インドネシアの恐怖の送迎車(2歳&5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯20)
【これまでの旅程】
1日目:朝5時、東北地方の自宅をマイカーで出発。午後1時、羽田空港着。ベトナム航空便で5時間、ハノイへ。空港泊。
2日目:朝、ベトナム航空便で3時間半、シンガポールへ。MRTで移動しホテルチェックイン。ダックツアー、ワンダー・フル、OCBCガーデン・ラプソティーを鑑賞。
3日目:マーライオン・パーク、シンガポール動物園、ナイトサファリ観光。深夜12時にホテル帰着。
4日目(今日):朝6時30分起床、7時50分ホテル出発。ホテル近くの人気飲茶店で朝食を摂り、シンガポール・フライヤーに乗車。いったんホテルに戻ってチェックアウトをした後、タクシーでタナ・メラ港へ向かいます。
フェリーにチェックイン後、フェリーターミナルの食堂でマレー料理のランチ。その後、フェリーでビンタン島に到着、入国手続きに1時間かかってしまいますが無事送迎車と合流できました。
【15:00】宿の人が港まで車で迎えに来ているはずなんですが、大丈夫かな(まだ待っていてくれるかな・・・)
ターミナルに入っていくと、両脇には売店が並んでいて、お迎えの人は・・・って、私たちの行くホテル「ビンタン・スパ・ヴィラ・ビーチ・リゾート&スパ」の表示を持ったお兄さんが、ターミナルのど真ん中で満面の笑みを浮かべているではありませんか!
他の乗客はもう皆散り散りになっていて空いていたので、すぐにわかりました。
インドネシア時間午後2時着のフェリーだったのに、私たちが1時間も出てこないから、お兄さん、さぞ心配したことでしょう(^^;
お待たせしました~~~(^^;。
お兄さんにちょっとだけ待ってもらい、ATMでチップ用にインドネシアルピーを2,000円分だけキャッシングしました。
インドネシアの現金、全く持っていませんでしたから(^^;
インドネシアでは全日程リゾートホテルに滞在するため、チップ以外は全ての支払をカードでできるはずです。
【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行:4日目その5】
送迎車でホテルへ
私たちがお世話になる「ビンタン・スパ・ヴィラ・ビーチ・リゾート&スパ」は、ここから55kmも離れた位置にあるホテルで、車で約1時間以上かかるのです。
港がビンタン島の西側にあるのに対し、こちらのホテルは東側の海岸沿いにあります。
港の近くのほうがリゾートホテルはたくさんあるんですが、どうも高くて(^^; いろいろ調べていたら、少し離れたこちらのホテルがお値打ちに感じたのです。
ホテルからの無料送迎車で1時間走るということで、車窓からの風景も楽しみです。だって、観光地でもないインドネシアの島を車でドライブなんて、そうできる体験ではないですから。
以前、妊娠中に行った夫婦で行ったベトナムで、プライベートツアー車に乗ってドライブし、途中に牛がいたり、面白い露店があったり、気になる所で車を止めてもらって写真を撮ったりして、楽しかったんですよね~。
もし時間に余裕があればそんなことができるかもしれない・・・なんて考えていました。
ただ今回は、インドネシア入国に(私たちの)予想外に時間がかかってしまったため、ホテルに直行しなくてはいけないかもしれません。
迎えに来ていた送迎車は、ワンボックスの大きい車。私たちのスーツケース2つにベビーカーまで問題なく積み込めました。私たちは2列目と3列目に乗り込みました。
私は車に酔うこともあるので、港で酔い止めを飲みました。
【15:10】ホテル専用車で、ホテルに向けて出発!
あれっ・・・急いでる?
送迎車は走り出しました。
すぐに信号のない道路に入り、片道一車線ずつのきれいな幹線道路をひたすら真っすぐ道なりに走り出しました。
さ、車窓の風景は・・・。
って、ちょっと、速くないかな、スピードが・・・(^^;
時速80kmから100kmの間で、幹線道路を爆走します!
これでは、「牛さんがいたから車停めてください・・・」なんて言える雰囲気ではありません(^^;
ホテルへ向けて、猛スピードで飛ばしていきます!
私たちが港から出てくるのが遅かったから、運転手さんが飛ばしているのかな・・・(^^;?
恐怖のあおり運転
【15:20】出発して10分も走ったでしょうか。
この運転手さん、すごくあおるんですよ・・・。
前に走っている車やバイクを・・・。
幹線道路は片道一車線。急ぐ場合、前の車などを追い越す必要がありますが、追い越す前にあおり運転をするんです。
それはもう・・・日本では信じられない運転です。
日本の感覚だと、「あおり運転」の域を超え、「バイク轢き殺し未遂」みたいな・・・。
そのくらいの、殺人的なあおり運転なんです!
私はただ怖くて・・。
もう怖くて前を見てられないので端の席に移動し、急ブレーキに備えて次女を抱っこしてしっかり掴まっていました。
パパは3列目のシートからビデオカメラを回し、この異国の猛烈なあおり運転の一部始終を掴まりながらビデオ撮影。
それにしてもすごいです。パパもあきれていました。
ただ、観察していて思ったのは、この人、いつもこの運転なんだな、ということ。
あおり運転をされた車やバイクも、腹を立てる様子もなく(怖いでしょうに・・・)、こちらの運転手さんも追い越し間際に「ピッ!(ごめんね!)」と短いクラクションでごあいさつ。
これ、いつもの風景なんだ・・・。
そのことを理解し、カルチャーショックを受けました(^^;
そんな猛烈な走行中、長女は何と・・・・・・、寝ました(^^;
幸い、車が急ブレーキを踏むことは一度もありませんでした。
生きてホテルに到着
【16:00】間断ないあおり運転を続けて幹線道路を爆走すること50分。グーグルマップで1時間8分の行程を、何と50分間でホテルに到着!
よ、良かった事故らなくて・・・・( ;∀;)
カーブでも容赦なく追い越しをかけていくし、もう途中から生きた心地がしなくて、掴まって目をつぶっていました( ;∀;)
生きたままホテルに着いた・・・・。
着くと、長女も目を覚ましました。
いや・・・、私、車に酔いやすいんですが、この車は殺人的過ぎて、酔わなかったです。
酔う余裕すらなかったというべきか・・・。とにかく無事にホテルに着いてほっとしました。
ホテルに着くと、すぐにウエルカムドリンクのサービスが。
メロンの生ジュースでした。
うっ、ジュース・・・。
コップは衛生的に大丈夫かな・・・。
一抹の不安はありましたが、飲んじゃいました。
とってもおいしいメロンジュースでした!
まさかの錦鯉がお出迎え
入口のわきに池があり、大きな魚が泳いでいました。
ん! これは!!!
日本の錦鯉だ!!!!
何と、色鮮やかな錦鯉がたくさん泳いでいたのです。
実は、後で聞いたんですがこちらのオーナーの奥様は青森出身の日本人の方だそうで、それで日本の錦鯉がいるんでしょうかね~~。
私たちが錦鯉を見ながらロビー?でくつろいでいる間にパパがチェックイン。
英語でのやり取りに苦戦していたみたい。
ここでは、帰りに港まで無料送迎してくれるのですが、パパが「帰りの送迎車は何時出発ですか?」と聞きたいのに(パパの英語が下手過ぎて)うまく伝わらず、ホテルの人も苦笑い(そして私の英語も同レベル)。
最期は筆談で時間を確認しました(^^;
だって、誤解があったりして帰りの船に間に合わなかったら大変ですから!
ここには2泊、お世話になります。
しかも、お部屋は、私たちの人生では恐らく初の「スイートルーム」。
いつも1泊1万円以下のホテルに宿泊しているんですが、今回は私たちにとって初の「リゾートホテル」。
私たち、基本目的地をまわる観光ばかりで、これまで海外で(日本でも)リゾートホテルに泊まって1日ゆっくり、とか、したことないんですよね~~(^^;
家族4人朝食付きスイートルームの宿泊代は、1泊あたり15,000円。
高いけれど、これくらいなら私たちでも無理をすれば何とか・・・。
ホテル滞在だし、ここは奮発しよう!と思って、思い切ってスイートルームにしました。
今回泊まる4つのホテル(シンガポール、インドネシア、マラッカ、クアラルンプール)の中でも、ここの宿泊料金が圧倒的に高いです!
そして今日の夕方、「蛍ツアー」に参加することになっています。
明日は1日どこも出かけず、ホテルでのんびり。
いや~、こんな旅程、初めてなんですよね(^^)/
ま、明後日は、インドネシアからシンガポール経由で陸路マレーシアに向かうチャレンジをするので、台風の前の静けさといった所でしょうか・・・(^^;
私たちの人生初のスイートルーム(家族4人で朝食付き送迎付き1泊15,000円の)にびっくりする次回に続きます。
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ディスカッション
コメント一覧
おはようございます
いつも楽しく拝見させていただいております(^^)
海外旅行で運転が荒い人に会うのは
私もよくありました
台湾に行った際に
台北市内でタクシーに乗ったのですが
最初はちょっと荒い人かな?
ぐらいだったのですが
だんだんとその荒さの度合いがアップしていき
最終的には気持ち悪くなるぐらいの荒さになり
目的地に到着したことがあります
翌日ガイドさんに台湾の人は
運転が荒いんですね〜と言うと
ガイドさんはニヤリとして
車内で「怖い」って言いませんでしたか?
と聞いてきたんです
確かに「怖い」と言っていて
最終的には「怖い怖い怖い怖い…」と
連呼をしていました
そのことをガイドさんが聞くと
大笑いしながら
運転が荒かったのはあなたたちが原因よ
とのこと
全く意味が分からなかったので
理由を聞いてみると
日本の「怖い」という言葉を台湾の人が聞くと
「クワイ」に聞こえるそうなんです
そしてその「クワイ」の意味が
なんと「速くして」だそうです
それを聞いて納得( ̄▽ ̄)
わたしたちは自分で自分の首を絞めていたんですね(笑)
おそらく運転手さんも
日本人はどうしてこんなに急がせるんだ
事故したらどうするんだと思いながら
運転していたのかも知れないですね(^^;
コメントありがとうございます(^^)/
ハハハハハハ、よっぽど口に出して「怖い」って何度も言ったんですね~(^^)/
私は怖さのあまり黙ってしまうほうです・・・。
私も台湾で超スピードのタクシーに乗りました!
九份から駅まで向かうタクシーで、山を下る道なんですが、それはそれは速くて・・・。運転が荒いとかではなかったんですが、とにかく飛ばすという。
でも、このインドネシアのホテル送迎車は、今でも私たちの旅行ナンバーワンの危険運転でした(^^;