ストックホルム:スカンセン野外博物館でイケメンの接待を受ける(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯84)
【これまでの旅程】
1日目:羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ
2日目:ストックホルム市内観光。その後、夜行フェリーでフィンランドのトゥルクへ
3日目:ムーミンワールドとトゥルク市内観光
4日目:トゥルクから特急列車でヘルシンキへ。午後はヘルシンキ市内観光
5日目:ヘルシンキ市内観光。世界遺産:スオメンリナ要塞島など。
6日目:国際フェリーでヘルシンキからエストニア:タリンへ。パパと長女でタリン観光。次女が40.4度の発熱、救急車で病院へ。
7日目:午前中はホテルで待機、午後にタリン旧市街観光。夕方、ストックホルム行きのフェリーに乗船。
8日目:午前10時15分ストックホルム着、ホテルにチェックイン。ガムラ・スタン観光。
9日目(今日):朝5時起床、荷作り&朝食の後、朝8時にホテル出発。地下鉄でストックホルムの中心、ティー・セントラーレン駅で下車。ストックホルム中央駅のコインロッカーにスーツケースを預けた後、私がおしっこを我慢できなくなりました。
地下街の公衆トイレを見つけるも閉まっており、近くの売店にも断られ、やっとカフェのトイレを借りられたと思ったらプチぼったくりに遭ってしまいました。
その後、トラムに乗りますが、1時間券の打刻からすでに1時間半が経過。そこに、検札の車掌さんが迫って来ました・・・。
私たちが持っているのは「1時間券」。1時間の間なら、エリア内の地下鉄やトラムに乗り放題という券です。
しかし、午前8時30分に購入・打刻した後、私のトイレ騒動などで時間がかかってしまい、1時間半が経過してしまっていました。
ヨーロッパではトラムの打刻忘れや時間超過などへの対応は非常に厳しく、高額の罰金が科せられると聞いたことがあります。
検札の車掌さんが、すぐ横まで迫ってきていました。
【2016.7 子連れ北欧旅行:10日目その3】
堂々とするパパ
【10:05】私たちの切符は、2枚ともパパが持っていました(大人×2枚。子どもは無料)。
パパの手にあるのは、午前8時30分に打刻した「1時間券」。今は10時過ぎですので、有効時間が30分以上過ぎています。
私のトイレ騒動がなければ何てことなかったのに・・・。
おしっこ出そうになって道を引き返して、トイレを探したりカフェでぼったくられたりレシートをもらう交渉をしたりしているうちに、予定より時間がかかってしまいました。
ヤバい・・・・。どうしよう・・・・。
焦る私を尻目に、パパは落ち着いたもの。
降りる駅「スカンセン」が、ここから何駅目かの確認に感心があるようでした。
車掌さんが、隣の人の検札を終え、私たちの所にやってきました。
車掌さん:切符を拝見。
パパ:はい。(30分以上超過した2枚の切符を堂々と見せる)
車掌さん:ありがとうございます~(子どもたちにニコッ)。
ハレッ?
こうして、何事もなく検札は終わりました。
【10:10】そんなことをしているうちに、トラムはスカンセン駅に到着。
私たちはトラムを下車しました。ベビーカーの前後を2人で持って。
私:パパ、その切符、有効時間切れてたよね・・・(^^;。
パパ:あっ!! 本当だ!! 全然気が付かなかった! そう言えば、予定より遅くなったんだった!
私:私もついさっき気が付いたの・・・。でも、車掌さんはもうすぐ近くまで来ていて・・・。パパが全く気が付いていなかったのが幸いしたのかもね・・・。
パパ: トラムの切符(=地下鉄の切符)は、車掌さんから直接買うこともできるみたいだよ。だから、時間超過していても即罰金とはならずに、スウェーデンでは追加で切符を買えるんだと思うよ。
私:そうなんだ! ドイツやチェコみたいに、即罰金じゃないのね!(ただし、罰金でないことは私は保証できませんので、あくまでもあらかじめ切符を購入&打刻の上、トラムにご乗車くださいね)
パパ:それにしても、時間過ぎていることすっかり忘れてた(^^; 悪いことしたなぁ・・・(^^;
今回はうっかり、時間オーバーという不適切な乗車をしてしまいました・・・(^^;。
この辺で、抱っこ紐の中の次女が目を覚ましました。
北欧の自動車運転マナー
以前の記事でも書きましたが、北欧を歩いて思うことは、自動車の運転マナーがいいということ。歩行者優先の考え方が浸透しているみたいで、信号のない横断歩道にさしかかると、かなりの確率で自動車の方が止まってくれます。
日本だと、横断歩道で人が待っていても、無視して突っ切ってしまう車のほうが多いと思います。
スカンセンの前でも、ちょうど私たちが横断歩道を渡ろうとしたとき、黄色いタクシーが止まってくれました。
北欧旅行中、こんなことが何度もありました。
※それだけ、私たちが旅行中に徒歩でウロウロしているということなんですが(^^;
スカンセン野外博物館に到着
【10:15】スカンセン野外博物館に到着!
まずはチケットを購入。入場料は、大人2人で360クローネ(4,320円。5歳以下無料)でした※。
※これは、夏場のハイシーズン料金。夏以外はもっと安くなります。
それにしても、ホテルを出たのは朝8時過ぎだったのに、ここにやってくるまで2時間以上もかかってしまいました。どんなに手間取っても1時間半と見込んでいたのに・・・。
なかなかうまくいきません。
今日は北欧旅行の最終日。ここで午後2時半まで過ごした後、一目散に空港に向かいます。
これから、この旅行最後の観光スタートです!
スウェーデンの「日光江戸村」
スカンセン野外博物館は、1891年にオープンした、世界初の屋外博物館とのこと。個人が私財を投じて建設したのが始まりだそうです。
ここは、中世の暮らしを体験できる博物館です。
日本で言えば、「日光江戸村」みたいな感じでしょうかね。あそこまでエンターテイメント性は高くなく、そこはやはり「博物館」ということでしょうか。
中には動物がいたり、遊具があったりで、「子ども向けに楽しく、勉強にもなる博物館」って感じでした。
入っていきなり動物が。動物園の雰囲気も濃いです。
建物の中に人が!
【10:35】いきなり動物がいたり、遊具があったり、なかなか的を絞れない博物館です。
この先は基本砂利道のようなので、ベビーカーはこのあたりに置いていきます。
テキトーに進んでいくと、お屋敷の建物が。とりあえず入ってみます。
すると、中に中世の着物を着た人がいてびっくりしました!
若い男女です、学生のアルバイトさんかな? なかなかの美男美女。
特に、男の子のほうはモデル並みのイケメン!
中世の服がお似合いだこと!
本来、お客様に解説などしてくれるのでしょうが、私たちが思いっきり日本語で話しているので、解説(英語対応可能)は控えめにして接してくれました。
イケメンのお兄さん、私たちを静かに先導し、「ここも見ていいですよ」と、立ち入り禁止のガードがしてある所を開けて部屋の中に入れてくれました。
所々立ち入り禁止の場所がありますが、案内人の人となら入れる場所もあるようです。
20分ほど見学の後、イケメンにお礼を言って先に進みます。
そういやこの時、チップは全然あげなかったな(^^;
中世の竹馬にチャレンジする次回に続きます。
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ディスカッション
コメント一覧
1時間券、時間が過ぎていたのを、気付かれなくて良かったですね。
優しい車掌さんが気付かないふりをしてくれたのでしょうか( ´∀` )
コメントありがとうございます(^^)/
車掌さんが気付かないふりをしてくれた(おまけしてくれた)可能性は十分にあります。自分たちのトラブルで乗車が遅くなってしまったにせよ、一応切符は持っていたわけですから。
ストックホルムのトラムについての話はまた出て来ますので、お楽しみに(^^)/。