「庭の草取り」で苦しむ方へ、安くて使いやすい、おすすめ家庭用電動草刈機を紹介します。

一度使うと手放せません! 私を地獄の罰ゲームから救い出してくれた台湾製の安い家庭用草刈機「KT-515AL」

今回は、私のように田舎に住んでいる人向けの記事です。

私を、10年間続いた地獄の罰ゲームのような苦行から救い出してくれた、神様がくれた救いの光のような電化製品を紹介します。

この品物との出会いがなければ、このブログもありませんでした・・・。

都会に住んでいる人はあまり関係ない記事ですので、パスしてくださいネ。

「庭」の草取りが辛過ぎて

うちは田舎なので、家の敷地が120坪(400㎡)あります。

都市部にお住まいの方であれば「何それ! 贅沢な~!」と思うかもしれません(^^;。

そこに豪邸でも建っていればいいんですが、建っているのは普通の家。

すると、どういうことが起こるか。

広い「庭?」ができます。

そして、そこに草が生えてきます。

うちは、建物でも小屋でも駐車場でもアプローチでも花壇でもない「庭?」の部分が60坪(200㎡)。

結婚以来、ずっと私を悩ませていたのが、その60坪の庭(という名の荒地)の雑草。

うちの敷地の隣には隣家があり、雑草を放っておくわけにはいかず、また主人のお母さん(私にとっては義理のお母さん)が植えた果物の木が数本あってお義母さんが毎年果実の収穫を楽しみにしているので除草剤を撒くわけにもいかず、10年ほど、5月~10月の間、週末に毎週5時間以上の草取りをずっと続けていました。

雨でできない週があれば、翌週は10時間以上。

そのくらいやらないと、草がどんどんひどくなってしまうのです。

パパが手伝ってくれるのは10回に1回程度。

「草取りの面積を減らすために家庭菜園でもやるか」ということで、60坪の荒れ地庭のうちまずは10坪程度をパパが耕し、ミニトマトやししとうの苗木を植えてやってみましたが、パパは畑の管理(草取りや水やり)ができず、畑はあっと言う間に草むらの中に。

家庭菜園が好きな人なら本格的にできる(畑作農業もできちゃう?)広さなんですが・・・。

パパは、家庭菜園とか農業とかには興味がないみたい・・・(私も同じ人種)。

近所の人にタダで貸そうかとも思ったんですが、敷地内に他人がウロウロして自宅の窓ごしに目が合ったり家の外水道を使われたりすることを想像するとそれは嫌で・・・。

やむなく、毎週1回5時間以上の草取りを10年間続けていました。

長靴をはいて、軍手+ゴム手袋をし、

夏場は陽射しを避けるため、帽子をかぶり、顔はフェイスマスクで覆って。

蚊を避けるため、火をつけた蚊取り線香を腰にぶら下げて・・・。

何回、老婆と間違えられたことか・・・。

1人黙々と、毎週土曜日か日曜日、朝4時から9時とか10時まで、5時間~6時間、草取りをするのです。

これは、史実です

映画化とかいかがですか?

年間120時間以上は草取りに費やしていました。お金に換算すると、時給850円とすると毎年10万円以上。

10年間やりましたので、100万円以上の仕事。

パパ、私に100万円小遣いちょうだい(^^)/

草取りの恰好。どう見ても老婆です。これで毎週5時間以上、草取りをやっていました。

思い切って、家庭用草刈機を購入!

1年半前にこのブログを立ち上げ、旅行記を書き始めて以来、ますます負担になったのがこの毎週1回・5時間以上の草取り。

ブログを書くにはとにかく時間がかかります。とてもブログを作りながら年間120時間以上の草取りはできません。

年齢も40代を迎え、体力の衰えも感じるようになってきました。

そこで、思い切って買ったのが、家庭用電動草刈機!

節約家の主人は草取りも手伝わないくせに当初購入に反対。

※私は、過去の過ちが原因で、最低限の生活費以外のお金を使うには常に主人の了解が必要な、一種の経済制裁下にあります。私の過去の過ち「ウォーターゲット事件」はこちら(該当箇所は記事中ほど)↓

子連れ旅行の資金、どうやって作るか

でも、いろいろ調べたうえで、

「15,000円で買えるから!」

「パパに手伝ってって言わないから!」

「買ってくれないなら、東京のお義母さんが植えた果物の木を全部切って除草剤まくから!」

迫ったら、海外旅行のために貯めている家の貯金から15,000円出すことを、あわてて了承してくれました(^^;。

うちのパパ、お義母さんが大好きなんですよ(^^;

私たちが血のにじむ思いで毎年の海外旅行費用を貯めている話はこちら(さっきと同じ記事)↓。

子連れ旅行の資金、どうやって作るか

購入のポイント

15,000円もする高級家電、家庭用草刈機。私がこだわったポイントはこちら。

1.電気で動くこと

 「草刈機」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、混合燃料(ガソリン)などで動くエンジン付きの草刈機だと思います。でも私にはそんなの無理。油は臭いし、危なそうだし、燃料の補充なんてか弱い私には考えられません。

音もうるさいです。

2.15,000円以下の値段

ちょっと調べていただければわかりますが、家庭用電動草刈機には10万円以上の高級品から、3~5万円程度の物、15,000円以下のおもちゃみたいな物まであります。

恐らく(価格から言って)性能がいい物は3~5万円程度の物でしょうか(高い値段には理由があると思いますので)。

うちは貧乏なので海外旅行のため、「15,000円以下のおもちゃみたいな物」の中から選びます。

3.パワーは譲れない

「おもちゃみたいな物」を買うのに恐縮ですが、パワーは譲れません。うちの荒れ地庭は60坪。生えてくる草は、イネ科の丈夫で太くて放っておくと背の高さを超えてくる草ばかり。

草と言えども幹は柔らかくないので、パワーがないと使い物になりません。

草だけではありません。木も勝手に生えてきます。

4.コードは嫌だ

電動ですが、コードがないものがいいです。うちの場合、草刈りの必要範囲が広いので、有線の物だと当初の線だけでは届かなくなりますし面倒ですし・・・。パワーは有線の物が勝るのでしょうが。バッテリーの物にこだわりました。

私が賭けたポイント

私がある意味賭けで購入した草刈機がこちら。

台湾製の、税込15,000円以下の「おもちゃみないな物」の部類の電動草刈機、「KT-515AL」。当時新製品。今でも新しい製品の部類です。

私だって、買って使ってみるまでは、パワーがあるかなんてわからないし、草刈機なんて使ったことないのでパワーが強いとか弱いとか言われても強いってどのくらいかわからないし、カタログ値では40分~1時間連続使用可能となっていてもうちの厳しい環境下では実際どのくらい電池がもつかわからないし。

1時間連続使用で、60坪のうちどのくらいの草が刈れるかもわからないし。

なので結局、購入する時は賭けでした。

私がこれに賭けた根拠はただ1つ。

これが、台湾製だということです!

これまで、中国製ではいろいろ勉強させてもらいました(^^;。

これから台湾旅行記を描き始めるんですが、いいことがたくさんあって、あれからいろいろ旅した中でも台湾は世界中で私が一番好きな国

好きなだけではありません。私は台湾の皆さんが日本人に似て「しっかりしている」ところを高く評価している者です。個人旅行してみれば、台湾の良さがもっとわかりますよ(^^)/

時間が正確、清潔、優しい、おいしい、美しい・・・。日本も負けてはいらせません。

そんな台湾製なら、例え裏切られても(すぐ壊れても)諦められる。そんな心境でした。

これはすごい! すご過ぎる!!

そうしていちかばちかで買った台湾製家庭用電動草刈機。

私はこれしか使ったことがないので、他の商品を比べることはできませんが・・・。

これで、私の人生が変わりました( ;∀;)

決して誇張ではありません。本当にそう思って、この製品との出会いを感謝しています。

この製品のどこが素晴らしいのか。

1年間使い倒した私が、実際の所を紹介します(^^)/。

草刈機での草刈り風景。これで私の人生は変わりました。

【実際の所1:すごく軽い!】

重量は1.1kg(バッテリー含む)。1.1kgしかないんですよ!!

軽い軽い。

ひょいと持って振り回せます(振り回しませんが)。

とにかく、空気のように軽いのです。

わずか1.1キロ! 軽いので、片手でひょいと持てます。長時間の作業も超楽。

【実際の所2:柄の長さが調整できる】

柄の長さを簡単に調整できるので、腰をかがめずに作業できます。これは大きい!

自分の身長に合わせて、ちょうどいい長さに合わせます(私の場合、最も長くするとちょうどいいです。男性だと少し短いかも)。

短くすれば、収納時コンパクトになります。

柄を一番伸ばした状態。私はこれが一番作業しやすいです。
柄を最も短くした状態。冬期間の収納時に。

【実際の所3:パワーは十分】

問題は、丈夫な草も問題なく刈れるか。

草が密集しているところでもからまずに刈れるか。

電動の物、しかもバッテリー式の物は、これが一番心配でした。

私が使ってみると、パワーは十分

密集している所に一気に突っ込ませると止まってしまいますが、少しずつ刈って行くと、止まらずに全部刈れます。

ガソリンエンジンの物より恐らくパワーでは劣りますが、必要十分なパワーがあります。

細い木の枝や若木だって切れちゃいます!

この位の若木は草刈機で切れちゃいます。太さ2センチ以下の枝なら大丈夫です。

【実際の所4:1回の充電で連続使用30分】

連続使用で、カタログ値ですと「40分~60分連続使用可能」と書いてありますが、実際は私の使い方が激し過ぎるのか30分がいい所(1年使用後)。

2時間でフル充電です。替えのバッテリーを買っておけば、バッテリーを交換して連続作業ができますね。

私の場合、替えのバッテリーを1つ買い、1回の草刈りで1時間作業しています(後述)。

でも、機械刈りといえど1時間もやると疲れてきますので、この位で(2つ充電が切れたらこの日の作業は終了)でちょうどいい感じです。

【実際の所5:1回(30分)の作業で10坪の処理が可能】

うちは60坪の荒れ地庭の草を刈りますので、1回30分の作業が合計6回必要です。私は1日に2回ずつ(1時間)作業しますので、3日間かかります。

3日間、合計時間の作業で、60坪の草刈りが完了!

私の場合は刈り倒しでなく、袋詰めしてごみで出しますので、3日目はもう1時間、汗びっしょりになって草の袋詰め作業を行い、作業終了。ここまでの作業時間は延べ4時間。

草刈機を使う前は、60坪の土地を一通り草取りするのに20時間くらいかかっていましたので、5倍速くなりました。

【実際の所6:耐久性もバッチリ】

何しろ15,000円以下で買える「おもちゃみたいな草刈機」です。私は耐久性が一番心配でした。

これを買ったのはちょうど1年前でしたが、自分で1年間使ってみないと人に勧められるかまでわからないと思い、紹介していませんでした。すぐ壊れる物では「安物買いの銭失い」になってしまいますからね。

しかし、1年間徹底的に使ってみて、耐久性はバッチリ。

故障も、目にみえてのパワーの劣化もありませんでした。

【実際の所7:替刃交換は私にもできます】

途中で1回、勢いよく石に当ててしまった時に鉄製の刃が折れてしまったので交換しました。

プラスドライバーで、私でも簡単に交換できました。

替刃は2枚無料で付いてきますし、もちろんネットで買うこともできます(スチール製のものと、ナイロン製の安いものがあります。私が使っているのはスチール製のもの。当初付いてくる替刃もスチール製のものです)。

刃は細長い板みたいな物です。

刃が折れてしまったので、交換しました。写真は交換後。左上が、石に当たって折れてしまった刃。
交換後の様子を、別角度から写した写真。両側に刃がついています。

地獄の罰ゲームから解放されて

昨年まで10年間、5月~10月の間、週末に毎週1回、5時間以上の草取りを続けていた私。

この電動草刈機のおかげで、年120時間以上ずつ費やしていた時間を5分の1に短縮でき、作業自体も楽になりました。

もう私は、電動草刈機のない生活には絶対に戻れません

電動草刈機のない生活・・・。それは、私にとっては冷蔵庫のない生活のようなものです!

お庭の草取りに悩んでいらっしゃるようでしたら、騙されたと思って、ぜひ1度台湾製のこの安い草刈機を買ってみてください!

あの、辛くて苦しくて先が見えなくて取った先からまたすぐ生えてくるパパは助けてくれないやりたいことは他にもたくさんあるのにまた空き缶が投げ捨てられているこの草すごいトゲがあってゴム手の上から刺さって血が出たどうしてビンまであるんだ立ち上がったら木の枝におでこ思いっきりぶつけた雨が降ってきた濡れた草でゴム手してるのに中の軍手がなぜかびちょびちょだんごむしも3匹までならいいけど30匹出てきた散歩してる知らないおばあさんに長々と話しかけられる私忙しいんだけど今日も蚊に6か所喰われたという、地獄の罰ゲームのような60坪の草取りが、楽で楽で、楽しい作業になったのです!

ああ、神様! 

購入はこちらから

私と同じように、15,000円払ってもいいから草取り地獄から解放されたい方は、以下のリンクから購入できます(アマゾン)。私はここで購入しました。

この価格なら、ご主人も反対しないのではないでしょうか

家電量販店にも売っているのかもしれませんが、私は見たことがありません(^^;

本体(人気商品のようです)↓ 

品切れの場合、こちらがお勧め(姉妹品。KT-506AL。柄の伸縮ができませんが、さらに安い!)↓

予備のバッテリー↓

※「リチウムイオンコードレス草刈機KT-305・306AL/KT-505・506AL/YS-100L専用バッテリー 」と記載されていますが、新型のKT-515ALでも共通です

替刃(スチール製の高い物)↓
※「KT-505A/KT-505AL/KT-505ALP スチール・コードレス草刈機用ブレード(刃)です」「その他の機種にはご使用頂けません」という記載がありますが、新型のKT-515ALでも共通です

替刃(ナイロン製の安い物。私は使っていません。これにすると太い草は切れないようです)↓

この記事で、私がやっていた地獄の罰ゲームから、1人でも救われる人が出ることを祈っています。

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【スウェーデン】バルト海をフェリーでフィンランドへ向かう

【台湾】日本語で話しかけてきた女の車に乗った

【チェコ】世界一美しい村(もちろん世界遺産)