ナポリ港から、豪華夜行フェリーでシチリア島に向かうが・・・(1歳&5歳:子連れイタリア旅 ♯32)
【これまでの旅程】
0日目:金曜日の午後9時30分、東北地方の自宅をマイカーで出発。車中泊。
1日目:成田空港からモスクワ経由でローマ着。深夜12時過ぎにホテルにチェックイン。
2日目:ホテルでほぼ徹夜した後、ローマ観光。テルミニ駅でスリに遭う。
3日目:午前2時45分全員起床。午前中はバチカン観光。午後、特急列車でナポリへ。
4日目(今日):ナポリ観光。朝4時には全員起床、ホテルで朝食を摂り、午前8時に出発。地下鉄とケーブルカーでサンテルモ城へ。サンテルモ城、サン・マルティーノ国立博物館を見学し、博物館のカフェでババを食べました。
その後、ケーブルカーと地下鉄を乗り継いでナポリ中心市街地へ。スパッカ・ナポリ散策、サンタ・キアーラ教会見学の後、地下鉄でナポリ駅前のホテルに戻り、スーツケースをゲットしました。
【17:15】ナポリ駅前のホテルでスーツケース等の荷物をゲット。午後5時以降は手数料4ユーロだと言われていましたが、おまけしてくれました(^^)/
2つのスーツケース等をひっぱりながら、ナポリ中央駅の最寄りの、地下鉄「ピアザ・ガリバルディ駅」へ向かいます。
辺りはすっかり暗くなっていました。
【2017.1 子連れイタリア旅行:4日目その9】
またおむつでおしっこ
【17:40】 「ピアザ・ガリバルディ駅」から地下鉄に乗車。
【17:50】 港にほど近い「ユニバーシタ駅」で下車。すごく近代的なきれいな駅でした。
外に出ると、異変が・・・。
ここからナポリ港までは徒歩10分。さぁ、どっちが港の方向かなと思って街の建物などを観察していると・・・。長女が、また「おむつでおしっこした」とのこと。
ええ~~っ、またおむつでおしっこしちゃったの!?
もう5歳(年中組)の長女。イタリアに来てから、トイレがないから仕方なくおむつでおしっこさせていたらすっかりクセになってしまい、もはや「おしっこでる」すらも言わず、おしっこをした後に「おむつでおしっこしちゃった」と言うようになってしまいました。
おむつでおしっこしたの、イタリアに来てからもう5回目(※)です(ローマ:フォロ・ロマーノ、ローマ:ホテルの部屋、バチカン:サンピエトロ大聖堂、ナポリ:サンテルモ城、ナポリ:今)。
※初め「4回目」と書いていましたが、5回目でしたので修正しました。
これはもう、完全に「おむつでおしっこ」に戻ってしまっているのは、認めざるを得ません・・・(^^;。
無理もありません、これまで、便座がないトイレでは、長女が便器のフチに座るのを嫌がり、私も(例えペーパーを敷いたとしても)座らせるのが嫌で、おむつでおしっこさせ、そのおむつをその場で交換してあげるようにしていたのです・・・。
もう地下鉄の駅からは出てきてしまったし、港でおむつ交換することにして、気持ち悪いのを我慢させます。
港へ向かって歩く
【18:00】建物の様子から、港の方向を割り出し、港に向かって歩き出します。
暗い夜道を、スーツケース2つをゴロゴロ転がして。。。(^^;
5分ほど歩くと、港が見えてきました!
遠くに、フェリーを運航している船会社「SNAV」の字の明るい看板も発見。あそこに行けばいいんだナ・・・。港までは無事着けそうだ・・・。
広い道路を横断して、 「SNAV」の字の看板の建物に入っていきました。
フェリーは午後8時出港予定、午後7時までにチェックインをということなので、チェックイン締め切りの1時間前に到着。順調です。
パパはビールを一杯
【18:15】寂しげに見えた建物の中に入ると、意外に中は広く、チケットの販売窓口や待合室、ちょっとした売店が。
チケットはネットで購入済み。チケットの販売窓口でバウチャーを確認してもらうと、問題ないとのこと(よく覚えていませんが、確か、ここで乗船チケットに交換とかはしなかったように思います)。
船はどこですか?と尋ねると、「around the bilding(この建物の向こう)」と言い、事務所の入口を指さします。どうも、この建物の中を通って海の方には行けないみたいです。
まだ時間があったので、パパは売店でビールを買い、一角にある小さな立ち飲み所?で、イタリア人のおじさん達に交じってビールを飲み始めました(^^)/。
今日も、時間内にここまでたどりついて、ホッとしたよね!
私はトイレで長女のおむつ交換です(^^;
受付係はおじいさん
【18:40】乗船開始のアナウンスがあったので、案内に従ってフェリーに乗船します。
北欧旅行の時は出港の30分前くらいから乗船開始だったけれど、イタリアは早いのね・・・。午後8時出港、午後7時チェックイン締め切りなので、まだ出航まで1時間20分もあるタイミングでの乗船開始でした。
子どもたち2人は、乗船を待っている間に寝てしまいました(^^;。
さて、 「around the bilding」との案内に従い、入ってきた出入り口からいったん外に出て、建物をぐるりと歩いて迂回してフェリーのほうへ。
真っ暗な中、他の乗客たちと一緒に寒い外を歩き、途中車両の出入り口のようなゲートバーをくぐりながらスーツケースを押して船に向かうのですが・・・、なかなかにワイルドです。まるで日本の田舎で離島への連絡船に乗るみたい。
乗船のためのアクセス路が整備されていないのです。
乗船口は、確か部屋のグレード別に2つに分かれていたと思います。
私たちの部屋は最下級に近いグレード。案内された簡素な入口から船に入ると、すぐに簡易的な受付テーブルがあり、おじいさんの社員さんが乗船手続きと部屋案内をしてくれました・・・が、結構なおじいさんで、大丈夫か心配になるくらい(^^;
でも、私たちが予約した個室を指で指して案内してもらえました。
多分、1等客室の乗客とかは、正規の乗船口&カウンターで部屋への案内をされているようでした。
最安個室の様子
【18:50】私たちが予約したのは、窓のない部屋。ここは水面より下に位置するお部屋で、個室の中では最安値に近い部屋です。
窓がないんだけれど。。。窓の絵は描いてありました(^^;
おお、青い海が・・・って・・・。
余計にみじめな感じですよこれ・・・。
確か、この下のフロアが車両のフロアだったと思います。
船が沈没する時はあっという間に水が来ますので、タイタニックになったらすぐ上に上がらないと(^^;
個室1部屋(4人部屋、トイレ、シャワー付き、食事なし)で133ユーロ(16,000円)。これでホテル代+シチリア島までの交通費ですので、夜行フェリーはやめられません(^^;
寝ている子どもたちを2段ベッドの下段にそれぞれ寝かせて・・・。
ほっとひと息です。
パパと2人で船内探検
【19:15】さて、部屋に入って荷物を若干整理し、機材の充電等を開始して、ひと息つきました。午後8時の出航までもまだ時間があります。
子どもたちは寝たばかりで絶対にあと1時間は起きませんので、ここは夫婦2人でちょっと15分くらい船内探検に行くことにしました。
船のレストランの様子も下見したいところです。
船内はとても大きく、簡単なカフェや売店などひととおり揃っていました。ただ、北欧旅行の時に乗った国際フェリーのような、複数のレストランや大きなキッズルーム、コンサートルーム、生演奏のバーやらはないようでした。
眠りに落ちる
【19:35】船内探検から戻って来ました。
もう間もなく出航です。
子どもたちが目を覚ましたら軽食コーナーに夕食を食べに行こうか。それとも、寝ている子どもたちを連れて行こうか。。。
決めないままに、明日の行程確認や準備をしていたら、あっと言う間に1時間が経過。
子どもたちはまだ起きません・・・。
私たちも眠たくなってしまいました。もう、軽食コーナーには行かなくてもいいや・・・。
私もパパも、そのまま横になって寝てしまいました。
午後8時40分前後のことだったと思います。
あああ、また夕ご飯食べないで寝ちゃったよ・・・。
イタリア1日目の夜:ローマ 夕飯食べないで寝た(ホテル近くのレストランで食べる予定だった)
イタリア2日目の夜:ナポリ 私はダウン。夜はパパと長女がナポリ駅でアイス食べただけ。 (ホテル近くのレストランで食べる予定だった)
イタリア3日目の夜:今 船で寝た。 (船のレストランで食べる予定だった)
もう、全然ダメ。
シチリア島・パレルモの到着は明日の朝6時30分。所要時間10時間半。
これまでの旅行、夜は徹夜やら深夜から起き出すやらということが続いています。
昨日は午前2時45分には全員が起きています。
今日は、せめて午前3時までは寝ていたい・・・。
大丈夫、神様に私の思いは通じ、その夢は叶いました。
深夜3時に始まる明日に続きます。
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ディスカッション
コメント一覧
こんにちは
いつも楽しく拝見させていただいております(^^)
ナポリの旅の様子も情報盛り沢山でしたね(^o^)
クリントン大統領が食べたピザが
メチャクチャ食べたくなりました!!
先日私たち夫婦も1歳半になる息子と
和歌山県の白浜へ行きアドベンチャーワールド
とか行きましたが子どもを連れての旅は大変ですよね^^;
妻ともいつも言っているのですが
子どもを連れて(しかも二人!)(しかも海外!!)
旅行されているのが本当に凄いなと思います(^_^)
次のシチリア編も楽しみにしていますね〜
コメントありがとうございます(^^)/
私たちはキホン貧乏旅行だということもありますが、その土地の庶民の皆さんが普段食べているものを食べてみたいという動機が常にあって、どうしてもそっちの方向で食べる所を探してしまいます(^^; ナポリのあのピザは、これが180円なんて、信じられないおいしさでした。
アドベンチャーワールド、いいですね!
私たちもちょうど1年前の年末年始、白浜のあたりを旅行していまして、「崎の湯」に入ったり、南方熊楠記念館を見学してきたりしました。その時の旅行のメインは「熊野古道歩き」で、晴れていてとてもいい思い出になりました。熊野古道は1歳児をおんぶ紐に入れて、余裕で行けると思います。
1歳くらいの小さい子ども連れだと、国内旅行の方が断然安心でいいと思います。海外は3歳を超えてからでも・・・。私たちの場合、今娘たちが家族旅行にちょうどいい年頃なのにコロナで海外は全滅で、本当に悔しい思いをしています”(-“”-)”。
長女さんのおむつ使用は、サン・ピエトロ大聖堂も含め5回目が正解ですね。これは完全に癖になっていますよ。。。(>_<)
普段使っていない子が予備で持っていくのにしては、かなりの枚数を持っていかれたのですね。それだけで荷物大変そうですが…。元々夜が心配なのでしょうか?(^_^;
あと便座にこだわっているようですが、大きい方はどうされていたのでしょうか?
コメントありがとうございます(^^)/
ご指摘ありがとうございます! そうですね、5回目ですね。よく読んでくださっていて大変うれしいです(記事、修正しました)。
私もすっかり忘れていましたが、思い返してみると便座がないトイレでは長女がいやがっておしっこしなくて(私も無理に座らせなかった)、おむつでおしっこをさせてそれをすぐその場で交換という形で用を足していました。それもあり、長女は完全にクセになっていましたね。
おむつは、大量に持って行っていました。そして半分以上持って帰ってくるという・・・。いつも主人に、(スーツケースの場所を取るから)そんなに持って行かなくていい! と言われながらも、心配でたくさん(長女も次女も1人あたり50枚くらい)持っていました(^^; なので、枚数の不安はなかったのです。
大の方は、私は「空気椅子」でしていましたし、長女はたまたま幸い外でしたがったことがなく、大はホテルのトイレでしていましたので、ピンチに陥ることはなかったです。