ジャングルの中に、蛍のクリスマスツリーを見た(2歳&5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯23)
【これまでの旅程】
1日目:朝5時、東北地方の自宅をマイカーで出発。午後1時、羽田空港着。ベトナム航空便で5時間、ハノイへ。空港泊。
2日目:朝、ベトナム航空便で3時間半、シンガポールへ。MRTで移動しホテルチェックイン。ダックツアー、ワンダー・フル、OCBCガーデン・ラプソティーを鑑賞。
3日目:マーライオン・パーク、シンガポール動物園、ナイトサファリ観光。深夜12時にホテル帰着。
4日目(今日):朝6時30分起床、7時50分ホテル出発。ホテル近くの人気飲茶店で朝食を摂り、シンガポール・フライヤーに乗車。いったんホテルに戻ってチェックアウトをした後、タクシーでタナ・メラ港へ向かいます。
フェリーにチェックイン後、フェリーターミナルの食堂でマレー料理のランチ。その後、フェリーでビンタン島に到着、入国手続きに1時間かかってしまいますが、無事、送迎車と合流。荒い運転にビビりながらも1時間でホテル「ビンタン・スパ・ヴィラ・ビーチ・リゾート&スパ」に到着しました。
早速海水浴をしようと目の前のビーチに行きましたが、遠浅過ぎて、どこまで行っても大人のひざ下(^^; あまり沖へ行くのは怖いし、子どもたちと海の生き物を探して遊びました。その後の夕食は安くておいしくて、最高でした。
【18:00】食事終了。
お食事代金、ドリンク3杯と料理2皿で、日本円で2,965円。
ホテルでのおいしい夕食と考えると、安いですよね~~(^^)/
このまま、予約していた午後6時出発のホタルツアーに出発します。
【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行:4日目その8】
オーナーの車で出発!
【18:02】レストランのすぐ脇がレセプション。食事を終えた流れでホタルツアーの受付に行くと、車が1台、ホテル玄関前にすでに横付けされていました。
あれに乗っていくんですね~!
送迎車に乗り込んで、出発。まずは港に向かいます。
運転手さん:こんばんわ~(日本語)
私:あれっ、日本語話せるんですね!
運転手さん:私はこのホテルのオーナーです。今日はありがとうございます。私の奥さんは日本人なんです。青森の出身なんですよ。
私:そうなんですか! どうりで日本語がお上手なわけですね! 今日のツアー、オーナーさんが案内してくれるんですか? 私たち、英語全然ダメで・・・。
オーナー:残念ながら、ホタルツアーの案内をするのは別の人間です。すみません・・・。
私:そうなんですね・・・。残念・・・(なんだぁ、日本語案内なしかぁ)。
運転手さん(=ホテルのオーナーさん)と日本語で世間話などをすること5分。
船着き場に着きました。
河口に設置された簡単な船着き場ではありますが、立派な木道があり、先にはボートが。
周囲に色あせた船体の漁船がたくさんある中、ひときわきれいなボート。観光用といった感じです。
オーナーさんが船の所まで案内してくれ、私たちの対応を別のスタッフに引き継ぎます。
漁村から出港
【18:10】今日ホタルツアーに参加するのは、私たちだけのようです。私たちが乗り込むとすぐにボートは出発しました。
やった~! プライベートツアーだ~(^^)/
出発した街は漁村らしく、川の両側には小型の漁船がたくさん停泊していました。
ガイドさんによると、カニ漁の漁船が多いそうです。
それらを見ながら、名もない川をさかのぼっていきます(帰国後、Google mapでこの時出発した漁村やこの時の川を特定しようとしましたが、全然わかりませんでした。)。
5分ほど船で走ると、大きく開けた湖みたいな所に出ました。
湖の上の集落もありました。カンボジアやミャンマーなどで見られるとは聞いていましたが、ここビンタン島にもあるんですね~。
簡単に作られていて・・・。洪水があれば、簡単に流されてしまいそうです(^^;
ここまでの途中、ツアーガイドの男性が英語でいろいろと周辺の風景や暮らしについて説明してくれましたが、私たちは英語わからないのであまり理解できませんでした(^^;
すみません~~~( ;∀;)
そんな風景の中、さらに川をさかのぼっていきます。
【18:30】だいぶ陽が落ちて、暗くなってきました。
初めてのホタル
【18:45】ボートは湖を越えてさかのぼり、左右にマングローブの生い茂った川に入ったようです。
あたりはすっかり暗くなりました。
たまにライトで前方を照らしてくれます。ここは、さっきの大きな「湖」につながる川の1つで、川の両側にはジャングルが広がっています。
うわぁ、夜のジャングルを、ボートに乗って走ってるよ私たち(^^;。
しばらく、真っ暗闇の中、ボートも灯りを消してゆっくり進みます。
星ひとつない真っ暗闇(今日は曇り空で、辺りはひときわ暗いです)の中、きらきらと舞う、かすかな光が2~3筋見えました。
蛍の光です!
ガイドさん:光が見えますか(英語。これくらいは理解できた)?
私:見えます! 長女、ほら!
長女:うわぁ~。
子どもたちは、蛍を見たのはこれが初めてでした。
さらに船はジャングルの奥に進みます。
川幅が狭くなるにつれ、蛍の飛ぶ光も多くなっていきました。恐らく蛍は川辺のジャングルの辺りを飛んでいるので、川が狭くなることで、ギュッと近くに見えるようになったのでしょう。
蛍の光、2~3筋ではなく、常時5~6筋が、船の近くを乱舞するようになってきました。
すごい・・・。
私も蛍は見た事がありますが、日本で「ホタル観察会」などに行っても、蛍はたまに光るくらい。同時に見えることがあってもせいぜい2~3筋。
今、まわりに常時5~6筋の光があります。ここにいかにたくさんのホタルが飛んでいるかわかるというものです。
途中、ガイドさんがマングローブの葉っぱをライトで照らしては、マングローブ林に住む生き物を見せてくれました。
クリスマスツリー
あるポイントで、船が停止しました。
ツアーガイドさん:あれを見てください。ビンタン島のクリスマスツリーです。
船の前方を見ると・・・。
暗闇にある大きな1本立ちの木に無数のホタルが止まって、クリスマスツリーのようにキラキラしていたのです!!
うわ~~っ。
マジか。。。。。
日本では考えられない蛍の数です! 同時に30匹は光を出しています。あの木1本だけで、100匹以上が活動している感じです。
電気のクリスマスツリーに比べると、1つ1つの光はとても弱く、やさしい光。
でも、ゆっくりランダムに舞いながらチカチカと点滅する光、まさに幻想的な風景でした。
蛍の写真を撮ろうとしましたが・・・、やはり光が弱すぎて、全然撮れませんでした(^^;
ビデオで撮影するも、真っ暗。
この景色は、ブログで紹介できません(^^;
これを見るためだけにビンタン島に来てもいいくらい素晴らしい、天然のクリスマスツリー。
私はこの風景を一生忘れないと思います。
「きらりん」をゲット
ツアーガイドさんが船をマングローブ林に近づけます。
ツアーガイドさん:ちょっと待っててね。
船を岸のすぐそばに近づけると、岸辺を舞っている蛍が2~3匹、船の中に入って来ました。
お兄さん、「よっ」という感じで、素手で蛍を2匹も捕まえてくれました。
ツアーガイドさん:はい、プレゼント!
お兄さんが、捕まえた2匹のホタルを、長女の手の中に。
長女は大喜び。
長女:光ってる~!
私:きれいだね~。手の中に入れると、こんなに明るいんだね。
何とお兄さん、ビニール袋まで用意していて、その蛍をビニール袋に入れて長女にプレゼントしてくれました。2匹のうち1匹は、この時に逃げてしまいました。
長女:ホタル、日本に持って帰って、飼おう~!
私:ハハハ・・・。逃がしてあげようよ。
長女:絶対やだ!!
嬉しそうな長女の様子を見ていたら「明日にはすぐ死んじゃうよ」とは言えず・・・(^^;
ツアーはこのポイントが折り返し地点。帰りはややスピードを早めて航行します。
帰り道、長女が、捕まえた蛍を「きらりん」と命名しました。
【19:30】ボートが船着き場に帰着。
【19:40】再びオーナーさんの車で、ホテルに戻ってきました。
「きらりん」と、夜のホテル探検
【20:00】私は眠くて、シャワーも浴びず、にすでに寝ていた次女とバタンキュー。
長女も初めは私と一緒にベッドに入りましたが、まだ眠くないようで、起きあがったみたい。
その後、パパと2人で夜のホテル探検に行ったようです。
夜のホテル(レストラン)は他のお客さんたちがいてにぎやかで、お酒を飲んでおしゃべりする人や、ゲームコーナーでゲームをする人などがいました。
1時間ほど探検し、部屋に帰ってきたようです。
パパの晩酌
【21:00】部屋に戻って来ました。
ホテル探検の途中、パパはレストランで缶ビールを2缶購入。
さて、飲むぞ~と思ったら、部屋の中に冷蔵庫があるのを今はじめて発見。開けてみると、タイのタイガービールがハイネケンと同じ値段で置いてあったそうです。
ハイネケンより、タイガービールの方が良かったけど・・・もう買っちゃったしなぁ(^^;
ちなみにお値段はどちらも350ml1缶で450円くらい。インドネシアはイスラム圏なので、ビールはぜいたく品。とても値段が高いです。
パパは蚊取り線香をベランダに持って行って、ベランダに座ってビールを飲んでいたようです。
その間、長女はしばらくベッドで1人で遊んでいましたが、いつの間にか寝ていました。
部屋の中に蚊のような小さな虫が入って来ていたので、パパが部屋の中にも蚊取り線香を焚いてくれました。
【21:45】長女就寝。
【23:00】パパ就寝。
こうして、インドネシア1日目の夜は更けていきました・・・。
明日は1日中、こちら「ビンタン・スパ・ヴィラ・ビーチ・リゾート」で過ごす日です。ここでどんなことができるのか、紹介していきます。
インドネシア2日目の朝食に続きます。
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