【2023.8】サントリーニ島の最新バス時刻表と、コロナ後のバス事情(小2&小6:子連れギリシャ旅 ♯1)

2023年8月、サントリーニ島を路線バスで満喫してきました。【イアの街にて】

「子連れクロアチア+5か国周遊旅」の旅行記の途中ですが、今月、お盆休みを利用してギリシャに行ってきて、サントリーニ島のバス時刻表を現地でゲットしましたので、最新バス事情とともに速報します。

【2023.8 子連れギリシャ旅:番外編その1】

私たちの、2023年夏の旅行

今ブログで紹介している通り、ギリシャを含む南ヨーロッパ(クロアチアなど)には今年の5月に行ったばかり。

3か月経った今月(8月)、再びみんなでギリシャに行ってきました。

今度の旅行はギリシャだけ。

そんなギリシャばかり行かんでも・・・という感じですが、ギリシャ行きの安い航空券を見つけたため、アテネ行きの往復航空券を思い切って2往復分買っていたんですよね・・・。

コロナで3年も海外旅行を封印してきた反動で、勢いがついてしまい・・・(^^;。

GWはアテネを起点にクロアチアを中心とした6か国周遊旅行、夏休みはギリシャだけをまわる周遊旅行にして、この2つの旅行を合わせて計画した感じです。

その辺の経緯は、こちらで掲載しています↓

今月のギリシャ旅行では、アテネ、メテオラ、サントリーニ島、ロードス島、そして飛行機の経由地シンガポールを回って来ました。

今回こそはトラブルなしで。。。と、万全の態勢で臨んだのですが・・・・、今回も、トラブルの連続でした。

今回は、特にひどかったです。

やはり、バカンス中のヨーロッパはスリや詐欺タクシーでいっぱい・・・。

出発直前にはロードス島の山火事で観光客が島外へ避難、帰国日には台風7号が日本上陸・・・。

今回のトラブルでは経済的損失が大きく(3打撃も喰らいました。海外旅行保険も適用不能の類)、上記のように行程上の致命的な危機も発生し、アテネでは歩いている時に歩道の蓋が抜けて私が落ちて足を強く打撲するなど、いろんな意味で本当に泣きが入りました。

でも、またどうにかこうにか全員無事に(家計と私の体は無事ではなかったけど)日本に帰って来ました(^^;。

それをふまえて言います。

す~っ(息を吸い込む音)

サントリーニ島もロードス島もメテオラも、すっごく良かったです!

アテネは観光は楽しいけど本当にヤバい所です! ローマ以上にヤバい!(※全ての事件はアテネで発生しました)

はぁ、はぁ。。。先週起こった数々のトラブルを思い出して、興奮してきました((+_+))

その内容はいずれブログで紹介することにして・・・。

今回は取り急ぎ、これからサントリー二島に行かれる方のために、現地でゲットしたサントリーニ島の最新バス時刻表とバス事情を紹介します。

2023年夏:サントリーニ島の全バス路線時刻表

今回の旅行にあたり、私たちはサントリーニ島を路線バスで回ることにしたんですが(バカンスシーズン中のサントリーニ島のタクシーはバカ高いです)、最新のバス時刻表が見つけられなくて困りました。

2019年とかの情報はネットで出てきたんですが・・・。

結局、ええぃ!って感じで、時刻表のないままに現地に飛び込んだんですよね(^^;。

サントリーニ島では、日本人の方もチラホラと見かけましたよ(そう言えば、中国人の方は全くと言っていいほど見かけなかったです)。

こちらが、バスターミナルで撮影した全島のバス時刻表です。

写真を拡大すると、QRコードも使えますよ(^^)/

サントリーニ全島のバス時刻表【2023.8撮影】
詳細画像。ペリッサ行きの「E」の文字はエクスプレスバスの意味。バスが走るルートも変わるので、終点のペリッサに行く場合以外は避けた方が無難です。

サントリーニ島の2023路線バス事情

コロナで随分減便していたようですが、2023年の夏にあっては・・・

コロナ以前の状態に完全に戻っています。

サントリーニ島は、中心地:フィラの街から四方にバス路線が伸びていますが、中心となるフィラ⇔イア路線(北へのバス)、フィラ⇔カマリ路線(東へのバス)、フィラ⇔ペリッサ路線(南へのバス)はいずれも朝7時頃から夜の11時~12時まで20分~30分に1本走っていて、十分実用的です。

空港行きも、朝6時から夜11時まで、1時間間隔で動いています!

運賃は、フィラ⇔イアなどほとんどの路線で1人1.6ユーロ。現地の物価やタクシー料金を考慮すると、とても安いという印象です。

ただし、どこから乗ってもどこで降りても同料金。1区間だけ乗っても1.6ユーロです。

ちなみに、大人・子ども同料金。次女は8歳ですが、たまに集金係のおじちゃんからおまけしてもらった時は除いて、料金がかかりました。幼児だと無料になるのかは不明です。

ホテル近くのカルタラドスのバス停で路線バスを待ちます。サントリーニでは毎日利用しました。

バス時刻表の見方

さて、時刻表は、ここに掲載したものが全てです。

って、途中のバス停の時刻表がないじゃんか~~。

そうなんです。

ないんです、途中のバス停の時刻表。

時刻表は、バスの始発場所からの出発時間がズラッと書いてあるだけ。以上終わり。。

途中のバス停から乗る場合は、「フィラを朝7時に出るから、ここには7時10分位に通るな~」と予想を立て、早めにバス停に立ってスタンバイします。

路線の中間位のバス停から乗る場合は、なかなか時間は読めません。任意の時間に行って、最悪炎天下で30分待つ、という感じです。

ちなみに、上りと下りでバス停の位置がものすごく違う場所がありますので、もし途中のバス停で乗り降りしようなどという私たちのような方は、バス停の位置を事前にグーグルマップでよく研究してください。

私たちは、イメロヴィグリ(Imerovigli)からイアに行こうとしたら、下りと上りのバス停が500メートルも離れていて、(フィラ行き方面のバス停の場所しか事前に調べていなかったため)炎天下を500m歩くという目にあいました。

イメロヴィグリの、イア方面行きのバス停。反対方向のバス停はなぜか500mも離れています(^^;

サントリーニ島のバスの乗り方

バスが来たら、手で合図します。

手で合図しないと、バス停にいても止まってもらえないことがあります。

サントリーニ島では路線バスの他、観光ツアーのバスや現地オプショナルツアーの車などが多数走っていて、それらの車もバス停の前を待ち合わせ場所に使っていたりします。

だから、バス停で観光客が待っていても、それが路線バスの乗客だとは限らないのです。

実際、私たちはホテルの近くの「カルタラドス(Karterados。フィラから1区間の所にあるバス停)」を毎日利用しましたが、10人ほど観光客が集まっているので「みんな路線バスに乗るんだナ~」と思っていたら、他の皆さんは観光ツアーのお迎えの車待ちで、バスに乗ったのは私たちだけだった、なんてこともありました。

また、路線バスの車両は、観光バスのような車両です。

一応フロントに行き先が書いてあるので、路線バスだということはわかるのですが、近くまで来ないと、それが観光ツアーのバスなのか、路線バスなのか、わかりません。

だから、向こうから観光バスがやってきたら、とにかく手をあげて合図します!

それが路線バスなら止まってくれますし、観光バスなら運転手さんが何かしらの合図をして通り過ぎていきます。

ちなみに、2023年8月のサントリーニ島は観光客でいっぱい。バスは常に満員で、日本の朝の通勤バスのようになっていました(でも、満員で乗れないということは私たちは1度もありませんでした)。始発のフィラから乗れば座れますよ。

これが「路線バス」です(^^)/ これはカマリ行き。

フィラのバスターミナルでバスに乗る場合

フィラにはバスターミナルがあり、全島各地へのバスがここから発車するんですが・・・。

特に、乗り場の案内はありません。

広場があって、行先を書いたバスが停まっているだけです。

そして、停まっているバスが何時発のバスかは表示されていません。

必ず、バス会社の案内係の人が「ペリッサ! ペリッサ!」という風に行き先を叫んでいるので、自分が行きたい場所のバスに乗り込みます!

わからない場合は、その人に「イア?」とか言って聞けば、元気に「あのバスだ!!!」って感じで指をさしてくれるので、乗り込みます。

乗り込めたバスが、その路線で次に発車するバスです。

ミャンマーみたいなシステムです。

フィラのバスターミナル。チケットはバスの中で買うよう案内があります。

切符の買い方

サントリーニ島では、バスの切符を事前に用意する必要はありません。乗ってからバス車内で買います。

バスが発車するとすぐ、券を売るおじさんが回ってきて、素晴らしい手際で1.6ユーロのチケットを売りさばいていきます。

小銭のおつりもちゃんとくれます。

小銭(1.6ユーロ×4=6.4ユーロの場合、40セント分のコイン)を用意しておくと喜ばれます。

途中のバス停から乗る場合は、乗る時に入口で券を販売されたり、乗って発車した後にすぐおじさんが回ってきたりします。

ヨーロッパだと、バスの切符を買える場所が限られていて困ったりすることもありますが、サントリーニ島ではとにかく乗ればOKなので、とても楽でした。

後ろは全て路線バス。案内係の人が常に行き先を叫んでいます(^^)/

大きいスーツケースがある場合

スーツケースを持っている人が乗ろうとすると、路線バス(=観光バスの車両)が停車するやいなや、ドアと同時にバスのお腹の荷物入れを同時に開けてくれますので、自分でスーツケースを格納します。

バスを降りるときは運転手さんに合図してそこを開けてもらい、自分でスーツケースを取り出します。

大きなスーツケースがあっても、安心して路線バスを利用できます。

朝一番の路線バスで、サントリーニ空港に到着! これからロードス島へ向かいます。

タクシーも使えます

フィラやイアのバスターミナルのすぐ脇はタクシーステーションになっているので、タクシーも使いやすいです。

料金は高騰していました。

私が乗ったのは1度だけ、深夜に空港から10km離れた場所までで25ユーロ(4,000円)でした。ガイドブックでは、空港からフィラまで20ユーロと書いてありますが、物価高騰の折、現在は20ユーロ~くらいに考えておいた方がいいかもしれません。

ただ、タクシーが少ないといった情報も目にしていましたが、バス路線が十分な輸送能力を発揮しているからか「タクシーがいない」って感じは全然なく、急いでいる時はすぐ使える印象でした。

一度タクシーを使うと、「今度電話してね」って感じで、会社の名刺をくれると思います。出先では、カタコト英語で電話してタクシーを呼ぶも良し、レストランの人に頼んで電話してもらうのも良しです。

子連れ旅行先にもオススメ!

サントリーニ島は、中心部のフィラの街、北部の景勝地:イアの街ともに歩いて回れ、景色が良く、おみやげ屋さんやレストランやアイス屋さんやジュース屋さんがひしめきあっているので、何時間でも街を散策していられます。

次はこれして、次はあれして・・・などと「時間を過ごす工夫」をしなくていい分、プランニングもとっても楽。

子どもたちもたっぷりおみやげ屋さん巡りができて、ストレスなくとても楽しい時間を過ごすことができました。

サントリーニ島では物価が高いと言われますが、高いのはホテルとレストランで、売店のジュースやビール、おみやげや服などはほんの少し高いのかな・・・という程度。そんなバカ高くはなかったです。

そして何より、この景色!

圧倒的!!

ブルードームと白壁で有名なイアの街はもちろん、フィラの街の景色もすごいですし、街歩きも楽しいです。フローズンヨーグルトがおいしいんですよね~~(^^;

現地発着ツアーもいろいろあって、火山島と海中温泉、隣のティラシア島、サンセットクルーズ、街のガイドツアーなど様々(基本、全部英語ですが(^^; 私たちは火山島と海中温泉とティラシア島をまわるツアーに参加しました)。

サントリーニ島、子連れ旅行にとってもオススメの場所でした!

フィラとイアの中間、イメロヴィグリの絶景レストランにて。パパは早速生ビールを満喫中。
イアのプールバーにて。パパと次女はプールで泳ぎ(写真中央)、私と長女はベッドで飲み物休憩中。超オススメ。
サントリーニ島2日目は現地旅行会社のツアーに参加して、火山島と海中温泉、ティラシア島をまわりました。
サントリーニ島、まわりやすいので、子連れ旅行にも超オススメです!

次回、子連れクロアチア+5か国周遊旅に戻ります。

5月の旅行で6か国9都市回ったうち、私たちの印象に最も残った街、モンテネグロのコトルとは・・・。

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