イタリア:ローマに行くのに乗ったのは、イギリス:ロンドン行きの飛行機でした(モスクワ経由)(1歳&5歳:子連れイタリア旅 ♯3)

「あの飛行機に乗るんだね!」

冬に行く、子連れイタリア南部、シチリア島旅行記の、はじまり~。はじまり~。

このお話は、イタリア旅行記の第3話目になります。まだ第1話、第2話をお読みでない方は、第1話:プランニングからお読みください。

第1話(プランニング)、第2話(ダイジェスト写真)はこちら↓

【2017.1 子連れイタリア旅行:1日目その1】

マイナス5度の中、搭乗前日の夜に雪国の地方都市を出発

【出国前日(0日目)21:30】雪国の地方都市にある自宅を、マイカーで出発。

※私の旅行記では、日本出国日を「1日目」と数えています。

今回の飛行機は、午後1時10分成田空港発モスクワ行きの、ロシア:アエロフロート航空SU263便。離陸3時間前の午前10時の成田空港着が目標です。

その30分前、午前9時30分に、成田空港の民間駐車場「USAパーキング」に到着したい。

自宅から成田までは車で7時間かかるため、今日はパパの体力が尽きるまで走って成田に近づき、途中のSAで仮眠、明日の朝、残りの所要時間に応じた時間に起きてまた走ります。

※私たちはコンパクトカーで空港往復するため、小さい車の中で寝ます。

夜9時30分発の、午前9時30分到着予定ですので、12時間あります。7時間走る途中に5時間寝る、という形ですね。

今日は金曜日。予定では夜8時発だったんですが、夕方に仕事を終えて帰ってきて、大急ぎでシャワーを浴びたり最後の荷物パッケージをしたり。必死にやりましたが、結局夜9時30分までかかってしまいました。

私たちはその後に寄ったコンビニのおにぎりが夕食。

子どもたちはお菓子を食べてしのいでいましたが、やはりお腹が空いたということで、夜遅いですがおにぎりを。

冬の高速道路の場合、雪が積もったりしていると全くスピードは出せませんし、吹雪にあったりすると悲劇。そうした場合は徹夜でのノロノロ運転も覚悟しなくてはなりません。

ただ、この日は晴天。気温はマイナス5度でしたが、凍結によるスリップにだけ注意して、快調に走ります。

私は昨日の夜も旅行準備で3時間しか寝ておらず(夜11時30分に寝て、深夜2時30分に起きてずっと準備をしていた)、車の中で寝たいのですが・・・。子どもたちはこれから旅行に行くんだと元気いっぱい。

【22:45】途中のPAでトイレ休憩。子どもたちはまだ起きています。

どうせこれからヨーロッパだし、時差で昼夜逆転するので、ここは子どもたちが起きている限りは無理には寝させません。

1歳7か月の次女は、出発時にコンビニで買ったおにぎりを食べては「ちゃっちゃ~、ちゃっちゃ~!(ママ、お茶をちょうだい!)」と言って来て、ここまでは車内で全く寝られず

私は、準備が終わったことの安堵と昨日からの疲れで、グロッキー寸前。運転は全部パパがしてくれるというし、早く休みたいのに・・・。

寝不足のせいか、頭も少し痛いです。

いつもパパと言い争いになるポイント

パパからは、「どうして1週間前から支度しておかないんだ! ママが具合悪くなったら、はっきり言って俺が迷惑するんだ! 1人の体じゃないんだから、準備の段取りを考えて、直前に無理はしないで欲しい!」 といつも言われますが・・・。

そんなこと私も百も承知。だけど、衣類とかその他日用品もろもろ、生活で使っているものがたくさんで、1週間前にほぼパッケージしておくとか、どうしてもできないんです。

このこと(出発直前に無理をする形になってしまうこと)は何回パパに言ってもパパに理解してもらえず、私もいつもモヤモヤする所です。

本当は、旅行の前日にもう1日仕事休んで準備の時間に充てられたらいいのですが、たかがパートと言えど無理をお願いして1週間休むので、プラスもう1日休むなんてとても無理なんです。

パパに言わせれば、「そんな、準備が間に合わないのなら、パートでしかないんだからもう1日休み取ればいいじゃん。1か月前くらいから言っといてさ」となるんですが・・・。パートと言ったって、そう簡単に休めるものではないのよ・・・。

【22:45】トイレに寄った途中のPAで雪いじり
もうすぐ夜11時なんですが、元気いっぱいの子どもたち(^^;

(ここで日付けが変わります)

【1:30】磐越自動車道の差塩PAに到達。パパが眠くなったので、ここで仮眠します。外の気温はマイナス5度でした。ここまで4時間かかりました。

差塩PAという所で仮眠することにします(私と子どもたちはとうにぐっすり)。

一路、成田空港へ!

【5:30】次女起床。私は寝ていましたが、パパが気付いたみたい。

【6:20】パパ起床。歯磨き。

【6:40】 差塩PAを出発。ここから成田までは195km、3時間の道のりです。だいたい、目標時刻の9時30分の到着予定ですね。本当は事故渋滞などの対策のためもう1時間くらい早く空港到着を目指すべきなのですが、パパも疲れていて余裕はなく・・・。

今日も晴天! 冬の移動は天気が重要。運に恵まれました。

ちなみにこの時、私と長女は後部座席でまだぐっすりでした。気温は相変わらずマイナス4度でした。

【8:00】私起床。

ふぁぁ~~。よく寝た。車中で、途中何回か目が覚めましたが、8時間近く寝られました。まもなく長女も起床。ちなみに次女はずっと起きていました。

【8:45】途中のPAでトイレ休憩と歯磨き。

【9:30】駐車場近くのコンビニでおにぎりを買って朝ごはん。

【9:45】成田空港最寄りの民間駐車場、USAパーキング到着! 私たちがいつもお世話になっている駐車場です。

予定通り、着いた~~(^^)/ ここですでに達成感。まだ、日本から出ていないのですが(^^;

【10:00】車を預け、送迎バスでUSAパーキングを出発。

【10:10】ちょうど離陸の3時間前に、成田空港到着。

朝、差塩PAを出発するまさにその時。外の気温はマイナス4度でした。
私と子どもたちは高速道路上で起床。「今日、飛行機に乗る日だね!」
USAパーキングにて。次女がベビーカーを引き倒してしまいました(^^;
予定通り、成田空港に到着!

あれっ? モスクワ行きの飛行機の出発予定がない!?

成田空港に着いてすぐ、出発予定を確認します。

私たちが乗るのは、午後1時10分発のモスクワ行き、アエロフロート航空。

モスクワ行き・・・。

モスクワ行き・・・。

13時10分・・・。

あれっ!! 13時10分のモスクワ行きの飛行機が表示されていません!

同じアエロフロート航空で、同時刻出発のロンドン行きの飛行機はありますが・・・。

ひょっとして、時間を間違ってたか!!! もしくは、まさかの欠航!!??

ドキドキして電光掲示板の他の時間帯を見ますが、モスクワ行きがありません。

あれ・・・・!! どうしよう!!!

そう思っていると、パパが「あっ!」と。

何と、ロンドン行きの下に、「モスクワ経由」と書いてあったのです!

私たちが乗る飛行機、ロンドン行きの飛行機だったんだ! 知らなかった・・・。

ほんとにこの時初めて知りました(^^;。

うっかり寝てたらロンドンまで行っちゃうので、アラームをかけて、モスクワで確実に降りないといけません!

あれっ!!「モスクワ行き」がない!
よく見たら、ロンドンの下に「Moscow」が! 私たち、モスクワ行きじゃなくて、ロンドン行きの飛行機に乗るのね!

ユーロに思いっきり両替

【10:30】成田空港で日本円をユーロに両替します。

ユーロは成田空港での両替のほうが現地空港より有利だし、イタリアでATMを使いたくなかったので、使用予定として計算した現金6万円をユーロに両替。手数料を含めたレートは1ユーロ=126円でした。

今後、イタリア旅行記では、1ユーロ126円の計算で現地価格を表記していきます。

【11:00】アエロフロート・ロシアのチェックインカウンターに並びます。チェックイン開始時刻は記録にありませんませんが、2時間前くらいだったと思います。

ベビーカーを預ける場所が違うカウンターだと案内され、ベビーカーを持ってそちらのほうへ。へ~~、これまで、チェックインカウンターでベビーカーも引き取ってもらえたのに・・・。アエロフロートは別窓口なのかな。それとも、別窓口に変わったのかな。

外国の空港だったら焦る場面ですが、ここは天国・日本。日本語なので大丈夫です(^^)/

ベビーカーを預け、出国。

途中、カートに乗せてもらったりしながら、搭乗ゲートとなる26番ゲートに到着しました。

順調に両替を完了! 続いて、ベビーカーを預けに行きます。
お姉さんが「ご乗車になりますか?」と声をかけてくれました。空港のこの乗りものに乗せてもらったのは、この時だけ。
「あの飛行機に乗るんだね!」

子どもたちを騒がせる

【12:30】アエロフロート航空SU263便、搭乗開始。

子連れの優先搭乗の呼びかけもありましたが、私たちはこの時は優先搭乗利用せず。

何せ、子どもたちが元気いっぱいで・・・。

早く飛行機に乗ってしまうと、狭い座席でおとなしくさせなくてはならないし、これから10時間半のフライトに臨むにあたり、子どもたちには少しでも体力を消耗しておいてもらいたい。

搭乗に並ぶ長蛇の列の人の脇で、これから20分間、子どもたちと思いっきり遊ぶことにしました!

パパ:待て待て~~!

子どもたち:(キャッキャ、キャッキャ!)

がらんとした、人のいないエリアで、パパと子どもたちで鬼ごっこ。鬼ごっこと言っても、1歳7か月の次女はまだうまく走れません。トコトコトコ・・・って感じの早歩き。

しばし、親子で体を動かす時間です。

私:(ウヒヒヒヒヒ、子どもたち、もっと疲れろ、疲れるがいい~~~)

昔話に出てくる魔女の気持ちがわかりました。

【12:55】ロンドン行きは満員。長蛇の列がなくなるまで20分以上かかりました。

私たちはほぼ最後にゆっくり搭乗。

片付けで混みあう機内をゆっくり進んで、自分の座席へ。今回は、次女を寝せるバシネットをリクエストしていたので、前に椅子のない場所(前が壁になっている)3席※です。

※次女は1歳児ですので、シートは取っておらず、私の膝上です。

【13:10】定刻通り、離陸。

後ろの長蛇の列を尻目に、ハイテンションの子どもたち。
モスクワまでのフライト時間は10時間以上。飛行機に乗る前に、子どもたちに運動させます(人のいない所で勝手に騒いでいるだけですが)。
「ママ!、ママ!(うふふ、ママ、捕まえてみて~!)」
床で寝転がって遊び始めました。「やめなさい!!」

搭乗してすぐ、キャビンアテンダントのお姉さんが子どもたちにおもちゃセットをプレゼントしてくれました。

次回、ロシアの飛行機の搭乗記です。ここまでは順調ですが・・・。

そして、冬のモスクワで飛行機を乗り換えます(モスクワ時間の夕方5時30分)。

冬のモスクワ、ですよ。

しかも、運悪く、寒波が来ていました。

まさか、外には出なくていいよね。まさかね・・・。

冬服は機内に持ってきていますよ。日本用のやつをね。

そのまさかの次回に続きます。

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