嘉義のローカル食堂で朝ごはんの後、普通列車で台南へ(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯33)
【これまでの旅程】
1日目:朝4時に家を出発、成田から台北へ。夕食とマッサージ。
2日目:台北郊外観光。野柳地質公園、淡水。
3日目:台北郊外観光。十分大瀑布、十分で天壇上げ、平渓、九份。
4日目:台北郊外の烏來温泉観光。龍山寺、台北駅フードコート。
5日目:特急列車で台中へ。台中観光。宮原眼科、賽覚寺、彩虹眷村、高見湿地。特急列車で嘉義へ。
6日目:朝6時起床。ホテルの前のチマキ屋台で朝食。嘉義駅前からタクシーで森林之歌へ。その後、歩いて阿里山森林鉄路車庫園区、檜意森活村へ。KANO記念館を堪能しました。その後、タクシーで嘉義駅へ。
嘉義から路線バスで、関子嶺温泉に向かうも、降りるバス停を間違え、しかも地図も読み違え、山道を思いっきり遠回り。ヘトヘトになって景大渡假荘園に到着。泥の温泉を堪能しました。竹香園で絶品鶏料理の夕食後、最終の路線バスでホテルに戻りました。
【22:30】パパ、長女就寝。
【23:30】私就寝。
明日は早起きして、朝8時発の列車で台南に向かいます。台南では、何が待ち受けているのやら・・・。
【2015.11台湾周遊旅:7日目その1】
ラブホテルのおばちゃんさようなら!
【6:00】起床。
今日の身支度をしてから、子どもたちを起こします。
スーツケースの荷造りは昨晩でほぼ終わっていますが、最終パッケージ。このホテルは朝ご飯はついていませんので、外で食べます。嘉義駅でおにぎりでも買うか、どこかの朝食店に入るか・・・。ホテル目の前のチマキ屋さんもおいしかったですが、私たちは別の体験をしてみたい。
台北からここまで、台北→台中、台中→嘉義と続けて特急列車で来ましたが、ここから台南へは普通列車でもわずか50分。普通列車で向かうことにします。
私たちは大きなスーツケースを2つ持っているため、混雑した列車には乗れません。でも、この辺ならおそらく通勤時間帯だけ外せば大丈夫でしょう。
わずか2泊だけでしたが、こちらの「榮宮大飯店」、思い出深いホテルになりました。
着いてみたらエレベーターがなくてうんしょうんしょとスーツケースを2階まで引っ張り上げ、エアコンは故障で暑い夜を過ごす(これは私たちの勘違いでした)、管理人(オーナーさん?)のおばちゃんに朝ご飯をごちそうしてもらったり、ホテル前のチマキ屋さんのご主人の日本語にびっくりしたり・・・。
家族4人で1泊4,300円の激安、そして、ラブホテルだったり(^^;
こんなディープなホテル体験、初めてでした・・・。
出発するのに、チェックアウトしたいんですが、まだ朝早いせいか、それとも朝ご飯に出かけているのか、管理人のおばちゃんが呼んでもいません。良くしてくれた笑顔の素敵なおばちゃんに、お別れを言いたかったんですが・・・。
私たちも時間がないので、メチャクチャな漢字で簡単な手紙を書いて、部屋の鍵と一緒にカウンターの上に置いていくことにしました。
【7:00】ホテルを後にしました。
これから、スーツケース2つごろごろ押しながら、800mほど離れた嘉義駅に向かいます。
途中、朝ご飯が食べられそうなお店があれば、入ることにします。
西門街のローカル食堂「幸福緑光」さんで朝食
駅へ向かって歩いている途中にたまたまあったお店が、軽食店「幸福緑光」。朝の7時過ぎだというのに店内は
ほぼ満員。人気の朝ご飯屋さんのようです。
嘉義の名物は「鶏肉飯」。実は嘉義に来てから一度も鶏肉飯を食べる機会がなく、この朝食の機会をひそかに狙っていたんですが、鶏肉飯の店ではないようです。
でもこの混み具合。きっと安くておいしいお店なのでしょう。
よし、お店で悩みたくないので、ここで決まり! 入ってみることにします。
ここは、洋食系から中華系まで幅広く揃う食堂のようでした。注文は紙のメニューの名前にボールペンでチェックを入れる形でしたが、メニューの漢字の意味が全くわかりません。
お店の人にパパがオススメを聞くと、この辺がお勧めよ!という感じで、メニューの一角の「超値套餐」という項目を指さしてくれました。「お得なサービスメニュー」といった趣でしょうか。
う~~ん、どうしようかな。
結局私たちが頼んだのは、
パパ:起司鶏肉捲【100元(400円)】・・・鶏肉の定食だと予想。
私:「西式焼餅」の欄にあった、檸檬鶏柳蛋【45元(180円)】・・・レモンの鶏唐揚げのようなものを予想。
4歳:100%柳橙汁【35元(140円)】・・・100%オレンジジュース。生絞りのフレッシュジュースだったらおいしいけど・・・。
以上終わり。
さて、どんなのが出てくるかな~~~。
まず来たのはオレンジジュース。これは、フレッシュジュースではありませんでした。濃縮果汁還元ですね。
私が頼んだのは、唐揚げのようなものかと思いきや、卵のパイでした(^^; 檸檬の風味の、卵のパイ。予想と全然違いましたが、これもまた良し(^^;。
パパが頼んだ「起司鶏肉捲」は、トーストと鶏肉料理のセットで、普通においしかったようです。パンに塗られた緑色のソースが、甘辛くて独特の味。パパはおいしく食べていました。
鶏肉の料理?が確かについて来ましたが・・・、何かと一緒に揚げたもの?のような、よくわからない、食べたことのない料理でした。でも、普通においしかったようです。
そして再び嘉義駅へ
【8:00】食堂から歩くこと10分、嘉義駅に到着。着いた時は夜でしたが、昼間はまた違った感じです。
午前8時11分発の「区間車快」(日本の快速か。普通列車)に乗ります。混んでないといいのだけれど・・・。
ホームで待つこと20分。列車が来ました!
混み具合は、立っている人がいない程度。私たちは優先座席を利用し、スーツケースをその周りに置かせてもらいました。
【9:03】定刻通り、台南駅に到着!
台南駅のホームで赤ちゃんのおむつ替え
ここ台南駅もまた、いかにも地方都市の駅という風情。
今日は台南駅でスーツケースを預け、1日台南観光です。その後、夜の列車でさらに南の高雄に向かい、高雄で2泊、帰りは高雄空港から飛行機に乗ります。
ここでちょっとしたトラブルが。
台南に着く少し前に次女がうんちをしたので、台南駅でおむつ替えをすることに。ただ、うんちがやわらかく、爆発(おむつから飛び出て下着を汚してしまうこと)していたのです(^^;
駅のトイレに行ってもおそらく赤ちゃんを寝かせるようなおむつ替えスペースはないので、駅の端のベンチに寝かせ、ホームでおむつ替えをすることにしました。
あまり混んでいなかったから、許して~~~(^^;
【9:15】次に、台南観光の前に、駅の荷物預かり所(行李房)にスーツケース等を預けるというミッションが。
1番線ホームから外に出ると、行李房の案内を発見。無事、荷物を預けました。
台中駅では預かり証を変なところ入れてどこにしまったかわからなくなり、大変焦りました。今回はそうならないように気を付けないと・・・(^^;。
私たちはここれから、郊外にある太鼓のテーマパーク「十鼓文化村」に向かいます。
台南駅から再びローカル線に乗って1駅行った「保安駅」に降り立った私たち。そこで私たちは、とても人の良さそうな見知らぬ台湾人女性に片言の日本語で話しかけられ、1家4人でその人が呼んだ迎えの車に乗ります。
車でやってきた男性は、どうぞどうぞと私たちを車に招き入れます。
これ、郊外の住宅地に連れて行かれて出されたお茶を飲んで眠くなり、身ぐるみはがされて捨てられるパターンですよね・・・。
【その他の子連れ海外旅行記など↓】
※コロナに気をつけて行く! 2020.7宮古島旅行記の第1話はこちら
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