台中郊外:「台湾のウユニ塩湖」高美湿地、ウユニ写真は難しかった(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯24)

海岸から500Mくらいボートウォークを歩いた先にある海で。ものすごく遠浅なのです。

【これまでの旅程】
1日目:朝4時に家を出発、成田から台北へ。夕食とマッサージ。

2日目:台北郊外観光。野柳地質公園、淡水。

3日目:台北郊外観光。十分大瀑布、十分で天壇上げ、平渓、九份。

4日目:台北郊外の烏來温泉観光。龍山寺、台北駅フードコート。

5日目(今日):朝5時30分起床、7時30分にタクシーで台北駅へ。特急列車に乗って、台中に向かうも、間違えて手前の駅で降りてしまうハプニング。そこから普通列車に乗り、今度こそ台中駅に到着。

駅に荷物を預け、宮原眼科でアイスを食べ、タクシーで賽覚寺へ。セブンイレブンで台湾おでんの昼食後、タクシーで彩虹眷村へ。さらにタクシーをチャーターし、高見湿地へ向かいます。

【16:35】台中の彩虹眷村からタクシーで45分。高見湿地に到着。

ここは、「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれ、気象条件がそろえば水面の上に立っているような写真が撮れるという遠浅の海。海沿いには観光バスやタクシーが連なり、活気を呈していました。

運転手さんに午後5時40分まで、1時間の待機をお願いし、タクシーのナンバーをスマホで撮影し、出発。

【2015.11台湾周遊旅:5日目その6】

開放的なおむつ交換

早く海岸のほうに行きたいのはやまやまですが、ここで次女がうんち。今日3回目なので、お腹の調子が悪いみたい。変な所触って、菌を食べてしまったかな・・・。

トイレでのおむつ交換は交換台がないとかえって不安定で危険。パパと2人、開放的な場所でおむつ交換です。

【16:40】海が見える場所でおむつ交換。4歳児撮影。
落ちないように、パパが両足でがっちりガード。

海に伸びるボードウォークへ

【16:50】海岸に出ると、目に飛び込んできたのは海の上に長~~く続くボードウォーク(歩道)。

うわ、高見湿地って遠浅の海岸だとは聞いていたけれど、これほど長い歩道の先なんだ・・・。おむつ交換で10分費やしてしまったし、あと50分で、子ども2人連れて、果たして行って帰って来れるかな・・・。

ちょっと不安に思いましたが、とりあえず行ってみます!

海の向こうに伸びるボードウォークを、大勢の人と一緒に歩いて行きます。

干上がった海底部分が歩道のすぐ下にありますが、立ち止まって見てみると泥に無数の小さい穴が空いていて、小さいカニさんが多数顔を出しているではありませんか!

かわいい~~。

長女が小さいカニさんたちを見つけて、大喜び。

自然観察も面白いので、時間があれば、ぜひもっとゆっくりしたい場所です。私たちは時間がないので先へ急ぎます。

干上がった海を撮影。小さいカニさんが顔を出して動いています。
わぁぁ、カニさんがたくさん!
向こうには風車が並んでいました。
長いボードウォークをどんどん歩いて行きます。

条件がいろいろあって、ウユニ写真は実際には難しい

【17:10】20分ほどかかって、ようやくボードウォークの先端に到着! タクシーは午後5時40分ですので、あと30分しかありません。ここからタクシーまで戻るのに15分はかかりますし・・・(^^;

早速パパと長女は靴と靴下を脱いで海へ。

水深10cmほど。ジャブジャブします。長女は冷たい海に大喜び!

水遊びは楽しそうなのですが、肝心要のウユニ写真はと言いますと・・・。

ウユニ写真(水の上に立っているかのような写真)を撮るには、以下3つの条件が必要だと思われました。

①水深がないこと

・・・水がギリギリ浅いのが「水の上に立つ」条件。今の潮だと水深10cmですので、水の中に足がもぐってしまいます。

②全く風がないこと

風があると波が立ち、海が鏡のようになりません。

③陽が照っていること

太陽光があると、水鏡に人物の姿も写ってさらに幻想的な写真になりますが、今日はくもり。ま、そもそも波があって水面が鏡になっていないので、この状況下では太陽が出ていてもあまり関係ありません。

ボードウォークの先で海に入ります! 私はやめておきました。
イエ~~イ! 長女は海遊びでご機嫌。
私はボードウォークの先端部分で、パパたちを待ちます。
こんなロケーションです。もはや海岸は遙か彼方。
日本人男性2人組の旅人が、家族写真を撮ってくれました。
ローアングルにて。曇っていて残念!
【17:20】写真を撮ってくれた日本人の旅人さん達と。2人ともかなりのイケメンでした(^^)/。

10分ほど写真撮影を楽しみ、すぐに帰り支度。

足を拭いて靴を履いて、帰りのボードウォークは急ぎ足。タクシーの約束は午後5時40分ですから・・・。

おじさんのタクシーで清水駅へ

【17:40】定刻ギリギリに待ち合わせ場所(タクシーを降ろしてもらった場所)に戻ると、何十台もタクシーが並ぶ中、私たちが乗ってきたタクシーはないようです。おじさん、大丈夫かな・・・。

私たちがキョロキョロしていると、おじさんの方が私たちを発見してくれ、無事合流。タクシーはここには停めておけなかったので、少し離れた所に駐車したみたいです。

かくして、おじさんのタクシーで予定通り清水駅に向けて出発!

【17:50】走ること10分、清水駅に到着。今は秋。日は短く、午後6時前だというのにとっぷり暗くなってしまいました。

約束通り1,100元を支払い、料金のもめごともなし。最後、記念撮影もしてもらいました。

おじさんのタクシーのおかげで、素敵な台中郊外観光ができました。

こちらのおじさんにも、パパが日本から持ってきた地酒の小さいパックをおみやげで1つ渡して、お別れしました。

タクシーのおじさんと。運転もていねいな、いいドライバーさんでした!

どこかで見たことのあるような駅、清水駅

【17:55】さて、ここは、台湾の片田舎の駅、清水駅。無人駅ではないようです。

台中行きの列車は午後6時23分発。まだ30分くらいありますので、駅前を少しウロウロしてみました。

それにしてもこの駅、うちの近所の駅(日本の田舎の駅)に雰囲気がそっくり。まるで日本で列車に乗るみたい(^^;

駅前の観光案内版も、言語は違えど、日本とソックリ。

ジュースの自動販売機でジュースを買って(この辺も日本とソックリ)、列車が来るまで駅のベンチで一休みです。

駅前のモニュメント。「清水市へようこそ」って感じでしょう。
こちらは観光案内版。清水市は、お米の産地なんですね。畜産も盛んなのかな?
まるで日本の地方の駅みたいな清水駅。ジュースの自動販売機もありました。
ホームから駅舎を見る。もはや、どっからどーみても日本の田舎の駅です。

ローカル列車で台中へ

【18:23】定刻どおり、列車が到着。台中行きなので終点で降りれば良く、安心です。

何せ台中に来た時は、間違えて手前の駅で降りてしまいましたから(^^;

ホームで長女は爆睡です。

車内はおしゃべりや携帯電話で話す人など皆無で、静かそのもの。これも日本の列車と同じですね。

長女は遊び疲れてバタンキュー。私もウトウト。

【19:08】乗車45分、台中駅に到着。

【18:25】乗車してすぐ、長女はすでに熟睡です。
列車内で、次女はずっと私のネックレスを引っ張ったり、ナメナメしたり・・・(^^;

これから私たちは、特急列車【自強号141次】に乗って1時間チョイ、南部の地方都市、嘉義に移動します。そこで宿泊。

特急列車の発車は午後7時47分。あと40分です。この間に、スーツケースを取りに行き、夕食のお弁当を買って・・・。

今日の台中1日観光、高見湿地まで遠征して、タクシーありローカル列車ありの結構大胆なスケジュールだったと思うんですが、全てがうまくいきました。台中駅帰着もピタリ予定どおり。

このまま何もなければ完璧な1日でしたが、やはり事件は起きました。

自強号の車内でサーモンの寿司が飛ぶ次回に続きます。

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