初めて子連れフライトをする方へのアドバイス

子どもはウキウキ、親はドキドキ?

【写真】成田空港にてモスクワ行きのアエロフロート・ロシア便を眺める長女 2017年1月

初めて飛行機に乗るとなれば、子どもはウキウキですね!

一方で、乳幼児や保育園児と一緒の初フライト、親のほうも楽しみだけれど不安でいっぱい。

子連れで2時間新幹線に乗るのさえ結構気を使うのに、逃げ場のない飛行機の中で2~3時間とかなんて、子どもが途中で騒いだり泣いたりして周りのお客様の迷惑にならないか、離着陸時に耳が痛くなって泣いたりしないか、当然心配になりますよね。

これで親の不安が全て解消しないかもしれませんが(^^;、短距離から長距離まで保育園児連れフライト歴30回の私が、子連れで飛行機に乗る時のアドバイスや、実際に私が心がけていることを紹介します。

その前に、子どもと新幹線に乗れますか

私が思うに、飛行機の座席は新幹線の座席とソックリです。ある程度静かにしていなくてはならないのも一緒。

普段から公共の場でもお構いなしに騒がしい子だから短いフライトでもとっても不安だという方は、まず新幹線か特急列車に2時間以上乗って1泊温泉旅行に行ってみるというのをお勧めします。

これができないようなら、できるようになるまで、飛行機での旅行は控えたほうが無難かもしれません。

また、海外旅行の場合は、日本で親子でレストランに行って普通に食事ができるかどうかも、旅行の前にクリアしなくてはならない必須項目です。

子どもが多少泣いたり騒いだりすることがあるのは致し方ないとして、「必ず店の中を走り回って大騒ぎしてしまうから、個室がある所でないと外食に行けない」というママ友の話を聞いたことがあります。

そういう子どもだと、たとえ2時間であっても静かで狭い飛行機に乗せるのは無理があるように思いますし、外国でのレストランに個室なんてまずありませんし(あったとしてもいちいち予約したり交渉したり面倒すぎてしたくないですし)、着いてからも毎日が厳しくなりますよね。

バシネット(乳児用の簡易ベッド)のリクエストをするかどうか

アエロフロート便のバシネット
成田→モスクワのアエロフロート便でバシネットを利用する次女(1歳8か月)

乳児と搭乗する場合、機体によりますが、航空券の購入時に写真のような簡易ベッドをリクエストできる場合があります。あくまでリクエストであって、使えるかどうかは当日チェックインしてみないとわかりません。

私たちも3回ほど使ったことがありますが、あってもなくても本当にどちらでもいい、というのが私の印象です。

まぁ、起きている子どもをここに寝かせたところで絶対に寝てはくれませんので、乳児が抱っこで寝たときに、ここに移すことができるというものです。子どもが起きているときはおもちゃなどを置いておく場所として使えます。

2017年に成田→モスクワのアエロフロート便で次女が使った時は、10時間のフライトのうち、こうやって寝てくれたのは1時間くらいでした・・・(^^;。

大韓航空便バシネット
成田→韓国/済州島の大韓航空便でバシネットを利用する長女(生後3か月)

バシネットを使うときに明らかなメリットはあって、座席の前が壁になりますので前の空間を広く使えることと、前の席の人のことを気にしなくていいということです。

一方で、機内食の時に使うテーブルがシートのわきから出てくるようなやや簡易的なものになり、若干使いにくいです。

あっても邪魔になるわけでもないので、2歳未満のお子さんと一緒に搭乗する場合、「こうやって飛行機に乗ったんだよお~」というひとつの記念に、一度はリクエストしてみるといいと思います。

また、航空券購入時にベビーミールのリクエストもできます。食べてみたら意外とおいしくて、子どもが1歳半くらいのときは喜んで食べました・・・が、飛行機のベビーミールをあてにして何も用意していかないのは怖いですね。

離陸前に、必ず子ども用の飲み物を買っておきましょう(重要)

離着陸時に気圧の変化で耳が痛くなるので、唾を飲み込むなどして耳抜きをすることが必要ですが、小さい子どもに耳抜きなんて言っても当然わからないので、耳が痛いと言ったら飲み物(乳児は離着陸時におっぱいかミルクを)を飲ませます。

ですが、飛行機内には液体物の持ち込み禁止ですので、ペットボトル飲料などは出国時の手荷物検査で没収されてしまいます。誰でも、搭乗口に来た時には、リュックに飲み物が入っていない状況になります。

搭乗口周辺の売店や自動販売機で買った飲み物は機内に持ち込めます(※LCCを除く)ので、必ず飲み物を買ってから飛行機に乗り込みましょう。

【注意】LCC(格安航空会社)の場合は機内で飲食物を販売するため、飲食物持ち込み禁止にしている航空会社が多いようです。しかも、エアアジアのように搭乗時に荷物の中をチェックすることがある航空会社があります。

そういう航空会社を利用する時は、「あっ、搭乗口で荷物検査やってる!さっき買ったペットボトル取られちゃう!」と思ったら、急いで適切なミッションインポッシブルをしましょう(^^♪。搭乗後すぐでも機内で水は買えるので、大人しくしていましょう。

エアアジアで2018年に成田→ジャカルタ便を利用した際、キャビンアテンダントさんにお願いしたら、飛行機に乗ってすぐに離陸前に水のペットボトルを注文できました(100円かかりましたが)。

【参考】原則持ち込み禁止ですが、「子どもがぐずって他のお客さんに迷惑をかけるといけないから」など、やむを得ない事情を説明すれば持ち込みを認めてもらえるケースもあるようです。まずは事情を説明してみるといいかもしれません。

耳抜きのためだけでなく、子連れ旅行にはいかなる場合でも飲み物とお菓子を常備しておかなくてはなりません。

小さい子どもは突然「喉が渇いた」とぐずり出し、一度ぐずり出したらそれがもらえるまで何十分でも泣き叫ぶことがあります。飛行機は、離陸前の順番待ちなどでシートベルト装着のまま30分くらい離陸しないこともあります。そんな時に、「飲み物がない」ことでシートベルト装着したまま機内で騒がれると大変です(経験あり)。

離陸前でシートベルトをして待機している時に「お水もらえませんか」とキャビンアテンダントさんを呼ぶのもはばかられますし・・・。

離陸前の飲み物確保、子連れにとっては必須事項です。

おもちゃ・お菓子は十分な用意を

少しでも荷物を減らしたい(海外)旅行。でも、飛行機内で遊ぶ用の子どものお気に入りのおもちゃをケチってはいけません。スーツケースに入れてしまうと意味がないので要注意。私たちは、子どもが4歳を越えてからは小さいリュックをかつがせ、そこにおもちゃやお菓子だけを入れています。

また、普段はお菓子の量は制限していますが、飛行機の中では、子どもが欲しがる分だけ無制限に与えます。お菓子は、泣いてしまった子どもを黙らせる唯一の武器です。

「お子様連れの優先搭乗」の前には必ずトイレに

子連れですと、ビジネスクラスの人たちと一緒に優先搭乗を利用できます。

ただ、このメリットの行使はちょっと注意。

優先搭乗したが最後、しばらく(30分以上は覚悟しましょう)トイレに行けなくなります。後から乗り込む人たちが機内の通路を埋めてしまうからです。優先搭乗を利用するときは、必ず子どもをトイレに行かせてからにしましょう。

搭乗の長い列に並ばずに座って待ち、「一番最後に乗る」のもゆったり乗れるいい方法です。

しかしこの場合は、混んでいる飛行機だと、最後に乗り込んだ時には機内の頭上の荷物置き場が全て埋まっていて荷物を入れられなくなる場合があります。

キャビンアテンダントさんが必ずどこか空いているところを見つけてくれますが、席から遠いところだったり(^^;。その場合でも、もう離陸直前なので、問答無用でそこに入れなくてはなりません。

私たちは、基本的には優先搭乗を利用し、うっかり逃してしまった時は列には並ばずに出発ゲートの椅子に座って待ち、皆さんが搭乗してから一番最後に乗っています。

子どもはおもちゃがもらえます(LCCを除く。国内線は不明)

大韓航空搭乗時にもらったぬいぐるみ(左)と、アエロフロート搭乗時にもらったおもちゃセットのバッグ(右)。おもちゃセットの中には、写真の小さいクレヨンのほか、ロシア語で書かれたかわいいパズルなどが入っていました。

何歳までもらえるのかはわかりませんが、格安航空会社を除き、子どもはおもちゃがもらることがあります(私の経験では、LCCを除く全ての国際線で何かしらのおもちゃをもらえました。国内線は不明)。

航空会社によっては2~3種類の中から選べたり。100円ショップで売っているようなものじゃなくて、そのままおみやげにできるかわいいものが多いです!

しかも、経由便で旅行する場合は往復で4回飛行機に乗るので、1人4セットもらえます(^^♪。親戚の小さいお子さんや仲のいいお友達への、「ばらまきみやげ」+αの特別なプレゼントにもピッタリですよ。これは、子連れフライトならではの楽しみです。

まとめ

以上、私たちの経験を踏まえて、子連れフライトについてのアドバイスを書いてみました。

新幹線に乗れたら、飛行機も大丈夫ですよ! 初めて子連れフライトをするパパさん・ママさんに、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

次の記事では、子連れでの長時間フライトについて書きたいと思います。