世界遺産:ボロブドゥール遺跡は来た方向には戻れません(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯13)
【これまでの旅程】
1日目:前日の午後8時に家を出発、仮眠を挟み朝8時成田空港着。ジャカルタへ。国内線に乗り継ぎ、ジョグジャカルタ着。夜12時前にホテルチェックイン、翌1時就寝。
2日目(昨日):午前5時45分起床、朝食とデザートの後、午前10時にハリーさんのチャータータクシーでボロブドゥール方面に出発。ムンドゥッ寺院、ハジ・ウィダヤッ美術館を見学後、今日宿泊するホテル「シャンカラ・ボロブドゥール」のレストランで昼食にしました。
その後、ストゥンブの丘、グレジャ・アヤムを見学。ホテルに戻ってプール遊びの後、近くのレストランで夕食。その後はホテルの部屋でマッサージをして、午後10時30分就寝。
【22:00】次女とパパは暇ですが、マッサージごっこをして遊んでいたらあっという間に1時間が経過しました。
外国でマッサージを受けたときはチップをあげるのが(多分)常識ですので、終了後、施術料の10パーセント以上ということで、20,000ルピーずつをチップとして直接お姉さんに渡しました。
30万ルピーの支払いは、翌日、チェックアウト時にフロントで行います。
明日は朝5時起床、5時45分出発の予定ですので、今日は早く寝なくてはいけません。プール遊びの影響からか、次女もこの後すぐ寝てくれ、もう全員お風呂も済ませていますし、午後10時30分には就寝しました。
【インドネシア旅:3日目その1】
世界遺産:ボロブドゥール遺跡へ
【5:00】起床。
昨日は夜10時30分頃に寝ているので、気持ちよく起床。
子どもたちを起こして準備をします。
ボロブドゥール遺跡の開場は午前6時。
朝日鑑賞ツアーの人たちはすでにボロブドゥール遺跡に入っています。
私たちは朝日は見ませんが、一般入場の始まる午前6時に入場する作戦です。
昼に近くなると非常に暑くなるということなので、朝の時間帯を狙います。
【5:45】予定通り部屋を出発。
涼しいです。
いや、寒いです(^^;。
吐く息が白くなります。
気温10度くらいでしょうか。
予想以上の寒さ。
朝出発して午後2時くらいまでここには帰ってこない予定ですが、チェックアウトはその時で大丈夫とのことでしたので、部屋に荷物を残して出ます。
ホテルの朝食が食べられなくて残念(^^;。
朝食用に、日本から持ってきたカロリーメイトとペットボトルの緑茶を持って行きます。
徒歩でボロブドゥール遺跡へ。歩いて10分ほどです。
ん!・・・、歩いてる途中に、ホテルの部屋の洗面所に眼鏡を忘れてきたことに気が付きました。
でももう出てきてしまったし、パパは偵察を兼ねて少し先を歩いているし、眼鏡がなくとも見えることは見えるので、ホテルに引き返すのは面倒だな・・と思い、ホテルの部屋に残したままにしました。
これが、後でトラブルの元になろうとは・・・。
ボロブドゥール史跡公園に到着
【6:10】ホテルの部屋を出てから25分、よう~~やくチケット売り場に到着。
すでに外国人でにぎわっています。
敷地の入口から私たちの足では10分かかりました。
もう15分ホテルを早く出てくれば完璧だったかもしれません。
ボロブドゥール・プランバナン共通券 大人58万ルピー(40ドル。4,700円)×2、子ども362,500ルピー(25ドル。2,900円)×2、を購入。共通券は2日間有効。
さすが世界遺産、入場料も世界レベルです。
3歳~10歳が子ども料金の25ドル(相当のルピー)。2歳以下は無料でした。
チケット売り場で、ペットボトルのミネラルウォーターかカップ入りの温かいコーヒーor紅茶のサービスがあります。
私たちは先を急ぎたいので、ペットボトルの水を4本もらって進みます。
日本語ガイドを1時間10万ルピー~でお願いできるとガイドブックにあったので、1時間お願いするつもりだったんですが、予定(朝一番でボロブドゥール!)よりも遅れ気味だったのと、チケットカウンターも結構込み合っていてよくわからなかったこともあってやめました。
荷物のセキュリティーチェックを受け、有料ゾーンへ。
史跡公園の中はと~~っても広く、きれいに手入れされた公園という感じです。
【6:50】5:45にホテルを出てから1時間以上、よう~~やく遺跡の階段の前に到着。
ホテルからボロブドゥール遺跡まで「徒歩10分」のはずが・・・。
すでに疲れました(^^;。
敷地に入ってから受付まで遠いし、受付でチケット買うのに時間かかるし、受付からここまでも遠いんだもん(^^;
史跡公園内はとにかく広いので、小さい子連れでは、ベビーカーがないときついです。
ベビーカーを置いて、遺跡観光
ここから先は基本的に階段の連続なので、ベビーカーはここに置いていくことにしました。
さっきもらった水と、持ってきたカロリーメイトを食べて一休み。
上からの景色
上の方までやってきました!
まだ朝もやがたちこめ、幻想的な風景です。しばし、景色を眺めてゆっくりします。
8~9世紀に造られ、その後1,000年以上ジャングルの中に眠っていたというボロブドゥール遺跡ですが、改修されているのかな? とても歩きやすく、彫刻などの状態もきれいです。
ここでは20分くらい時間をとって、「勝負撮影」を行いました(私の勝負撮影については過去の記事をご覧ください)。
この辺は広々。子どもたちと遊びながら、いくつかの構図で写真を撮ります。
ひとしきり「かけっこ」などで? 遊んだ後は、子どもにとって特に面白いものもないので、子どもたちはすぐ遺跡には飽きてしまいました。私たちはもっとじっくり見たいのですが・・・(^^;
階段を降りながら、途中の「回廊」を見てみます。1周したかったんですが子どもたちが飽きてきたため、回廊はサッと見た感じですね。
「面白い人形を探そう~~」とか言いながら、何とか子どもたちの興味を遺跡に向けます(^^;
【8:30】ボロブドゥール遺跡の階段に立ってから1時間30分で下りてきました。
小さい子連れだと(子どもが飽きてしまって)この辺がいい所かもしれません。
上ってきた階段から降りられない! そして、別の階段を降りても、入口には行けない!!
遺跡から下りてきたはいいものの、この先、もう一段階、長い階段を下る必要があります。
ベビーカーを取りに、上がってきた「東側の階段」から下ろうとしても、上りの一方通行でここらからは下れません(警備員もいるし)。
どこから下りられるんだろうと思って、暑くなってきた中、1辺が120mの大きなボロブドゥール遺跡を2人の子連れでぐるっとまわってみると、やっと北側の階段から下りられることがわかり、北側の階段に到達。
四角形なので4つの辺がありますが、出口は1か所しかありません。
看板がほとんど出ていなくて、出口の位置がとても分かりにくいです。
【9:00】私たちは東側(上り専用)の入口に残してきたベビーカーはとりあえずあきらめ、出口に指定されていた北側の階段から遺跡を下りました。
遺跡は4角形なので、北側の階段から下りた後、遺跡の壁伝いに歩いていけば、東側の入口に行ってベビーカーをゲットできるはずだ・・・と思って階段を下りてびっくり。
遺跡の壁伝いにも、入口のほうには戻れなかった(壁伝いには行けないようになっていた)のです。
さて・・・、これからどうしよう。
史跡公園内の、
1.サムドゥララクサ船舶博物館
2.考古学博物館
3.ゾウ園
の3か所をまわる予定にしています。
強制的に北側の階段から下ろされてしまたっため、どういう順序でまわろうか悩みました。
とりあえず遺跡北側から近い、2つの博物館に、ベビーカーなしで向かうことにしました。
遺跡北側の出口から、(今、地図で見ると)300mほどです。
結構暑くなってきていました。小さい子連れで炎天下を300m歩くのは、それなりにしんどいものです。
でも、博物館に行けば冷房が効いているだろうし、アイスも売っているかもしれません。そんなことを考えながら歩き始めました。
歩いていると、やけに、保育園くらいの子どもを連れたインドネシア人の親子連れがたくさんいることに気づきました。
たくさんいる、というレベルではありません。
きれいに整備された公園内に、しかもまだ朝の9時なのに、何百人、いや、おそらく千人以上という単位でいます。
遺跡には外国人ばかりで、この、大量のインドネシア人の親子連れはいませんでしたが・・・。
続いては、まさかの炎天下長距離ウォークとなった、ボロブドゥール史跡公園観光の様子を紹介します。
次回に続きます。
※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら(全て無料)
【その他の子連れ海外旅行記など↓】
※英語話せない人に絶対オススメ!子連れ台湾周遊旅行記第1話はこちら(全て無料)
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは。
子連れでインドネシア旅行良いですね。
史跡公園が広々としていますね。
コメントありがとうございます!(^^)!
史跡公園は想像以上に広く、1日ピクニックができる所です。意外に、子連れ観光にいい場所でしたよ~~^!(^^)!
今度、子連れでボロブドゥールを検討しています。大変詳しく紹介されていて、参考になります。ありがとうございました。
コメントありがとうございます(^^)/
ボロブドゥールまではタクシーチャーターが楽ですよ。タクシー、結構安いですし。楽しんできてください(^^)/
すみません、園内がとても広いとのことですが、トイレはありますでしょうか?
情報があまりなくて。。。
園内にある施設にトイレがある感じです。広い公園のようなところに公衆トイレがあるという感じではないです。
入口で必ずトイレ、あとは建物に入るたびにトイレに入る感じです。
参考になれば幸いです(^^)/