ローマ:ホテルチェックイン時に、別途税金の支払いを要求されてモメる(1歳&5歳:子連れイタリア旅 ♯7)

くっ、エレベーターが狭すぎて、ベビーカーがあるとうまくドアを開けられない・・・。

【これまでの旅程】
0日目:金曜日、パートを終えて保育園へ迎えに行き、午後9時30分、東北地方の自宅をマイカーで出発。4時間運転して日付変わった午前1時30分、途中の高速道PAで仮眠。

1日目:朝6時過ぎに起床、PAを出発。3時間運転して、午前9時40分に成田空港民間駐車場に到着。離陸3時間前の午前10時10分、予定通りに成田空港に到着しました。

機内で子どもたちは元気いっぱい。私は全く寝れないまま、10時間半のフライトを経て寒波到来中のモスクワに到着。気温マイナス28度、冬の南極並みの寒さの中、歩いて連絡バスに向かいます。

モスクワの空港でビールを飲んで過ごした後、再び極寒の外を歩いて搭乗、4時間弱のフライトで、午後10時(日本時間:翌日午前6時)にローマ:に到着。深夜12時頃、レオナルド・エクスプレスの最終列車でローマの中央駅(テルミニ駅)に到着しました。

私たちが泊まる「ホテル フェニシア」は、テルミニ駅を出て徒歩5分という好立地にある、2つ星の安ホテル。

ビルの入口は、人1人が通れるような小さい扉で、扉には鉄格子も付いていて、ロックがかかっていました。

扉の脇のインターホンには複数のブザーがあり、私たちは、「ホテル フェニシア」と書いてあるボタンを押しました。

ここで反応がなかったらどうしよう、費用がかさんでも、立派なフロントがある、大きなホテルにするべきだったかな、と若干思いながら・・・。

現在、深夜12時5分、日本時間で日曜日の朝8時10分。金曜日の夜9時30分にマイカーで自宅を出発して、約35時間後のことでした。

【2017.1 子連れイタリア旅行:(日付変わったので)2日目その1】

インターホンから声が

【0:05】ブザーを押すと、インターホンから声がしました。

男性の声:ホテルフェニシアです。

パパ:今日予約している〇×です。

男性:どうぞお入りください。

すぐに、ドアのロックが外れました。

外れたのはいいのですが、ドアの向こうには狭い廊下が伸びていて、フロントは奥の階段を上った2階にあるようです。

まずはスーツケース2つをよいしょと持ち上げて建物の中に入れ、長女はさっき目を覚ましたのでベビーカーから出して自分で歩かせ、ベビーカーは畳んで入れ、まずはビルの扉を閉めました。

ロックは自動でかかりました。

極細エレベーター

事前の情報では「エレベーターあり」となっていました。

おっ、エレベーター、あるある。

あるけれども・・・。

これ、細くないか!?

何と、畳んだベビーカーがギリギリ入るくらいの幅しかない、2人乗りの極細エレベーターだったのです!

荷物の移動に手間取ると踏んだパパは、もう深夜12時を過ぎているし、先に1人で上がってチェックインをします。

私はこのエレベーターを使って、次女を抱っこ紐で抱っこしながら、スーツケースを1つずつ2階へ・・・。

最後に、畳んだベビーカーをエレベーターに載せ、2階で降りようとしますが・・・。

ベビーカーが邪魔で、扉を開けられない!

このエレベーター、扉が手動で、そのうえ2重になっていて、内側の扉を中に引っ張り、外側の扉は外に押して開くという面倒な構造。

すごいなこれ・・・。

身をよじって何とか手を伸ばし、ベビーカーを出すことができました。

2階にある、「ホテル フェニシア」の入口。
極狭エレベーターを何とかクリア!
これは次の日の写真ですが、エレベーターの狭さがわかると思います(長女は保育園年中組)。

チェックイン時のトラブル(宿泊税の別途支払い)

奥にホテルの小さいカウンターがあり、パパがチェックイン手続きをしていました。

なにやらもめているようです。

どうも、エクスペディアで予約し、宿泊料金は税金を含めて全額事前にクレジットカード払いしているはずなのに、大人1人1泊3ユーロ、2人で2泊分で12ユーロの宿泊税を現金で別途請求され、そんなはずはない(全て支払いは終わってるはずだ)ともめているのです。

予感はありました。

エクスぺディアから送られてきた支払明細書には、非常にあいまいな書き方がしてあり、私たちも気になっていました。

<エクスペディアからもらった支払明細書>

・部屋料金(2泊):112.52ユーロ

・Taxes(税金各種):included(含む)

※以下の料金およびデポジットは、選択された客室料金にこれらの料金が含まれていない場合にのみ適用されます。

施設でお支払いいただく料金
・市より税金が徴収されます。10歳以上1人1泊3ユーロ。

以下の料金は、サービスを利用した時、ホテルに直接お支払いください。
・朝食 1人3ユーロ

支払代金に朝食は含まれていない(要別途支払い)ことははっきり書かれていますが、「選択した客室料金に市税(宿泊税)が含まれているのかどうか」は、どこにも明示はありませんでした。

要は、1人1泊3ユーロの市税が、この支払い料金に含まれているのか含まれていないのか、この文章からは読み取れない(どっちにも読める)のです。

ただ 、「Taxes:included(各種税金:含む)」と表記する以上、税金は全て含まれている料金だと解釈するべきでしょう

パパはこのエクスペディアの支払明細書(英語版)をプリントしてきた物を見せて説明しますが、ホテルの従業員は「別途必要です」の1点張り。

ホテルで「別途税金を支払う」ということはこれまでどの国でもやったことがなく、パパも私も、この従業員が本当のことを言っているのか私たちが騙しやすい日本人だと思っていい加減なことを言ってぼったくろうとしているのか、にわかには判断できませんでした。

結局、パパは払うしかないと、記録が残るようにカード払いをお願いするも、税金は現金のみだと断られます。

現金のみなんて、ますます怪しい・・・。

本当に税金なのか・・・。

でも、ここでこれ以上押し問答をしても仕方がありません。ホテルの人の言うとおりに別途現金で12ユーロを支払い、せめてレシートをくださいと言って、レシートを書いてもらいました(決して騒ぎ立ててはいませんよ。お互いあくまで冷静に話し合っています)。

これとは別に、明日の朝食を注文。これは別途カードで2人分6ユーロを支払い、朝食チケットをもらい、提供場所のバール(カフェ)を手書き地図で説明してもらいました。子どもはサービスで、朝食は7時以降だそうです。

朝食代の支払はカードでいいのかい・・・。

後日判明したこと

本当にこれ、必要な税金なのか・・・。

彼がチップとしてポッケに入れるんじゃないのか・・・。

部屋に入ってからもパパは釈然とせず、ブツブツ言っていました.

実は、イタリアで泊まったホテルではどこもこんな感じで別途宿泊税をチェックイン時に請求されたので、「イタリアではこういうものなんだ」ということがわかりました。

私たちの調査不足が招いたトラブルでした(^^;。

エクスペディアの案内もかなり悪いと思いますが・・・。

この時の男性従業員さんには、3分ほど支払いを渋って、迷惑をかけてしまいました。

<イタリアの宿泊税について>
都市により、またホテルのグレードにより異なる。市税なので、宿泊税を課していない市もあると思われる。事前支払いの料金に「各種税金を含む」と書かれていてもこの税金は含まれないらしい。宿泊料金とは別途、チェックイン時に請求される。

ちなみに、カードで支払い可のホテルもあるみたい。

参考:ローマの宿泊税の金額(10歳以上にかかる。11泊目以降は免除)(2021年時点での情報)
2つ星ホテルまで・・・1人1泊3ユーロ(←私たちが泊まったのはこのレベル)
3つ星ホテル  ・・・1人1泊4ユーロ
4つ星ホテル  ・・・1人1泊6ユーロ
5つ星ホテル  ・・・1人1泊7ユーロ
※B&Bやレジデンスは別の料金体系です。
※市税のため、都市により異なります(宿泊税を取らない市もあります)。

子どもたちは元気いっぱい

【0:30】ようやく部屋に入りました。

ダブルベット1、シングルベッド1のトリプルルームです。

抱っこ紐の次女をベッドに降ろします。

これでのびのびできるね・・・(^^)/。

長女は、次女と一緒に大きいベッドの上に上がって、日本から持って来たおもちゃや、アエロフロート機でもらったおもちゃを広げて、遊び始めました。

今は日本時間の朝8時30分。元気いっぱいなはずです(^^;

ここで、シャワーにするか、明日の準備にするか。

夜のうちにシャワーを浴びてしまっても良かったんですが、シャワー後に子どもたちがますますスッキリして目が冴えて眠れなくなると悪いので、あえて今はシャワーを浴びず、明日早く起きてシャワーにします。

これからスーツケースを開けて観光準備をします、

明日(もう今日ですが)の起床予定は、5時間半後の朝6時。出発予定は7時です。

少しでも睡眠時間を確保するために、明日の準備を手早くやってしまわないと・・・。

ようやく部屋に入りました!
左は便器です。右の便器のようなものは何だろう? 足を洗うための物かな?
「ママ見て、これ、ロシアのサイコロだ!(アエロフロート機内でもらったおもちゃを開けています)」

まさかの展開になる次回に続きます。

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