ストックホルム:ティー・セントラーレン駅(T.CENTRALEN)でおしっこまみれ(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯9)

Gardet駅から地下鉄レッド・ラインで、まずは中心駅のT.Centraren駅に向かいます

【これまでの旅程】
1日目:羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ。アーランダ国際空港で数々のトラブルに見舞われながらも、鉄道と地下鉄を乗り継ぎ、ホテルにチェックイン。

2日目(今日):深夜2時30分起床。ホテルのレストランで朝食を摂り、午前8時前にホテルを出発しました。

【7:50】ストックホルム観光へ向けて、バッタハムン港脇のホテル「スキャンディック・アリアドネ」を、スーツケース2つを引きずりながら出発!

最初の目標は、ストックホルム中央駅のコインロッカーに、スーツケース2つを預けることです。

【2016.7 子連れ北欧旅行:2日目その2】

最寄りの地下鉄駅を目指す

コインロッカーのあるストックホルム中央駅には、地下鉄は直通していません。

まずは、中央駅最寄りの、地下鉄の中心駅:ティー・セントラーレン(T.Centralen)駅へと移動します。

昨日の夜、ホテルに来るまでに通った道のりですね。

ホテルを出て、しばらくは屋内ゾーンが続きます。

まず、ホテルの自動ドアが面白くて、日本みたいに両側(または片側)にスライドして開くんじゃなくて、人が近づくとガチャっと開くんですよねガチャっと。

これ、ホテルを出るときはスムースだけれど、入る時は手前側に開く形になるので、やや危ないような気が(^^;

昨日の夜は余裕がなくて、この面白さに全然気付かなかったです(^^;

この「ガチャッ」自動ドアが2連続で続いているんです。4歳の長女も大ウケ。

プロムナードに面白いモニュメントがあるので、写真遊び(昨日もこの前を通ったんですが、昨日は一刻も早くホテルにたどり着きたくて、写真を撮ってる余裕なんてなかったんです・・・)。

私たちが写真を撮って遊んでいると、60代くらいかな、スウェーデン人のシニアのご夫婦が通りがかり、「写真を撮ってあげましょうか?」と声をかけてくれました(英語わからないなりに、雰囲気で理解)。

素敵なご夫婦の男性:どちらから来られたんですか?

私:日本からです!

素敵なご夫婦の男性:そうですか! 私たち、新婚旅行で、日本に行ったんです。もう40年も前のことですが・・・。キョウト、キンカクジ、カマクラ・・・。

私:そうですか! それはうれしいです。私たちは(「日本の北部の街から来ました」と言いたかったんですが、そんな高級な英作文はとっさに出来ず)東京の近くから来ました・・・(大ウソ)。

素敵なご夫婦の男性:ご旅行、楽しんでくださいね!

私たちが英語話せないのを察して、会話をサッと切り上げてくれました。

すごく品があって素敵な、北欧のご夫妻でした。

私たち、超田舎者なんですが、東京の品格を落とさなかったかしら・・・(^^;

お言葉に甘えて撮ってもらった写真がこちら↓。

自称「東京の近くから来た」日本人家族。

スウェーデンの変なエレベーター:その1

プロムナードを進んでいると、階段部分の横にエレベーターがついているのを発見!

昨日の夜はエレベーターが付いていることに気付かず、スーツケース2つと子どもが寝ているベビーカーをパパが順番にかついて3往復して、この階段を下りたんですよね(^^;

エレベーター、付いてたんだ!

早速使ってみます。

ドアは・・・。手で開けるやつか。

どうもスウェーデンでは手動でガチャッと開けるドアが主流みたいなんですよね。寒さが厳しいから、日本のスライド式の自動ドアだと冬場マイナス20度~30度くらいで凍り付いてしまったりするのかもしれません。

ドアを開けて入ってみると・・・。

そっか、そういうことか!!

このエレベーター、いわゆる「カゴ」がなく、荷物を上げるリフトのような、簡易なエレベーターだったのです。

だから上から来た時に、エレベーターと認識しなかったんですね。

ま、簡易でもいい。小さいエレベーターなので、私と長女から先に。

(ガチャン!! ウィ~~ン)

おお、荷物用って感じだな・・・。

上までついて、止まりました。

扉を手で開けて乗り込みます。
上から顔が出てきた! こういうことか!! これじゃ、上から来た時に気付かなかったわけだ!

さて、扉を開けよう。

自動で開かないのよね~。

さ、押して。

ん? 開かない?

どこを押すのかな??

エレベーター内の全てのボタンを押してみますが、扉が開きません。

あれ? レバーとか、スイッチとか、扉の外にあるのかな?

そんなのもないし・・・。

私:パパ~~、扉が開かない~~!!

パパ:今行く~~!

研究の結果、このエレベーターは「ボタンを押している間だけ動く」というエレベーターなんですが、わずか1センチほど上に上がり切っていなかったようで、上昇のボタンを押して上に上がりきることで、扉が開くしくみだということが判明しました。

なるほどね~~~。

次は、パパが荷物を上げます。

あれ、どのボタンを押しても扉が開かない!
外にスイッチとかあるのかな・・・。
1歳児:(ここから出られるのかな・・・。)

長女は、面白がってもう一度乗ります。

パパ、気を付けてね~~!(神様の声:エレベーターから顔を出すな顔を。)
ボタンを押し続けると上に上がります。4歳「面白~~い!」
パパの時は、乗降もスムース。「さ、どうぞ~~。」
プロムナードもここで終わり。ここからは外です。

野生のリスを発見

【8:05】屋外に出ると、公園を通り抜けます。

公園に、たくさんの野生のリスがいました。

かわいい~~!

子どもたちはリスさんに釘付け。

ですが、ここは先を急ぎます。

4歳「見て見て、リスさんがいる~~!」
ストックホルムの公園にたくさんいたリスさん。

信号が早っ(^^;

【8:10】公園を抜けると、道路を横断します。

この交差点が、また面白いんですよね~~。

面白ポイント1:信号が低い

触れるくらいの位置にあります。何だかかわいいんです(^^)/

面白ポイント2:青信号が超短い

歩行者用信号が青信号の時間が日本に比べ非常に短く、青になったとたんにそれなりにスタスタと歩かないと道路を渡り切ることができません。

大人ならいいですが、小さい子どもや高齢者には明らかに厳しい時間設定なんです。

面白ポイント3:カタカタいう

青になると、大きい音で「カタカタカタカタ・・・・」と鳴り続けます。まるで、早く渡れと急かされているみたい。

ジャンプしたら届く位置に信号があります。
「カタカタカタカタ・・・」青になったらすぐ渡らないと! 走れ~!!
無事、道路を渡り切りました!

普通のエレベーター

お次は、道路から長い地下歩道を進み、地下鉄Gardet駅の構内に入ります。

地下歩道は、冬に強そうです(^^)/。

エレベーターで地下歩道に下ります。
ボタンはこんな感じ。心眼で理解。
これは普通のエレベーターでした。

スウェーデンの変なエレベーター:その2

またまた出て来ました、変なエレベーター。

階段に並行して設置された、ケーブルカーのように斜めに上がっていくエレベーターです。

カゴが向こう側にあると、呼んでも来るまでに時間がかかるんですよね・・・。ゆっくりだから・・・。

呼ぶんですが、なかなかカゴが来ません。
おっ、来た来た!
乗り込んだ時はこんな感じ。

地下鉄でストックホルムの中心駅、ティー・セントラーレン駅へ

ようやく改札へ。

昨日の夜は券売機でチケットを買うことができませんでしたが、パパが再挑戦し、チケットの購入に成功!

これでストックホルムの地下鉄は大丈夫です。

英語わかる人がやれば、簡単な操作です・・・(^^;

【8:28】地下鉄に乗車。

大荷物なので混んでいたらどうしようかと思いましたが、今日は日曜日。地下鉄は空いていました。

初めて、券売機でのチケット購入に成功しました!
ティー・セントラーレン駅方面はこっちだ!
来た来た! この列車にこれから乗りこみます。

【8:40】ティー・セントラーレン駅到着。

ティー・セントラーレン駅のエレベーターの異臭

ティー・セントラーレン駅に着いて、エレベーターを使って外へ。目指す「ストックホルム中央駅」は、歩いて5分ほどの所にあります。

ティー・セントラーレン駅は、地下鉄の中心駅。ここを中心に、ストックホルム各地に地下鉄が伸びています。まさに、ストックホルムの中心。

当然、大きな駅。

その駅から外に出るために階段脇のエレベーターを利用したんですが(※)、これが、強烈な臭い

※ひょっとして、外に出ずに、地下を通って行く手があるかもしれません。

明らかな悪臭。

く、臭い・・・。

まるでおしっこの臭い。

下を見ると、雨も降っていないのに、エレベーターのかご内だけがなぜかびっしょり濡れています。

そして、この強烈なおしっこの臭い。

エレベーターの扉は閉じているので、臭いもこもり、一層かぐわしくなっています。

これって、「おしっこみたいな臭い」じゃなくて、紛れもない、「おしっこ」そのものだ!!

エレベーターの中が、おしっこまみれになっているんだ!

よくよく見れば、濡れているだけでなく、「水たまり」も。

「水たまり」?

違うでしょ。

これは、

「おしっこたまり」だ!!!

実は昨日の夜に利用した際も、この異臭には気付いていました。

でも、ここまで強烈ではなかったし、「あれ? おしっこ臭いけど、気のせいかな?」くらいに思っていたのです。

おしっこエレベーターに、乗るか、乗らないか

突然現れた「おしっこエレベーター」。

想像を絶する臭いです。

でも、「大」のほうは幸いありませんでした・・・。

あなたなら、この「いい匂い」のエレベーター、乗ります??

いや、普通、絶対乗らないですよね。

でもこの階段、結構長いんです。

そして、私たちは一つ30kgのスーツケース2つ(日本から持ってきた水も入っているから)にベビーカー。

長い階段をスーツケースを担いで3往復するか、鼻をつまんで「おしっこ溜まりの中に入る」か。

3往復のほうを選ぶ方も多くいらっしゃると思いますが、この時私たちは「おしっこ溜まり」の方を選択しました。

短い時間でしたが、強烈な臭い。

子どもはすぐその辺に手をついたりしてしまうので、長女がおしっこの上で転ばないよう、しっかりと手を握ってエレベーターをクリアしました。

おしっこ溜まりの中を、スーツケースを押し、ベビーカーを押します。

靴や歯車が、おしっこまみれだよ・・・。

くれぐれも、ピチャッとはねないよう、ゆっくりゆっくり進みました。

それでも(・・・ピチャッ・・・)

私:ああっ!

おしっこエレベーター考

この時の「おしっこエレベーター」について、私は確信しています。

これは、土曜日の夜、たくさんの酔っ払いたちが、駅のエレベーターを公衆トイレ代わりにしているのです。

スウェーデンの公衆トイレは有料。それに、深夜は公衆トイレが閉まるんです。

駅の構内に入れば駅のトイレがありますが、構内に入るにはお金がかかります。

そこで、駅のエレベーター(屋外と駅を結ぶ階段脇のエレベーター)が、恐らくは半ば公然と公衆トイレ代わりに使われているのです!

ほんの2~3人のおしっこではあの状態にはなりません。

せめて、男性陣の仕業と思いたいですが、ひょっとして女性もやってたりして・・・(エレベーターは個室になるから)。

一週間後の日曜日の朝、また再びこのエレベーターを見てみたら、エレベーター内は豊富なおしっこで満たされていたほか、エレベーターの近くに胃の内容物をリバースした物までありました"(-“"-)"。

日曜日の朝、ティー・セントラーレン駅と外を行き来される際は、階段やエスカレーターでなく、

「エレベーター」の利用をお勧めします(^^)/

ストックホルム中央駅へ向かう

【8:50】勢いでおしっこエレベーターを切り抜け、外に出ると、おしっことは無縁の素敵な街並みが広がっていました。

歩道橋を渡ってわずか5分の道のりですが、写真を撮りながら進みました。

途中、なぜか折れた標識が道路に放置されていたり。

外に出た所。早くも、さっきの「おしっこエレベーター」のことは忘れてはしゃいでいます。
ライオンくん、かわいい顔(^^)/
スウェーデンの子ども向けリュック(ランドセルのような感じかな?)屋さんを発見! 1つ3,700円~12,000円くらい。
日本のランドセルのようで、興味津々。
右に見えるのがストックホルム中央駅。あそこでスーツケースを預けます。
なぜか壊れた標識が。結構重い・・・。

【9:00】ストックホルム中央駅着。

ホテルからここまで、1時間10分かかりました。

ストックホルム中央駅のコインロッカーに苦戦する次回に続きます。

のび太も登場します。

※夏の北欧へ!子連れ北欧旅行記を第1話から読んでみる方はこちら(全て無料)

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