【2023.5】オストログ修道院(下院)で、修道女の方から記念品をもらう(小2&小6:子連れクロアチア+5か国周遊旅 ♯14)

庭園でのんびりしていたら、修道女の方から記念品をもらいました(^^)/

【これまでの旅程】
1日目:昨晩マイカーで自宅を出発、朝の飛行機でシンガポールへ。半日観光の後、空港の椅子で1泊。

2日目:朝5時半の飛行機でアテネへ。航空機をベオグラードで乗り継いで、モンテネグロのポドゴリツァ着。夜11時、ホテルにチェックイン。

3日目:朝6時起床。朝食後、ホテルにチャーターしてもらったタクシーでオストログ修道院へ。山の上にある上院を見学した後、山の下にある通称「下院」に向かいます。

【10:40】オストログ修道院(上院)を見学してちょうど1時間。タクシーに戻りました。

続いて、この山のふもとにあるもう1つのオストログ修道院(下院)に向かいます。

【2023.5 子連れクロアチア・モンテネグロ・スロベニア・イタリア・ギリシャ・シンガポール旅行:3日目その3】

英語で私に聞かないで

【10:45】オストログ修道院(上院)から山道を2kmほど下ること5分、オストログ修道院(下院)に到着。

私たちが車から降りるやいなや、20代前半くらいの若い女の子2人組が駆け寄ってきて、英語で話しかけてきました。

何?

何?

私たち、観光客だから何もわからないわよ!?

英語もダメだし!

女の子:オストログ修道院へはどう行けばいいの?

私:(きっと、有名な上院のことね)え・・・と・・・、私たちはオストログ修道院から来ました。ここを右に出てしばらくまっすぐ走り、左に曲がると、1本道で行けます。山を上ります。簡単です。看板もあります(身振り手振りで必死に)。

女の子:右に出て、左ね!

私:今日は山の上の駐車場まで行けます。無料で車を停められます。

女の子:本当? わかった! ありがとう!!

私:どこから来たんですか?

女の子:フランスよ! 貴重な情報、ありがとう!

無料で車を停められると聞き、女の子たちは喜んで出発していきました。

駆け寄ってきた所を見ると、何人か地元の人に英語で話しかけてもまるで通じず、誰か観光客が来るのを待っていたのでしょう。

この辺り、フランス語はもちろん、英語も通じなさそうです。

私たちタクシーの運転手さんも英語はまるでダメですし・・・。

それにしても、女の子たち、レンタカーを借りて自分で運転してここまで来たようです。

フランスも右側通行だから、運転しやすいんですね~。いいなぁ・・・。

私たちもレンタカーも検討しましたが、パパが左ハンドル車でしかもスマホ通じないなんてとってもダメだということで、速攻断念したんでした。

わざわざ私たちに道を聞いたということは、ナビを使っていないのかもしれませんし、スマホのナビも、そもそもスマホがこの国で使えないのか、電波が圏外か、電池切れなのかもしれません。

このあたりにはオストログ修道院(上院・下院)くらいしか目立った目的地はないんですけど、道が狭いんです。

ず~っと、狭いままなんです。

著名な観光地までがずっとこんなに狭い道で、本当に合っているんだろうかと不安に思う気持ち、すごくわかります。

オストログ修道院(下院)を散策

運転手さんには20分待っててと伝え(メモ用紙に時間を書いて渡し)、さっと下院を見学に行きます。

特徴的な上院に比べ、こちらは割と普通な建物で、サッと見る感じで十分みたい。

並木道を歩いた向こうに、教会の建物がありました。

それにしても天気がいいです! 明日も明後日も、ずっとこんなだといいなぁ!

中央の教会は、大変かわいらしかったです。

別の建物もありましたがそちらのほうはウロウロせず。素敵な景観を楽しみます。

教会の傍らには、水飲み場のような、水道の蛇口のようなものがありました。山の湧水が出ていた(ひょっとして、今も出ている)のかもしれません。

装飾もしてあるし、聖水のようなものなのかなと思いました。

並木道を越えて中へ。こっちが修道院に違いない。
中央に教会がありました。
教会の中へ。かわいらしい、きれいな教会でした。
天井画の一部。
ご覧の通りの晴天!

あっちの方に何かあるので、行ってみます。
これは何だろう・・・。水飲み場かな?
水の蛇口があります。水道か、湧水か・・・。聖なる水、なのだと思いました。

モンテネグロ語で話しかけられる

水飲み場のようなものを見学していると、何とおじいさんが近づいてきて、私たちに話しかけてきました。

おじいさん:○×△○×△△△○×△○、×△△△○×△、○×△△△・・・・?

え?

え?

英語じゃない!!

まさかの、モンテネグロ語だ!

いやぁ、モンテネグロ語はさすがにまるでダメです・・・(^^;

パパ:(? このおじいさん「ハポン」って言ってる。日本から来たのかと聞いてるんだ!)

パパ:イエス、ハポン!(スペイン語で、「日本」)!

通じたようで、おじいさんはニッコリ笑って大きくうなずきました。

地元の人のようでした。

おじいさん:○×△○×△△△○×△○×△△△!(ようこそ、遠くから来なさったねゆっくりしていってね)

表情で理解!

ハポンと言うのは、スペイン語で日本を指しますが、このおじいさんがスペイン語で話していたのか、それともモンテネグロ語で日本のことを「ハポン」と発音するのかはわかりません・・・。

おじいさんが近づいてきたと思ったら、何とモンテネグロ語で話しかけてきました! 英語もわからないのに、モンテネグロ語はさらにまるでダメです~っ(^^;

修道女が近づいてきて・・・

教会と水飲み場を見学した後、ちょっと腰を下ろすことにしました。

すぐ近くに山々が見え、本当に癒されます。

時間まであと10分くらい、何せずここでただ座ってみようかな。

気持ちいい天気だし、この景色だし、すぐに車に戻るのはもったいない!

座って話していた私たちに、黒い服を身にまとった修道女が近づいてきました。

あれ、あの人、こっちに来る・・・。

何かのお仕事なのかな。

会釈だけすると、何と、英語で私たちに話しかけてきました。

修道女:ようこそオストログ修道院へ。これ、あなたたちに差し上げます。

そう言って、何かの冊子を長女に差し出したのです!

私:ありがとうございます!

修道女:モンテネグロで、よい旅を!

そう言って、去っていきました・・・。

修道女さんが持って来てくれたのは、パンフレットではなく、このオストログ修道院の定期刊行物の冊子(に見えました)。

きっと、さっき話しかけてきたおじいさんは修道院の偉い人で、修道女に記念品を届けさせてくれたんでしょう。

うれしい! 

これはお金に換えられない、素敵なおみやげになりました(^^)/。

こんなこと、そういや以前、台湾でもあったな・・・。

そして、この冊子が面白かったんです(^^)/

表紙に保育園くらいの女の子が大きく写ってるんですが、手に持ったリカちゃん人形が、裸で、しかも逆さまだったんです(^^;。

次女:なにこれ、逆さまに持ってる~~!

私:どうしてこの写真を、修道院の冊子の表紙に選んだんだろうね(^^;

小さなことは気にしないお国柄なのかもしれません(^^)/

座っていたら、後ろの修道女が近づいてきました。
何と、記念品をもらいました(^^)/ こんなこと、台湾旅行以来です。
そろそろ行こうか!
ホントだ、女の子が持ってるリカちゃん人形が、逆さまだ・・・(^^;
いただいた冊子。リカちゃん人形が・・・。

散策風景

【11:05】時間なので、タクシーへ戻ります。

戻りながら、交代で一眼レフを持って写真を撮りました。

パパが離れて撮った写真。
小6の長女が撮影してくれました。最近は子どもが上手に写真を撮るようになり、夫婦で写る写真も多くなってきました。
長女がズームで撮影。2人ともいい表情をしています。写真を「子どもに撮ってもらう」。たまにいいものですよ!

ポドゴリツァへ

【11:10】タクシーに戻り、オストログ修道院(下院)を出発。1時間かけて、再びポドゴリツァに向かいます。

次の目的地は、今回の観光の最後、ポドゴリツァ正教会です。

一路、来た道を戻ってポドゴリツァへ。このような絶景の中、タクシーは走ります。

また一味違う次回に続きます。

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