【世界遺産】ナポリ歴史地区での名物「ババ」と、思い出のプレゼント(1歳&5歳:子連れイタリア旅 ♯30)
【これまでの旅程】
0日目:金曜日の午後9時30分、東北地方の自宅をマイカーで出発。車中泊。
1日目:成田空港からモスクワ経由でローマ着。深夜12時過ぎにホテルにチェックイン。
2日目:ローマ観光。ホテルでほぼ徹夜した後、バールで朝ごはん。サンタ・マリア・マッジョーレ教会、コロッセオ、パラディーノの丘、フォロ・ロマーノ、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂などを観光。ホテルへの帰路、テルミニ駅でスリに遭い、夕飯は食べずに就寝。
3日目:午前2時45分には全員起床。テルミニ駅のカフェでバニーニ食をべ、サン・ピエトロ大聖堂、サンタンジェロ橋を観光し、特急列車で午後4時にナポリ着。私は疲労でダウン、パパはホテル内を探検した後、長女と2人で夜のナポリ駅周辺へジェラートを食べに出かけ、早めに就寝。
4日目(今日):ナポリ観光。朝4時には全員起床、ホテルで朝食を摂り、午前8時に出発。地下鉄とケーブルカーでサンテルモ城へ。サンテルモ城、サン・マルティーノ国立博物館を見学し、博物館のカフェでババを食べました。
その後、ケーブルカーと地下鉄を乗り継いでナポリ中心市街地へ。スカッパ・ナポリ散策。ディ マッテオで激安絶品ピザを食べ、商店でおみやげを買いました。
【14:20】ナポリ旧市街(=世界遺産)を1時間以上歩いて、疲れてきました。この辺で1度、カフェで休憩にしたい所。
どこかにいい所ないかな~。せっかくだから、ババ(ナポリ名物のスイーツ)を食べたいな! お昼前にミュージアムカフェで食べましたが、お店によってかなり違うみたいだから!
カフェを探しながら進みます。
そうして歩くこと5分。カフェを発見! ババもおいしそうです。
ここに入ることにしました。
【2017.1 子連れイタリア旅行:4日目その7】
ナポリ名物「ババ」再び
ありました、おいしそうな「ババ」を置いてあるお店が!
お店の名前は「Mazz – Bar Pasticceria」。
このお店には、ババだけでなく、パスタ(簡単な物)やケーキ類もあるみたいです。
さっき、ピザ屋さんで立ち食いでピザを食べましたが、やはりイタリアに来たのだから、パスタも食べてみたい・・・。パスタを1皿頼んで、みんなでシェアしようか。
私たちは、
ババ(ナポリ名物の焼き菓子):1.5ユーロ
パスタ(作り置きの、この1種類しかなかった):2.5ユーロ
エスプレッソ:0.9ユーロ
カプチーノ:1.3ユーロ
を注文。合計6.2ユーロ(750円)。
【14:25】これだけ頼んで席料込みで6.2ユーロ・・・。これが、観光地でない、ローカルのバール(カフェ)のお値段ですよ。さっきのピザ屋さんだって、ピザ1枚180円でしたもんね。ピザやパスタ、ババだって、本当はこういう庶民の食べ物のはずです。
自分で持って行くスタイルなので、チップも不要!
お店の奥に入り、席に座ります。周りから聞こえてくるのはにぎやかなイタリア語ばかり。
さて、まずは作り置きだったパスタから。こんなんでも、おいしいのかな~~。
って、おいしい!! トマトの濃厚かつシンプルな味。
長女はトマトが大好きなので、パクパク食べ始めました。
パパと長女の2人で、あっという間に食べてしまいました。
そして、ババは・・・。
このお店のババはしっかりラム酒のシロップに浸かっていて、食べるとほんのりお酒の香りが。システィーナ博物館のカフェで食べたババと違い、これは大人向けのババですね~。
テカテカしてたので、てっきり結構甘いかと思ったら・・・。
甘さ控えめ!
ブランデーケーキに近いですが、スポンジがふわっふわ。そして、食べた時に濡れているのを感じます。
これは、食べたことのない味!!
おいしいです~。お酒飲めない私でも大好きな感じ。
長女はシロップがあまりかかっていないスポンジの所を。その他をパパと私で分け合いっこ。
とってもおいしかったです(^^)/ ナポリに来たら、苦いエスプレッソとラム酒の香るババで休憩は必須ですね!
今、ブログの記事を書くためにこのお店をグーグルマップで調べてみたら・・・、とても安価でババもピザもおいしいお店と言うことで、とっても高評価のお店でした。私たちは偶然、いいお店に入れたみたいです(^^)/
【15:00】バールを出て、再びスパッカ・ナポリ散策に出発です。
スパッカ・ナポリを往く
私たちは、ここから700mの所にある、フレスコ画のタイルの回廊で有名な「サンタ・キアーラ教会」を目指して歩きます。
教会から200mほどの所に地下鉄ダンテ駅がありますので、教会を見学した後はそこから地下鉄に乗ってナポリ駅近くのホテルに戻り、荷物を取って夜行フェリーに乗るために港に向かう・・・というプランです。
さて、教会に向かって、ナポリの下町を700m歩きだします。
狭い道に、通りを行き交うたくさんの人々、そして建物のものすごい落書き・・・。写真を撮りながら、ベビーカーを押してゆっくり歩きました。
日本人はもちろん、中国人も韓国人もいませんよ~~。
私たちが歩いたナポリの街並みを、何枚かの写真で紹介します。
革製品のお店で立ち止まる
【15:30】教会へ向かう道の途中。
通りに、小さい革製品のお店がありました。
私、今使っている財布が古くなっていて、どこかでいい物があったら買いたいなと半年くらい前から言っていたのをパパが覚えていたみたいで、「ちょっと見てみようか」と言うことに。
お店のショーウィンドーに飾られたかわいらしい財布の値段を見ると、60ユーロ(7,200円)~200ユーロ(24,000円)くらい。私たちにとっては高価な物ですが、まったく手が出ない金額ではありません。
思い切ってお店のドアを開け、入ってみます。
ミラクルパパ
お店の名前は「 Seriptura (レシートの記載はSETEFI。(セテフィ、っていうのかな?)」。奥のカウンターに、おじさんが1人。笑顔で迎えてくれました。
小さいけれどすごくきれいでいいお店。「いい物を置いている」と感じました。
恐る恐るという感じで、小さいお店に所狭しと並ぶ財布やバッグを見ます。見るからに本革製品ばかり。お値段は良心的に見えました。
ナポリには偽物や粗悪品が多いから、気を付けたほうがいいというのをどこかで聞いたことがあります。
これ、本物の皮なのかしら・・・。
パパがお店のご主人に、こんなことを聞きました。
パパ:この革製品は、どこで作っているんですか?
お店の主人:これは全て家で私の家族(Familyだから、「一族」って感じかも)がハンドメイドで作っているものです。
自社ブランド!!
確かに、見るからに手作り。皮の縫い目などを見ますがきれいな仕上がりで、皮の匂いも光沢も素晴らしく、間違いのないもの。
これまた偶然、素晴らしいお店に入ったみたいです。
ビビり気味の私にパパが一言。
パパ:気に入ったものがあったら買ってあげるよ。値段は気にしなくていいから。
!!!!!
きゃーっ! パパ素敵っ! 素直に、うれし~~~っ!
こういう時、もちろんパパは自分の小遣いから買ってくれます。
気に入った財布(7,000円くらい)と・・・、かわいい赤いバッグ(8,000円くらい)があったので、どっちにしようかと迷っていると、パパが一言。
パパ:迷ってるなら、両方買ってあげるよ。
えっ!
そんな!
パパならそう言うと思って、迷ってみたわ!
いや、本当に迷ったの本当に!!
ってことで、両方買ってもらうことに。
お値段、2つで124ユーロ(15,000円)でした。
一般的な基準から言って「大変高価な物」ではないと思いますが、私たちにとっては大変高価な物。それを2つも、パパが買ってくれたのです(^^)/。
この、ナポリで買ってもらった財布とバッグ、もちろん今でも大切に使っていますし、大のお気に入りです。
記念にと、お店のご主人と一緒に撮ってもらったのが、この記事冒頭の写真です。
ご主人に日本酒をプレゼント
お店を出ようとした時、パパが何か思いついたようです。
どこかで誰かにお世話になったときにプレゼントしようと思って日本から小さいパックの地酒を持って来ていて、毎日2個ずつパパのリュックに入れていたんですが、今日はもう誰かにお世話になることもないだろうからということで、このお店のご主人にあげることにしたのです。
パパ:これ、日本のお酒です。あなたへの、日本のおみやげです。
そう言ってパックのお酒を2つ渡すと、ご主人は大変感激した様子。
私たちが出て通りを歩いて行くのを、しばらく手を振って見送ってくれました。
ちょっとは国際交流になったかしら・・・(^^;
教会を目指して
【17:50】目指す「サンタ・キアーラ教会」まではあとわずか。10分ほどで到着します。
「地球の歩き方」の地図を見ながら、通りを進みます。
【16:00】サンタ・キアーラ教会に到着。
素敵な次回に続きます。
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