カフカの像を見てから世界遺産:プラハ城へ(2019.9 子連れチェコ・ドイツ旅 #57)
【これまでの旅程】
1日目:台風直撃予報の中、成田から上海経由でチェコのプラハへ。
2日目:朝、プラハ国際空港着。プラハ市内観光。特急列車でドレスデンへ。
3日目:特急列車でベルリンへ。ポツダム&ベルリン観光。夜、ドレスデン行きの特急列車に乗り遅れるも、何とかベルリン泊。
4日目:特急列車でドレスデンのホテルに戻り、午後からドレスデン市内観光。
5日目:ドレスデン郊外観光。
6日目:特急列車でドレスデンからプラハ、普通列車でプルゼニュへ。プリュゼニュ観光後、プラハ泊。
7日目:朝4時に起きて、長距離バスで、チェスキー・クルムロフへ。午前10時にバス停に到着しますが、街への入り方を間違えてしまい、予定と逆回りで観光開始。
ブディエヨヴィツェ門、赤い門を経て、スヴォルノスティ広場のレストランでランチ。チェスキー・クルムロフ城では、メインの城内に入らないまま時間切れを迎えてしまいます。
エッゲンベルグ醸造所のレストランでノンフィルター生ビールを堪能後、長距離バスと地下鉄で、プラハのホテルに戻って来ました。
日帰りで世界遺産:チェスキー・クルムロフを観光し、夜11時にホテルに戻ってきた私たち。
【23:45】パパ就寝
【24:00】私就寝
【チェコ・ドイツ旅:8日目その1】
最終日のプラハのまわり方を大いに悩む
【5:50】私起床。今日はちゃんと眠れました。
【6:30】パパ起床。子どもたちを起こす。
今日は今回の旅行の実質的な最終日。予定では、朝からプラハ城を観光し、午後から夕方にかけて周辺のロレッタ教会やストラホフ修道院、ペトシーン展望台タワーを歩いて回り、世界遺産であるプラハ歴史地区の中心:旧市街広場のレストランで最後のディナー、といくつもりでした。
が、私たちは初日のプラハ観光の際に行き損ねた所が2つありました。
1つは「カフカの像」。プラハからドレスデンに向かう特急列車に乗り遅れそうで、カットしていました。
もう1つは「カレル橋」。カレル橋には初日に行くには行ったのですが、子どもたちが2人とも寝てしまったんですね。
さて、どうしようか。この時出した結論は、カレル橋まで地下鉄で行き、橋を徒歩で渡って1kmくらい歩いてプラハ城まで行こうというもの。
さて、どうなることやら。
マカロンじゃなくて、マシュマロだっ!
【7:00】今日の朝ご飯は、子どもたちは昨日チェスキー・クルムロフで購入したマカロン。私とパパは、おとといの夜にプルゼニュで買ったパンが残っていたので、そのパンと部屋のポットで沸かしたお湯で淹れたコーヒーです。
マカロンを食べた長女が一声。「これ、マシュマロだ!(こんな大きいの)初めて食べた!」
そうなんです、私たちがマカロンだと思って買ったものは、マシュマロだったのです(^^; どら焼きほどもある大きなマシュマロをほおばって、子どもたちは嬉しそうです。こんなに大きいマシュマロ、初めて見たね・・・。
子どもたちは大きいマシュマロを1つずつぺろりと平らげました。
チェコの地下鉄を堪能
【7:40】ホテルの部屋を出発。地下鉄「チェスカモラウスカ駅」までは徒歩5分です。
【7:45】チェスコモラウスカ駅着。
昨日の朝も、チェスキー・クルムロフへ向かうためにこの駅を利用しましたが、早朝だったためか子どもたちの反応はイマイチ。
チェコ名物? 長~い超高速エスカレーターに、今日はいい反応です(^^)/
子どもたち:長っ!!
【7:55】地下鉄B線に乗車。6つ目のムーステク駅でA線に乗り換え、スタロムニェストスカー駅で下車。この旅行の初日に利用した駅です。
【8:10】スタロムニェストスカー駅着。
この駅には階段しかないのは経験済み。ベビーカーは畳んで担いで階段を上がります。
地上に出て、最寄りのトラム駅、同名のスタロムニェストスカー駅へ。ここで南方向に向かう、1番か2番か18番のトラムを狙います。
【8:20】トラム駅着。狙うトラムはなかなか来ません。街の写真を撮りながら気長に待ちます。
待っている間に、衝撃的な光景が。同じくトラムを待っている、幼児を抱っこしたお母さんとその隣に小学校3年生くらいの男の子がいたんですが、小学生の男の子が何かいたずらをしたのでしょう、お母さんが男の子の顔面を強くグーでパンチ! しかも3回も!! えええっ!!、日本だったら虐待になるような力加減です。
私が保育園の頃は親から頭はたかれたり、いじめっ子などが先生からげんこつもらったりするのは当たり前でしたが、チェコはそんな感じなのでしょうかね。
この時の体験が、後で思わぬ場面で長女に襲いかかります。
【8:35】待つこと15分。よう~~やく18番のトラムがやってきました。乗車。
【8:40】乗車5分。4つめの「ナーロドニー・トゥシーダ」駅で下車。目指すカフカの像はここから徒歩3分です。若干迷いつつも、カフカの像を発見。おおお~~~! ガイドブックで見るよりいいです(^^)/
この像、動くんですよ~~。顔が崩れてくるくる回って面白い。どんな動きかは、この記事冒頭の写真と下の写真を見比べて想像してくださいね(^^)/
10分ほど眺めたり写真を撮ったりして、トラムの駅に戻ります。
今日も長女が不調
【8:55】ナーロドニー・トゥシーダ駅着。ここからは再びトラムに乗って、カレル橋に向かいます。カレル橋を徒歩で渡り、プラハ城まで歩く予定です。
トラムに乗って2駅、ヴルタヴァ(モルダウ)川沿いのナーロドニィ・ディバディオ駅で下車。カレル橋まではもう1駅乗った駅が最寄りなんですが、気持ちがいいし景色を見ながらここから歩こう、ということになり。
カレル橋が眺められ、いい景色です。が・・・、ここで、長女がまた「気持ち悪い」と。昨日、一昨日に引き続いて不調です。
長女は半年前に髄膜炎で2週間入院してから、全快はしているものの、疲れやすい日があるのか、急に電池が切れる(倦怠感、気持ちが悪い、昼間でも眠くなる)ことがあり、一昨日から続いています。
仕方がありません、長女はベビーカーに乗せて運びます。すぐに寝始めました。
すると、次女も「私がベビーカー乗りたいのに!」と言い出し、パパが代りに肩車。
こうなると、長女の写真は撮れないし、1kmあるプラハ城までわざわざ徒歩で行く意味があまりありませんし、辛いものになります。
ここで作戦変更。歩くのはやめて、トラムでプラハ城を目指します。カレル橋、元気に渡ってみたかったなぁ・・・。
やっぱりトラムでプラハ城へ
【9:10】川沿いを1駅歩いて、次のカルロヴィ・ラーズニェ駅から18番のトラムに乗車、ヴルタヴァ(モルダウ)川を渡ってすぐの「マロストランスカー」駅で下車。ここは地下鉄の駅もあり、ここからプラハ城に徒歩で向かう人が多いのですが、私たちはもう1回トラムに乗って、徒歩移動が最も短い北門を目指します。
【9:20】狙うトラムは2番か22番か23番。待つこと5分、23番のトラムに乗車。旧型トラムです。どうも22番と23番は旧型が多く走っているみたいです。
旧型トラム、音がうるさくていい感じ(^^)/。ベビーカーは畳んで乗車。
【9:30】「プラズスキー・へラッド駅」下車。ここからプラハ城北門まではすぐです。
長女をベビーカーで連れて行きますが、ここでハプニングが。次女も歩こうとしないのです・・・。「抱っこ、抱っこ」とグダグダ。あなたは元気なんだから歩きなさいよ・・・。
北門までは抱っこで連れて行きましたが、ここからはいよいよプラハ城! かわいい写真も撮りたいし、自分で歩いて欲しいのですが、もう全然ダメ。
仕方ない、長女はベビーカーで就寝、次女は抱っこ紐に入れた状態で、世界遺産:プラハ城に入場します。
4歳は、本来なら抱っこ紐には入らない年齢。ただ次女は小柄なので、まだ辛うじて入るんです。それでこの旅行も何とかなっているんですが、重いんですよとにかく・・・。この状態が1時間以上続くと、私も体力的にきつくなってきます。
あ~あ。
【9:40】プラハ城北門に到着。
チケット売り場の建物がありますので、そこでチケットを購入します。
入場後、早速事件が・・・(^^;。
プラハ城の衛兵にパパが退去させられる次回に続きます。
※世界遺産満載!子連れチェコ・ドイツ旅行記の第1話はこちら(全て無料)
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