シンガポールからフェリーでインドネシアのビンタン島へ(2歳&5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯19)
【これまでの旅程】
1日目:朝5時、東北地方の自宅をマイカーで出発。午後1時、羽田空港着。ベトナム航空便で5時間、ハノイへ。空港泊。
2日目:朝、ベトナム航空便で3時間半、シンガポールへ。MRTで移動しホテルチェックイン。ダックツアー、ワンダー・フル、OCBCガーデン・ラプソティーを鑑賞。
3日目:マーライオン・パーク、シンガポール動物園、ナイトサファリ観光。深夜12時にホテル帰着。
4日目(今日):朝6時30分起床、7時50分ホテル出発。ホテル近くの人気飲茶店で朝食を摂り、シンガポール・フライヤーに乗車。いったんホテルに戻ってチェックアウトをした後、タクシーでタナ・メラ港へ向かいます。
フェリーにチェックイン後、フェリーターミナルの食堂で、マレー料理を食べましたが、まだシンガポール出国の手続きをしていないのに乗船開始まで20分前を切ってしまい・・・。
【13:20】食堂を後にします。
さて、午後1時30分~40分に始まるフェリーの改札の前に、シンガポールを出国しないと。
ってことは・・・、あと10分~20分しかないじゃん!
遅くとも今から20分以内にシンガポール出国手続きを終えなくては、フェリーに乗り遅れちゃう!
やべやべ(^^;
シンガポールのイミグレーションのほうに急いで進みます。
そこで私たちが見たものは・・・。
シンガポール出国手続きに並ぶ人々の、長蛇の列でした。
【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行:4日目その4】
ごはんより出国が先だった
これから、シンガポールを出て、船でインドネシアの島に向かうのですが・・・。
ごはんより先に、出国しておくんだった・・・(^^;
イミグレーションの列は、30人くらい。
もし1人所要1分だとすると、私たちの番は30分後(^^;
1人30秒で進めば15分後。それなら何とかフェリー乗船に間に合うのですが・・。
午後2時のフェリーの次は、午後5時のフェリー。ビンタン島の港から宿までは車で1時間以上かかるし、そうなったら宿の到着は夜になってしまいます。
宿の人には午後2時発のフェリーの時間に合わせてビンタン島の港に迎えに来てもらうことになっていたので、フェリーに乗り遅れたらその連絡も必要です。でも、英語、苦手なんだよなぁ・・・(^^;
【13:20】そんなことを考えながら、30人くらいの長蛇の列に並びました、
早いっ! 超いい加減なイミグレーション
心配しながら列に並んでいると・・・。
あれっ、進むの早い??
係官はパスポートのチェックをしてどんどん出国のスタンプを押し、次から次へと先へ通しているではありませんか。
すごい、こんなにスピードが速いイミグレーション初めて(^^)/
所要時間1人15秒。
これなら午後2時出港のフェリーに間に合うかも!!
いやいや油断は禁物、誰かがつっかえると長くなるんだこういうものは・・・・。
誰も引っかかりませんように・・・。
幸運にも、流れをストップするような怪しい客はいなかったようで、30人並んでいたのに、10分も待たずに私たちの番が来ました!
パスポートを見せて、スタンプを押してもらい、あっと言う間にシンガポールの出国手続き完了!
乗船口へ急ぎます。
シンガポール側としては、これらは出て行く人たち。はい、さようなら~という感じでサクサク行かせるのでしょう。
乗船口も長蛇の列
【13:30】乗船ゲートに到着。
私たちの乗る午後2時発ビンタン島(インドネシア)行きフェリーは1番ゲートからの出発です。
すでに、100人以上の人が列を作っていました。
中国系の人が多い印象。
出航30分前・・・。そろそろ乗船が始めるかな・・・。
ビンタン島の観光地図が置いてありましたので、列に並びながらビンタン島の地図を見たりしました。
私たちのホテル、載ってるかな~。
そうして、午後1時40分をまわりましたが、まだゲートが開く様子はなし。
これだけの人が乗船するのに、のんびりしてるな~(^^;。
私たちの状況はというと、次女はフェリーターミナルに着いてからず~っとベビーカーでぐっすり。長女はご機嫌です。
【13:45】ようやく長い列が動き出しました!
出航15分前になってようやく、午後2時発ビンタン島行きフェリーの乗船開始です!
船までは長い道のり
【13:55】10分後、私たちもゲートを抜けました。
ここから船に向けて、長い廊下を歩いていきます。
初インドネシアだ~~。わくわく。
どんなフェリーなんだろう!
窓からちょこっとフェリーが見えました。そんなに大型のフェリーではないようです。
それにしても、このアプローチが・・・長い・・・。
どんだけ歩かせるんだ、そんなに大型の船ではないのに・・・。
長女ががんばって歩いてくれて助かりました。
いくつかの国でフェリーに乗りましたが、ここのアプローチは最長でした。500m以上はあったと思います。
まさかの階段
【14:05】長~いアプローチを抜け、ようやく船までたどり着きました。
すでに出航予定時刻を5分すぎていますが、まだ乗り込みの真っ最中。
ゲート開いたの15分前ですし、これだけ長いアプローチを歩きますので・・・。
って、階段!?
船に乗る前に、階段がある!?
見ると、船の高さは桟橋より1メートルくらい高くなっていて、皆さん、スーツケースをよっこらしょとかついで船に上げているではありませんか!
私たちも大型スーツケースを2つ持っています。
いやまぁ、スーツケースはまだいいとしても、次女がベビーカーで寝てるんです!
さて、どうしようかと考えること1秒。
次女を出すとまた面倒なので、パパと2人でベビーカーごと持ち上げて次女を船に入れることにしました。
係員の人も手伝ってくれて、無事、フェリー乗り込み完了!
私たちがほぼ最後の乗り組み客でした。
ご機嫌ナナメ
【14:10】スーツケースを広い所に置き、椅子に座ってほっと一息。
まもなく、フェリーも出航。
ここからインドネシアのビンタン島まで、所要1時間の船の旅です。
次女が起きたので、ベビーカーから出してシートに座らせます。
次女は寝起きでご機嫌ナナメ。
あ、そっか、次女、お昼ご飯食べてないんだった!
船の中で食事の販売はなかった(タイガービールが5シンガポールドルで売ってたり、お菓子は売ってました)ので、持っていたラムネやチョコレートを与えました。
これで機嫌なおして・・・。
私は、シートに座ると、食事後ということもあってか強烈な眠気が。そのままコクッっと椅子で寝てしまったようです。
ここから先、パパががんばって子どもたちの相手をしてくれました。
その後も次女が泣き出しましたが、・・・多分ママの抱っこを要求していたのでしょうが・・・、パパは私を起こすまいと、次女を抱っこして船の中をお散歩したり、アニメ上映(英語)をやっているモニターがあったのでそこに子どもたちを連れて行ってみたり・・・。
何とか数十分、1人で持ちこたえてくれました(^^;
1時間後、インドネシアのビンタン島に到着!
私はよく寝ました・・・(^^)/
まずは、2階にある1等船室「エメラルドクラス」の人たちから下船開始、その後、一般乗客の下船です。
船に乗り込んだ時同様、私たちは最後にゆっくり行きます。
午後2時発、午後2時着
実は所要1時間のこのフェリー、時刻表には、「午後2時発、午後2時着」と記載されています。
飛行機同様、出発時刻は出発国の時間、到着時刻は到着国の時間で記載されています。
そうなんです、インドネシアは、シンガポールよりも時間が1時間遅いんです。
つまり、シンガポールを午後2時に出て、シンガポール時間の午後3時に着いた場合、インドネシア時間では午後2時に着いたことになります。
だから、「午後2時発、午後2時着(=シンガポール時間の午後3時)」という表記になります。
ちなみに、帰りのフェリーは逆に「午後2時発、午後4時着(=インドネシア時間の午後3時)」
ということになります。
私たちは以前、北欧旅行の時にスウェーデンからフィンランドに向かう国際フェリーに乗った時にこれに気付いていなくて、あわや大惨事となったことがあります(^^;
もう一つのイミグレーション
【14:10(シンガポール時間15:10)】フェリーを降りると、建物の中に100人以上の長蛇の列が。
あれっ、チケットの確認でもないだろうし、何だろうこの長蛇の列は・・。この列に並ばないと、港の外に出られないようです。
あっ、これ、インドネシアのイミグレーションか!!!
私たちは、シンガポールのイミグレーションを抜けたことで、もうそういう手続きは終わったものかと何となく思っていました。
シンガポールを出国してインドネシアに来たのですから、当然、インドネシア入国のためのイミグレーションがありますよね! この時はすっかり油断していました。
そして、この長蛇の列。
シンガポールのイミグレーションはパスポート確認だけでどんどん通して超スピードでした。
あのスピードであれば100人くらいすぐ終わるな・・・と思って見ていると!
列、全然進まないじゃん・・・(^^;
ここの窓口では、1人1人しっかりパスポートを確認しながら、ビンタン島のどのホテルに泊まるかなどを英語で質問しているようでした。
やべ~~、英語わかるかな(^^;
こんなことなら、一番最後に船を降りるの、やめれば良かったなぁ。
それに、私たちの周りに立つ、銃を持った兵士たち。何だか警戒厳重です。
シンガポールとは全然違う雰囲気で、リゾートの島に来たのに、緊張感がありました。
一番最後にインドネシア入国
【15:00(シンガポール時間16:00)】インドネシアのイミグレーションは遅々として進まず、私たちは、1時間近くかかって、ようやくイミグレーションを突破できました。
こんなことなら、もっと早く船を降りれば良かったよ・・・・。
宿の人が港まで車で迎えに来ているはずなんですが、大丈夫かな(まだ待っていてくれるかな・・・)
ターミナルに入っていくと、両脇には売店が並んでいて、お迎えの人は・・・って、私たちの行くホテル「ビンタン・スパ・ビラ・リゾート」の表示を持ったお兄さんが、ターミナルのど真ん中で満面の笑みを浮かべているではありませんか!
他の乗客はもう皆散り散りになっていて空いていたので、すぐにわかりました。
インドネシア時間午後2時着のフェリーだったのに、私たちが1時間も出てこないから、お兄さん、さぞ心配したことでしょう(^^;
お待たせしました~~~(^^;。
お兄さんにちょっとだけ待ってもらい、ATMでチップ用にインドネシアルピアを2,000円分だけキャッシングしました。
インドネシアの現金、全く持っていませんでしたから(^^;
当時は1円=130ルピアでしたので、26万ルピアをゲット。わずか2,000円で、インドネシアの最高額紙幣:10万ルピア札を2枚ももらい、何だかお金持ちになった気分。
※注:2022年9月現在は円安が進み、1円=105ルピアほどに、円の価値が落ちちゃってます。
インドネシアでは全日程リゾートホテルに滞在するため、チップ以外は全ての支払をカードでできるはずです。
【15:10】ホテル専用車に乗り込み、出発。
私たちがお世話になる「ビンタン・スパ・ヴィラ・リゾート」は、ここから55kmも離れた位置にあるホテルで、車で約1時間以上かかるのです。
港がビンタン島の西のほうにあるのに対し、こちらのホテルは東側の海岸沿いにあります。
あおり運転をする次回に続きます。
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