0歳児の赤ちゃん連れ海外旅行のオススメ旅行先、注意点と楽な点
今回は、私の経験に基づき、0歳児の赤ちゃん連れ海外旅行について紹介します。
赤ちゃん連れ海外旅行は、十分注意して
0歳児の赤ちゃんを連れて海外旅行、行こうと思いますか?
行きませんよね普通(^^;
だって、病気にかかったり、事故にあったりしたら大変ですもの。
海外で病気をもらう以外にも、日本でかかった感染症が日本を出てから発症したりとか。
じゃ、1歳だったらいいのか、2歳になったら大丈夫か、となりますが・・・、結局のところ、子どもが保育園のうちは海外旅行はリスクが高い、と言えるのではないでしょうか。
小学生でもリスクはありますが、やはり大きくなるにつれて病気などのリスクは下がっていくものなのだと思います。
0歳児は、やはり、子連れでは最もリスクが高い年齢(私の考え)。
それと並んでリスクが高いのが妊娠中(私の考え)。
なので、海外旅行大好きな私たち夫婦は、妊娠中でも、0歳児連れでも海外旅行に行っていましたが、積極的に他の人に勧めるものではありません。
子どもと海外旅行に行きたいけれど、子どもが小学生になるまで待つか・・・。
普段は海外派でも、この期間は国内にしておくとか。
それが、恐らく、リスクの少ない賢明な選択なのだと思います。
私が0歳児と海外旅行に行ったのは3回
私が0歳児の子どもを連れて海外旅行に行ったのは、3回です。
ツアー旅行が2回、個人旅行が1回。
1回目:2011.12 韓国・済州島2泊3日(長女:生後3か月半/ツアー旅行)
2回目:2012.2 香港・マカオ3泊4日(長女:生後6か月/ツアー旅行)
3回目:2015.11 台湾9泊10日(次女:生後6か月、長女:4歳/個人旅行)
※この旅行記制作を現在準備中。
私の場合、ラッキーなことに、いずれも事故・病気などのない、大成功の旅に終りました。
回数を重ねるごとに日程が長くなっているのが、気持ちの余裕を反映していますね(^^;。
0歳児連れ海外旅行のオススメの国と注意点
子連れ海外旅行としては最もリスクが大きいと思われる、0歳児連れ海外旅行。
ただし、やり方次第でリスクを軽減させることができます。
子どもがまだ0歳だけれどどうしても海外旅行に行きたい、もう自己責任で行くと決めた、という方に、私が思うお勧めの国と、注意点を紹介します。
お勧めの国と注意点は表裏一体。
「どこに行くか」、そして「何をするか」と言う点が、リスク管理上最も重要だからです。
万一の病気などの際に日本にすぐ帰って来れる近場の国で、親日的で、清潔で、医療体制がしっかりしている国がいいですよね。
台湾、済州島(韓国)、香港、マカオ、グァム島(アメリカ)がオススメ。
シンガポールやハワイもいいんですが、フライト時間が片道7~8時間くらいと、ちと長いんですよね・・・。
韓国は、ソウルや釜山もいいんですが、現在日韓関係が国交樹立以後最悪のため、一時見送りが無難。
中国は、大気汚染が心配です。
注意:令和2年5月現在、新型コロナ対策で、世界中で日本人に対する入国制限や観光ビザ免除措置の停止が行われています。旅行を計画する際は、コロナの事態が収束するとともに、日本人への観光ビザ免除措置が再開されたことを確認してからにしてくださいね。
また、万一の時にタクシーで駆け込める、できれば日本語対応可能な病院を事前に調べておきましょう。
プランニング上のポイント
お勧めの国はわかりました。
ってゆーか、定番過ぎて、みんなわかっています。
私が声を大にして言いたいことが1つあります。それは、赤ちゃん連れの海外旅行は、子連れ海外旅行の中でもちょっと違う性質の旅行だということです。
「赤ちゃんの喜ぶ海外旅行」はありません。
リゾート、世界遺産、乗り物、遊園地、グルメ・・・。全て赤ちゃんにとってはどうでもいいことです。
赤ちゃんはまだ小さすぎて、ママと一緒ならどこに行っても喜びます。どこにも行かなくても喜びます。
ここはひとつ、「子どものための」というワードは捨て、割り切って大人が楽しめる観光をしてしまいましょう。
夫婦だけで旅行する時と同じように、観光地をめぐり、ショッピングをするのです! ただし、日程は十分余裕を持って。
リゾートが好きな方なら、赤ちゃんの虫刺されと陽射しには十分注意して、大人がリゾートを満喫!(私は赤ちゃん連れでのリゾートはあまりお勧めしませんが、もしパパ・ママがお好きならそれでもいいと思います)
そういう、夫婦2人の時と同じ、大人中心のプランニングがいいと思います。
旅行をするうえでの注意点
大人中心のプランニングで、赤ちゃんを連れて旅行をする上での注意点を紹介します。
1.赤ちゃん連れでも参加できるか確認(ツアー旅行の場合)
ツアー旅行の場合、近場の国だと、意外と0歳児参加可能なツアーも多いです。パンフレットには書いてないこともあるので、旅行会社に確認しましょう。
現地係員対応のツアーはOK、添乗員同行ツアーはNGのものが多いようです。
また、飛行機代やホテル代がほとんどかからない赤ちゃんでも、ツアー料金を「子ども料金(大人の80%くらいの旅行会社が多い)」や、大人と同額で設定する旅行会社が多いです。
大人1人分の料金がかかる、ということですね。
2.赤ちゃんの手をこまめに消毒する
赤ちゃん連れで一番心配なのが、海外で感染症にかかること。予防接種も終わっていませんし、あらゆる細菌やウイルスへの抵抗力がまだついていません。
赤ちゃんは常にどこかに触っては自分の口に持っていって細菌やウイルスを採取していきますが、海外旅行中は一時中断してもらいましょう。赤ちゃんがどこか触らないか、とにかく気を配ります(レストランのテーブルやいす、座敷の床も)。
もしどこか触ってしまったら、そのたびに赤ちゃんの手を消毒。赤ちゃんにも使える消毒液、ウェットティッシュを日本から持って行きましょう。
3.蚊にさされないようにする
蚊に刺されることで、さまざまな病気をもらってしまいます。
赤ちゃんでも使える虫よけスプレーを必ず日本から持って行き、赤ちゃんが蚊に刺されないよう、細心の注意を払いましょう。ぶら下げていると蚊が寄って来なくなる忌避剤の類を、ベビーカーやリュックに複数付けておくのもいいですね。
私はホテルの部屋で使う用のベープマット、レストランのテラス席で使う用の蚊取り線香も持って行っていました。
4.熱さましの座薬を事前に処方してもらう(可能なら)
これは医師により対応も分かれると思いますが、私は事前にかかりつけの医師にお願いして、万一高熱が出た場合の座薬を処方してもらって、保冷剤と一緒にして(または粉末のものを)日本から持って行きました。
海外の病院を調べておくといっても、現地ではどうなるかわからず、お守り代わりに持って行っていました。
5.航空券予約時に、バシネットの使用をリクエストしましょう
飛行機に搭乗する時、バシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)を希望するかどうかですが、私はどちらかと言えば希望したほうがいいんじゃないか、という意見です。
絶対になくてはならない、というほどの物ではありませんし、当該設備の利用状況によっては、リクエストしたけれどやはり用意できませんでした、となる可能性もあるものです。
その辺は、以前の記事で紹介しています↓。
0歳児を連れた海外旅行の楽な点
0歳児を連れた海外旅行、病気などのリスクは高いと思いますが、実は、旅行そのものは保育園児連れより楽です。
楽な点を挙げます。
1.勝手に動き回らないから楽
赤ちゃんですから。抱っこ紐に入れての移動をお勧めします。
2.ごはんを食べないから楽(母乳で育てている場合)
母乳の場合は、おっぱいをあげればいいので(ミルクだと面倒です)。
3.全部おむつだから楽
子どもから急に「トイレ!」と言われてあわてたりすることがないので、精神的に楽です。
4.おっぱいで静かになるから楽(うちの場合)
これは赤ちゃんの個人差が大きいと思いますが、泣いた時、うちの場合はおっぱいでいつも大丈夫でした。駄々をこねたりする保育園児よりも私は楽でした。
5.軽いから楽
軽いのでずっと抱っこで大丈夫。移動は大人のペースと全く一緒にできます。これが3歳~4歳となりますと抱っこするには重いし、歩かせるには疲れやすいし「抱っこ/おんぶ」とうるさいしで、ひと苦労です。
こんな感じで、万一のことさえなければ、0歳児を連れた旅行は幼児連れよりずっと楽です。
次回、0歳児連れ海外旅行の記録として、今から8年半前の平成23年(2011年)12月、生後3か月半の長女を連れて参加した、2泊3日:韓国・済州島ツアー旅行について紹介します。
私にとっては、8年半前の済州島旅行も、ほんの2~3年前に行ったかのように鮮明に思い出されます。
【その他の子連れ海外旅行記など↓】
※世界遺産満載!子連れチェコ・ドイツ旅行記の第1話はこちら(全て無料)
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