プラハ国際空港のATMとシャトルバスでもお覚悟を(2019.9 子連れチェコ・ドイツ旅 #6)

危機一髪で事故を回避し、無事にプラハ中央駅(プラハ本駅)に到着(^^)/

【6:35(日本時間13:35)】定刻どおり、グァーツラフ・ハベル・プラハ国際空港に到着。

昨日、上海国際空港で、荷物検査とアイス購入に「お覚悟を」と紹介しましたが、プラハ国際空港でもお覚悟を必要とする事態が2つ発生しました。

特に、そのうち1つは、「お覚悟」という表現では済まないレベル。旅行中止につながる重大インシデントを、私たちは、危機一髪で回避できました。

【チェコ・ドイツ旅:2日目その1】

プラハは雨

到着した飛行機の窓から見えるのは、機外でしとしと降っている雨。

そうなんです、今日は、プラハは雨の予報なのです。天気予報、当たってるし・・・(^^;

今日の予定は、プラハ旧市街の街歩き。雨の中での「街歩き」はツライ。特に、小さい子ども2人連れては・・・(^^;

予定を変更しようにも、プラハでは街歩き以外の観光を考えておらず、例えどしゃ降りだったとしても、休み休み街歩きを強行するしかないかな・・・、疲れるだろうし写真やビデオは撮れないだろうし、せっかくヨーロッパまで来たのについてないナ・・・。明日も明後日も雨なんてことは・・・。

いろいろと、ネガティブな思考になってしまいます。

実は私たち、これまでの子連れ海外旅行で、通算して100日くらいにはなりますが・・・、雨の日を過ごしたことはほとんどありません。特に、「1日中雨だった」ことは1度もありません。

東南アジアに行く際は必ず乾季に行っていますので、基本晴れ。

ヨーロッパ旅行では、これまた奇跡的に、3回ほど2~3時間の雨に降られたことはありますが、基本ずっと晴れだったんですよ。

これまでが恵まれ過ぎていたんですよね(^^;

今回は寝不足での強行軍&事前調査不足&台風で欠航の危機などを乗り越えてここまで来ましたが、神様はさらなる試練を私にくださるようです・・・。

今日は、歩いている時にどしゃ降りに降られ、靴の中に水が入ってビチョビチョになる中での辛い観光になるかもしれませんが、覚悟を決めて行くしかありません!

何か、昨日の上海国際空港でも何回か「覚悟」したようなしなかったような・・・(^^;

チェコ初ミッション「ATMキャッシング」に失敗

【6:50】私たちは最後にゆっくり飛行機を降ります。

早めに降りても、どうせ荷物受け取りの所で待つのですから・・・。

チェコは、出入国カードに記載する必要がないので楽でした。

イミグレーションもそんなに混んでいなくて、荷物受け取りの所でもスムースにスーツケース2つとベビーカーをゲット。私たちが行くと、すでに荷物が回っていました。ベビーカーは、荷物がぐるぐる回る所とは少し離れた、オーバーサイズの荷物の受け取り口で受け取りました。

さて、次にやることは「両替」です。

空港からプラハ中央駅(プラハ本駅)までは空港シャトルバスで向かいますが、切符は運転手から現金で買います。1人60コルナ(280円)。家族4人で120コルナ~240コルナ。

※乗ってみたら子どもは2人とも無料でしたので120コルナでした。また、紙の切符を持っている人もいましたので、空港の公共交通機関の券売機で買えたのかもしれません。

両替所で日本円をチェココルナに両替すると手数料15%くらい取られるという情報があったので、コルナへの両替は空港でATMキャッシング(手数料3%~5%程度の予想)と決めていました。

さて、今レギュラーカードにしている「楽天ANAマイレージクラブカード」で、ATMキャッシングを試みます。

楽天カード(VISA)を入れ、英語を選択、PIN(暗証番号)を打ち、現金が出てくるかと思いきや・・・。

このカードは使えません。詳しくは、カードの発行会社にお問い合わせください」との表示が・・・(英語)。

えっ! ヤバッ! 楽天VISAカードを受け付けてくれない!

一瞬、頭が真っ白になりました。

ATMでクレジットカードを使ってキャッシングする際、カードと機械(銀行?)の相性の問題で、なぜかカードによっては受け付けてくれない場合があるというのはこれまでもインドネシアなどで経験しています。

でも、そういう時は他の銀行のATMも一緒に並んでいて、別の銀行のATMだと使えたりしていました。

でも、ここには、ある銀行のATMしかありません(後で気付いたのですが、少し離れた別の場所には別の銀行のATMもありました)。

チェコで、クレジットカードが使えないなんて。

ATMでのキャッシングだけでなく、ひょっとしてお店の支払いでも使えないのかも。

いろんな可能性が頭に浮かびます。

今持っているのは、日本円10万円と、490ユーロ(6万円分)。

背に腹は代えられない、手数料15%だけれど、あきらめて有人の両替所で日本円をコルナに両替してもらおうか。

ユーロから両替したほうが手数料安いのかな?

ここで目いっぱい両替しておくか。街中の別の銀行のATMでキャッシングを試みることにして、とりあえずここは1万円だけチェココルナにするべきか・・・。

いやいや、そんなことして、すぐ現金が足りなくてATMを探しにプラハの街をさまよう羽目にならないか・・・。

雨の降る中、子どもを2人連れて街でATMを探してさまよい歩く・・・。2時間とか・・・。

これは絶対に避けるべき状況でした。

チェココルナを何とかゲット!

有人の両替所に向かうことを考えていましたが、もう1枚、予備のカードを持ってきていたことを思い出しました。

イオンゴールドカード(こちらもVISA)です。

どうせこれもダメなんだろうけど・・・。

ダメもとで、イオンカードをATMに差し込んでやってみます。

英語を選択、PIN(暗証番号)を打ち、金額のボタンをポチ。現金が出てくるかなどうかな・・・。

すると、ピピーッと言って、チェココルナの紙幣がATMから出てきたではありませんか!

やった! 両替出来た!

イオンカードは受け付けてくれました!

無事、6,000コルナ(28,200円分)を確保したのでした。

良かった~~~(^^;

この前後、みんなでトイレに行って、朝の歯磨きも済ませました。

意外に高かったキャッシングコスト

この頃のレートは、1コルナ=4.7円。

有人の両替所のレートは未確認。

空港の銀行ATMで6,000コルナをキャッシングして、来た請求は30,645円でした。

クレジットカードを利用して支払ったものが1コルナ=4.7円で計算されていましたので、私のキャッシングにかかった余計なコストは、30,645円-(6,000コルナ×4.7円)=2,445円ということになります。

カードで支払いをするより、キャッシングは2,445円も多くかかっています。手数料、3%~5%と思っていたら、実に8.7%もコストがかかったことになります。

レシートを見てみると、

「MARKUP:13.00%」

とあります。

これって、つまりはコストが13%ってことではないでしょうか。

クレジットカード支払いの場合でも手数料がかかっているでしょうから、クレジットカード支払いの場合と比較したコストが8.7%、純粋なレートから計算すると13%もの手数料を取られたということなのかもしれません。

有人の両替所が手数料15%ということでしたから、手数料13%だとしたら、有人の両替所とあまり変わりません(^^;。

帰国してから調べてみると、ATMによってかなり両替レートが違うみたいで、私は知らずに高額な手数料を取る銀行のATMでキャッシングしてしまったみたいでした。私が利用したATMの銀行名は「Euronet」という所でした。

いや~、銀行によって大幅に手数料が違うなんて、想定していませんでした(^^; 大失敗です( ;∀;)。

チェコに行かれる方は、どの銀行ATMがお得か、事前に調べた方が良さそうです。

プラハ公共交通機関のチケットを前もって購入

荷物受け取りの所には、両替所と銀行ATMの他、公共交通機関(トラム、バス、地下鉄、ケーブルカーなど共通)の切符の自動販売機があります。

チェコのトラムの切符は時間制。30分切符(ショート。24コルナ)、90分切符(ベーシック。32コルナ)、1日切符(110コルナ)とあり、交通機関を利用する前に駅や車両内の刻印機で利用開始時間を刻印するシステム。トラムの駅などでは切符を売っていない駅も多いので、前もって買っておくのが賢いやり方。

子ども(6歳~15歳)は半額。5歳以下は無料です。

ちなみに、大型の荷物の持ち込みにも子ども料金と同じ料金がかかります。

私は、今日のトラムの利用予定から、30分切符3枚(大人2枚、子ども1枚)、90分切符3枚(大人2枚、子ども1枚)を購入。

90分の切符は、今日、徒歩で向かった先からプラハ中央駅(プラハ本駅)まで戻って来る際に使用します。

30分の切符は、使用予定はないんですが、歩いている途中、もしふとトラムに乗りたくなったら使おうと思います。今日、使わなかったら、旅行最終日のプラハ観光で使ってもいいですし。

自動販売機の操作は英語表示を見ながらやればわかりやすく、小銭が欲しかったので、現金で購入しておつりをゲットしました。

空港シャトルバスの乗り場はどこだろう

【7:30】荷物を受け取り、両替をし、交通機関の切符も買ったところで、空港ロビーに出ます。

プラハは国際的な観光都市ですが、空港はそれほど大きくない印象。日本の地方空港のような感じです。

さて、ここから「空港シャトルバス」でプラハ中央駅まで行けるらしいのですが、はて、「シャトルバス」の表示が見当たりません。

どこの空港でも超わかりやすく表示しているはずなんですが・・・。

「BUS」の表示はあるものの、見たところ路線バスらしく・・・。シャトルバス「shuttle bus」はどこかしら・・・。

看板を探しても見当たらず、パパから周囲を見に行ってもらってもよくわからず・・・。ここは、得意の英語を使ってinformationで聞いてみるしかないか・・・(^^;。

カタコト英語で聞いてみると、係員の人は正面を出て右側のほうを指さします。路線バスのターミナルに見えましたが、そこから空港シャトルバスも発着するようです。

空港を出ると、「shuttle bus」の看板の文字が目に入ってきました。空港を出ると、ね・・・(^^;。

空港ロビーに出てきました(^^)/ ATMでキャッシングできなかった時は焦りました( ;∀;)
空港の外に出たところで。シャトルバスの看板をここで初めて確認。

外に出ると、幸い、雨は霧雨程度になっていました。とりあえず傘はささずに行きます。

【7:45】ちょっと待つとシャトルバスが到着。長い列を作っていた旅行者たちが続々とバスに乗り込んでいきます。

大型バスのような専用の荷物入れはなく、スーツケースも全て車内へ。

満員になりそうでしたが、これを逃すと次は30分後なので、座れなくてもこれに乗ってプラハ本駅まで行ってしまいたい。

空港シャトルバス乗り場から空港を望む(右のバスは路線バスです)。
プラハ中央駅(プラハ本駅)へ向かうシャトルバス乗り場。路線バスの停留所と一緒の所にあります。
長蛇の列の、最後から2番目の位置にいました。

席は満席。スーツケースはスーツケース置き場の上に天井まで高く積まれていた他、通路に10個ほど置かれています。その通路には私たちを含め10人ほど立っている、これ以上入らない状態になって出発。ベビーカーを載せる関係で、私と長女がバスの真ん中ほど、パパと次女が先頭近くの2か所に分かれて乗車しました。

【8:00】シャトルバス出発!

ぎゅうぎゅう詰めの「空港シャトルバス」

ぎゅうぎゅう詰めで、スーツケースが10個ほど通路に置いてある状態で走るバス。

カーブのたびに、スーツケースが転がります(^^;

転がろうとするスーツケースを、バス先頭部に立っているパパと、中ほどに立っている中国人の若い男性が足でブロック。そこに周辺の乗客も協力して支えながらの走行です。

長女は、中国人の若い男性が1人がけの席を譲ってくれ、そこに座っていました。

でも、1人で座っているのがさみしかったらしく、途中から立っている私の横に来て一緒に立つようになりました

バスはかなり揺れるので、しっかりバーに捕まらせます。

椅子には、また中国人の若い男性が戻ります。

外を見ると、小雨の中、素晴らしい景色が広がっています。紛れもないヨーロッパの、しかも中世の趣を色濃く残す、プラハの街並みです。

うわぁ・・・。これはすごい。長旅で疲れていますが、来たなぁ、という感じです。

バスは相変わらず結構なスピードでカーブをくねくね。

事故らないでね・・・(^^;。

バス先頭部。カーブをぐんぐん進みます。
通路にスーツケースを満載して走るバス。左の椅子に座っているのが長女。この10分後に事故が・・・。
渋滞の中、トラムのレールの上を空港シャトルバスは進んでいきます。バスだけに許されているのかな?
あっ! 向こうからトラムが来た!
凄い所を走っています。石畳と線路で、ガタガタ揺れながらゆっくり走ります。
ん~、この先進めない、どうするんだろうと思ったら、バスは左折しました。

危機一髪!シャトルバス内で事故発生

このバスで、ひやっとする、をはるかに通り越し、背筋が寒くなる事故が発生しました。

急なカーブを結構なスピードでクリアしていくシャトルバス。

Gが左右にかかり、床に置かれているスーツケース10個がスライドするのを大人3~4人の足でブロックしながらの乗車。

そこで、事故は起こりました。

左側への急な上り坂のカーブ。

運転手は、登り坂のため、勢いをつけて左カーブへ進入したのでしょう。強いヨコGがかかり、バス左側の天井付近に積み上げていた大きなスーツケースが勢いよく斜めに吹っ飛び、席に座っていた中国人の若い男性の頭に直撃したのです!

男性は「ワァッ!」っと叫び、頭を押さえます。

近くに座っていた中国人の男性が介抱します。血は出ていないようでしたが、相当痛いらしく、おでこを抱えたまま固まっています。

男性は5分位、おでこを抱えたまま動けないでいたでしょうか。いや、それ以降ずっと、おでこを抱えていました。

おい、運転手、気付いていないのか気付かないふりをしているのか・・・。天井まで積み上げたスーツケースが斜めに飛んで、乗客に直撃したんですよ!! 見ると、単純に積んであるだけで、バンドなどの固定具はありませんでした。これは100%バス運行者の責任です。日本だったらすぐバスを止め、乗客の容体を確認、必要なら救急車を呼ぶであろう事態です。

頭が切れて血が噴き出さなくて何よりでしたが、男性はバスを降りるまですっと頭を抱えたままでした(バスを降りてからも、頭を抱えながら歩いて行きました。大事がなければ良いのですが・・・)。

無理もありません、旅行者の大きなスーツケース。20kg以上あるでしょう。

それが斜め上から飛んできたのですから・・・。

そして、その男性が座っていた席こそ、つい5分前まで長女が座っていた席だったのです。

20代の男性が頭を抱えてうずくまり、動けなくなるくらいの衝撃。頭の骨にヒビが入っていなければいいのですが・・・。レントゲンを撮ってみないとですね。

もし、8歳の長女がこの衝撃を受けたら、もちろんタダでは済まなかったでしょう。

斜めにふっ飛んできた20kgのスーツケースと車両の壁に頭を強打するのです。恐らく頭蓋骨骨折、いや、下手をすればもっと重篤な結果を招いた可能性もあると思います。

本当に、背筋が寒くなる体験でした。

皆さん、プラハの空港シャトルバス、混んでいる場合は20kgのスーツケースが上から斜めに飛んできますのでお覚悟を!

市街地に入るとゆっくり。素晴らしい景色の中を進んでいきます。外は小雨が降っています。

<プラハの空港シャトルバスデータ(2019年9月時点)>

(プラハ中央駅まで40分。1人60コルナ、子ども無料。ただし子どもは命の危険あり)

※左折時に天井近くのスーツケースが飛んで来ると分かっていれば、飛んで来る位置を予測できます。1人掛けの椅子がある所です。このブログを読んだ方は命の危険を回避できますね(^^)/ 

【8:40】バスに揺られること40分、生きたままプラハ中央駅前に到着しました。

九死に一生を得た長女。「いやぁ~、危なかったね!」と話しています。

これから、プラハ中央駅で荷物を預け、雨の中、プラハ街歩きに出かけます。

次回に続きます。

かわいいプラハ中央駅よん。うっふん。