【2023年】ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)必勝法

ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)、小さいですが、日本のUSJにはない良さがあります!

先日(2023年5月)、ヨーロッパ旅行の帰りの便がシンガポール経由で、シンガポールで丸一日時間が空いたので、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)に行って遊んできました。

USS、良かったですとても・・・。

良く調べずに行ったんですが、行ってみたら、びっくりしたことがたくさん。やはり日本のUSJとは少し事情が違います。

そして、1日で全アトラクションをコンプリートする必勝法もあります!

USSに行かれる皆さんは、ぜひお読みいただけたらと思います。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)基本情報

2023年5月現在での最新の基本情報です。

アクセス:チャンギ国際空港からMRT(ハーバーフロント駅下車)とモノレール(ワールドリゾート駅下車)で、なんやかんやと所要1時間半みておくべきです。

営業時間:午前11時~午後6時(短っ! コロナ過での短縮営業が続いています。)

休業日:火曜日

大きさ:すごく小さく感じる(大きさはUSJの半分以下)

入場料:大人 82シンガポールドル(約8,200円)/4歳~12歳 61シンガポールドル(約6,100円)

 エクスプレスパス購入:別途50シンガポールドル(約5,000円)~必要(価格は日によって異なる、大人・子ども同額)

※USJは、大人 8,600円~/4歳~11歳 5,600円~(土・日・祝日などはさらに若干プラス)

 エクスプレスパスはプラス6,000円程度~(USJのほうが高額)

シンガポールから日本まではいろいろな航空会社が飛行機を飛ばしています。2023年5月現在の相場では、東京からの往復で4~5万円前後からです。

USSでびっくり

私は、昨年久々にUSJに行った時もいろんなことにびっくりしたんですが・・・、このUSSでも、USJと比較するなかで、いろいろなことにびっくりしました。

びっくりポイントを紹介しましょう。

【びっくりその1:園内の飲食代がメチャ高額】

これは、今時、海外の観光地ならどこも一緒ですが・・・。缶のコーラが4ドル(400円)、ソーダフラッペが8ドル(800円)とかです・・・。日本のUSJよりもさらにひとまわり高いです。

800円のソーダフラッペ。冷たくって、とってもおいしいです!

【びっくりその2:アトラクションの待ち時間が意外と長い】

アトラクションの待ち時間は、5分~90分程度までさまざま。時間により、かなり変化していきます。例えば、人気の「トランスフォーマー・ザ・ライド」、待ち時間が120分だったかと思いきや、2時間後には30分になっていたり・・・。

営業時間がたったの7時間しかないので、待ち時間120分の列に並んでしまうと、それだけで大幅なタイムロスになります。

「USSはあんまり混んでいない。待ち時間は5分ほど」などと紹介している記事も見かけますが、2023年5月現在、平日でもそんな空いてはいません。

また、身長制限のあるアトラクションの、身長確認がとても厳しいです。身長122センチ以上のアトラクションなら、身長130センチくらいまではじいているんじゃないかと思うくらい、とても厳しいです。

一番人気の「Battlestar Galactica:CYLON」。足がブラブラした状態でぐるりと回転するジェットコースターです。

【びっくりその3:エクスプレスパスを優遇し過ぎだろ】

エクスプレスパスを買った人が進める、待ち時間なしの列「ファスト・トラック」。これが、ものすご~く優先されます。90分待ちのアトラクションでも、エクスプレスパスを持っている人の待ち時間は5分ほど。

しかも、大富豪たちが、無制限に使用できる「エクスプレスパス アンリミテッド」を使いまくるため、我ら貧乏人はいつまでたってもアトラクションの順番が回って来ません。

それで(金持ちが繰り返し乗るために)、列の長さはそれほどでもないのに、人気アトラクションの待ち時間が90分とか120分とかになっちゃってます。

【びっくりその4:インドの金持ちたちの横柄な態度がムカつく】

これは、日本のUSJにはない光景です。インドから来たと思われる大富豪家族が、ルイ・ビトンのカバンを持って「エクスプレスパス アンリミテッド」をかざし、ファストトラック以外の一般レーンやレストランでも平気でズイズイ割り込んできます。そしてそれを係員も注意しませんし、シンガポール人もあきらめ顔。

こいつらには本当にムカつきます。パパはブチ切れそうになっていました(「女・子ども相手だから我慢した」と言っていました)。

【びっくりその5:公式アプリがメチャクチャ】

園内に入ると、QRコードから公式アプリをダウンロードし、園内マップで自分の現在位置や、アトラクションの待ち時間を確認したりします。

これはUSJと一緒なんですが・・・。

まず、自分の現在地が全然合っていません。現在地を示す青い丸がマップ上のズレた所に表示されるので、ナビとしての機能はほぼ使えません。

これは、時間が経てば改善するかと思ったら、最後まで改善しませんでした。

アトラクションの待ち時間も結構メチャクチャ。アプリで、「5分待ち」になっていたので、チャンスだと思って実際に行ってみると、現地には「30分待ち」という表示。そして並んでみると、やっぱり30分並びました。アプリよりも、現場の情報のほうが正確です。

USJと違い、アプリ情報の信頼度はかなり低いです。

これ、画面右の建物内のアトラクションに並んでいる最中のアプリ画面。現在地(青マル)は、画面右側どころか、全然違う所にあります。ちなみにこのアトラクション、乗ると思いっきり濡れます。

【びっくりその6:閉園時間は「午後6時」ではない】

日本だと、「午後6時閉園」の場合、1時間待ちのアトラクションは午後5時に受付を終了したりします。

が、USSでは、何と、「アトラクションのラストオーダーが午後6時」。

つまり、待ち時間60分のアトラクションであろうと、午後6時までエントリーできます。

そのままアトラクションは午後7時まで稼働してますし、園内のおみやげ屋さんも午後6時を優に過ぎても開いています。午後7時くらいに、本当の閉園を迎えます(この辺は混雑具合によって変わってくるのだと思います)。

これを前提に動きましょう。

午後6時30分に撮影した写真。午後6時過ぎても、まだまだやっています。

【びっくりその7:帰りのモノレールが長蛇の列】

午後6時の閉園時間を迎え、多くの人がモノレールに乗ってMRT「ハーバーフロント駅」に向かうため、徒歩3分のモノレールの駅に向かいます。

ここで発生するのが、モノレール待ちの長蛇の列

午後6時以降にUSSを出た場合、最低30分、混雑日だと1時間待ちもあるでしょう。

そのくらいの長蛇の列です。毎日のことなのでしょう、係員が列を誘導しています。

いいんです、シンガポールに泊まるなら。

しかし、夜の飛行機に乗らなくてはならないとなると、眼前に出現したこのものすごい長蛇の列に、非常に焦ることになります。

だって、徒歩3分だと思っていた所が、30分以上かかるんですから・・・。

行動はお早めに。

以上、びっくりポイントを7つ紹介しました。

続いて、私が思う必勝法です。

USS3つの必勝法

【必勝法その1:エクスプレス・パスを買うべし!】

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールは小さいテーマパークで、アトラクションは大小合わせて約15個、大きなショーはありません。

なので、エクスプレス・パス無しでも十分全部回れそうですが・・・。

2023年5月現在、コロナ過があけて来て、入場者数も増えており、営業時間が非常に短いので、通常チケットで全てのアトラクションをコンプリートするのは絶対に不可能です。

一方、エクスプレスパスの威力といったら・・・。これがあれば、確実に1日で全てのアトラクションをコンプリートできます。

しかも、お値段1人5,000円ぽっきり! USJのエクスプレスパスと違って、全てのアトラクションで1回ずつ有効ですし、価格もUSJと比べると激安です。

小学生2人を連れた家族4人で行く場合、

通常の1日券:286シンガポールドル(約28,600円)

1日券+エクスプレスパス:486シンガポールドル(約48,600円)

ここは思い切って、1日券+エクスプレスパスがオススメ!

USJだと、数種類の人気アトラクション限定で使えるエクスプレスパスだけで1人15,000円以上、家族4人で6万円以上しますから・・・(マジです。2023年の夏休み中は1人23,800円で絶賛販売中です。もちろん、9,000円程度の入場料が別にかかります。以下の記事をご覧ください↓)。

USSは1日でコンプリートして、2日目がある人は、別の所に行きましょう。

もし、もし、もし、万が一、シンガポールはちょくちょく行くしUSSも何回も行く予定だからのんびり優雅に楽しむわそもそもアトラクションよりも雰囲気そのものが好きなのということでこれほどお得なエクスプレスパスを使わない場合は、長い待ち時間のアトラクションは避けていく(待ち時間が短くならないか、様子を見てみる)といいです。

待ち時間は非常に流動的で、120分待ちかと思ったら2時間後には30分待ちになっていたりしますし、待ち時間5分だからいつでも行けるわと思っていると待ち時間が30分になったり・・・。待ち時間が短いところからどんどん入っていくことをお勧めします。

【必勝法その2:午前11時に入場せよ!】

USSの一番の問題点は、営業時間の短さ。

午前11時オープンって・・・。アトラクションを1日券でコンプリートさせない(=エクスプラスパスを買わせる)ために、わざと時間を短くしています絶対。

ここはやはり、午前11時の開園同時入場は達成しましょう。

そして、1番の人気アトラクション「バトルスター ギャラクティカ(CYLON)(待ち時間最長120分予想)」に走るべし!

【必勝法その3:園内で食事はするな!】

ま、時間ないですから基本・・・。

USSを出たすぐのところに、大きなフードコートがありますし、MRTハーバーフロント駅直結のショッピングセンター内にも大きなフードコートがありますので、ここで早めの昼食を済ませてから入場します。

午後7時頃、出て来てからまたフードコートで夕食を摂れば、園内で高~い食事をする必要はありません。

MRT「ハーバーフロント駅」隣接の商業施設にあるフードコート。清潔でおいしく、お値段も良心的です。

【(おまけ)荷物がたくさんの時の必勝法:レンタルベビーカーを借りる】

私たちは、家族4人でそれぞれそれなりの重さのリュックを持っていたため、エントランス入ってすぐ右側にあるブースで、ベビーカーを借り、荷物を積んで移動していました。

ベビーカーは2種類あり、1人乗り用が1日15ドル、2人乗り用が1日20ドル。

コインロッカーもありますが、ベビーカーのほうが割安だったので、2人乗り用のベビーカーを借りて荷物の運搬に使いました。

貴重品だけ、パパのリュックに入れてパパにおぶってもらい、私と子どもたちは身軽でラクチン。

これ、良かったです(^^)/

私は2人用のベビーカーで、荷物を運んでいます。

日本のUSJにはないアトラクションがたくさん

同じ「ユニバーサル・スタジオ」ですが、日本のUSJにはないアトラクションがほとんどです!

エクスプレスパスを買えば1日で全てコンプリートできますが・・・、一応、超オススメの4つは赤字で書いておきます。

【USS限定アトラクション(シンガポールだけ!)】

・バトルスター ギャラクティカ・ヒューマン(赤色コース)(本格ジェットコースター。オススメ!)

・バトルスター ギャラクティカ・サイクロン(青色コース)(本格ジェットコースター、足がぶらぶらの状態で乗る。超オススメ!

・ジュラシック パーク ラピッド アドベンチャー(びしょ濡れになるやつ。超オススメ!

・セサミストリート スパゲッティ スペース チェイス(オススメ!)

・キャノピー フライヤー(小型アトラクション)

・ダイノソアリン(小型アトラクション)

・アクセラレーター(コーヒーカップ)

・トレジャーハンターズ(ほのぼの系)

・エンチャンテッド オールウェイズ(小型ジェットコースター)

【アメリカとシンガポールにはあるけど、USJにはないアトラクション】

・リベンジ オブ ザ マミー(屋内型ジェットコースター。超オススメ!

・トランスフォーマー ザ ライド(3Dコースター。超オススメ!

ちなみに、全アトラクション、マスク不要です(ってゆーか、従業員の皆さん含め、USSでマスクつけてる人いません)。

「みんなも、USS、堪能してね!」 ※「古代エジプト」エリアの「リベンジ・オブ・ザ・マミー」の前にて。

次回、2023年GWに小学生の娘2人を連れて家族4人で行った、ヨーロッパ5か国(ギリシャ、モンテネグロ、クロアチア、スロベニア、イタリア)&シンガポール旅行の骨子について紹介します。

ええ、もちろん、一筋縄ではいかなかったですとも・・・(スーツケース棄損にロストバゲージ、録画データの入ったSDカード多数とスマホ紛失、両替詐欺ATM、購入していた長距離バスの運休に山中での悪天候、そしてぎっくり腰に流血・・・。散々な目に遭いながらも、生きたまま帰って来ました)。

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