【2023.5】宮殿の敷地内に街ができた! スプリットの世界遺産:ディオクレティアヌス宮殿(小2&小6:子連れクロアチア+5か国周遊旅 ♯41)

ディオクレティアヌス宮殿内の大聖堂にて。

【これまでの旅程】
1日目:昨晩夜に東北地方を出発、シンガポール半日観光の後、空港の椅子で1泊。

2日目:朝5時半の飛行機でアテネへ。セルビア航空機を乗り継いで、ベオグラード経由モンテネグロのポドゴリツァ着。夜11時、ホテルにチェックイン。

3日目:6時起床。オストログ修道院、ポドゴリツァ正教会をタクシー観光後、バスでコトルへ。夕方からコトル観光。深夜2時過ぎ、運休したバスの代替バスの手配に成功しました。

4日目:朝5時に起床し、コトルの城壁登山。その後バスでクロアチア:ドゥブロヴニクに向かい、夕方にホテルチェックイン。ドゥブロヴニク旧市街を散策しました。

5日目(昨日):朝6時起床。8時にドゥブロヴニク城壁散策開始。2時間かけて、全長2kmの城壁を一周しました。10時過ぎにホテルに戻りチェックアウト。旧市街の裏通りを散策し、ピレ門から旧市街の外に出てロヴリイェナツ要塞を見学。再び旧市街に入り、ジェラートを食べました。

午後、旧市街をウロウロしながら民俗学博物館、旧総督邸を見学し、小さい広場のレストランでピザランチ。海を散歩してから、夜に食べるサンドイッチを買って、ホテルで預けていたスーツケースを回収。ドゥブロヴニク旧市街を出発しました。

夕方、路線バスでバスターミナルに行き、4時間半のバス移動でスプリットに到着。夜11時にアパートメントのオーナーとの待ち合わせに成功し、無事チェックインできました。その後、パパがビールを買いに行ったりして夜更かしします。寝たのは深夜1時過ぎでした。

6日目(今日):朝6時起床、子どもたちは7時半起床。昨日ドゥブログニクで買ったサンドイッチで朝ご飯。朝8時15分にアパートメントを出発し、青空市場で姉妹で色違いのショルダーバッグを購入。大きいいちごを買って、ベンチで食べました。

【8:40】「SPLIT」のモニュメントの所にあったベンチに戻り、いちごを食べ始めました。

イチゴ、おいしい~!

赤くて大きいいちごですが、日本のいちごに比べると酸っぱさがあります。やっぱり甘さは日本のイチゴのほうが上ですね。

だけど、これが野生のいちごの味に近いのでしょう。

たくさん入っていたので、朝ごはんと合わせて、4人でお腹いっぱい。

朝の市場でカバンを買って、こんな素敵なベンチに座ってみんなでいちごを食べるなんて、今日は最高のスタートです。

【2023.5 子連れクロアチア・モンテネグロ・スロベニア・イタリア・ギリシャ・シンガポール旅行:6日目その2】

世界遺産:ディオクレティヌス宮殿へ

【8:55】そろそろ、世界遺産:ディオクレティヌス宮殿に向かいます。

行く前に、もう一度「SPLIT」のモニュメントで、いくつかのポーズをしながら記念撮影しました。

海沿いの道路を横断し、城壁で囲まれた宮殿の中(城壁の中)へ。

宮殿というと、1つの大きな建物をイメージしますが、こちらの「宮殿」は城壁に囲まれた部分全体を指すようで、城壁内(=宮殿内)には中世の街並みが残っています。

ローマ帝国の皇帝だったディオクレティヌスが亡くなり、その後ローマ帝国も滅亡すると、この宮殿内(城壁内)に人々が住み始め、宮殿の敷地内が市街化してしまったという、珍しい歴史を持つようです。

4方を取り囲む城壁をくぐるために、地下の回廊をくぐって内部に行きます。

ベンチでいちごを食べた後、気分が上がってみんなで飛びました(^^)/
海沿いの通り。レストランが並んでいます。ここを横切って宮殿へ。
地下の回廊を通って宮殿の中に入ります。回廊の両脇はおみやげ屋が並んでいました。見どころ「宮殿の地下」への入り口もここにあります。
回廊を通って宮殿内に入り、中央の広場「ペリスティル」に着きました。おお~っ!

ペリスティル広場

【9:00】地下の回廊を抜けると、すぐにメイン広場「ペリスティル」につき当たりました。

神殿の円柱のようなものが並び、いかにも旧市街の中心といったたたずまい。

しばらく、広場にあったライオンのモニュメントで写真を撮ったり、ウロウロしたり。

中央の広場にて。ライオン像と一緒に。
子どもたちだけでもう1枚。
ペリスティルから海の方向に向かって撮っています。
アップにしたもの。

宮殿の「前庭」

【9:05】中央広場「ペリスティル」に隣接して、「前庭」と呼ばれる場所があります。

以前はドーム屋根のあった場所で、崩壊したのか現在ドーム屋根はなく、天井が円形に空いています。

その昔、皇帝の邸宅の前庭(前庭と言っても建物ですが・・・)だったそうです。庭というより玄関ポーチ部分、みたいな感じなんでしょうかね。

ここで声を出すとすごく響くそうで、コンサートなども行われているそう。

私たちも声を出して、「おお~~っ」とか言っていました。

この先が、有名な「前庭」みたいです。
おお~っ、かっこいい空間!
前庭のくぼみにはまって一枚。
前庭の天井は抜けていますが、その昔はドーム状の屋根があったそうです。
前庭を抜けてきました。

宮殿内の街並みを歩く

【9:10】ちょっと広場の周辺部をウロッとしてみます。

城壁の内部は小路が巡っていて、どこを歩いても絵になります。

ちょこっと回って、すぐに広場に戻って来ました。

ここも「宮殿」の中。
ここも「宮殿」。宮殿という名の旧市街です。
ペリスティルに戻って来ました。
広場に座って小休憩中(次女がカメラを構えて、私と長女の写真を撮ってくれています)
午後9時15分。広場に、人の姿が増えてきました。

鐘楼を上る

【9:15】さて、広場で時間を過ごしたし、前庭も見たし、周囲をちょこっと歩いたし。

ここまでは、無料で見学できる場所。

小休憩して、メインの有料ゾーンに入りますか!

広場からすぐ見える大聖堂の入口に、チケット販売所がありました。

入場料は、鐘楼・大聖堂・宮殿の地下・洗礼室・宝物室が見れるセット券が、大人15ユーロ、子ども無料。

私たちは、大人2人分を購入。30ユーロ(4,600円)でした。

ここには、大聖堂と鐘楼(ベルタワー)が隣接してあります。

まずは景色がいいという鐘楼に登ることにしました。

この鐘楼、正真正銘の中世の建物。

この時代の塔に共通するのは・・。

階段が狭い! ということ。

ま、もともとは観光施設ではありませんからね・・・。鈴番が行ったり来たりする、作業のための階段ですので。

階段でのすれ違いは絶対できない幅です。

石で造られた階段のステップも、1段1段が大きめ。大きい所では、1段で大人の膝くらいの高さがあります。

その狭くてステップの高い石段を上ること3分、外部(途中の踊り場)へ出てきました。

ここが「鐘楼」の入口です。
狭い・・・。階段途中でのすれ違いは無理です。
高いステップを1段ずつ登って行くと、やっと外に出ました!
上まで登って来ました! 鐘楼の本体はここからがスタートです。

本番

【9:20】さて、鐘楼登り、ここからが本番です。

ここから先は、石造りの塔の内部に金属製の階段が据え付けられていて、上りやすくはなっているんですが・・・。

結構長い階段が続いています・・・。

子どもたちは身軽に、ひょいひょいと上っていきます。

次女がペースアップするものだから、それを追いかけるように長女も。

もう、2人とも駆け足で階段を上っていきます!

待って~~(^^;

私は実はこの旅行のスタートからぎっくり腰になりそう(ぎっくり腰になりそうな予兆があって)で、ずっと、慎重に歩いたりしてきました。

ぎっくり腰になっちゃうと、3日間、1歩も動けなくなっちゃいますから・・・。

この階段でも、無理しないでゆっくり。

はぁ、はぁ、それにしても長い・・・。

先に行った子どもたちが、わざわざ戻って私を迎えに来てくれました。

さて、ここからが本番です!
うわっ! 思っていたより高い! かなりの段数があります。
次女「まっこ(ママの意味)、腰大丈夫??」。 私(ゼエゼエ・・・) 次女が苦戦する私を迎えに来てくれました。

ベルタワー頂上からの景色

【9:30】ようやく頂上に到達!

疲れた~(^^; 

思ったより高かった・・・。

そして、素晴らしい、スプリット旧市街の眺め!

港の様子もよく見えました。やっぱりスプリットは港町ですね~。

今日は、アパートメントのすぐ近くを散策する日ですので、どこかでケーキを買って、時間があれば部屋に戻ってケーキを食べるとかしてみたいな。そんな話をしていました。

頂上だ~!
頂上の柱も高くて、とっても素敵です。
鐘楼からの眺め。美しいですね~。
港や鉄道線路もよく見渡せます。
帰り道。身軽な次女は一人でどんどん先へ。
下に降りてきました!
日本から持って来た「生茶」を飲んで一息。

大聖堂を見学

【9:40】続いて、すぐ隣にある大聖堂へ。鐘楼を下りてすぐの所が大聖堂の入口です。

自然光がたくさん差し込む、明るい大聖堂でした。

見学後、ちょっと椅子に座って休憩。

パパと次女で、変顔遊びをしていたようです。

【9:50】大聖堂を出てきました。

小さめの「大聖堂」ですね。
1枚記念撮影。
装飾などを眺めながら、しばし座って休憩しました。階段疲れた~(^^;
次女は、パパと変な顔ごっこをしていたようです。次女の変顔は、なかなかに強烈です。
金ぴかの天使さんたちでしょうか。装飾がものすごいです。

続いて、ディオクレティヌス宮殿一番の見どころ「宮殿の地下」に入る次回に続きます。

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