最強に臭くてマズいフルーツ！？、ドリアンのかき氷を食べてみよう(2歳＆5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯7)
【これまでの旅程】
１日目：朝５時、東北地方の自宅をマイカーで出発。午後１時、羽田空港着。ベトナム航空便で５時間、ハノイへ。空港泊。
２日目：朝７時半、ベトナム航空便で３時間半、シンガポールへ。MRTで移動し、午後２時半にホテル着。ダックツアーに参加した後、威南記海南鶏飯でチキンライスの夕食。
あっという間にチキンライスを平らげ、味もお値段も大満足の夕食になりました。
【19:15】威南記海南鶏飯を出ました。
【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行：２日目その４】
デザートを食べよう
次のお目当て、ここの近くで行われる夜の噴水ショーが始まるのは午後８時。
それまで少し時間があります。
よし、デザートを食べに行こう！
フードコートの中で、「DESSERT」と書いたお店が目に入りました。
近づいてみると、そこは「かき氷」のお店でした！
かき氷と言うと思いつくのは「台湾かき氷」。ここも、そんなお店なのかな・・・。
うちの子どもたちはかき氷が大大大好物なので、このお店に即決。
台湾に行った時は巨大なかき氷が出てきましたので、パパはいらないと言うし、とりあえず１つだけ頼んで、私と子どもたちでシェアすることにしました。
何だこの匂いは・・・
【19:20】メニュー表に写真がありますので、何のかき氷かは読まずに私が写真で選択。
いちごやミルクなど、あまりにも普通のかき氷ではね・・・。シンガポールに来たのだから、日本では見ないような物にしようと、トウモロコシのようなものがかかったかき氷を注文しました。
出てきたかき氷は・・・、おいしそう～～～！
早速、子どもたちにスプーンを与えて食べさせますが・・・。
子どもたちが少し変な反応。
ん？ 何か、かき氷から変なにおいする？
独特の匂い・・・。
いや、独特とかじゃなく、まぎれもない悪臭！
腐ったような悪臭がしています！
この悪臭は、氷からではなく、一面にかかった黄色いトウモロコシ（だと私は思っていた）から発せられています。
黄色い部分を毒見で少しだけ食べてみると・・・。
ん、超臭い。
これはとても食べられません。
でもこれ、本当に腐ってないのかなぁ。冷たいものに、こんな変な臭いがするのはおかしいけど・・・。
子どもたちも黄色いのを少しずつ食べてみましたが、オエ～って感じ。
子どもたち、黄色いものがかかった部分を避けて食べ始めました。
「チンク」「チンク」
黄色の臭い部分を避けて食べ進めると、中からピンク色の部分が見えてきました。
５歳：ピンクの所が出てきた！
２歳：チンク！ チンク！
５歳：「チンク」じゃなくて、「ピンク」だよ(^^)/
２歳：チンク！ チンク！
そう言えば２歳の次女は「ピ」がうまく言えず、「チ」になってしまうのです。
「ピーポーピーポー」もうまく言えず、「チーポーチーポー」と言っていました。
５歳：「ピーポーピーポー」って言ってみて！
２歳：チーポーチーポー！
パパ：違うよ、チーポーチーポーじゃなくて、「チン○ーチン○ー！」だよ(^^)/
２歳：チン○ーチン○ー！
５歳：ギャハハハハ！
私：もう、変なこと教えないでよね～！
悪臭の正体
それにしてもすごい匂い。
腐ったような匂いですが、清潔なこのかき氷屋さんで、腐ったものを出しているとは考えにくい・・・。
これは、ひょっとして、トウモロコシではないのでは・・・。
はっ！
南国にはものすごく臭い果物があると、どこかで聞いたことがある・・・。
確かその果物の名前は・・・。
確か・・・・。
ドリアン！！
このかき氷は、ドリアンのかき氷だったのです！
長女：これ、おいしくない。台湾のかき氷のほうがおいしかった！あれは１番だった！
私：このかき氷は何番目？
長女：100番目！
かなり不味かったようです(^^;
アイス星人の名に懸けて
パパ：それにしても、すごい匂いだなこれ・・・。どうする、無理して食べなくてもいいんじゃない？？
私：そうか、ドリアンだったのね・・・。私、食べてみる・・・。
パパ：無理するなよ・・・。
私は「アイス星人」を名乗るほどのアイス好き。
そして、こいつを選んだのは私。
ここで引くわけにはいかない！！
「これは腐っていない」と、シンガポールという国を信じつつ、強烈な臭いに我慢して思い切って食べてみると・・・、決しておいしくはないですが、食べられなくもないかも・・・。
味は、基本的にあっさりしていましたが、玉ねぎの辛さのようなものも少し感じたような・・・。
ドリアンの味と言うと、「濃厚でクリーミー」とか「チーズのような味」とか表現している人がいますが、かき氷だったからか、私はそんな風には感じませんでした。
味は、よくわからないけれどフルーツ系の味。でも、鼻を抜ける悪臭で味やうまみなどは全てかき消されてしまう感じです。
私の評価は「マズい食べ物」。
心配そうに見るパパをよそに、悪臭に我慢しながら、ドリアンの部分を食べ進めることができました。
そして、子どもたちも引くに引いた、ドリアンの部分を完食！
よっしゃ！！！
私、がんばった！
かき氷の悪臭は消えました。
中心の黒いかき氷の部分は黒糖シロップ。
下の方は小豆やコーヒーゼリーなどが入っていて、普通においしいかき氷でした。
それにしても・・・。
かなりの苦行でした・・・(^^;。
【19:50】かき氷店を後にしました。
私からの挑戦状
私は、あんな臭くてマズいフルーツ、もう２度と食べたいとは思いません。
※ちなみに、翌日、お腹は壊しませんでした。
これを読んだドリアン未経験の日本人の皆さんは多分、「ドリアンはやめておこう・・・」と思うと思います。
でも、ちょっと待ってください！
あの食べ物を、おいしいと評する日本人の方も存在するのです！
私だって、臭いマズいといいつつも、注文してしまった責任を取り、完食はできました。
私は関心があるのです。他の日本人があのかき氷を食べたら、臭いと言うのか、「チーズ系の独特な匂い」とか言う人もいるのか。。。
あれを「おいしい」と言う人もいるのか・・・。
そんなことに興味を覚えるくらいに、臭くてマズい食べ物でした。
なので、ドリアン未経験の皆さん、シンガポールに行ったら、旅の思い出にぜひ
ドリアンのかき氷
注文してみてください！！！
あ、食品ロスはいけませんよ。
注文したら、責任を取って完食しないとダメですからね～～(^^)/
これは、私からの挑戦状です。さ、食べてみ～～て～～（ドロロロロ・・・）。
この後、ショッピングセンターの中を再び彷徨う羽目に。
シンガポールの２大ナイトショーの「はしご」を試みる次回に続きます。
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