ノーベル賞の晩餐会の舞台:ストックホルム市庁舎で英語ガイドツアーに参加したけれど・・・(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯11)

英語のガイドツアー、全然わかりましぇ~~ん!!!(でも、日本語の説明文をもらえます)

【これまでの旅程】
1日目:羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ。アーランダ国際空港で数々のトラブルに見舞われながらも、鉄道と地下鉄を乗り継ぎ、ホテルにチェックイン。

2日目(今日):深夜2時30分起床。ホテルのレストランで朝食を摂り、午前8時前にホテルを出発。地下鉄で、ストックホルム中央駅へ。コインロッカーに荷物を預け、ストックホルム市庁舎(旧市庁舎)へ向かいます。

【9:40】ストックホルム市庁舎(旧市庁舎)着。

すごく素敵な・・・という表現では収まらないくらいに素敵な場所でした。

【2016.7 子連れ北欧旅行:2日目その4】

英語のガイドツアーに参加せざるを得ない

ストックホルム市庁舎は、毎年ノーベル賞の授賞者晩餐会の会場になっている建物(これは旧市役所庁舎で、市役所機能は別の建物に移っています)。

ストックホルム観光のハイライトの一つです。

ここでは、入場はガイドツアー参加のみ。所要45分。

英語のツアーが一番多く、この日は午前10時からのツアーがあります。

午前10時からの英語ツアーに参加し、終了後すぐに、橋を渡った所にある小さい港に移動(徒歩5分)、そこから世界遺産:ドロットニングホルム宮殿へ向かう小さいフェリーに乗船、宮殿に向かう予定です。

フェリーは午前11時発。

その後、宮殿から同じフェリーで戻ってきて、夕方、この市庁舎の展望台に入場するというのが当初の計画

入場ツアーの窓口は分かりやすい場所にあり、午前10時開始のツアーも余裕があるとのこと。

無事、大人のチケットを2枚購入。1人100クローネ(1,250円)。子どもは2人とも無料でした(11歳以下は無料)。

私たちが日本人だとわかると、日本語の説明文(A4の紙1枚、黄色いやつ)をもらえました。そこには、ツアー参加中の注意事項を初め、主な見どころの解説も!

やった、これを見れば、ガイドさんの英語わかならくても何とかなる(^^)/

ストックホルム市庁舎に到着!

パパは、「少し時間あるから、フェリーの船着き場の位置を確認してくる!」と言って、タタタッと走っていきました。

5分後、パパが走って帰着。

パパ:橋を渡った向こうがフェリーの乗り場だった! チケット売り場もあった!

市庁舎のガイドツアーの後の段取りもバッチリです(^^)/。

英語ツアー開始!

チケットにはツアー開始時間が書いてあり、時間の5分前になったら入口に集まって入場券を差し出します。

【10:00】ツアー参加者は20人ほど。担当ガイドは、アマンダさんという小柄のかわいらしい女性でした。

入るとまず、解放感あふれるホールへ! ここがノーベル賞の晩餐会の会場です(^^)/

アマンダさんの英語に聞き耳をたてますが・・・。

やっぱり、英語、よくわからない(^^; いや、全然わからない

それに、アマンダさん、一生懸命やってくれるんですが、声が小さめなんですよね・・・。なおさら聞き取れず。

チケット購入時にもらった日本語の説明文も持っていますが、せっかくこんな素敵な場所に来ているのにあんまり字ばかり読むのもね・・・。

じっと英語に聞き耳をたてていると、抱っこしている次女が「ウ~~ン」とか「ア~~ッ」とか。抱っこ紐にいるのが苦しくて、出たくなっているみたい。

集団から少し離れて、抱っこ紐から出してあげます。

私たちのグループの解説を担当したアマンダさん。
皆さん、思い思いにノーベル賞晩餐会の会場を写真撮影しています。
開放感あふれる天井。明るくて、素敵な建築。
長女はぐっすり。
次女がうるさいので、少しグループから離れました。
次女をちょっとの間だけ出してあげました(^^)/ 次女は気持ち良さそう。

2階へは特別にエレベーターを利用

1階ホールの解説が終わり、中央のメイン階段を上ってホールの2階へ移動します。

幸い、このタイミングで、ベビーカーで爆睡していた長女が起床。パパがベビーカーを畳んでかついで階段を上ろうとすると、別の係員の人に、少し離れた所にあるエレベーターを案内されました。

エレベーター、あるのね・・・。

エレベーターで2階に上がったはいいものの、アマンダさん一行は??

早足で素敵な廊下を進み、アマンダさんに追いつきます。

次女は再び抱っこ紐へ。

エレベーターで2階へ。前に見える集団が、私たちの英語ツアーの人たちです。急げ!

議事堂

こちらは議事堂。その昔、市議会が開かれていた場所ですね。

アマンダさんの説明は、あまり私たちは理解できず・・・。

ただ、一応、聞くフリはしていました(^^;

議事堂の様子。皆さん、写真を撮っています。
2階には傍聴席が。
天井は、ヴァイキングの船の木組みになっています。
議事堂をバックに。
「わ~~ん!」 喉が渇いてるのかな・・・。お水も飲まず。おっぱいかな・・・。抱っこ紐から出たいのかな・・・。眠たいのかな・・・。

懸命に、解説を聞くフリ

【10:20】素敵な廊下を解説しながら集団は進んでいきますが、この辺で、3つほど他の言語のグループとかち合いました。

他のグループのガイドさんは声が大きいので、アマンダさんの声がますます聞き取りずらく・・・(聞き取れても、英語わからないのでどっちみち大差はないのですが)。

スペイン語のガイドさんの声、超デカい・・・。アマンダさんの2倍くらいだ・・・。

それでも一応聞くフリ。

たまに、アマンダさんが冗談を言うのでしょう。一同、アハハと笑います。

そしたら私たちもアハハ・・・。

真剣な顔をしていて聞いていて、みんなが笑ったらみんなに合わせてアハハ・・・。

結構ツライ・・・。

英語わからないけれどわかっている風に取り繕いたい。これが私たちの現実(^^;

解説を聞くフリをしているうちに次女がまたグズり出したので、集団から少し距離を取り、後ろからついて行くことにしました。

抱っこ紐から出してあげると、次女はキャッキャ言って自分で歩き出しました。

そっか、眠かったんじゃなくて、歩きたかったのね~~(^^)/。

次女も歩き始めたし、解説はもう聞かなくていいや・・・(聞くフリをするのももうあきらめよう)。

アマンダさんたちを見失わないようにして、後からついて行きます。

次女を抱っこ紐から出してあげると、キャッキャと歩き出しました(^^)/
長女もうれしそう(^^)/
素敵な彫刻ですね~~(^^)/
こら! カメラに近づくと、撮れないでしょ!
「きゃははっ! 待て待て~~!」
あんよ遊び、面白いね~~!
コケッ! 1歳2か月の次女は、まだうまく歩けないのです。 
私と長女で手をつないで、ゆっくりと英語グループを追いかけます。

「黄金の間」で、次女が床に頭をゴツンッ!!

【10:30】廊下のゾーンを抜け、大きなホールに。

1,900万個の金箔で飾られた、豪華絢爛な「黄金の間」です。

おお~っ! エジプトみたいだな・・・。

でも、なんでこんなのが市役所に(^^;

ま、深く考えるのはやめるとして・・・。

ここは、ノーベル賞受賞者のダンスパーティーの会場。日本人にはちょっと勘弁ですよねダンスパーティーは(^^;

長女がはしゃぎながら次女の手を引っ張って入っていくと、長女が手を引っ張り過ぎて、入口で次女がコケッ。そして今度は

後頭から床に「ゴツッ!!」

おいおい、今、いい音したぞ~~!

あわてて次女を抱き上げましたが、大丈夫みたい。良かった~~(^^;。

けっこう強くぶつけていたので、びっくりしました。

ここまでくればゴール間近。グループからは少し離れ、思い思いに見学しました。

ここもすごいな・・・。(部屋に気を取られる私)
「ゴツッ!!」 今ビデオを見返しても、床に後頭部を強くぶつけた様子がわかります。注意しないといけませんね・・・(^^;
こんな、すごい間です。
黄金の壁に、変な絵がたくさん。
誰も(カメラの視界から)いなくなったタイミングでパチリ。
こちらもそんなタイミング。中央の女神像の、向かって左はアジア、右は新大陸(アメリカ)を描いているのだそうです。
だから、パパの撮影の邪魔をするんでない!
ダンスをする長女。将来ノーベル賞もらって、もう一度ここでダンスするか!
私は、抱っこ紐を外そうかな・・・。

降りるときは階段で

最初のホール「青の間」に戻って来ました。

長女は、次女のベビーカーに後ろから腰を下ろして、足で漕いで遊んでいます。

2階のギャラリーから見ると、また違って見えますね~。

ベビーカーに後ろから腰掛け、足で押す長女。
そんな様子をスマホで・・・。
ここでノーベル賞の晩餐会が毎年開かれるなんて、にわかには信じられません。
もう飽きちゃった。船乗りに行こう~!
ストックホルム市庁舎を後にします。

上って来る時はエレベーターを利用しましたが、降りるときはベビーカーを畳んで中央の階段で下りました。

階段で下りてみたくて(^^)/。

【10:50】予定時間を5分超過して、アマンダさんのお礼のあいさつとともにツアー終了。

ツアーの5分超過で大慌て

やばい!!

ここから徒歩5分の所にある船着き場から、ドロットニングホルム宮殿へ向かうフェリーが午前11時に出るのです!

ツアーの終了予定は10時45分。本当は、10時45分になったら「私たち、予定があるのでちょっと早めに失礼します」などと声をかけてグループから離脱すれば良かったんですが、その度胸がなく、最後まで参加してしまいました。

11時のフェリーを逃すと次は12時。今日の夕方、フィンランドへ向かう国際フェリーに乗船するので(=その時間は動かせないので)、1時間ズレると後々まで響いてきます。

ミュージアムショップを一目散に通り抜け、急いで外へ。

次女をベビーカーから出して、階段をクリア。

スマホを見ると、現在10時52分! 

出航まであと8分!

フェリーのチケットも買わなくてはなりません。

間に合うか!?

パパ:大丈夫、ここから5分だから、ギリギリ間に合うよ! 時間ないから、俺と長女で先に船着き場に行って、チケット買ってるわ!

そう言って、長女と2人で走っていきました。

私は次女を再度ベビーカーに座らせ、ベビーカーを押して追いかけますが、石畳でガタガタいう中で次女がずり落ちてきてしまいました。

あっ、ヤバい!

やっぱり、ベビーカーのシートベルトを締めないと。

ベビーカーのシートベルト(3点ベルト)を締め、頭を上げると、パパと長女の姿は視界から消えていました。

市庁舎を出た所の様子(これは少し後に撮影した写真)。

あれ、パパたち、どっちの方に行ったんだっけ・・・??

パパたちとはぐれる次回に続きます。

※注:私たちはWifiを持たないで旅行しています(=スマホは時間確認と写真撮影以外では使っていません)。

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