チャータータクシーで、ソロ(スラカルタ)市内を観光(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯21)

マンクヌガラン王宮にて。きれいな白い花が咲いていました。

【これまでの旅程】
1日目:前日の午後8時に家を出発、成田からジャカルタ経由ジョグジャカルタへ。

2日目:ボロブドゥール郊外観光

3日目:ボロブドゥール遺跡観光

4日目(今日):朝5時45分起床。8時30分、タクシーでホテル出発。ソノブドヨ博物館、クラトン(北)、クラトン(南)を見学し、ベチャに乗ってタマン・サリへ。再びベチャでガドリ・レストへ行って昼食。

タクシーで世界遺産:プランバナン寺院へ。公園内を1.7km歩かされた末にようやく夕食&ラーマヤナ舞踊観賞。シャトルバスでホテルに戻り、夜12時就寝。

【22:20】ホテル着。子ども2人を抱っこで降ろし、部屋に連れて行きます。

部屋に着いたら、子どもたちが目を覚ましたので(ホテルに着いた時に目を覚ましてくれたら随分助かったのに・・・(^^;)、シャワーを浴びます。

【23:30】子どもたちとパパ就寝。

【24:00】私就寝。  

【インドネシア旅:5日目その1】

5日目は、ハリーさんの日本語タクシーで終日ソロ(スラカルタ)方面の観光に出かけ、夜、夜行の特急電車に乗ってバンドンに移動します。

「パンダラナン プラウィロタマン ジョグジャカルタ」で3回目の朝食

【5:00】起床。今日はこのホテルをチェックアウトする日ですので、荷物の整理を行います。

今日は、夕方にホテルに戻ってきてから、屋上のプールにあるシャワーを使わせてもらう予定です。夜行の特急列車で8時間かけてバンドンへ向かうため、今日の夜、こうしないと、シャワーを浴びる機会がないんです。

プールサイドにシャワーがあるかどうか、今日シャワーを使えるかどうかは、日本にいるときにホテルにメールして事前にチェックしておいた事項でした。

スーツケースに詰める荷物の他に、今日の夕方シャワーで使う道具や着替えを別に用意しておきます。

【6:00】パパ起床。朝の準備。

【6:30】早々に子どもたちも起床。勝手に遊ばせておきます。

【6:50】仲良くスマホで遊ぶ子どもたち。

 

【7:00】朝食会場へ。このホテルの朝食も3回目。もう、すっかり慣れて、ものすごく落ち着く時間になっています。おかずのメニューをチェックすると、やはり新しいメニューが。何回食べても飽きませんね。

もうこのホテルで3日目なのにちょっとしつこいかもしれませんが、この日に初めて見た料理を紹介します。

この日の野菜スープ。おいしかったです(^^)/
もやしと揚げ出し豆腐の炒め物
こちらも野菜の炒め物。
魚の揚げ物。
チキンの料理。
こちらは、ごはんに好きなものをトッピングしてスープをかけるという食べ物。3日目にして初登場。昨日はヌードルでした。
いろいろなトッピングがあります。朝食に最高!
こんな感じで素敵にディスプレイされています。黒板の絵もかわいいです。
次女は相変わらずオムレツとパンケーキ。

相変わらず、豪華&おいしい朝食です。こんなにおいしい朝食、なかなかないと思います。

麺やおかゆなど、セルフメイドのメニューはお腹にやさしい感じで、朝食にすごくいいです。今回は、いつもパンケーキばかり食べていた長女がビーフン麺に初挑戦。おいしく食べられたようです。

【7:20】おいしい朝ごはん。メニューも毎日違うものがあり、とてもいいです。

これで朝食付き家族4人合計で1泊3,000円ですから!(^^)! 長期旅行は、一般庶民こそ海外ですよ(^^;

最後に温かい紅茶をゆっくり飲んで、いい時間でした!(^^)!

朝食後、スーツケース2つ+αをフロントに預けます。フロントには、これまで散々お世話になった神対応のお姉さんがいたので、最後に記念写真を一緒に撮ってもらいました。この時に撮ったのが、以前の記事でも掲載したこの写真です。本当に素敵な、インドネシア美人です。

インドネシア美人ですね(^^)/

ソロへ。マンクヌガラン王宮を見学

【8:00】フロントでハリーさんに会い、定刻通りハリーさんのタクシーでホテルを出発。ジョグジャカルタから車で2時間半ほどの、ソロ(スラカルタ)の街へ向かいます。

「ハリーさ~~~ん!」子どもたちもすっかりハリーさんになついています。

タクシーの中では子どもたちが絶好調。変な歌を歌ったりして大騒ぎ。ハリーさんのタクシーで遠出するのも3回目なので、もうすっかりリラックスムード。ハリーさんには少し迷惑だったかもね(^^;

タクシーの中で大盛り上がりの子どもたち。3日目ともなると、もはや自家用車です。

1時間くらい騒いでいましたが、その後はみんなぐっすり(^^;。いい休憩になりました。

ソロ観光も、当初、列車&タクシーでのアクセスを考えていましたが、いろいろ調べた結果、列車を使っても結局ソロの駅でのタクシーチャーターで外国人はぼったくられて高くついてしまうらしく(注:複数の体験談から総合して算出した私の推測に過ぎませんが、自信あります)、駅往復や列車待ちで時間は余計にかかるし、ジョグジャカルタ発着でのタクシー観光を選択したのでした。

安い・日本語・ていねいな運転と3拍子揃った「ジョグジャカルタドライバー」社、そしてハリーさんのおかげで、ジョグジャカルタでの私たちの観光はツアー旅行のような完璧な行程です!(^^)!

予約については過去の記事「2018.3 子連れインドネシア旅 ♯5:ジョグジャカルタ郊外観光は、日本語タクシーチャーターで決まり!」を参考にしてくださいね。

ソロへ向かう国道。左はバイク専用レーンです。
こんな感じ。とてもいいシステムですよね。

【10:20】マンクヌガラン王宮着。周囲は意外と殺風景。ハリーさんは車で待機。私たちだけ中に入ります。豪華絢爛、という感じは外部からは伝わってきません。

ジョグジャカルタにも王宮があるのに、ここにも王宮? ジャワ島ではいくつかの王国が統合したり分裂したりして治めていたらしく、ジョグジャカルタの国とここソロの国は時期により別々の王国だったようです。

ここは、専属のガイドをつけて見学するシステム。

入場料は1人20,000ルピー×3人分(次女は無料)、プラス、ガイドさんへのチップ30,000ルピーが必要です。合計90,000ルピー(720円)。安いものです。

私たちのガイドについてくれたのは、何と日本語が話せる女性ガイドさん! ラッキーでした。

受付です。左奥の部屋に数人のガイドさんが待機しています。

英語だったら全然わからなかったと思いますが、天井の模様の説明や、展示品の説明など、興味深かったです。

【10:30】儀式のためのメインの間。靴を脱いで入ります。床が冷たくて気持ちいいです。
黄金のライオンの像がお出迎え。
何やら鉢を持った女性の像も・・・。

ガムランの音とともに、小鳥たちのさえずりが響いて、何とものどかな雰囲気です。庭にはハムスターが飼われていたり、子どもも楽しく過ごせました。

昔の調度品で。
応接室(だったような)。洋風ですね。オランダ植民地政府の援助で1757年に建設したもの。
ガイドさんとゆっくり建物内を回ります。
ガイドさんが次女に、花で飾りを作ってくれました。

写真は撮りませんでしたが、当時王家で使われていた食器なども展示されていました。

おみやげ屋さんで、冠の商品を子どもの頭にくくりつけてくれるガイドさん。
おみやげ屋さんで、はいポーズ!(^^)! 

毎週水曜・土曜の午前中に行われているジャワ舞踊の練習が始まりましたので、しばし見学。この日は水曜日でした。

ジャワ舞踊の練習が始まりました。
【11:15】せっかくなので、10分ほど見学していきました。周囲には外国人観光客が30人ほど練習風景を見学しています。
美しい衣装を身にまとい、「練習公演」といった感じです。

たまたまジャワ舞踊の練習風景も見られて良かったです。

【11:20】ちょうど1時間ほど見学し、外へ。お次は車で5分ほどの、カスナナン王宮へ向かいます。

カスナナン王宮

すぐ、カスナナン王宮に到着。

カスナナン王宮
ここに車を停めます。入口までは徒歩3分。

衛兵の格好をしたガードマンさん?がいたので、写真撮影をお願いしました。写真撮影後、堂々とチップを要求してきます。

そりゃそうですよね(^^; けど、あなたたちのような輩にはそれ相応の金額しか挙げません・・・。2人に5,000ルピー(40円)ずつ渡します(^^)/ 

私は予言します。今後、日本人はあなたたちに40円ずつしか渡さないでしょう・・・(うひひひひひ)。

【11:35】カスナナン王宮の前で。40円ずつのおじさんたち。

車を停める場所(=40円のおじさんたちがいた場所)から100mほど道沿いに歩いた所が王宮の入口です。

ビデオカメラの不調

っと、ここで、パパが「あれ?ビデオカメラが変だ」と。

何でも、現在日時が0年0月0日0時になり、現在の日時を入力する画面になったそうです。このまま構わず撮影すると、動画の日時が変になってしまうことは明白。

こんな事は初めてです。面倒くさいですが、足を止めて入力します。

そしてまたパパがズボンのポッケに入れて歩き始めると、しばらくしてからエラーが出て、また同じ状態に。どうも、ショックを与えるとこの状態になってしまうみたいです。

これまで、ポッケの中に入れ結構雑に扱ってきたので、何らかの不具合が出てしまったのでしょう。また面倒ですが日時を入力し、今度はカバンの中へ。その後は同様のエラーが出ることはありませんでした。

しかし、実は日本に帰ってきて動画を見てびっくり。

いつも、最高画質で撮影しているのですが、何日かの分について画質が勝手に変更されていて、粗い画質での撮影になっていたのです。これも、恐らくこの前後のビデオカメラの不調が原因なのでしょう。これまでの旅行ではこんなこと起きなかったので、すごくびっくりしました。

このビデオカメラ、もう7年以上使っていますので、替え時なのかもしれません。

車を停めた所から入口まで、100mくらい歩きます。

入場

カスナナン王宮に入場。

料金は1人15,000ルピー×3人分、+カメラ使用料5,000ルピーで、合計50,000ルピー(400円)。ガイドは頼みませんでした(マンクヌガラン王宮と違い、ガイドを頼まなくても入場できました)。

マンクヌガランとカスナナンは本家と分家みたいな関係みたいで、こちらが本家のほうらしいですが、マンクヌガランのほうが洋風の豪華さがあります。ここは質素で落ち着いた場所。ジャワの王宮というのはこちらのほうが古来からの姿なのかもしれません。

四角い回廊を、各部屋を見学しながらぐるりと一周します。

【11:45】カスナナン王宮。静かな場所です。シンプルイズベストですよ。
王家が使っていたと思われる馬車が数台展示されていました。
外国人観光客は私たちだけでした。
歴代の王様なのでしょう。
王様と王妃様の模型と一緒に。

【12:10】30分ほどサッと見学して、外に出てきました。ハリーさんには「1時間待っていてください」と言っていたので、待ち合わせまではあと30分あります。

カスナナンでちょこっと馬車観光

そのまま車に戻ってお昼ご飯を食べに行っても良かったのですが、ソロの市街観光、2つの王宮を見学してハイサヨナラっていうのも少し味気ないです。ちょっとソロの街をウロっとしてみたいな・・・。

【12:15】ここにも、インドネシア建国を祝う国旗をモチーフにした紅白の旗が飾られていました。

先日から、子どもたちが「馬車に乗りたい」と言っていたので、この時間、馬車観光をしてみることにしました。

この半年前に行ったミャンマーでは、散々馬車に乗りまくったので、すっかり味をしめてしまったのでしょう。

たくさんのベチャが客待ちをしています。私たちはここで待機中の馬車に声をかけました。

カスナナン王宮の周りにはたくさんのベチャのほかに、観光馬車(というには質素なものですが)が2台停まっていて暇そうにしていたので、声をかけてみます。

パパ:ほんの10分、この辺をぐるっと回ってもらうだけなんだけど、50,000ルピー(400円)でどうですか?

馬車のおじさん:いいですよ~~~(^^)/。

何と、意外にも即交渉成立。子どもたちも馬車に乗れるとあって大喜び。この半年前に行ったミャンマー旅行では、たくさん馬車に乗って観光したもんね。

10分という約束で、コースはおじさんにお任せです!(^^)!。

【12:40】カススナン王宮周辺を馬車で1周します。いざ出発!

馬車は、王宮を出て、近くにある「王宮南広場」を一周し、戻って来ました。

「王宮南広場」ですが、どんな手入れされた公園かと思いきや、「広大な空き地」といった趣。ジョグジャカルタの「王宮前広場」もそんな風でしたね。「広大な空き地」の周囲をぐるっとまわる道があり、その道沿いに地元の商店などがまばらに立ち並んでいる感じです。

牛を発見!飼われています。※ここはソロの市街地の中です。
ローカルの青空喫茶店。日本人のお腹には危険な香りがします。

面白いことに、この「広場」の真ん中には、何と小規模の「遊園地」が! すごく小さい観覧車などもありました。営業しているかどうかはわかりませんでしたが、怖いもの見たさにすごく行ってみたかったです。

こ、これは、遊園地!?

観覧車は、どうも傾いているように見えるのですが・・・私の気のせいでしょうか。多分、私の気のせいですね。

観覧車とメリーゴーランド。人がいないし動いていないので、今日は休園日かな? 決して傾いていません。傾いてはいませんよ!

【12:40】馬車が王宮に戻ってくると、今度はおみやげ屋さんの攻撃(と言っても1人)。おじさんが、かわいいブレスレットはいかが、と勧めてきます。

私たち、いつも保育園のお友達におみやげを買って行っているので、しかもショッピングの時間とかしっかり取っていないので、このようなブレスレット屋さんの押し売りとか、実は・・・そんなにいやでもないんです(^^)/。

値段交渉の末、50,000ルピーでたくさんの簡単なプラスチック製ブレスレットを購入、保育園の女の子の友達へのおみやげをゲットしました。

【12:50】ハリーさんと合流。ハリーさんの車で、今朝リクエストしてあった、「地球の歩き方」にも掲載してあるチキンスープの名店「ソト・アヤム・ガデン」に向かいます。ここからほんの5分ほどの近所です。

こちらはバリバリのローカル人気店らしいです。価格も激安。ハリーさんがいたから良かったけれど・・・。

その模様は、次回に続きます。

※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら(全て無料)