アーランダ空港からストックホルム駅経由、バッタハムン港へ行ってホテルで倒れこむ(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯7)
アーランダ空港でイミグレーションでの怒涛の英語質問を撃退し、開けられたスーツケースを直し、ロストになったと思ったベビーカーをゲットし、スウェーデンクローネをゲットしてほっとしたのもつかの間。
【19:00】現在、日本時間の深夜2時。
これから私たちは、この見知らぬストックホルムで、スーツケース2つ+大きな簡易バッグ1つ+4歳児の乗るベビーカー+1歳児を抱っこしながら、バッタハムン港まで移動します。
私たちのホテル「スキャンディック・アリアドネ」は、その港の脇にあります。
子どもたちは2人ともぐっすりです。
【2016.7 子連れ北欧旅行:1日目その4】
アーランダ中央駅で、鉄道切符を購入
大まかなルートとしては、まずここで切符を買って鉄道でストックホルム中央駅へ移動。
ストックホルム中央駅では別の切符(時間制の切符)を買い、地下鉄でバッタハムン港最寄りの駅まで移動。
その駅から港までは徒歩10分、というところ。
まずは、ここからストックホルム中央駅までの切符を、券売機で購入します。
パパが券売機で10分間格闘するも・・・、結論としては、買い方がわからない!!
海外の券売機、台湾でしかいじったことないもので・・・(^^;
英語できない私たちには無理でした。
【19:15】仕方ない、有人のチケットカウンターでチケットを購入します。
パパ:ストックホルム中央駅まで、大人2枚。レジオナルで。
駅の女性:レジオナル??
パパ:(あれっ? 普通列車のことを「レジオナル」って言うって、どこかで読んだけど・・・。)レジオナル。う~~ん、ノーマルトレイン!(でわかるかな?)。
駅の女性:ローコストトレイン??
パパ:イエス、イエス、ローコストトレイン!
駅の女性:OK・・・。
かくして普通列車の切符を何とか購入。
普通列車のこと、「ローコストトレイン」って言うんですね(^^;
大人2人で270クローネ(3,300円)。さすが北欧、普通列車でこの価格です。4歳と1歳の子どもたちは無料でした。クレジットカードで決済。
アーランダ中央駅は、国鉄の駅でないため、乗降には特別の料金がかかるんですよね(通常のストックホルムのゾーン券だけでは乗り降りできません)。
この切符を持って、改札へ。
エスカレーターで降りて行きます。在来線ですが、この駅のホームは地下にあるのです。
洞窟をくり抜いたような駅
エスカレーターを下りて地下ホームへ。
ストックホルム中央駅までの列車は、大体30分間隔です。
ホームは、初め誰もいなくて、シーンとしていました。洞窟をくり抜いたような感じで、ワイルドな岩肌がそのまま見えます。恐らくそういうデザインです。
パパと2人、「ここで誰も乗ってない列車が来て、乗ったら異次元空間とかに連れて行かれそうだね」などと話していました。
そんな、神秘的な駅な、ちょっと怖い感じの駅なのです。
【19:40】やって来たのは、日本の特急列車のような車両。車内は空いていて、私たちの大荷物も問題なく載せられました。まずはこれに乗車して、ストックホルム中央駅までは所要40分です。
ストックホルム中央駅の変なエレベーター
【20:20】ストックホルム中央駅着。この時撮影したのが、この記事冒頭の写真です。
ここからは地下鉄に乗り換え。切符も買わなくてはいけません。
スウェーデンに着いて、初めての外。
私たちの第一印象は・・・「秋だね~!」
今は7月。日本はとても暑いんですが、ストックホルムは涼しくて、日本の9月下旬くらいの感じでしょうか。風は冷たくさえ感じます。
今は夜の8時過ぎなのにこの明るさ。今日の日の入り時刻は午後10時です。夏の北欧はいつまでも明るくて、時間の経つのを忘れてしまうんですよね(^^;
エレベーターで改札へ向かいますが、変なんですこれが。
改札口も超面白い
改札口も面白いんです。
改札口のほうが面白い。
自動改札のついたての動き方が、とてもコミカルなんです。
この面白さは、動画でないと伝えられません(^^;
ウィン、ウィンって、かわいく弧を描きながら斜め上にスライドします。
駅地下のCOOPスーパーで夕食?を買う
【20:30】駅にスーパーが入っていたので、見学がてら入ってみます。
スウェーデンのスーパーって、どんな感じなのかしら・・・。
物価は・・・。
機内食を食べたのは午後4時。ホテルに着くのは夜9時過ぎになりますので、ここで軽く何か買って、ホテルで食べるのもいいかもしれません。
入るとすぐ、チーズの品ぞろえの豊富さにビックリ!
あと、チーズがとにかく安い! 物価高のスウェーデンですが、ことチーズに関しては日本の半額くらいです。
30分ほどの滞在で、
・コロナビール(小瓶) 17.5クローネ(220円)
・チーズ 33.95クローネ(420円)
・パン 10.3クローネ(125円)
税金も含め全部で62クローネでした。
お金を崩すのに、500クローネ札を出して現金でお会計。細かいスウェーデンクローネもゲットしました。
地下鉄の切符購入も苦戦
【21:00】地下鉄のチケットを、券売機で買ってみます。
1回75分有効の普通チケットを2枚買うだけなんですがわからず・・・。5分ほどいろいろ試してみましたが、やり方がわからない・・・。
断念して、キオスク(駅の売店)で購入することに。
まずは、キオスクで、スウェーデン版「suica」と言うべき「アクセスカード」を購入。1枚20クローネ×2枚。
アクセスカードは、実はおみやげに買っただけ(^^
これにチャージしてsuicaのように使う物なんですが、チャージして使わなかった分は余ってしまいます。特にストックホルムの再訪予定はなかったため、若干高くなりますが、シングルチケットをその都度購入して乗ることにしました。
【21:15】今度は1枚36クローネの紙の地下鉄チケットを2枚購入。合計72クローネ(880円)。
「るるぶ 北欧」の66ページに、「キオスクで買うと割引になる」との記載があったのでキオスクを探して買ったんですが、割引はされず、きっちり72クローネ請求されました。
4歳と1歳の子どもたちは無料です。
地下鉄でバッタハムン港へ
【21:25】ストックホルム中央駅から地下鉄T13線に乗車。
【21:35】3つ目の「Gardet」駅で下車。
スウェーデン流の面白いエレベーターでスーツケース2つを運びながら、日本で印刷してきた地図を見ながら、ホテルに向かいます。港へ向かうということもあり、駅にはバッタハムン港への誘導矢印も出ていて、分かりやすかったです。
スウェーデンの舗装はきれいで、スーツケースを動かすのに著しい支障はありませんでした。
ただ、青信号の時間が日本に比べてすごく短いんですよね(割とヨーロッパはどこも)。夫婦で観光している時はあまり感じませんでしたが、この短い青信号の間に段のある道路の横断歩道をスーツケース2つ転がして渡り切るのがやや緊張感あり(^^;
この時は、私は次女を抱っこしながらベビーカー押し。長女はこのあたりで目を覚ましたようです。
パパは、スーツケース2つを押しながら簡易カバン(やや大きなカバン)もあり、それに自分のリュックも担いでいました。
徒歩10分の所を、20分かけて移動しました。
家を出てから32時間、ホテル「スキャンディック・アリアドネ」に到着
大きな建物で、遠くからもすぐわかりましたし、ホテルまでの道が屋内になっていて(恐らく冬が長いので)、途中からはショッピングセンター内のようで、快適に移動。
もうすぐ午後10時なんですが、まだ外が明るいです(^^;
【21:55(日本時間4:55)】ホテル到着!
すごくきれいなエントランス。巨大です。
疲れていますので、すぐにお部屋へ。
3つ星ホテルですが、すごく素敵なお部屋!
さすがに疲れました! でも、ものすごい充実感。
本当に私たち、ここまで来たんだ・・・。
数々のハードルが立ちふさがってきたけれど・・・。
それをパパと私で力を合わせてクリアして・・・。
次女を抱っこ紐から降ろしたら、寝ていた所を起こされ、ぐずり始めました。長女は元気いっぱい。「ホテルだぁ~~」と喜んでいます。
【22:10】部屋に入り、長女がお腹空いたと言うので、買ってきたチーズを切ってパンを出したところで、私は電池切れ。あとはパパに任せて、気を失うように寝たみたいです(よく覚えていない)。
もう、目が開けられませんでした(^^;
パパと子どもたちは、何とここから1時間くらい起きていたようです。
パパたちの夕食
【22:15】ホテル大好きなうちの子どもたち。パパと、パンとチーズを食べながら、ホテルの部屋で遊んでいたようです。
超本格的なチーズなのに、おいしいおいしいと食べたみたい。
【22:30】パパ、メキシコのコロナビールを買ってきたので飲みたいのですが、部屋に栓抜きがありません。う~~ん、でも、どうしてもこのビール、冷えているうちに飲みたい。
パパは、何かに一区切りつくと、必ずビールを飲まないと命が危なくなる体質だそうです(本人いわく)。
長女を連れて、探検方々、ホテルのフロントまで、栓抜きをもらいに行ってみました。
何せ、生死がかかってますから(^^;
パパ:(ビールの小瓶を見せながら)これ、開けてもらえませんか?(かなり悩んで考えた英作文)
フロントの男性:なんちゃらかんちゃら、なんちゃらかんちゃらで、ダメです~~(ペラペラの英語)。
何だか申し訳なさそうに断って来るんですが、何を言っているのかわかりません。パパが想像するに・・・、
想像訳:誠に申し訳ありませんが、ホテル内への飲食物の持ち込みはご遠慮いただいておりますので、こちらで栓を開けることはできません。
とかかな~~~~(全くの想像)(^^;
パパ、すごすごと部屋に戻って来ました。
パパ、執念でビールの栓を開ける
【22:45】パパ、どう~~~~しても今日の締めにビールが飲みたかったようで(いよいよ命が危うくなってきたのでしょう)、日本から持って来たハサミがスーツケースの中にあることに気が付きました。
ハサミで栓を開けられないかな?
試行錯誤の結果、ハサミを使ってビールの栓を開けることができました!!
コロナビール、うまい~~~(^^)/
※それにしても、この新型コロナ全盛時に書く記事で、パパが飲んでいるのがコロナビールだなんて(^^;
【23:30】パパ、次女就寝。※23:15に撮影した写真で、まだ次女が起きていました。
日本時間で、朝の6時30分。
家を出たのが2日前の午後8時20分でしたので、2回日付けが変わった、34時間後の就寝でした。
1回だけ別記事を挟み、長女が朝3時に起きる次回に続きます。
※夏の北欧へ!子連れ北欧旅行記を第1話から読んでみる方はこちら(全て無料)
【その他の子連れ海外旅行記など↓】
※神秘の国を行く!子連れミャンマ―旅行記の第1話はこちら(全て無料)
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは~
ストックホルムへ 出発はできるんだろうと安心して読んでいましたが
質問攻めに遭ったり 荷物が調べられたり ベビーカーがなかなか受け取れなかったり
やっぱり読み応え満載ですね~
私も2016年にストックホルムへ行ったので 駅の感じとか懐かしく思い出していました
それにしても 私は どんなに安くても中国方面へ行くのでなければ 中華系の航空会社は怖くて選べないのですが
全然大丈夫なものですか?
ビールは常温で ワインもちょっとしかくれなくて しかもおいしくなかった思い出があります
他の航空会社は ビールはキンキンで ワインもミニボトルでくれたり
私は食前に ビールと白ワイン 食事の時に白ワインと赤ワイン など
いっぺんに2種類頼むことが多いんですが いっぺんに2種類頼むと
「こいつ呑兵衛だな」と思われるのか 大きなコップにワインをなみなみと注いでくれます
でも 一回乗った中国系の飛行機は グラスも小さくて しかもその小さいグラスの半分くらいしかワインが入ってなくて でも美味しくなかったのでちょうどよかったのですが。
と愚痴を書きましたが アルコール云々の話ではなく なんか怖いんですよね
3万円で行けるなんて更に怖いというか。。。(;’∀’)
これが日系や欧米系の航空会社ならホイホイ乗るんですが
お酒が不味いとか 客層が悪いとかは構わないんですが
何か機体が古くて安全性に問題があるのでは とか
何かの理由で飛行機が飛べなかったりトラブルの時 補償は大丈夫かとか
そういった面で信用できかねるところがあって(;・∀・)
偏見ですかね
今度乗ってみようかなあ。。。うーん
旦那さん コロナビール 飲めてよかったですね
必死なお気持ち お察しします
私の友達は 歯や 靴底で栓が開けられるので こういう時便利だなあと思います
その人曰く まさにハサミのような金属の平らなものがあれば楽勝なんだそうです
まあ缶ビールでいいやと思って 何もしてないですが 私も練習しておこうかな
コロナは瓶で飲んだほうが圧倒的に美味しいですもんね
と アルコールの話題ばかりになったついでに。。。
シャーベット製造機(笑) 安いですね!!!
もしかしてワインとかアルコールのシャーベットも作れるんですかね
今は寒いから 食べないけど フローズンカクテルができたら。。。と気になっています
買ったけど甘すぎて飲んでないリキュール類や カルアミルクなんかもいいかも
コメントありがとうございます(^^)/
私たちと同年で、ストックホルム行かれてたんですね! ストックホルムはきれいな街で、いいですよね~。建物低いし(^^)/
中国の航空会社は、私たちはあまり気にしていません。幸い、これまでに欠航や遅延などのトラブルがなく・・・。確かに、缶ビールはまずくて常温、ワインはコップに4分の1程度でした。ワインのミニボトルをくれるJALとは違いますよね~(^^)/ 中国人ばかりなので、確かに客層も悪い(悪いかどうかはわかりませんが、とにかくうるさい)です。
フローズンカクテル、思いつきませんでした! きっとできると思います。パパに言って、リキュールで作ってみてもらいますね。梅酒なんかもよさそうですね(^^)/。