符売り場や切符の買い方を教えてくれるでしょう(少なくとも、切符売り場を指さしてくれるでしょう)。
人力車に乗りたい時も使っていました。タクシーと違って、人力車だと「〇×へ行ってくれ」という風には話さないので・・・。
「Can I go to the tower?(タワーへ行けますか?)」「How much?(いくら?)」
といった感じで話しかけていました。
多少目的と違う言葉でも、確信犯で「Can I~?」を使って打開を図る
さっき、駅でどの列車に乗ればいいかわかない場面でも使っていた技?ですが・・・。
どういうことかというと、例えば、駅の券売機で切符を買いたいけれど、「買う方法がわからなくて困っています」と言おうとすると、かなり難しい英作文(当社比)になってしまいます。
そこで私たちは、強引に「Can I~?」を使った短い英文で伝えます。
本当は、「すでに予約はしてあってバウチャー(予約確認書)も手元にあるのに、この機械での処理の仕方がわからなくて困っています。良かったら教えてもらえますか?」と聞きたい所を、そんなハイレベルな英作文とってもできないので、
機械の目の前で、バウチャーを見せながら、
「Can I buy a ticket?(私は切符を買えますか?)」
と言ってしまうのです!
これなら、私たちがバウチャー(予約確認書)を持っている、すでにお金も支払っているのに、切符との交換方法(またはチェックインの方法)がわからなくて困っていると伝わるので、機械の操作の仕方を教えてもらえることでしょう。
シチュエーションに、身振り手振りや表情、それと「Can I~?」で、たいていのことは表現できるはずです。
写真を一緒に撮りたい時も「Can I~?」
子連れで旅行をしていると、異国のかわいい子どもがいたり、現地の独特の服装をした人がいたりして、一緒に写真を撮りたくなることがあります。
私たちはここでも「Can I ~?」です。
英語が話せれば「もし良かったら、私たちと一緒に写真に写ってもらえませんか?」と言う所ですが、私たちは唯一使える英語表現を使って、
「Can I take a picture with you?(私は、あなたと一緒に写真を撮れますか?)」
と言います。
一緒に撮りたいのが、「あなた」でなく「あなたの子ども」の場合は、応用編で、
「Can I take a picture with your child?(私は、あなたの子どもと一緒に写真を撮れますか?)」
となります。OKなら「Sure!(もちろん!)」とか、「Yes」とか、「OK」とか言ってくれると思います。
ダメなら、言葉や表情で伝えてくれるでしょう。
発音は「キャナイ」がかっこいい(当社比)
行く先々で「Can I ~?」だけを使って話し続けるにあたり、気が付いたことが。
発音は、「キャン アイ ~?」よりも、アメリカ人っぽく「キャナイ ~ ?」と言う方が相手に通じます。
「Can」と「I」を別々に発音するのではなく、一つの言葉のように発します。
英語がうまくなったような気になることもできます(^^)/
「Can I~?」の限界
万能の言葉にも思える「Can I ~?」ですが、弱点があります。
それは、電話やメール。
「Can I ~?」に、身振り手振りや指さしをプラスすることで、いろんなリアクションを相手から得られるんですが、無振り手ぶりや指さしが使えない「電話」は厳しい。電話は、やはり英語力が必要だと思います。
だから、私たちは電話はムリです・・・。
かつて、インドネシアで一度だけ、「タクシーの運転手の知り合いのタクシー運転手」を紹介してもらった時に、自分で説明してくれと通話中のスマホを強引に渡されてパパが英語で必死に話したことがありましたが、あれはつながっている携帯電話を渡されたから。
自分から英語で電話したことはありません。
その時も、結局失敗したんですよね・・・↓
必死に英語で電話するも、次の日にとんでもない結末が待っていた話
レストランの予約の電話すら、一度もしたことがありません(どうしてもしたい時は、ホテルの人にチップをあげて頼みます。その時は、「Please call the restaurant for me」「I can’t speak English」)ってとこでしょうかね~。
イザとなったら「筆談」
こんなことはほとんどやらずに、「Can I~?」だけで旅行できますが、本当に困ったときは、英作文を考えて紙に書いて相手に渡します。
「Can I~?」と聞いて、万一、相手に「No」と言われた場合です。
「一緒に写真撮りませんか?」とかなら、諦めればいいだけなのでNoのままでも全然OKですが、困るのが、Noと言われては困る時。
例えば、「絶対に長距離高速バスの予約をしなくてはいけない時」とか・・・。
そういう時は、めったにありませんが筆談の出番です。
私たちは中学3年生レベルの英語であれば筆談OKなので、最後の砦といった感じでしょうか。
アメリカ・イギリスには腰が引けてしまう
「Can I~?」だけを使い、いろんな国でいろんな場面をクリアしてきた私たち。
ですが、苦手なものが・・・。
それは、ネイティブアメリカンと、ネイティブイングリッシュ。
アメリカ人らの英語は早いし発音が良すぎて、何言ってるかわからないことが多くて・・・。
それに、アメリカやイギリスで「Can I~?」しか使えないことがわかると、飲食店とかで露骨に嫌な顔されたりするんじゃないかと・・・(行ったことない私の勝手なイメージ)。
でも、英語を公用語としない国でアホな英語を使うのは全然抵抗ありません。
例えば、今旅行記で書いているフィンランドとかだったら全然OK。ドイツもチェコもエストニアも。英語圏じゃない人の方が、アメリカ人やイギリス人よりも、私たちのように英語できない人に寛容な気がして・・・。
また、アジアだったら、英語が公用語の国でも気後れしません。インド、マレーシア、シンガポール、フィリピンなど。日本人が英語できなくても、それだけが理由で嫌な顔されることはまずありません(経験に基づく)。
なので、アメリカやイギリスにはイマイチ足が向かないんですよね~(^^;。
あ、ちなみに、同じアメリカでも、ハワイやグァムなら日本人観光客が多いし、不安はありません。実際、2019年秋のチェコ・ドイツ旅行を計画しているの時、対抗馬はハワイ旅行でしたから(この時は、安い航空券を取れなくてハワイは断念しました)。
ニューヨークやロサンゼルスだとビビるかな・・・。何だか馬鹿にされそうで・・・。
一方、同じ西洋系ネイティブでも、オーストラリア、カナダはなぜかOKです! オーストラリアやカナダは人種差別が全くない国だと聞いたことがあるし、日本人にやさしいイメージがあります。
特にオーストラリアは、将来の旅先候補の1つに入れています。
神様の言う通り
・・・とまぁ、今回は、私たちの海外旅行での生々しい姿を明かしてしまいました・・・。
もちろん、英語話せたほうがいいに決まっています。私も、いつか、英語の勉強をしよう、しようと思ってはや10年以上・・・(^^;。
神様の声:このブログ作らないで2年間を英語の勉強に充ててれば、今頃かなり英語できるようになってたぞお前。
ほんと、神様の言う通り・・・(^^;。
これからは、長女と一緒に英語の勉強をしていこうと思っています(思ってるだけ)。
次回、北欧旅行記に戻ります。
知らずにいつの間にか28,000円払ってしまってたやつですね。
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