ヘルシンキの「普通の公園」が普通じゃなかった(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯30)

1歳児でもできるブランコ。記念すべき次女の「初ブランコ」は、ヘルシンキでした(^^)/

【これまでの旅程】
1日目:羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ。

2日目:ストックホルム市内観光。その後、夜行フェリーでフィンランドのトゥルクへ。

3日目:ムーミンワールドとトゥルク市内観光

4日目(今日):午前4時に起きてお支度と朝食。朝7時30分、ホテルを出発。トゥルクから特急列車でヘルシンキにやって来ました。

朝、フィンランドのトゥルクから特急列車に乗って約2時間。

首都ヘルシンキに到着しました。

【10:45】駅の見物を終え、ヘルシンキ中央駅を出て来ました。

【2016.7 子連れ北欧旅行:4日目その4】

ヘルシンキ中央駅に到着!

今日のプランは、「ヘルシンキ市内観光」。まずはトラムに乗って、大荷物を預けて身軽になるべく、港の近くにとった4つ星ホテル「ラディソンブルシーサイドホテル」へ向かいます。

それよりも先に、トラムの切符を買わなくてはいけません。

トラムの切符、どこにでも売っているというわけではなく・・・。キオスクや車内で買えるようですが、英語もできないし、できれば会話をしないで買いたい。

調べた情報によると、駅前のトラムの駅「ラウタティエアセマ」駅なら、ホームに券売機があるようですが・・・。

ヘルシンキ中央駅。巨大な像4体が、駅の照明を持っている面白い建物。
トラム駅は、ヘルシンキ中央駅のすぐ前にあります。

トラムのチケットを買う

ヘルシンキ中央駅の最寄りのトラムの駅「ラウタティエアセマ駅」はすぐわかりました。スーツケース2つにベビーカーを押して移動します。

【10:50】トラム駅に、チケットの自動販売機を発見!

パパが適当に操作。英語を選択し、1時間券を2枚購入成功! 1枚あたり2.5ユーロ。ユーロ現金で購入。子どもはトラム無料です。

※トラム車内で買うと、1枚当たり3.2ユーロです(割高になります)。

※実は、ベビーカーに子どもを乗せて押していれば、大人1人は無料で乗れるんです(切符不要)が、この時はまだそのことを知りませんでした。

狙うは「6番」のトラム。私たちの行く「ラディソンブル・シーサイドホテル」は、6番のトラムの終着駅「Hietalahti駅(すみません、読み方不明)」のすぐ目の前にあるのです。

上下方向がありますが・・・。ヘルシンキ中央駅との位置関係から、こっち側のホームでいいみたいだな・・・。

到着予定はホームの電光掲示板に表示されます。

【11:05】列車を3つやり過ごし後で、6番のトラムが来着! 空いていて、無事スーツケースも入れることができました。

ベビーカーも、赤ちゃんを乗せたままで乗車可能。

トラムは4両編成くらい。結構長いです。

私たちの英語力でも、トラムチケットの購入に成功! パパ、やればできる子なんです!
トラムが頻繁に行き交います。
ラウタティエアセマ駅にて。舌がもつれそう。名前がいちいち長いんですよ北欧は(^^;
かわいらしい、6番のトラムの車内。

トラムの駅名表記は2種類

ヘルシンキの駅や地図では、2つの駅名が併記されています。1つはフィンランド語表記、もう1つはスウェーデン語の表記だったと思います(確か)。使う文字もスペルも、フィンランド語とスウェーデン語ではかなり違います。

例えば、ラウタティエアセマ(フィンランド語を私がローマ字読みしたもの)駅の表記は、「Rautatieasema」と「Jarnvagsstationen」です(まるで読み方わからず)。

地名(駅名)なのに、全然スペルが違うんですよね~~(^^;。

トラムの駅では、駅名が2段に書かれていて、フィンランド語が上に太字で、スウェーデン語がその下に細字で書かれています。

トラムの車内の電光掲示板に次の駅名が表示され、バスのように降りる人は手前で車内の黄色いボタンを押して止まってもらう仕組みですが、この駅名表示も、フィンランド語とスウェーデン語の2種類が交互に表示されます。

【11:15】そんなトラムに揺られること10分。終点に到着。

終点で下車。
無事、6番のトラムでホテルに着いたぞ~!
駅名は必ず2つ表示されています。全然違う名前ですが、同じ駅を指しています。

ラディソンブル・シーサイドホテルへ

終着駅「Hietalahti駅(フィンランド語表記)」で降りると、果たして、目の前に、ありました! 「ラディソンブルシーサイドホテル」が!

大きいホテルだなぁ~。大きな建物が2つともこのホテルです。

ここは港のほど近く。振り返ると海も見えます。武器を積んだ小さい警備艇も接岸していました。

どうしてこのホテルを選んだかというと・・・。

私たちは明後日、フィンランドからエストニアへ船で旅立つのですが、このホテルは、その港の近くにあるからなんです。

船で各国を回る旅をする場合、やはり最も怖いのは「船の乗り遅れ」。子連れで大荷物、しかも英語もできない私たちは、港の近くのホテルを取ることで、乗り遅れのリスクを少しでも減らそうと考えたのです。

しかもここは、インターネットで見た時にお部屋がすごく素敵で、ちょっと予算オーバーだったけれど少し無理して予約した4つ星ホテル!(注:私たちは貧乏なので、いつも3つ星ホテルを利用しています。今回の北欧旅行でも、4つ星はこのホテルのみ)

スーツケース2つを預かってもらおうとフロントに行くと、何と、もうお部屋を使っていいとのこと。今日は平日ですもんね。ラッキー!

お部屋はきれいでとても広く、さすがは4つ星ホテル! 素敵すぎるっ!

お部屋で10分ほど小休憩し、再びトラムで市内観光に向かいます。

(お部屋やホテルのレストランの様子は、後日紹介しますね(^^)/)

ホテルは目の前にありました。大きな白い建物と茶色い建物が、どちらも「ラディソンブルシーサイドホテル」です。

再びトラムで出発

【11:30】再び、ホテルの前のトラム駅(発音不明)からトラムに乗ります。

ここは始発駅なので、すでに次発のトラムが停車していました。切符は11時に購入した1時間券がまだ効いていますので、買う必要はありません。再び出発を待ちます。

待っている時に、ずっと次女が「バイバイ遊び」。

誰構わず笑顔で手を振るのです。

トラムに乗り込んできたフィンランド人のおじさん。おじさんにも笑顔で「バイバイ~~。」

おじさんも、最初は笑って手を振り返してくれましたが、次女の「バイバイ~~」は3回4回と永遠に続きます。3回目には、苦笑してクルッと背中を向けてしまいました(^^;。

すみません、おじさん~~~。

次女は窓の外の人に向かってバイバイを始めました。

そうしているうちに、トラムが出発しました。

日本で印刷してきたトラムの路線図(フィンランド語)とにらめっこしながら、一度ラウタティエアセマ駅へ戻り、そこから2番のトラムに乗り換えて、ちょうど12時、Sammonkatu(すみません、読み方不明)駅で下車。1時間券を無駄なく?使い切りました。

見どころ「テンペリアウキオ教会」の最寄り駅ということで、この駅を目指しました。

スーツケースを預けて身軽になり、再び6番のトラムに乗車して発車を待ちます。
「Sammonkatu駅」で下車。
こんな、通りの途中の駅です。
この紙1枚の路線図(街の地図は「るるぶ」にて)をポケットに入れて、ヘルシンキの街をトラムで回りました(^^;

普通の公園で遊ぶ

【12:00】私たちの次の目的地は、ヘルシンキの有名な見所「テンペリアウキオ教会」ですが、その前にお腹が空いて来たということで、どこかレストランに入ることを考えていたんですが・・・、トラムの駅の目の前に、公園を発見!

遊具も見えます。

フィンランドの公園、どんな感じなんだろう!

教会でもなく、レストランでもなく、私たちは迷わず目の前の公園にダッシュです!!

見渡すと、ヘルシンキ中央駅からそう離れていない場所ですが、集合住宅が立ち並び、人がたくさん住んでいる様子。ここは住宅地の中にある「普通の公園」といった感じです。

広場があって、周囲に遊具が点在。

この遊具が・・・、いちいち面白いんです(^^)/

そういや、ナーンタリ(トゥルク郊外)の公園の遊具も、日本で見たことないやつばっかりだったな・・・。あの時は、子どもたちはムーミンワールドではしゃぎすぎて2人とも寝ていたから、遊べなかったけれど・・・。

おや、このブランコ、どうやって乗るんだろう?

これなら、1歳の次女でもできるかも!

次女の初ブランコは、ヘルシンキでした(^^)/

一見、日本の公園と変わらないんですが・・・。子どもたちは喜んで遊び始めました。
何だこのブランコ!? どうやって乗るのかな~?
こうするんだ! これなら、次女でもできるかも!
座らせてみたら、できました! 初めてのブランコに大喜びの次女。
長女「ブランコ、楽しいでしょ!」

面白いぐるぐる

ペダルをこぐと回るという遊具があり、フィンランド人の姉妹がやっている所に長女が1人で向かいますが・・・。

入れてもらう勇気がなく、私の手を引っ張りに戻って来ました(^^;。

しょうがない、私と一緒にやろうか。

私たちが向かうと、女の子2人組は別の遊具へ移動していました。

私と長女でやってみますが・・・、ペダルが結構重く、なかなか進みません(^^; パパの助力があるとスイスイです。

長女が興味ありげに別の遊具に近づきます。1人で「入れて」って言えるかな~(言っても日本語通じないけど(^^;)。
長女が、私の手を引っ張っていきます。
1人残された次女は、砂をいじって遊んでいます。
次女の所に戻ると、ちょっと砂を食べちゃってました(^^;
次女も「ぐるぐる」の方へ連れて行きます。
ペダルをこぐと、ぐるぐる回ります。1人でやろうとするとペダルが重いです。
さすがに1歳の次女はこげませんが(^^; 乗ってるだけ。
大きな砂場もありました。おもちゃが転がってるけど・・・。誰のなんだろう? 恐らく、誰が使ってもいい物ですね。

立ち乗りシーソー?

シーソーがありましたが、遊び方がわかりません(^^;。

私たちの結論としては、「立って乗るものじゃないか」ということになりましたが、その後訪れたフィンランド人の小学生の皆さんはお互いが背中を向けて座って乗っていました。

それだと、うまくスイングしないと思うのですが・・・。

これ、どうやって乗るんだろう?
こうだ! こうに違いない!
パパと長女で、交互に大きくスイングしています。

2人乗りブランコ?

ブランコは最初にやりましたが、1歳児でも乗れるブランコの横にもう1つ、変わったブランコがあるんですよね~。

ひょっとしてこれ、2人乗りのブランコ?

立ち乗りかな?

「立ち乗りで2人乗り用なのではないか」。これが私たちの出した結論でしたが・・・。真相は不明です(^^;

う~~ん、これも日本では見たことないやつだぞ・・・。
こうやって、立って乗るのかな?? 2人乗り用かな??
今度は次女を抱っこして。気持ちいい~~(^^)/
ギリギリまで引っ張って・・・。
このブランコ、実は「自分では降りられない」という欠点があります(^^)/。
私たちがいなくなった後、地元の子どもたちもやってましたが・・・、あまり参考にならず(^^;

【12:25】フィンランドの公園、面白い! 面白過ぎる!!

でも、お腹も空いているし、いつまでも遊んでいるわけにもいきません。

そんな中、この公園にほど近い並木道の下に、ベンチが並んでいるのを発見。

カバンの中には、昨日の夕方、トゥルクのスーパーで買って食べ切れなかったハムやチーズやパンを入れて持ってきていました。

今日は天気もいいし、公園のベンチでごはんにしよう! レストランに行くより、時間の節約になるし!

ベンチに座って、リュックから食べ物を取り出します。

パパと子どもたちが上半身裸になる次回に続きます。

※夏の北欧へ!子連れ北欧旅行記を第1話から読んでみる方はこちら(全て無料)

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