高雄:蓮池譚龍虎塔とその周辺はじっくり回ると面白い(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯42)
【これまでの旅程】
1日目:朝4時に家を出発、成田から台北へ。夕食とマッサージ。
2日目:台北郊外観光。野柳地質公園、淡水。
3日目:台北郊外観光。十分大瀑布、十分で天壇上げ、平渓、九份。
4日目:台北郊外の烏來温泉観光。龍山寺、台北駅。
5日目:特急列車で台中へ。台中観光。特急列車で嘉義へ。
6日目:嘉義観光。森林之歌、阿里山森林鉄路車庫園区、檜意森活村、KANO記念館、関子嶺温泉。
7日目:朝6時起床、7時出発。ホテル近くの食堂で朝食。快速列車で台南駅に到着。駅に荷物を預け、列車で十鼓文化村へ向かいますが、Cさんに案内してもらうことに。十鼓文化村見学、ランチの後、Cさんの車で台南観光に出発。
成功大学、旧台南県知事官邸、孔子廟を訪れ、奇異果子でデザートタイム。車で神農街に向かい、地元の小籠包店で夕食。喫茶店でお茶した後、台南駅まで送ってもらいました。その後、列車で高雄へ移動しました。
昨晩、台南から高雄へ電車で移動して、ホテル「高雄舜鈺商務旅館」にチェックイン。
【24:00】長女、パパ就寝。
【翌1:00】私就寝。
【2015.11台湾周遊旅:8日目その1】
まずは高雄駅へ向かう
【7:00】起床。
予定では6時起床でしたが、みんなでゆっくり睡眠。8日目で、私も疲れを感じました。
今日の予定は、まずは列車で蓮池譚(龍虎塔など)へ。蓮池譚観光。お昼頃、KRTとフェリーで籏津へ。籏津でランチ&観光。その後、鉄道博物館や芸術街「馬二特区」を見て、愛河ナイトクルージング。夜は六合路夜市で夕食と散策。そこで台湾式シャンプーか台湾式足つぼマッサージにチェレンジ。
盛りだくさんの予定です!
予定はね(^^;
【7:45】支度を済ませ、部屋を出発。
予約時は「朝食付き」ということでしたが、どこを見ても朝食会場らしきものはなく・・・。朝食を提携食堂で摂るようなホテルもありますが、チェックイン時にそういう説明もなかった・・・。「ま、いっか」ということで、外に出て来ました。
今から思えば、「朝食会場はどこですか」とフロントに聞けば良かったなぁ・・・(^^; 何か、英語でやり取りするのが面倒くさくって・・・(^^;
長女は元気元気。
4歳:ここ、2階でしょ? だからさ、3階に行ってみようよー! 何があるかさ! 明日、日本へ帰るんだし!
このホテルは、そういうホテルじゃないので・・・(^^; ホテルを探検しようという長女の手を引っ張り、階段で外へ(エレベーターもあり)。
旧高雄駅舎へ
【7:50】ホテルから5分ほど大通りを歩いて、高雄駅へ。
列車に乗る前に、1つ、見どころを見て行きます。
MRT高雄駅の隣に保存されている、旧高雄駅舎です。
1940年建築。終戦は1945年ですから、まだ新しい駅舎の時に終戦を迎えたんですね。2002年、高雄駅の新駅舎を作る時に、何と駅舎を引っ張って86メートル動かして今の位置に持って来たというもの。
台湾の人は、日本統治時代の建物を本当に大事にしますよね(^^)/
将来的には、新駅舎の入口として使う予定なのだそうです。何て唯一無二の計画・・・。
素晴らしいです!
ところで、その旧駅舎はどこだろう・・・。
地図で見た、その辺らしい所をウロウロすると、ありました!
ただ、私が行ったときは工事現場のフェンスのようなものに囲まれ、見学することはできませんでした。フェンス越しに映した映像がこちら。何ともレトロな駅舎です。
高雄駅でコーヒータイム
【8:00】高雄駅へ。
ここから普通電車に乗って、4駅先の「左営駅」に向かいます。
駅のお茶屋さんを発見。お茶やコーヒーを売っていました。パパはコーヒー(20元/80円)、私はカフェラテ(30元/120円)を購入。
電車時刻は8時9分。あと5分です。急がないと。
私は自動販売機が良かった・・・事件
ホームへ向かおうとする私たちを、長女が阻みます。
4歳:私は自動販売機が良かった・・・(グスン)。
どうも、飲み物を探していた私たちでしたが、最初に、長女が自動販売機を発見したんですよね。でも、私たちがお茶屋さんで飲み物を購入したのが面白くない様子。「せっかく私が自動販売機を見つけたのに・・・」。
ごめんごめん、よし、長女の飲み物は自動販売機で買おう!
結局、長女が選んだのは「ミネラルウォーター」でした。
【8:07】列車の時刻は8時9分。急ぎ足でホームに向かいますが、ここ高雄駅はホームまでの距離がメチャクチャ遠い・・・。余裕で乗り遅れ、次の8時32分発の列車に乗ることにしました。
高雄駅は、改札からホームまで距離があるので、注意が必要です。
高雄駅のホームでお腹が空いた事件
ホームに着いて、ベンチに座って電車を待ちます。
すると、また長女がご機嫌ナナメ。どうやらお腹が空いたようです。
私は、持っていたみかんやおせんべいを出しますが、今はどちらも食べたくない、けどお腹空いたと・・・(^^;
もう、どうしようかな・・・。
しばらく泣かせておき、私たちはコーヒーを飲みました。
【8:32】定刻通り、列車に乗車。
電車ですぐ機嫌が直った事件
ひと騒ぎして気が済んだのか、長女は電車に乗るとたちまち上機嫌に。
一体何なんだか・・・。
苦しそうだったので、次女は抱っこ紐の外へ。
左営駅から徒歩で蓮池譚へ
【8:40】左営駅に到着。下車します。
エレベーター&こ線橋を渡って駅舎へ行く途中、大規模な小路をしているのが見えました。駅前を再開発しているようです。
途中、駅の中に面白いモニュメントも。台北駅にもいろいろ面白いものがありますが(鳥人間の噴水とか)、台湾の人は遊び心がありますよね(^^)/
左営駅から、蓮池譚龍虎塔を目指して歩きます。池の周りはきれいに整備されていて、散策にピッタリ。龍虎塔は遠くに確認できますので、道は大丈夫。
大人の足で徒歩10分くらいの道のりでしょうか。私たちはゆっくり20分かけて歩きました。距離がありますので、長女はパパが肩車をしていきます。
すると長女、パパの肩車の上でまさかのウトウト・・・。たまにあるんですよね(^^;
龍虎塔が見えると長女のテンションも上がり、目を覚ましました(^^)/。
龍虎塔に初めて入場
【9:15】ようやく龍虎塔に到着。
時間も予定通り! 朝、霧雨が降ったこともありましたが今は上がり、天候もバッチリ。
半年前、台湾ツアー旅行で来た時は夜の来着になって、塔の前で記念撮影しただけだったもんね~~。今回、初めて中に入場します!
ツアーバスに乗っているだけで目の前で降ろしてもらえるのは楽でいいですが、自力で来ると感動もひとしお。「やって来た感」が、全然違います(^^)/。
「龍の口から入り、虎の口から出る」のが縁起がいいとのことで、龍のほうへ。
パパはテンションがあがり、「わぁぁ、龍に吸い込まれる~~」などと言いながら後ろ向きで歩き始めました。
長女も真似をして「わぁぁ、吸い込まれる~~」(^^)/
龍の中に入っていくと・・・、そこは地獄を描いたような絵に囲まれた、結構怖いトンネル・・・。きゃあぁぁぁ・・・。
想像とは違ったなぁ(^^;
塔に登る
龍の口から入ると、途中に塔に登る入口が。
塔の入口で寄付をすると、龍虎塔のポストカードをもらえました(^^)/
登りは階段のみ。がんばるぞ~~。
塔は6階までありますが、上れるのは5階まで。
龍の側の塔だけ上って出て来ましたが、パパはもう1つ制覇すると言って、長女と2人でまた行ってしまいました。私は疲れたので、赤ちゃんと下で待ちます。
私がビデオカメラでパパたちを撮ったのですが・・・。
帰国後、ビデオ映像を確認したパパが言いました。
パパ:ママ・・・、明らかに電柱が邪魔だよね・・・。
ほんとだ。。。撮ってるときは気が付かなかった・・・。
この後、パパからいろいろな秘術を授かり、私の撮影技術も向上していくのです・・・。
【パパから伝授された3大撮影秘術】
秘術1.ビデオを撮る時は、できるだけ上下左右に動かさないようにしましょう。
秘術2.ビデオを撮る時は、斜めにしないようにしましょう。
秘術3.ビデオを撮る時は、映したいものを真ん中に捉えるようにしましょう。
皆さん、これできます?? ものすごい高等技術ばかりですよね~~(^^;
うちのパパはいちいちうるさいんですよ。せっかくの海外旅行、もっと大らかにいかないと。
次女は、目が覚めて暑いのか「フンガー、フンガー」と出してアピール。仕方ない、抱っこ紐から出して手で抱っこします。
切られ役の武士
【10:00】龍虎塔から、次の見どころに徒歩で向かいます。
蓮池譚には、「見どころ」が数か所あるので、湖沿いを歩きながら、それぞれ訪問してみるのです。
ツアー旅行だと、龍虎塔だけ行っておしまいだと思うので、こんなのも個人旅行ならではですよね(^^)/
湖のほとりの整備された歩道を歩き出したはいいものの、長女が電池切れ。
パパが一生懸命、「どっちが早いか競争しよう!」などと言って歩かせようとしますが、最初は良かったものの効かなくなり・・・。
遅れだした長女。
お~~い、早く~~。
見ていると、まるで時代劇で斬られた武士のようによろめき始めたかと思うと、その場にバタン。
座り込んでしまいました。
その姿が、わざとらしくて面白くって(^^;
4歳:もう疲れた~~~~。歩けない~~(グスン)。
もう、しょうがないなぁ・・・。
今後、毎年の海外旅行で私たちを苦しめることになる長女の必殺技、この時に初めて発動したのでした。
仕方ない、私は赤ちゃんを抱っこしているし、パパの肩車で行くか・・・。
タクシーでみえみえの遠回りをされる次回に続きます。
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