嘉義:檜意森活村のKANO記念館で、戦前の甲子園にタイムトリップ(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯29)
【これまでの旅程】
1日目:朝4時に家を出発、成田から台北へ。夕食とマッサージ。
2日目:台北郊外観光。野柳地質公園、淡水。
3日目:台北郊外観光。十分大瀑布、十分で天壇上げ、平渓、九份。
4日目:台北郊外の烏來温泉観光。龍山寺、台北駅フードコート。
5日目:特急列車で台中へ。台中観光。宮原眼科、賽覚寺、彩虹眷村、高見湿地。特急列車で嘉義へ。
6日目(今日):朝6時起床。ホテルの前のチマキ屋台で朝食。嘉義駅前からタクシーで森林之歌へ。その後、歩いて阿里山森林鉄路車庫園区、檜意森活村へ。
【11:10】嘉義のホテルを出て、朝から「森林之歌」「阿里山森林鉄路車庫園区」とまわり、徒歩で「檜意森活村」に到着。
ここには、私たちが大好きな映画、戦前に甲子園で準優勝した台湾代表「嘉義農林高校」について描いた映画「KANO」の記念館があるんですよね~~。
入っていくと、早速人だかりが。あそこが記念館かな?
【2015.11台湾周遊旅:6日目その4】
ここは、日本統治時代の街並みを再現した、檜のテーマパーク。おみやげ屋さん街といった感じかな?
人だかりができている所に行ってみると、やはりそこは映画「KANO」の記念館でした。
念願のKANO記念館に到着!
このKANO記念館は、映画の中で近藤監督の家として実際に使われたセット。今は中を改修し、記念館にしているんですね。
戦前に甲子園で準優勝した台湾代表「嘉義農林高校」の強烈な偉業、映画KANOについては、過去の記事でも紹介していますので、ぜひご一読ください。
映画KANO、台湾で知らない人はいません(そのくらい有名)。私なんかTSUTAYAでDVD借りて5回見て、5回とも涙しました(単なるバカ)。ほぼ全編日本語の台湾映画。
本土出身の球児たちが、その後の大東亜戦争(太平洋戦争)で次々と命を落とすことになるのがまた、胸が張り裂ける思いです。
この史実は、知らなければ。
私は、台湾に興味のある全ての日本の人に、ぜひこの映画を見て欲しいと思っています。
料金を支払い、建物の中へ
入館料は大人30元(120円)。4歳、0歳の子どもたちは無料でした。
「玄関」で、靴を脱いで入ります。
中に入ると、昭和6年当時の地図でしょうか、昔の嘉義市の地図が掲示されていました。当時台湾は日本の一部でしたので、「日本の地図」です(^^)/(「大日本職業別明細図:嘉義市」)
「阿里山森林鉄路車庫園区」の動力館でも、嘉義の街の林業について紹介するパネルにこの年代の日本の地図が使われていましたね。
「るるぶ」に載っている今の街並みと全くと言っていいほど変わっていないのが、すごく面白いです。
映画の記念館ということで、中には映画のワンシーンを想起させる展示や、写真撮影をする場所がチラホラ。小さい日本家屋の記念館ですが、ゆっくり見ていきます。
【11:40】たっぷり写真を撮って遊んで、冷房で涼んで、KANO記念館を後に。
この「檜意森活村」、他にはどんな所があるのかな~~。ちょっとウロウロしてみます。お昼時だし、もしおいしそうなお店があったら入りたいナ、などと思いつつ・・・。
家屋や通りなど、きれいに日本の古い街並みが再現されています。きっと、昭和6年当時の嘉義市の街並みをイメージしているのでしょう。
何か、日本以上に日本的な街並み(戦前は本当にこんな感じだったのでしょうね)。実際はもっとごちゃごちゃしていたでしょうが・・・。
レストランを探すも、あるのはお菓子屋さんや化粧品屋さん、甘味処ばかり。食堂はあるのかもしれませんが、うまく見つけられませんでした。
歩いているのも暑いので、広い道路の向こうにあった大きな近代的な建物に行ってみます。嘉義市の観光物産館、といった趣の建物です。
かわいい昆虫のモニュメントがお出迎え。林業の街、山の街、嘉義ですもんね。
冷房が効いて涼しい(^^)/。
中はおみやげ屋さん。嘉義の地場産品が集められていたり、体験コーナーなどがあるようでした。でも、私たちはこれから路線バスに乗って温泉へ行ったりするので、ここで荷物を増やすわけにはいかなくて、おみやげは購入せず。
【12:05】観光物産館を後に。
今日はここから、路線バスに乗って1時間、嘉義郊外の泥の温泉「関子嶺温泉」に向かいます。運行するバス会社:嘉義客運のバスターミナルは嘉義駅の近くですので、その近くで適当に昼食を摂ることにしました。
目の前にいたタクシーを捕まえ、車で5分、まずは嘉義駅へ向かいます。
路線バスで向かったはいいものの、くそ暑い中まさか道を間違えてプチ登山をする次回へ続きます。
※英語話せない人に絶対オススメ!子連れ台湾周遊旅行記第1話はこちら(全て無料)
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