【2023.5】世界遺産:コトル旧市街の、聖トリブン大聖堂と時計塔(小2&小6:子連れクロアチア+5か国周遊旅 ♯18)
【これまでの旅程】
1日目:昨晩夜に東北地方を出発、シンガポール半日観光の後、空港の椅子で1泊。
2日目:朝5時半の飛行機でアテネへ。セルビア航空機を乗り継いで、ベオグラード経由モンテネグロのポドゴリツァ着。夜11時、ホテルにチェックイン。
3日目:6時起床。朝食後、ホテルにチャーターしてもらったタクシーで、オストログ修道院へ。山の上にある上院を見学した後、山の下にある通称「下院」を見学。修道女の方が記念品を持って来てくれました。
その後、ポドゴリツァ正教会を観光し、ホテルに戻ってスーツケースを引き取り、コトルに向かうためバスターミナルへ移動。午後1時25分のバスでポドゴリツァ出発、午後4時、定刻通りコトルバスターミナルに到着。徒歩でコトル旧市街の中にあるホテルへと向かいます。
何とかホテルの小さい看板を見つけて、無事チェックイン。3人部屋+ドミトリー1ベッドを予約していたのに、給排水に問題があって2人部屋+4人部屋ドミトリーに変更になったと事前に連絡は受けていましたが、やはり歓迎すべきでない変更でした。
予約した3人部屋の設備故障のせいで不利益を受けている私たちですが、ホテルそのものは中世の建物を活用した、とても趣のあるホテル。
2人部屋もとても雰囲気がいいです。
共用スペースにかわいらしいバルコニーがあり、コトル旧市街の細い通りを眼下に見下ろすことができました。
かっこいい~~(^^)/
壁にも、至る所にレトロな絵や飾りがあって、中世の雰囲気そのもの。
お部屋の故障さえなければ、文句のないホテルでした(^^;。
その後、部屋で30分ほど、荷ほどきなど。
少しお腹が空きました(今日はお昼ご飯を食べていなかった)ので、夕飯前ですが、みんなで日本から持って来たカロリーメイトで腹ごしらえをしました。
【17:00】ホテルを出発。
【2023.5 子連れクロアチア・モンテネグロ・スロベニア・イタリア・ギリシャ・シンガポール旅行:3日目その7】
目指すは「聖トリブン大聖堂」
ここは、モンテネグロのコトル。アドリア海に面した街です。
旧市街は世界遺産の認定を受けていて、その旧市街の中にあるホテルを出発したところ。
現在、午後5時。
明日の朝9時にはバスで出発する私たち。ここを観光する時間なんてないんです。
ないんですが・・・、私たちにはできます!
できるはずだ!
神様の声:いや、時間の関係なんだから、ムリだろ・・・。
まず目指したのは、旧市街の中心にあり、最も大きい教会である「聖トリブン大聖堂」。
どうしてかって・・・。
だって、ここ、開館時間が午後6時までなんですもの!
そして翌朝は午前9時開館。
行くなら、今しかないのです!
【17:10】旧市街を歩くこと5分、首尾よく大聖堂に到着。
よしよし、まだ開館しているみたいです。
「地球の歩き方」によると、創建は1160年。内部は1667年と1979年の地震の後にそれぞれ改修を受けているそうです。
入館1人2.5ユーロ。子どもたちが無料だったかは忘れてしまいました(^^;
中は・・・。
何とも質素でかわいらしい感じ。ピンク色の柱がかわいいです。
この感じ、落ち着くわ~(^^)/
中には、日本の門松に似た、植物で作られた飾りもありました。
大聖堂の2階は博物館
【17:20】2階に上る階段があったので、行ってみます。
上った先には、宗教画と、キリストさまの像が。ちょっと怖い感じです。
2階はミュージアムになっていて、中世の銀製品と銀細工や、衣装がたくさん展示されていました。
本当はじっくり見たかったんですが、パパも子どもたちも全く興味なさそうにどんどん進んでしまうので、私も連れていかれて、10分で2階の見学終了。
ああ~、そんなに急がないで~~(^^;
おみやげ屋をのぞく
【17:30】わずか20分で聖トリブン大聖堂を出てきました。
でもまず、開館時間が差し迫っていたのはここだけ。ちょっと落ち着いて旧市街を見て回ります。
適当に、おみやげ屋さんをのぞきながら歩きます。
久しぶりのレモンのジェラート
【17:35】歩いていると、ジェラート屋さんを発見。
さっそく、食べてみようか!
午前中はポドゴリツァを観光していましたが、ジェラートにはお目にかからず。今回の旅行で初のジェラートです。
ここモンテネグロは、ジェラートの本場・イタリアのすぐ近く。おいしいジェラートに違いありません。値段も1スプーンで1.5ユーロ(230円)と、かなりのお手頃価格。
ビスケットのコーンにすると、もう0.5ユーロプラスになるようです。
とりあえず「駆け付け一杯」的な感じで、1つ食べてみることに。
長女が選んだのは、レモンのジェラート。
長女が小さい頃のイタリア旅行ではまって以来の、久々のレモンのジェラートです。
久々に食べましたが、イタリアで食べたやつよりも、レモンの味があっさりしているような気がしました。さわやかで、とってもおいしかったです。
ハトにえさをあげる文化
次に、旧市街の中にある「時計塔」を目指して歩きます。
途中、猫さんが時折顔を出します。
うちの子どもたちは無類の動物好き。家ではハムスターを飼っています。
※注:好きなんですが・・・、私と長女は猫アレルギーです。猫に触ると、しばらく鼻水が止まらなくなったりします。
パパと次女で猫をなでなでしながら進みます。
【17:45】時計塔に到着。
時計塔で記念写真を撮ろうとすると、カメラに写り込む、あるものに気が付きました。
それは・・・。
バックの、壮大な岩山の風景!
どど~~んという感じです!
明日の朝は、明け方から、あの岩山の上にある城壁まで登る登山を行う予定です。
いや、こう見ると、結構高いな・・・(^^;
時計塔の前は広場になっていて、ハトがたくさんいました。
見ていると、ハトに豪快にエサをバラまいている人が。
ハトにエサをばらまいていたのは、何と、広場のレストランの店員さん。
日本では、「ハトにえさをやらないでください」とか「野良猫にエサをやらないでください」という感じだと思うんですが、恐らくここモンテネグロでは、日本とは違う常識なのだと思います。
5月のこのあたりの日の入りは午後8時過ぎ。もうすぐ午後6時ですが、まだまだ明るいです。
明日は朝9時にドブロヴニクに向けて出発です。今日のうちに、さらにぐるっとコトル旧市街をまわってしまいます。
運命の出会いの次回に続きます。
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ディスカッション
コメント一覧
いつも楽しく拝見しています。
我が家はヨーロッパ駐在4年目に入るところですが、アイス星人さんと同じくフリープランでヨーロッパ中を旅行しているのでとても参考になります。
時たまトラブルに見舞われるのも同じです。
コトル、私も5月に行きました。
猫がたくさんでとても可愛い街で、モンテネグロワインがとても美味しかった思い出です。
コメントありがとうございます(^^)/
ヨーロッパ駐在なんて、すごくうらやましいですぅぅぅぅぅぅ(以下、「ぅ」が300個続く)。
ウチのパパの会社は海外に事務所はないので(日本の中にもあまりないですが)、海外駐在はありえないのです。でもパパに転職してもらうこともできないし・・・、がんばって日本からヨーロッパ目指します”(-“”-)”
モンテネグロワインって、初めて聞きました! ひょっとして、重要なことを逃してしまったかもしれません(うちのパパはビールの他、赤ワインが大好きなんです。ちなみに私はお酒飲めません)
先月、お盆休みでギリシャに行ったんですが・・・スマホをスられ、タクシーに騙され、パパがビデオカメラにビールこぼすし・・・。散々な目に遭いました( ;∀;)
お返事ありがとうございます。
モンテネグロワイン、赤も白も飲みましたが、赤が特に美味しかったですよ。
ヨーロッパ旅行しやすいのはいいのですが、そろそろ日本の美味しいご飯が恋しいこの頃です。
いつか日本に帰国してからも、アイス星人さんのようにフットワーク軽く世界中を旅行したいです。
クルーズ船で旅行したのでコトルの後にミコノスとサントリーニにも寄りましたが、5月でもすごい人だったのですが夏はさらに大混雑だったようですね。
スマホ、大変でしたね。
こちらの駐在員のお子さんがいる方は、最近はみなさんクルージングで旅行されています。
1週間で色々周れるし、夏を避けるとすごく安く行ける航路もあるし、食事は全て付いているしプールもあるしおすすめです!
コメントありがとうございます(^^)/
モンテネグロワイン、そういやパパが安いやつをコトルで買ってきて、ホテルで瓶のままラッパ飲みしてました(^^;
クルーズ船、ピレウス発着の1週間程度の物、私も検討しました! けれど、びっくりするほど料金が高くて断念。1週間程度の標準的な部屋で、親子4人でクルーズ船(オールインクルーシブ、滞在地でのオプションは別料金)で60万円程度~の見積もりだったと思います。私たちの場合、そこに日本往復航空券もかかるのでとても手が出ないのと、やはり日程的にもギリギリで。。ヨーロッパでクルーズ船の旅行は高嶺の花です(^^;。
サントリーニ島では、8月、数隻のクルーズ船が沖合に停泊しているのを見ました。すっごくかっこ良かったです!