家族全員「姓名逆(氏名逆)」で航空券を手配してしまい、成田空港で搭乗拒否され崩れ落ちる(台北便:2019年12月)
子連れチェコ・ドイツ旅行記の途中ですが、今回は、我が家に起こった大事件について紹介します。
【今回は、最初だけパパが執筆します】
年末年始の家族旅行が台無しに
アイス星人の旦那です。
今回、私がやってしまいました・・・・。
2019年から2020年にかけての年末年始、我が家は10泊11日の日程でカンボジアとタイを旅行する予定にしていて、1月1日更新のブログ(12月23日に妻が執筆)にも、その旨紹介していました(こちらの記事)。
でも、事情により、その記事は書けなくなってしまいました・・・。
なぜなら、カンボジアにもタイにも行っていないからです。
半年前に私が航空券をネットで手配する際、どういうわけか「姓」と「名」を家族全員逆に手配してしまい、空港のチェックインカウンターで発券拒否(=搭乗拒否)され、飛行機に乗れなかったのです。
別の航空券の買い直しも考えましたが、あまりの高値のため断念しました。
すべてが高くなる年末年始の旅行。航空券・ホテルともに、少しでも安くなるようにと思ってキャンセル不可のチケットで事前支払していましたので、当然、航空券代、ホテル代、現地長距離バス代、現地ミールクーポン代(レストランの事前支払い)、海外旅行保険から駐車場代金に至るまで、損失額は巨大なものになりました。
何より、休みを確保し、十分な準備をしてこの日を迎えた家族に、本当に申し訳ないことをしてしまいました。
これまでの海外旅行人生で間違いなく最大の衝撃的な体験、悲惨な体験であったとともに、これは、海外旅行をする皆さんとぜひ共有しなくてはならない体験だと思います。
私は、航空券の手配に関してプロではありませんが、初心者でもありません。
私がやってしまったということは、私と同じ失敗をする可能性があなたにもあると思います。
どうか、自分は大丈夫、とはどうか思わずに、愛する家族のため、ぜひこのアホな私たちの記事をお読みください。
【ここからは「私」にバトンタッチ。いつもの調子で進めます】
一応、自宅出発から成田空港まで
まずは、2019年12月26日、実際に私たちの身に起こったことを紹介します。
【5:30】まさか日本を出国できないなどとは夢にも思っていない私達。いつものようにがんばって準備をして、マイカーで雪国の地方都市を出発!
今回は、小学校でも保育園でもインフルエンザが流行っていて、出国前にインフルになったらどうしようとびくびくしていましたが、幸い家族全員無事でした。
冬の国内移動ですと寒波など天候の心配がありますが、今年は晴天! 車の運転に支障なし! 事故渋滞もなし!
【12:30】順調に走ること7時間。成田空港近くの「王様のまぐろ食堂」で昼食。日本で最後となる食事、牛丼にしようか寿司にしようか迷うも、偶然「まぐろ食堂」を発見したのでそこで昼食。
飛行機が超低空でアプローチしてくる姿が見えてびっくり。「私たちもこれから出発するんだ!」という気分が盛り上がります。
【13:30】USAパーキング着。
【14:00】成田空港着。その時撮影した写真がこちら。
カンボジア・タイ旅行のプラン
年末年始は航空券が高いので、これまで私たちは年末年始に海外旅行に行ったことがありませんでした。でも、今年は何と9連休。パパの会社はたまたま会社の方針で11連休になりました。
年末年始であれば、長女も小学校を休む必要がありません。
さすがに今年の年末年始は海外へ出かける大チャンスなのではないかと思い、平時の1.5倍の価格にも関わらず、思い切って航空券を購入!
予算的には、うちの海外旅行予算は9月に行ったチェコ・ドイツ旅行で使い果たしていましたが、パパが万が一の時のためにと最後に残していた独身時代の貯金を提供してくれ、決まった旅行でした。
まさか、そのなけなしのお金をどぶに捨てることになろうとは・・・。パパが一番ショックを受けています。
今回の主要訪問予定地は、プノンペン、シェムリアップ、バンコク(タイ)。他に郊外の街をちょこちょこと。
メインは、アンコールワット遺跡と、バンコクのいくつかのスポット。
世界三大仏教遺跡は、アンコールワットとミャンマーのバガン、インドネシアのボロブドゥールですが、後者2か所は2018年に行きましたので、アンコールワットに行って全制覇したい(これは私の希望)!
バンコクは、子どもに恵まれなくて不妊治療をしていた私たち夫婦が旅行で訪れて、お寺をまわって子宝をお願いしたら、その時奇跡的に長女を授かったという記念の場所。その時に泊まったホテルを再訪したり、その時にお参りした寺院に親子そろってお礼参りに行こう(これはパパの希望)!
これが今回の旅のストーリーでした。
9月の「チェコ・ドイツ旅行」は準備不足で迎えていろいろ失敗もしてしまったことから、今回は調査も準備も時間をかけました。
詳しいプランの紹介は控えます。私たちの作ったプランが実際に通用するかどうか、行ってみないとわかりませんから(^^;
チェックインカウンターに並ぶ
搭乗する飛行機は、午後5時45分発の中華航空(チャイナエアライン/CHINA AIRLINES)CI105便、台北行き。私たちは台北でプノンペン行きに乗り継ぎます。
【14:15】チェックインカウンターに行くと、「チェックインは午後3時15分からです」と張り紙がありました。出発2時間半前に手続き開始なんですね。
1時間、時間がありますので、コーヒーでも飲みに行くことにしました。
エスカレーターを上がってレストランのある上のフロアに行きますが、いまいちいいお店がなく。結局マクドナルドでコーヒーを買って、ベンチに座って飲みました。
【15:10】チェックインカウンターに戻ると、そこには長蛇の列が。あっ、そうだよね、馬鹿正直に開始ちょっと前に来るなんて、私達がバカだった・・・。
窓口は午後3時15分オープンでしょうが、その30分前には並んでないと(^^;。並んでいればすぐチェックインできて身軽になれたのに・・・(^^;
【16:00】並ぶこと50分。ようやく私たちの順番がまわってきました。向かって一番左のカウンターに呼ばれました。
チェックインカウンターでの異変
いつものように、4人のパスポートを提示して確認してもらいます。すると、機械を操作しながらカウンターのお姉さんが怪訝な顔。「Eチケットを見せてもらえますか?」
旅行会社からメールで送られてきたEチケットを印刷して持ってきていたのでそれを提示。しばらくして、お姉さんが衝撃的な一言を発しました。
お姉さん:あっ、姓と名が逆になっていますね!
えっ! そんなはずは!
お姉さんが提示してくれたメールの文章(私たちが持参したもの)を見ると、確かに姓の所に「TARO」、名の所に「SUZUKI」と印字されていました。家族4人とも全部。
頭が真っ白になりました。
パパ:私たちは飛行機に乗れますか? 修正してもらえますか?
お姉さん:これは旅行会社から予約されたものですので、ここでは修正できませんし、このままでは飛行機に乗れません。
パパ:えっ! 航空会社で修正できないんですか?
お姉さん:できないんです。けれど、今まだ午後4時ですので、今日は平日ですし、旅行会社は営業していますよ。予約した旅行会社に連絡して修正してもらえれば搭乗できます。
パパ:えっ! 旅行会社に今からすぐに修正してもらう・・・!?
まさかの事態に、頭がさらに真っ白になりました。
私たちが予約した予約サイト「Gotogate」は「日本語の問い合わせ窓口なし」の旅行会社なのです。
大慌ての私達でしたが、チェックインカウンターのお姉さんが「旅行会社から直してもらえれば搭乗できますよ」と落ち着いていましたので、そういうことも普通出来るのかな?などとこの時は思いました。
「日本語の問い合わせ窓口なし」の外国の旅行会社
「Gotogate」は、トラブル時の対応の評判はイマイチで、ネットでの評価も低い。でも、他より少し安い。そんな、外国発の旅行会社でした。
若干不安に思いながらも、安いからと、これが2度目の利用でした。
以前、1年前くらいだったか、一度何かの確認をしたくて電話したこともあったんですが、東京の電話番号なのに英語のスタッフが出て、「日本人スタッフはいますか」と聞いたら「No」と言われたので、問い合わせをあきらめて電話を切った経験もありました。
現在午後4時。飛行機は午後5時45分発。チェックイン後に出国手続きもしなくてはいけませんから、どんなに遅くとも4時45分までにはチェックインしなくてはならないでしょう。
あと45分しかない! いや、30分しかないと思うべきだ!
それを英語で対応!?
あまりのハードルの高さに、頭がクラクラしました。パパも動揺の色を隠しません。
「Gotogate」の連絡先がわからない
まずは、問い合わせの電話番号を調べなくては。日本語対応は不可ですが、東京に問い合わせの電話番号があることは、以前の経験から知っていました。
あわてて印刷して持ってきていた「Eチケット(予約確認書)」「領収書」「送付メール」を確認しますが、どこにも問い合わせ窓口の電話番号が書いてありません。
どうして電話番号が書いてないんだ!
サイトにログインすれば書いてあるかも!
でも、予約は全て自宅のデスクトップパソコンからしていたので、受け取ったメールなどはスマホにはデータがありませんし、サイトの閲覧履歴もありません。
慣れないスマホで、まさかの「Gotogate」のGoogle検索からスタート。
サイトにたどり着いたものの、「メールアドレス」と「注文番号」を入力しなくてはなりませんが、この「家のパソコンのメールアドレス」がわからない!
結構ひねったアドレスで、記憶はしていません。スマホに入っているはずだけれどパパは買ったばかりの慣れないスマホだったこともあってうまく探せず。
パパ:家のパソコンのメールアドレス、出せる?
私:(スマホで出して)はい、これ!
パパ:ありがと! ママも、「Gotogate」の連絡先、ネットで調べて!
私:わかった!
パパは震える手で失敗しながらも何とかパソコンのアドレスを手入力。ログインできたそうです。
しかも、やはり問い合わせの電話番号が書いてない!
どうして電話番号が書いてないんだ! 一刻を争うのに!
次女:パパ~、ここにいるの、もう飽きた~。飛行機乗りに行こうよ~~。
パパ:今忙しいんだ! 飛行機に乗れないかもしれないんだ! ここで静かにしてなさい! 長女、今ピンチだから、ここで次女の相手をしてあげて!
子どもの相手をしている余裕など、2人ともありませんでした。
私がネット検索すると、電話番号らしきものがヒットしました。
私:パパ、電話番号見つけた!
パパ:でかしたママ、すごい!(すかさずカウンターのお姉さんにお願いして)すみません、英語のみなので、私の代わりに、変更について英語で伝えてください!
お姉さん:わかりました!
緊急事態なのでずうずうしいのはしょうがありません(^^;。お姉さんも、親切に協力してくれました。
電話をかけると、英語のアナウンスが流れてきました。お姉さんは英語アナウンスの指示する通りに番号を押したりするのですが・・・、電話がなかなかオペレーターにたどりつきません。
何回やっても通信の不具合か何かで、ボタンを押しても先に進まないのです。オペレーターにつながらなくてはお姉さんの出番もありません。まずは電話をつながないと。
パパ:くそっ! ママも電話してみて!
こうなったら、2台で電話です。
私はiPhone、パパはAndroidですので、AndroidでダメでもiPhoneなら大丈夫とか!
速やかに対応できない以上、これ以上この場にとどまることはできません。チェックインカウンター窓口からは離れ、椅子を置かれ、そこで旅行会社との電話を試みます。
私のiPhoneでかけてみるとうまく反応し、2回の操作を経て、奇跡的に日本人スタッフと電話が通じました!
Gotogateから修正を断られる
Gotogate男性スタッフ:お客様の電話番号と注文番号をお願いします。
私:〇〇〇です。今、成田空港のチェックインカウンターなんですが、姓と名を逆に予約してしまっていて・・・。至急、修正してもらいたいんですが・・・。
Gotogate男性スタッフ:それはできかねます。
(何回かのやり取りの後、カウンターのお姉さんに電話を代わってもらう。お姉さんは、旅行会社の人から直してもらえるという口ぶりだったので、お姉さんが説明すれば変わるかも・・)
お姉さん:成田空港チェックインカウンターの者ですが・・・(同じく事情を説明)。
Gotogate男性スタッフ:(対応できない、との返事)
(お姉さんもため息。パパに電話を代わる)
パパ:この予約、航空会社では修正できないそうなんです。何とか修正お願いできませんでしょうか。
Gotogate男性スタッフ:予約名の修正は、基本メールでのやり取りで、パスポートの画像も送ってもらい確認しながらするもので、約1週間かかります。今すぐ電話では対応できないんです。
パパ:そうですか・・・、1週間・・・。わかりました・・・(電話を切る)。
(間違ってしまった自分が悪いんだ・・・)
旅行会社からの姓名順修正は断られました。
中華航空からの発券拒否(搭乗拒否)
旅行会社がダメとなると、あとは航空会社にお願いするしかありません。
パパ:私たちが予約者本人で間違いないので、何とか飛行機に乗せていただけないでしょうか?
お姉さん:飛行機に乗ったとしても、その後カンボジアに入国できない可能性があるんです。カンボジアの入国の問題なんです。
帰りはバンコクからですが、予約がこのままですと、バンコクでの航空券発券や、タイ出国ができない可能性もあります。
パパ:そうですか・・・。
お姉さん:少々お待ちください・・・(隣の人と相談。その後、最終的に責任者を呼んで相談した)
責任者の男性:これは搭乗できないね。
お姉さん:(責任者に対して)わかりました・・・。
お姉さん:残念ですが、お客様は搭乗できません。航空券のキャンセル手続きをお勧めします。
パパ:そうですか・・・(キャンセルしたって、今からでは1円も帰ってこない・・・。キャンセル不可の航空券だから・・・。チェックインカウンターでうなだれて膝をつく)
お姉さん:お客様は往復チケットを取られていますので、自動的に復路も無効になります。
パパ:そうですよね・・・。
午後4時20分の最後通告でした。
私達は家族4人。スペルミスはなく、きれいに姓と名が逆になっていました。後から思えば、この時もう5分だけ、責任者の人を相手にがんばってみる余地はありました・・・。姓と名が逆のままだと100%飛行機には乗れないと思っていましたので、責任者の人の一言で、引き下がってしまいました。
飛行機のチケット取り直しを検討
この飛行機に乗れないのなら、別の飛行機を取ればいい!
10泊11日の日程で、ホテルも全てキャンセル不可で取ってあるのです。
まずは待合の椅子に座り、スカイスキャナーで本日発の航空券を検索します。年末年始は航空券がバカ高くなりますが、今日はまだ12月26日の平日。今日出発のとか、意外と安かったりして・・・。
検索してみて、私達は愕然としました。年末年始の前と言えど、私たちが予約した金額のさらに倍以上の航空券しか出て来ません。
私達だって、最安値の時期の1.5倍くらいの価格で航空券を購入していました。そのまた2倍以上の金額なのです。
それを追加負担するお金は持っていません。
また、航空券の予約はいつもデスクトップパソコンで行っていました。慣れないスマホであわててやって、万が一再度の氏名ミスでもやってしまったら、さらに巨額の損失になり、もう目も当てられません。
夫婦で相談し、断腸の思いで、本当に本当に本当に本当に断腸の思いで、今回の旅行を取りやめることにしました。
1時間ほど、いろいろな想いが頭をまわり、空港でぐったりしていました。
USAパーキングの人の気になる反応
【17:45】飛行機に乗れなかったので、私達がいつもお世話になっている民間駐車場「USAパーキング」に戻ります。電話でフライトをキャンセルした旨伝え、空港まで迎えに来てもらいます。
外で15分くらい待ったでしょうか。目はうつろだったと思います。寒かったのをよく覚えています。
【18:15】USAパーキングに戻って来ました。事務所に寄ってくださいと言われたので寄ってみると、キャンセルによる返金があるとのこと。
えっ? 返金してもらえるの?
てっきり予定変更による追加料金が必要かもしれないと思っていたので、これはうれしい誤算でした。11日分の駐車料金6,820円のうち、5,000円ほど返金していただきました。
何て良心的な料金システムでしょう。
その時、受付の女性が言いました。
女性:私、皆さんを受付したのを覚えています。何があったんですか?
パパ:航空券の姓と名を間違えて予約していて、飛行機に乗れなかったんです。
女性:へぇぇ・・・、それだけで飛行機に乗れないこともあるんですね・・・。
私達はこの時、非常に違和感を覚えました。
ここは成田空港の利用者を相手にしている大きな駐車場。私たちがやってしまったことですから、1日に1組までいかなくても、1か月に1組ずつくらい、姓名逆やスペルミスなどで飛行機に乗れなくて引き返してくる人があると考えるほうが自然な気がします。
でも、この女性は「そんなこと初めて聞いた」という感じだったのです。
私達は、よほどレアなミスをしたのでしょうか。
【18:30】取り敢えず、パパの両親が東京に住んでいますので、お正月までその家でお世話になることに。成田空港から車で2時間半(下道で)のドライブです。
パパはここに車で7時間運転していますし、空港でかなり体力・精神力共に消耗しています。でもここはさすがうちのパパ。任務を完遂してくれました。
パパは運転中、こう考えていたそうです。
<ここで絶対に事故を起こしてはいけない。飛行機のことは忘れ、安全運転に集中するんだ!>
【21:00】東京のパパ両親宅に到着。今日は朝4時起きで、朝5時に家を出てきた私達。疲れ果て、すぐに眠りにつきました。
姓と名を逆にしてしまった人がいるか情報収集
翌日。
予定では、プノンペンに着いている時間です。
考えるなと言われてもこれはムリです。キャンセルによる巨額損失、旅行の中止。夫婦そろって、元気いっぱいというのはとても無理です。
悶々としながら、ふと、「姓名逆」「飛行機乗れない」などのキーワードで、類似の体験談がないかどうか、検索サイトで検索してみました。
すると、出てくるわくるわ、
姓と名が逆でも、飛行機に乗せてもらえたという体験談が!
ええっ!!!!!!!
姓名逆でも乗れることがあるの??? しかもいろいろな航空会社で!!!
その後の訪問先の国への入国も問題なかったという体験談が続々。
これがわかっていれば、チェックインカウンターでもっとがんばったのに!!
この時の私達の落胆ぶりは、かなりのものでした。今でも継続中です。
私達のネット体験談調査結果
あくまでも原則は、予約名は姓名順を含めパスポートのスペルと全く一致していなければ、予約者と同一人物と特定できないので、飛行機には乗れない、というものです。
けれども実際の対応は、航空会社によって、またはその場の担当者によって、または客の交渉によって違うようです。姓名が逆でも、スペルに間違いがなければ、本人だと特定してもらえ、乗れる場合が多いように思いました。
私が目にした体験談はこちら。
・チェックインカウンターで「姓と名が逆になっているので、直しておきますね」と言われ、チョコチョコッと修正してくれた。
・姓名逆だったのに、何も言われずにそのままチェックインできた。
・初めは乗れないと言われたが、どうしてダメなんだと駄々をこねたら乗れた。
・復路便に乗れなくても異議はないという内容の書類にサインをしたら乗れた。
また、たまたま、パパの妹の友人で、以前日本の大手航空会社のチェックインカウンターでチェックイン業務をしていたという人がいたので、その航空会社の対応を電話して聞いてみました。
パパ妹:兄の家族が成田空港で姓名逆で飛行機に乗れなかったんだけど、そんなことってあるの?
妹友人:あ~、私の勤務していた日本の大手航空会社だと、(少なくとも当時は)乗せてたわ。航空会社によって対応が違うらしいよ。お兄さんが搭乗拒否されたのはどこの航空会社?
パパ妹:台湾の中華航空(チャイナエアライン)。
妹友人:あ~、チャイナエアラインは厳しいって印象だわ。姓名逆はそんなに珍しいことではないし、家族4人揃って姓名逆で誕生日も合致して明らかに本人達が来てるんだからね・・・。ま、そこは航空会社次第だね。
パパ妹:そうなんだ~。ありがとう~~。
この話を聞いた後、確認を怠ったのは私達で自業自得なのは当然としても、どうして昨日中華航空が乗せてくれなかったのか、という気持ちが強くなりました。
台北便と言えば、毎日、とても多くの日本人が利用しています。
中には0.何パーセントか、姓と名を逆にして航空券を取ってしまう人もいるはずです(パパの妹さんの聞いた話が本当であれば)。
その人達は皆、成田空港で搭乗を拒否され、航空券を買い直しているのか。
そんな風に思えず、私達が厳しい対応をされたのではないかと、今でもモヤモヤするのです。
チェックインカウンターのお姉さんの気になる説明
中華航空のチェックインカウンターのお姉さんはよく対応してくださったと思います。しかし、あの時は気が付きませんでしたが、今思えば気になる説明がありました。
それは、「飛行機に乗っても、カンボジアに入国できない可能性がある」というものです。
よく考えてみたら、これまでの20か国以上の海外旅行の経験で、入国審査の時にパスポートのチェックはありますが、航空券の氏名までチェックされた記憶はありません。
お姉さんの「可能性がある」という言い方は正しいのでしょうが、それは「万に一つの可能性」のことで、実際の状況としては、ほぼ間違いなく入国できるのではないか。
航空券で姓名逆で乗った皆さんも、「その後入国できなくて戻された」という体験談は出て来ませんでした。
それをまるで「カンボジアに入国できない可能性が高い」という言い方だったのです。
成田空港のチェックインカウンターの人にそう言われ、動揺する中あの時は「そうなんだ」と思ったんですが、今から考えれば、あの時「入国できるかどうかはカンボジア入国管理局が決めますので、とにかく私達4人は間違いなく本人だし、飛行機には乗せてください。そのまま入国できず帰国となっても構いません」と迫れば良かったな、と思います。
そうなっても搭乗拒否は変わらなかったかもしれませんが、姓名逆でも乗せている航空会社が多くある以上、交渉の余地は十分にあったと思うのです。
「姓名逆」に航空券を取ったかどうかは確認が難しい場合がある
現在航空券を予約している方。Eチケットを見てみてください。中には、「姓」と「名」が逆になっていないかどうか、Eチケットを見ただけでは確認できない場合があります。
あなたは、自分のEチケットを見て、姓と名の順番がこれで正しいと言えますか?
「鈴木 太郎」さんのことを、予約確認書等で
「Taro Suzuki」と表記する旅行会社もあれば、
「Suzuki Taro」と表記する旅行会社もあるのです。
私が自分の搭乗記録を確認した結果は以下のとおり。
※以下の記載内容について私は一切責任を持ちません。旅行会社が取り扱いを変更する可能性もあるので、不明な点があれば必ず旅行会社・航空会社へご自身で確認をお願いします。
※ここに記載の情報に間違いがありましたら、コメント欄かメールで連絡いただけたら幸いです。
【Gotogateの場合】
通知メール、領収書で確認できます。予約確認書では確認できません。
予約確認書が「SUZUKI/TARO MR」となっていればOKなようです(あくまで2019年時点)。
→ここが「TARO/SUZUKI MR」となっていたため、私達は搭乗できませんでした。
【Expediaの場合】
旅程、通知メール、領収書のいずれでも確認できないと思います。心配な方は電話で問い合わせができます。
※旅程(Eチケットとして使える)の「旅行者情報」が「Mr.Taro Suzuki」になっていればOKなようです(2017時点での私の経験)。
※領収書は、「Suzuki Taro」になる場合と(2017年時点)、取引記録と言う名前で「Taro Suzuki」になる場合があり(2016年時点)、全くあてにしないほうが良いと思いました。
姓名逆の報告を目にする予約サイトでもあります(単に日本人に人気だからかもしれません。)。
【DeNAトラベルの場合】
Eチケットで確認できます。
Gotogateでは、発券後の氏名修正ができるらしい
この時、一つの発見が。
Gotogateのオペレーターの人の話だと、1週間程度かかるが(そして恐らく手数料がかかるが)発券後の氏名の修正ができるらしい、ということです。ネットで調べてみると、Expediaでも追加料金を払えばできたという体験談も出て来ました。
発券後の航空券の氏名修正は一切できないと思っていたので、これは意外でした。
私達の今後の対策
私が自分で確認したわけではないので未確認情報ですが、ネットで入力を正しく行っても、システムエラーか何かで姓と名が逆に入ってしまうこともあるようです(注:あくまで未確認情報です)。
Gotogateの場合も、入力画面は以下のとおりものすごくわかりやすいもの。今回のパパだって、入力時はよく確認しているし、入力は間違っていなかった可能性も・・・(注:あくまで可能性の話です)。
事前・事後にダブルで確認するに越したことはありません。
対策1:入力終了後に、画面キャプチャを撮る。
→万一旅行会社のシステムエラーで逆になってしまった場合に、旅行会社に入力ミスでない証拠として提示できます。
対策2:Eチケット発券後に、夫婦2人で姓名順を確認。書類か画面で確認できなければ、電話してでも確認!
→これが重要ですよね。
これまでは航空券の手配はパパに任せっきりでしたが、これからは、必ず2人で確認作業をするようにします。
皆さんも、空港で私達と同じ思いをしないよう、姓と名の順序については必ず予約後に再度確認してくださいね。
また、「キャンセル不可の航空券を自己都合でキャンセルしても1円も戻ってこない」と思っていましたが、翌日、ダメもとで旅行会社にキャンセルの連絡をしてみたら、航空会社が一部返金に応じてくれたようで、いくらか旅行会社から返金がありました。
返金についての記事はこちら↓。
次回、チェコ・ドイツ旅行記に戻ります。
【その他の子連れ海外旅行記など↓】
おまけ:悶々と過ごした年末年始
年末年始は、いつものように東京のパパの両親の所で過ごしました。
私達はどうしても悶々としてしまう日々でしたが、できるだけ明るく振舞いました。子どもたちは、いとこたちと長い間遊べて、楽しい年末年始になったようです。
ほぼ半袖しか持ってきてなかったので、東京で長袖買いました"(-“"-)"
ディスカッション
コメント一覧
せっかくの旅行が大変なことになってしまいましたね。
パパさんが一番こたえているでしょうね。お気持ちお察しします。我が家だったら、嫁さんから鬼のように責められ続けると思います。誰でもミスはあります。仕方ありませんよ。
今思えば、誓約書でもなんでも書くなりして、ダメ元でシステムのせいにするとか、なんとかして飛行機に乗るべきだったかと。昨年プノンペンに行きましたが、入国はなんとでもなりそうな国でした。(当日はあせってそんな判断はできなかったと思いますが‥)
旅行するといろいろありますよね。最悪なのは病気やケガや事故などだと思います。そうではないので、気持ちを切り替えて、この旅行の借りはこれからの旅行で倍返ししましょう! 貴重な体験の公開をありがとうございました。
プノンペン行かれたんですね! ものすごくうらやましいです。シェムリアップでなくプノンペンを目指すあたり、私と同じ匂いを感じます(^^)/ プノンペンのほうが安いんですよね、飛行機代が(^^;
成田空港での一件は、日本人の弱い所が思いっきり出てしまいました。外人だったら騒ぐんだろうな。私たちは、外国のぼったくり(=悪者)とは徹底的に戦うんですが、空港職員(=がんばってるいい人)とは戦う気になれず・・・。間違ったパパが悪いし、確認しなかった
私も悪いし、連帯責任です。
おっしゃるとおりで、最悪なのは病気やケガ、事故です。そういう意味では、まだリベンジできるんですが・・・。何だか今は飛行機が怖くなってしまって。ツアー旅行もまた気楽でいいなって思い始めた今日この頃(^^;
倍返しは、Masaさんに子連れ日本代表として先陣をきってもらいたいです(^^)/ 遠くを計画しているとお聞きしましたが・・・私も楽しみにしています(航空券の手配は念には念を入れてください!)
今は、新型コロナウイルスの拡散具合が気になりますよね。
航空会社職員です。
2019-2020の冬の旅行をキャンセルするとは..
COVID-19のおかげでもはや数年くらい海外旅行は難しくなりそうですので、ある意味最後のチャンスだったと思います。
ということで、すでに調べつくされているかと思いますが、こういう時は航空会社の規約をご覧になるのが一番良いです。(航空会社職員ですら規約を全て丸暗記している人は珍しいですので。)
名前についてですが、そもそもFirst name/Middle name(Second name, Third name, …)/Family nameというように、国や人によってはパスポート上での名前がいくつもある場合があります。
例えば日本では2つですが、カンボジアやアメリカでは3つも一般的です(カンボジアではFamily nameはない)。アフリカでは10以上の名前がずらっと並ぶような場合もありますし、韓国のようにハイフンを使えるような国もありますし、そもそもFirst nameやLast nameがなく、一つしかなかったりということもあります。
これらに対して、航空会社がどう対応しているかについては意外と共通していて、パスポート上に記載の名前の中から「2つ入っていればよい」というケースが多いです。特に、姓名の順番や基準は国ごとにバラバラですのでこういう取り扱いにしている航空会社が多いです。
私も、スタッフとして名前のチェックはしますが、順番やどの名前が入っているかは別に見たりしません。
ちなみに、James B. BondというIDをお持ちのお客様がBrian Bondという名前で航空券を取っていても当然搭乗は許可します。珍しいですが、Middle nameを普段使っている人も少なからずいますので。
コメントありがとうございます(^^)/
航空会社の方から登場いただけるなんて恐縮です。
そうなんですね・・・、確かに夫の妹さんの友人で、航空会社に勤めていた人は、「姓名逆でも乗せていた」って言っていましたし、それが標準的な対応なんでしょうね。
やけに厳しいチャイナエアライン・・・私は本当に運もなかったようです。
同様のことで実際の所を知りたい方も多くいらっしゃると思います。貴重な情報ありがとうございます(^^)/
2週間前にこのコロナ渦の中強引にトルコ・イスタンブールの知人に会いに行ってきました。
その際航空券をGOTOGATEで予約してしまい(悪評を知らず、今になって検索して辿り着きました)
エティハド航空がコロナによるフライトキャンセルで、取り直しLOTポーランド航空でトルコへ
行ってきました。
ポーランドにも入国したのですが、コロナで厳しい状況とは言え、パスポート見せて本人の確認と
旅程や滞在先を見せれば特にそれ以上何も無く入国出来ました。
姓名逆で飛行機搭乗拒否なんてあるんですね・・・良い勉強になりました(海外経験はほんの数回です、しかもツアーや出張だけでした)
旦那さんのミスですか。よくこんなに温和に済ませましたね(笑 器が大きいんですね
私は独身ですが、両親が非常にキツイ人間でして、特に母親が凄まじいヒステリーだったので、
もしこんな事があったら空港で暴れた可能性大ですし、数年間ブツブツ文句言い続けて親父も切れて
別居や離婚になってたかもしれません。そのぐらいキツイ人間でした(11年前に逝きましたが)
この両親見て育ったので自然と結婚を避ける人生にもなりました(笑
コメントありがとうございます(^^)/
gotogate、私はそこまで悪い会社ではないと思っていますよ(懲りない私(^^;) 私も強引にトルコやポーランド、行ってみたいです(^^)/
実は、搭乗拒否をされたこのできごとについてこのごろつくづく思うことがありまして、空港で搭乗拒否を言い渡された際、私が空港で暴れることができてたら、突破できたのではないかと・・・(^^;。私は主人に対してはすぐキレる自信がありますが、外の人にはキレられない(例え他人にキレても全部しまいこんでしまう)タイプで、要は外部との交渉は全部主人任せなんです。きっと、ヒトシさんのご両親でしたら、2人で台湾航空と激しい交渉をして、搭乗を認めさせることができたかもしれません。
私は、結婚はしてみるといいと思います。ヒトシさんはご両親のことを客観的に見ておられるので、穏やかないい旦那さんになりそうな気がします(えてしてそういう人にはキツイ女性が引き寄せられるものですが(^^;)。
以前この記事を読んだことがあって、凄まじい体験を分かち合い、
国際チケットを買うたびに震えています。
今回低料金に引っ張られ、悪名高いGoTo Gateにての購入を考えています。
不安が大きいですが、お金の威力に弱まてしまう自分が悲しいですね。
もう一度検索してよく読んで見ました。
詳しく、負けずに経験を共有させて、しかもその対策も教えていただき
とても感謝します。
コメントありがとうございます(^^)/
私も、国際チケットを買うたびに、本当に手に汗をにぎり、2~3回氏名を確認しながら買っています(^^;
うちのパパは、今でも成田空港で搭乗拒否された時のことを夢で見ることがあるそうです。先日オーストラリアに行った時は、飛行機に乗れるかどうか、家族全員で本当に緊張しました・・・”(-“”-)”。無事、乗れて感激しました(^^;
私が発券した時はgotogateが悪いわけではなかったので、大丈夫ですよ。サイトの入力画面はわかりやすいですし。うちはそれでも間違えてしまったわけですが、発券後にチェックもでき、間違えていれば有料で修正もできますし(修正ができるとはどこにも案内されていないと思います。ロンドンに電話する必要があり(日本語OK!)、1週間かかるみたいですが)。
gotogateの本当に怖い所はここではなく、経由便のフライトスケジュールが変更された時の「自動変更機能」なんですよね・・・。乗り継ぎが絶対に不可能なチケットに勝手に変更されてしまう恐れがあるという・・・(今でもそうなのかは、情報収集する必要があります)。フライトに変更がなければ全然問題はないんですけどね。直行便なら関係ないですし。
gotogateが明らかに安い時、ありますよね。今、国際航空券はメチャメチャ高くなりましたし・・・。私は、gotogate、上記の点に注意しながらまた利用したいと思っています(^^)/。
今頃コメントして悲惨な事件を思い出させるようで申し訳ないですが、海外旅行保険に加入されていたようですが、保険購入された保険会社によっては色々な付帯特約がついている場合がありまして、諸事情で搭乗便のキャンセルや乗れない諸事情が発生した時に被った損害金額を補填してくれる特約があります。保険会社に相談されましたか?
コメントありがとうございます(^^)/
海外旅行保険には損保ジャパンで入っていまして、翌日思い立って電話してみたんですが、自己都合での搭乗キャンセルなので保障の対象外とのことでした。自己都合でのキャンセルも保障してくれる海外旅行保険特約、もしあったら保険料がすごく高くなりそうな・・・(^^;
キャンセル可の航空券にしていたらキャンセルできたのかもしれませんが、いわゆる格安航空券だったため、キャンセル不可の航空券で・・・(でもなぜかキャンセル後にいくらか返金もしていただけたんですけどね)。
元航空会社職員です。
私はアジア系の大手航空会社でしたが、名前のスペルミスは姓名逆も含めすべて再発券していました。
所持している航空券によっては航空会社のカウンターで手数料を払って変更できたりもしますが、旅行会社で発券したものについては、航空会社側で予約記録が手直しできない場合も多くありますので、やはり旅行会社との事前確認はしていただくほうが良いかもしれません。
航空会社側が搭乗を拒否する一番の理由は、渡航先の国へ万が一入国できなかった場合に、その国の入管から航空会社へペナルティが課されるからです。もし入国拒否されたとなれば「違う人を乗せてきた」と保安上の大問題になり、航空会社へ数十万~数百万円の罰金が発生します。そのため、リスクを侵してまで搭乗はさせられない、ということです。お客さんから「何があっても自己責任で出国します」と誓約書を取ったところで、実際に何かあったときには航空会社の責任になります。
また、自らビザを取得しない限りあまり馴染みがないかもしれませんが、近年では多くの国で電子渡航認証システムが導入されており、チェックインの際に自動で渡航先の入管へ搭乗者情報とパスポート情報が送られるシステムになっています。姓名が合っていない場合、その時点で入国拒否のレスポンスが返ってきて、チェックイン自体が進められないようになっているのです。このあたりは年々導入している国が増えていることと、そもそも各国の入国規定は毎年のように変わりますので、数年前の入国できた、乗せてくれた、の情報はあまり当てにしないほうが良いです。
ネットで調べると、確かに国によっては「出入国に問題なかった」という話も聞きますし、カウンターでも「別の航空会社では前に姓名逆でも乗せてくれた」とクレームを言ってきた人を何人か見ましたが、上記の理由を含む航空会社の規定により、搭乗拒否することはよくあります。その場合は交渉しようが騒ぎ立てようがあまり変わりありませんね…
以上、長くなってしまいましたが、一意見として皆様のご参考程度にしてくださいませ…
コメントありがとうございます(^^)/
この記事、やはり同じことに悩む方が多いようで、検索経由でかなりの方に見られているようです。
最近は、システム的なチェックも進んでいるようですね。入国予定の国によっても変わるようですね。
やはり、旅行者レベルでは、姓名逆になっていないかどうか、セルフチェックが重要という所でしょうか。
今年7月、おんなじことをやってしまいました。海外出張で年に2回くらいペース。
航空会社はアシアナです。
アシアナのユーザー登録のサイトが日本語になったり英語になったりして、間違えて
氏名逆に登録したものが航空券に反映された感じです。
行き先は仁川経由でアメリカでした。
前日に気が付いたのですが、そのままチェックイン。
行きは
「名前と名字違いますね」パラパラと手順書をめくって、今回はアシアナでとっているので
本当は航空法でだめですが、前例があるので、このまま通します。
次回から気をつけてということで、氏名逆のまま、発券されました。
アメリカ入国は、ほぼ問題ないでしょうとのことでした。
実際イミグレでは何も言われませんでした。つか、チケット見てない。
では、帰りはどうなったかと言うと、
今度は名字氏名フリップなのをアシアナ職員に自己申告しましたら、たまたま受付が日系人で
「氏名逆なんて韓国人はしょっちゅうよ。スペルミスよりまだeasyミス。
心配なんてする必要ない。」と温かいお言葉。
Declaration formに氏名フリップだから、入国拒否とかされたら、自己責任ね。
的な文面に署名だけ書かされて、それを持ったまま普通に乗って帰ってきました。
間違わないのは前提ですが。
代理店を使わない。のが一つ回避策。
Gotogateは安いですが、座席指定入れるたびに、チケットの値段あげるので、複数経路ある場合、私は使わないかな。
(座席指定いれると本家より高くなる事例は、何度か経験済み)
ちなみに、スキポールからの中国東方への乗り換えで、チケットがエラーで発券されずに、チケットなしで上海から飛んだことありますわ。手書きメモだけ!乗客リストにのっていたのかすらわかりませんが。
規則は規則で杓子定規なのも困りますが。
こう言った問題は、実に、航空会社によりますね。