進め!ココナッツ ~初めてのペットでハムスターを飼い始めました~
子連れイタリア旅行記の途中ですが、今日は我が家の近況を紹介します。
近況と言っても数か月前からのことなんですが・・・、実は、初めてペットを飼い始めたんです。
飼っているのは、ハムスター。
うちは旅行が大好きなので、(旅行中の対処が大変な)ペットはずっとNGだったんですが、友達家族と同時に飼い始めることになり、「旅行中はうちで預かってあげるよ!」とその方が言ってくださったので、そのお言葉に甘える形でペットにはずっと反対していたパパもゴーサイン。
そして飼い始めたハムスターがかわいくて・・・。
今ではすっかり家族の一員。私と子どもたちはもちろん、パパも一緒になってかわいがっています。
ペットなんて、世話が大変だしお金がかかるし家が臭くなるし旅行に行けなくなるしとずっと思っていましたが、こんなにかわいくていいものとは・・・!!
ペットって、いいですね!!
子どもたちも、いつもスマホばかりいじっていたのが、ハムスターと一緒に遊ぶ時間も持つようになり、教育上や生活上でもいい効果が出ている気がします。
ハムスターはとっても飼いやすいペットで、飼う前にしていたいろんな心配は何だったんだろうという感じです。
私と長女は猫アレルギー
動物大好きな長女は数年前から「何か動物を飼いたい」とは言っていたんですが、うちは毎年9日間~10日間程度家を空けて海外旅行へ行くことから、「その間に預かってもらう人がいないから(そしてペットホテルは高いから)」という理由でペットNGにしてきました。
世話も大変(よく、子どもが飼いたいと言ったものの数か月すると飽きて、その後親が全部世話をする羽目になったと聞きますし)、お金もかかる・・・。
さらに、私と長女は猫アレルギーで、猫を触ったりすると体がかゆくなったり鼻がむずむずしてくしゃみが止まらなくなったりします。私は猫だけでなく犬もダメで、とてもペットなんて考えられなかったのです。
ただ、仲良しの家族がハムスターを飼い始めることになり、「いっしょに飼わない?」「旅行中はウチで面倒見てあげるよ!」と相手方のお母さんが言ってくれたことから、長女が熱望。
調べた結果、お金もあまりかからず世話も簡単だということがわかり、パパも心配げな顔をしながらもゴーサイン。
ペットショップで実際にハムスターに触らせてもらい、猫アレルギーの私も長女も何の反応も出なかったので、アレルギーは問題なしと判断、購入に踏み切りました。
名前は「ココナッツ」
うちで飼い始めたのは「ジャンガリアンハムスター」という種類のハムスターで、色はパールホワイト。「パールホワイトハムスター」とか書かれている場合もあります。
名前は「ココナッツ」。現在小学校4年生の長女が命名。
由来が面白いというか子どもらしいと言うかで・・・。
植物のココナッツとはまるで関係ないネーミングなんです。
長女が考えた名前は「ナッツ」。そして、仲良しの女の子が一緒に考えてくれた名前が「ココ」。
どっちにしようか2人で考えて選べなくて、それなら合わせて「ココナッツ」にしよう、と言って決まったみたいです。
何だかいい加減なような気もしますが・・・(^^;
エサ代等は月1,000円
ハムスター、びっくりするほどお金がかからないんですよ・・・。
犬をかわいがっている人の話を聞くと、あれやこれやで月に1万円以上はかけていると聞くので・・・(^^;(もちろん飼い方によるのでしょうが)
うちの場合は、ひと月1,000円で大丈夫です(光熱費除く)。
月1,000円ですよ!?
貧乏な私たちですが、月1,000円でしたら無理なく捻出できます。
ハムスターは小さいので、500円で買った袋入りのペレット(エサ)が1か月持ちます。その他「床材(とこざい)」と呼ばれる、ケージの中に敷き詰める木のチップ(フンの始末のために定期的に交換が必要)が月に平均500円くらい。
合わせて月1,000円です。
エサはもちろんピンキリです。1袋500円くらいのもあれば、1袋2,000円くらいのも。うちでは500円の安いものと1,200円の比較的高級なものを買い、変わりばんこに与えて3か月くらいもつ、という感じでしょうか。
初期費用は9,500円(もっと安く上げられます)
うちの初期費用は、約1万円でした。
かなり安く済ませた・・・つもりになっていましたが、もっと安くあげることもできましたね(^^;。
まず、私の初期費用の内訳は・・・。
・ハムスターそのもの:2,400円
・ケージ材料費(ホームセンターでパパが板を購入しカットしてもらって手作り):1,000円
・家(既製品)代:600円
・トイレ(既製品)代:500円
・ぐるぐる円盤代(直径20cm、既製品):2,000円
・電気ヒーター代:3,000円
しめて9,500円です。
ケージは、はじめペットショップで1万円~1万5千円のものを見ていたら、パパが「何だこれ!こんな物、俺が作る!」と言い出して、帰りにホームセンターで1,000円で板を購入してカットしてもらい、テープと木工ボンドで押さえて瞬く間に自作してしまいました。
パパの小遣いは昼食代含めて月1万5千円ですので、たかだかハムスターのケージがそれと同額であることに我慢できなかったのでしょう。
そういや、15年前に家を建てた時に、高さ1m直径2.4メートルの大きな本棚を自作して「これをあの壁の穴にはめてください」と言って工務店に提供し、寸分の狂いなく作られていたので大工さんも驚いていたことを思い出しました。
おかげでハムスターにとっては広いお家になりました(^^)/
ケージは通販が激安だった・・・
ケージ、ペットショップで見たのは8,000円~でしたので、そういうものなのかと思っていましたが、今アマゾンで見てみると2,000円からあるんですね・・・(^^;
しかも、給水器やクルクル、家などもセットになって・・・(^^;
うちはケージそのものは1,000円で自作してしまいましたが、クルクルや家など全部別に買ったので、結局4,000円くらいかかりました。
こんなに安いなら、ネットでセット物を買ったほうが良かった・・・(調べなかったことを後悔)。
ペットショップのバカヤロ~ッ!!
↓いろんなものがセットになってこの値段。くやしい~~っ!
↓2,500円以下のものまで・・・。ショックで立ち直れません(^^;
↓エサも、通販が激安なんですね! ペットショップの店頭価格の3割引き~半額くらいです!(2,000円以上で送料も無料になります)。ちなみにこれは、私が1,200円で買った比較的高級なエサです。800円以下で売ってるよ・・・(^^;
↓床材なんて、30リットル入りでも激安。物によっては、ペットショップの半額以下です。これはもう通販一択だ・・・。
匂いはほとんどありません
ペットを飼うにあたり、私が心配していたのはお家の匂いの問題。
ハムスターはほとんど匂いはないというものの、本当なのか。。。
おしっこやうんちをするのだし・・・。
飼ってみての結論は、臭いが全くないとは言いませんが、「気になるほどの匂いはしない」というものです。
ハムスターはすごくたくさんうんちをします。でも、うんちが乾燥しているため、においは私にはわかりません。おしっこのほうが匂いがわかるかな・・・。ただ、おしっこも微量なため、わざわざくんくんと嗅がなければわかりません。
床材の交換&トイレの砂の交換は1週間に1回。
その合間に、「家」やヒーターのまわりなど、たくさんうんちがある場所だけサッと取り除く掃除と、トイレの砂の交換を同じく1週間に1回。
それだけですが、ほとんどケージからいやな臭いはしません。
常時冷暖房が必要
ハムスターを飼う上で光熱費はネックになってしまうかもしれません。
ハムスターは寒い所が苦手な生き物で、22度~24度くらいが適温みたい。夏場・冬場の24時間冷暖房は必須になります。
うちは冬場の暖房は以前から24時間つけっぱなしにしていましたので、そういう意味ではこれまでどおりなのですが、以前は誰もいない日中は設定温度を16度~18度くらいにしていたものを、ハムスターは寒いのが苦手なので今年は常時20度~22度の設定にしています。
同じ「暖房付けっ放し」でも、冬場の光熱費は昨年に比べて月5,000円アップ。
部屋は暖かくて快適なのですが、24時間冷暖房は飼うために必要なコストになります。
ココナッツの大脱走
うちのココナッツちゃんは男の子。だからかどうかはわかりませんが、たびたび事件を起こしてくれるんです(^^)/
ココナッツが起こす事件。それは・・・。
ケージからの脱走劇。
うちのケージはパパのお手製で、高さ20センチの壁で囲まれていますが、その上はオープンになっています。
ココナッツの体長は8cm。その体で、高さ20センチの壁を越えて、外に出るんです!
最初の脱走劇は、「家」の屋根の上から。
広いケージにはココナッツが寝る用の「家」を置いています。
これを、ペット用のヒーターとセットで壁際に置いていた所、ある日朝起きてみたら、ココナッツがケージの中にいないではありませんか!!
散々探したあげく、部屋のソファの下で垂れ下がったソファーカバーにくるまって寝ていたココナッツを発見。
どうも、その後の検証作業で、「家」の屋根に上り、そこからジャンプして高さ20センチの壁に爪をかけ、のぼりついたものと判明!
そっか、ジャンプして壁の上端を爪で掴みさえすれば、壁を上れちゃうんですね~(^^;
ミッション・インポッシブル2
私はパパに、現在20cmの壁を30cmに高くするようお願いしました。
私:壁、もっと高くしてほしいな~。
パパ:え~っ、初め30cmで造ったものを、わざわざ20cmに低くしたのに・・・。壁を高くしたら、かわいい姿を観察しずらくなっちゃうよ。今回のは「家」を壁際に置いてしまったのが原因だろう。家を壁から少し離せば問題ないじゃないか。
私:それじゃ安心できないの。壁を高くするか、網で蓋をするかしないと・・・。
パパ:網で蓋なんて、せっかくの見やすいケージが台無しだよ! 蓋なんて必要ないよ。
私:あなたの言うことは聞かない。私、安心して寝れないから、蓋するね。
パパ:わかったよ・・・。
って感じで蓋をすることにして、100円ショップで金物の網のような物があったので購入。
「家」は壁から離し、さらに寝る前には万一のことを考えてそれでケージに蓋をするようにしました。
これなら蓋があるから絶対に大丈夫・・・。
しかし、数日後、再び事件が・・・。
朝起きてケージを見ると、ココナッツの姿がありません!!
あれっ!! 網で蓋をしておいたのに!!!!
部屋を探すと、当の本人?は、いつものソファーの下に潜り込んでいました(ソファのカバーが垂れ下がっていて、そこにくるまると温かくて気持ちいいみたい)。
その後の検証作業で、ココナッツはまず「家」の屋根に上り、そこから手を伸ばして網を掴み、網の隙間に顔を突っ込んでグリグリすることで網の重ね目をずらし、目が大きくなった所(大きくなったと言っても直径2センチほどしかない四角形の穴)をすり抜けて外に出ていました。
ガーン、まさか、網を利用して脱出していたとは・・・!!!
その後2度と網はしなくなり、そのうちケージの中に立てて置き、よじ登るアスレチックのような形で使うようになりました。
神出鬼没のココナッツ
網をするのをやめ、家を壁から離すようになっても、あらゆる状況を利用してのココナッツの脱走劇は続きました。
・ある日は、ケージの中に置いていた直径7㎝のボールを転がして壁の近くに持って行き、そこから壁を上って脱走。
・ある日は、コロコロの回転で弾き飛ばされる力を利用して壁に飛び、そこから脱走。
・ある日は、ヒーターの電源パイプを利用して上り、そこから脱走(いつもは垂直に設置するパイプが斜めになっていた)。
・ある日は、家の屋根に上り、そこからやや離れた壁にジャンプして上りついて脱走。
・ある日は、(中に潜って遊べるようにと)やや高めに敷いた床材の部分から脱走。
もう、少しでも何かうっかりしてしまうと夜中にその隙からケージを脱走しては、寝ている子どもの足をカジカジして発見されたり、朝私に見つかったり。
脱走するたびに「どうやって脱走したのか」を検証します。
ケージに戻すと、すぐにまだ脱走を再現してくれますので(^^;
ココナッツからの学び
数回の脱走&検証を通じてわかったことがあります。
それは、
・ココナッツは頭がいいということ。
そして、
・ココナッツは、絶対にあきらめないでチャレンジし続けているということ。
です。
高さ20センチで囲まれた壁。ココナッツの体長は8センチしかありません。
初期の頃はまだしも、私たちも脱走を警戒して、高さ9センチの「家」や、高さ7センチの「ボール」は壁から離して置いています。
検証作業をすると、ココナッツも、1度や2度のチャレンジでは脱出を再現できていないことがわかりました。
例えばボールの上から壁にジャンプして乗り越えた時など、何回も何回もボールから壁にジャンプを試みては失敗を繰り返し、数回のチャレンジを経て、やっと再現できるのです。
「絶対に、あきらめない!」って感じで・・・。
失敗してもあきらめないで何回もチャレンジすることの大切さ、私たちは最近忘れていたような気がして、ココナッツに気付かせられました。
最近では、ココナッツの脱走を楽しんでいる風もある私たちでしたが、ここでパパがケージの壁を10cm高くする抜本的解決工事を実施。
さすがのココナッツも、もうどうしようもないという感じです。
私は安心して寝られますが・・・。
でも、あのココナッツのこと、また私たちの想像を超えて来そうで、油断なりません(^^)/
6人目の家族
先日ペットショップに寄ってみると、色の違うハムスターがいて、次女が遊んでいるうちにお気に入りに。
結局、1匹も2匹も変わらないだろうということで、6人目の家族を迎え入れることになりました。生後1か月の、オスのイエロージャンガリアンハムスターです。
名前は、ミラノ。
名前の由来は、サイゼリヤです。
ペット購入後、サイゼリヤで「ミラノ風ドリア」を食べていた時に、「ミラノって、男の子って感じでいいじゃん!」と、長女が命名しました。
安易なんですよね命名が・・・(^^;
ちなみにハムスターは多頭飼いには向かない動物だそうです。うちは、パパが自作したケージが大きかったので、それを2つに仕切りで分けて、2匹用のケージにしました。
ミラノちゃんの様子は、いずれまたの機会に紹介したいと思います。
ハムスターなら、スペースも取らないし、犬のように鳴いたりしないし、臭くないし、毛も飛び散らないし、散歩はたまに部屋内散歩で十分だし、都会のマンションなんかでも十分飼えるんじゃないかしら・・・。
初めてのペットにはオススメだと思いますよ(^^)/
次回、イタリア旅行記の続きです。
シチリア島アグリジェントの「神殿の谷」で、紀元前のギリシャ神殿をベビーカーで訪れるとこですね。あの時、長女には本当に申し訳ないことをしてしまったんです・・・。
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