【2023.5】プリトゥヴィツェの名店「Lička kuća」で、名物のマス料理を食べる(小2＆小6:子連れクロアチア＋５か国周遊旅 ♯53)

2024年10月18日

【15:50】無事、エントランス１に戻って来ました！

夕食を摂るレストランはこのすぐ近くです。

この雨の中、子連れで所要５～６時間のＫコースに挑戦し、みごと５時間以内に戻って来ました！

良かった・・・。

子どもたち、よくやったよ・・・。

わ～んわんわん(´；ω；`)ｳｯ…・・・。

【2023.5 子連れクロアチア・モンテネグロ・スロベニア・イタリア・ギリシャ・シンガポール旅行：７日目その４】

プリトヴィツェで評判のレストラン「リカ・クーカ（Lička kuća）」へ

【15:55】私たちはすぐに、プリトゥヴィツェ湖畔国立公園「エントランス１」近くにある、評判のレストラン「Lička kuća」へ。こちらはGoogle Mapの口コミ評価4.3点の人気店です。

ここで夕食を摂る予定で、レストランのメニューも日本で事前に印刷して持ってきています(^^)/

ただ、不安だったのが、レストランに入れるかどうかということ。

今日は朝からこれまで１日中雨。早々に公園のトレッキングをリタイアし、帰りのバスまで、レストランでゆっくり過ごすことにしたお客さんもいるはずです。

実際、私たちも、国立公園内のＰ１地点（入口に近い地点）からＰ２地点（奥の地点）に向かう渡し舟に乗るかどうか（乗って奥へ進むか、中間地点のＰ１地点で入口に引き返すか）迷ったくらいです。

レストランは、予約はしていませんでした。

行ってみると・・・。

午後４時にも関わらずなかなか混んではいましたが、無事空席があり、座ることができました！

良かった～～(^^;

付近にレストランは少なく、ここで座れないと、バスの時間を気にしながらの空席待ちか、付近の軽食店にするかの２択でしたので・・・。

朝11時からの５時間ぶりに傘をたたみ、レインコートを脱ぎます。

入口に、レインコートをかける所がありました。

次女：ふ～～っ、疲れた～～！　上着も（濡れて）びしょびしょ！

長女：足が痛い・・・。

私：足痛いの？　大丈夫？？

長女：歩きすぎて痛いだけ。多分大丈夫だと思う。

大したことないといいのですが・・・。

建物の中は暖か（5月はじめのクロアチア山中、外の気温は10度前後）。

ザグレブ行きのバスはエントランス１の前を午後５時50分発なので、その20分前にバス停でスタンバイするとして、１時間半くらいゆっくりできます。

はぁぁ・・・。

ホッとする。。。

トレッキング後のリカバリー

レストランの席に通されましたが、靴やズボンは泥だらけ。

ホテルに戻ったら洗わないとね・・。

恐らく今日のお客さんはみんな同じ状況です。

子どもたちに、靴を脱がせました。

すると、２人とも、靴下も濡れていました。特に次女は靴の中も靴下もびっしょり。

ここまでびっしょりとは・・・。

靴が小さいから、水たまりをパスするたびに、水が入ってきていたのね・・・。

よくこの状態で普通に歩いて来たなとびっくりしました。

私：靴下の替えを入れて来なかったなぁ・・・。

こうなることを予測し、靴下の替えをリュックに入れておくべきでした(^^;。後悔先に立たず。

荷物置き場に預けてあるスーツケースには入っているけれど、（料理が出てくるまで時間かかるかもだし）まずは注文しないとだし、スーツケースを持ってくるとお店の迷惑になるかもしれないし・・・。

靴下も脱がせ、これから１時間半、乾かします。

パパ：これはびっしょりだな・・・。完全には乾かないけど、こうするといいんだよ。

パパはそう言って、子どもたちの靴下の水分をティッシュで拭きとった後、靴の中にティッシュを詰め込み、指でギュっギュッと押し込みました。

すると、これまでびっしょりだった靴や靴下が、「湿った」状態に。完全には乾かないでしょうが、１時間半干していれば少しはマシになるように思われました。

大人２人は、靴の中は少し濡れた程度でした。

ようやくテーブルに座ります。

プリトヴィツェの名物料理でディナー

【14:05】ウエイターさんがメニューを持ってきてくれました。

おお、まさに、WEBで公開しているのと同じ内容！

どうしようかな・・・。

プリトヴィツェの名物は、湖で捕れる天然のマスを使った料理です。

どうしようかな・・・。

冷えたし、温かいスープが飲みたい。。。。

次女：私、ひさびさにお魚が食べたい！

10分ほどあれやこれやと検討した結果、

・リカスープ（5.31ユーロ／770円。店名を冠したオススメスープ。ラムのスープ）　※あまりにおいしくて後でもう１つ注文しました。

・ビーフスープ（4.65ユーロ／680円。子どもたち用）

・マスのグリル（20.57ユーロ／3,000円）

・バーベキューピクニック（ポーク、ビーフハンバーグ、ソーセージ、チキンレッグ、ベーコンのグリル盛り合わせ、17.25ユーロ／2,500円）

・瓶ビール（VELEBITSKO黒330ml）（3.32ユーロ／480円）　※パパは２本目もいきました。

・コーラ（2.52ユーロ／370円）×２

を注文しました。

ちょっと頼みすぎたかな・・・。ま、お昼はカロリーメイトだったし！

【16:15】まずはドリンク、そしてパンとチーズが出てきました。

パンとチーズは無料です。

このチーズ、食べてみると、クリームチーズでした！

パンの付け合わせでクリームチーズが出てきたのは、後にも先にもこれが初めてでした。

クリームチーズをパンに付けて食べると・・・。

おいしい！

これだけでお腹いっぱいになってしまいそうです(^^;

【16:30】注文してから20分後、メインの料理が出てきました。

名物のマスのグリルは、上品な味。ニジマスのグリルですね。子どもたちもパクパク。

お肉のバーベキューはもちろん鉄板。切り分けて、みんなで食べます。

ラムのスープをおかわり！

【16:50】ひととおり食事は済みましたが、あと30分近くゆっくりできます。

パパは２本目のビールを注文。

そして、あろうことか長女が、２杯目のリカスープ（ラムのスープ）を注文したいと！

あれ、おいしかったもんね～～。

そうすると、次女がお姉ちゃんの真似をして・・・。

次女：ね、私も、ビーフのスープもう１つ飲む！

パパ：いやいや、これ、１つ５ユーロ（750円）もするからさぁ・・・。次女は長女のリカスープを少しもらおうよ。いいでしょ？

次女：わかった・・・。

結局、リカスープだけを注文することに。

ビールとリカスープはすぐに出てきました。

結局、追加のスープは子どもたち２人がきれいに平らげましたとさ・・・(^^;。

【17:15】これからザグレブまでは、２時間半のバスの旅。

レストランを出る前に、みんなでトイレを済ませます。

子どもたちの靴下も靴も、９割方乾いていました。よし・・・、これなら問題ない・・・。

お会計は、しめて62.25ユーロ（9,000円）でした。

この場所（ヨーロッパの観光地ど真ん中）のレストランで好き放題頼んで9,000円ですから、かなり良心的なお値段だと思います。

ここの食事で印象に残ったのは、名物マスのグリルと、何と言っても追加を頼んだリカスープ！

マスは素材の味を生かす素朴な味付け。もちろん臭みなど全くなく、新鮮さがうかがえました。

リカスープはトロッとしていて具沢山、本当においしい羊のスープでした。

【17:20】レストランを出ます。

まさか、ここで雨が・・・。

【17:25】建物の外に出ると・・。

にぎやかな鳥の鳴き声が・・・。

あ、雨が止んでる！！

お日さまの光が！

朝からさっきまでず～っと降り続いた雨が、止んでる！！

私たちが国立公園を歩いた午前11時から午後４時までの間降り続けた、しかも強めに降ったあの雨が・・・。

完全に止んでる！！！！！！

どうして今頃・・・。

私たち、これからバスでザグレブに向かうのに・・・。

パパ：どうしてこれまでちっとも晴れなかったのに、今晴れるんだ・・・。

長女：まぁ、今からでも、晴れたんだからいいじゃん。

それはそうなんだけど・・・。

ここに来るまで、コロナで３年以上待たされ、コロナ後はコロナ後で高額な航空券代などを乗り越えてようやくたどり着いたこの地で、私たちの５時間トレッキング後に雨があがる・・・。

そんな・・・。

荷物預かり所で預けてあったスーツケース２つを回収（受付で小屋の鍵を借りて扉を開け閉めし、自分で小屋からスーツケースを出し、受付に鍵を返します）し、バス停に向かいます。

油断

【17:30】バスの停留所は、正面道路沿いです。

レストランで１時間半。雨のトレッキングで消耗した体力を回復することもできました。

そしておいしい料理・・・。

あたたかいスープが身に沁みました。

パパはビール２本飲んだ酔いもあって、上機嫌。スキップしてみたり。

パパ：いやぁ、雨でどうなるかと思ったけど、終わってみれば（所要５～６時間の）Ｋコースを５時間で帰って来れたし、大成功だったよ。

私：ほんと・・・。子どもたちもがんばったしね。長女も体力がついて来たよ。

パパ：そうだよね・・・。４年前にチェコに行った時なんて、長女、まだベビーカーに乗ってたもんね！

パパ：うわっ！！

パパが、振り向いて歩いていた時に、レンガの段差を踏み外してしまい、思いっきりコケてしまいました。

パパ：いてててて・・・・。

パパの手の平から、血が・・・。

パパは転んだ際に駐車場のアスファルトに手をついたんですが、尖った石ころがあったみたいで、手から血が出る怪我をしてしまいました。

パパ：参ったなぁ・・・・

持っていたミネラルウォーターで傷口を洗い、絆創膏をつけましたが、この先化膿しないとも限りません。

パパ：よりによって、俺がやってしまった・・・・。

大したことない傷に見えますが、傷つけた場所が手のひらだけに、日常生活で支障が出ることも考えられます。

旅行中に化膿し、それを放っておいたために悪化してしまうとか・・・。

日本に帰国するのは７日後。まだ先です。

とりあえず今は、できることをして経過を見るのみです。

【17:45】バス停に到着。

バスの到着時刻は午後５時50分ですので、５分前ですね。

パパの転倒騒ぎもあってギリギリでした(^^;

バスが・・・来ない・・・。まさか・・・。

【17:45】バス停には、お客さんと思わしき人がすでに４～５人集まっていました。

プリトヴィツェから夕方にザグレブに向かう人、意外と少ないな・・・。

もう出発５分前なのに。

まぁ、誰もいないよりははるかにいいけど・・。

バス停の位置は、他のお客さんもいることだし、ここでいいみたいです。

それから、ザグレブ行きのバスを待つこと５分・・・。

10分・・・。

時折観光バスが通りかかりますが、あれかな！　と思っては違う、の繰り返し。

【18:00】出発時刻から10分経過し、午後６時になりました。

スマホを見ても、運休の連絡とかは入ってきていません。

このバス、今から４日前に、残席６席だったのをあわててチケット購入したバス。

そしてこのバスが、ザグレブに向かう、本日の最終バスです。

【18:10】来ない・・・。

【18:20】まだ来ない・・・。

もう、出発時刻を30分も経過しました。

コトルからドゥブログニクに向かう時は、バスは20分遅れてきたので、長距離を走るバスだし、クロアチアではよくあることなのかなとも思いましたが・・・。

バスの遅れには耐性ができていたつもりでしたが、こんな山の中で最終バスが30分遅れというのはかなり不安になります。

本当にバス、来るのかな・・。

だいたい、４日前に購入したチケット（スマホにPDFがメールで送られている）で確実に乗れるかどうかさえ若干不安なのに・・。

せめて、最終バスにしなければ良かったなぁ・・・。いやいや、この時間のバスにしなければＫコースは歩けなかったし・・・。

まさか、バスの停留所はここではなくて敷地内の方（来たときは敷地内でバスを降りた）で、もうとっくにバスは出発してしまっているとか・・・。いやいや、例え敷地内だとしてもここから敷地に入るわけだから、敷地内に入るバスを見落とすはずはない・・・。

でも、クロアチアの首都：ザグレブ行きのバスを待つ客が、９人だけなんて少なくないか・・・。何か間違えているんじゃ・・・。

ともかく、このままバスが来なければ、今日はここで宿泊しなくてはなりません。

ホテルはこのエントランス１、ここから３km先にあるエントランス２の周辺にいくつかあるようです。

でも、今日の宿泊なんて高そう・・・。

例え、今日、ザグレブまで行けなくても、今日はここで泊まり、明日の午前中にザグレブまで行き、午後、列車かバスでザグレブからスロベニアのリュブリャナまでは移動できそうです。

明日の宿泊はリュブリャナなので、旅程の致命的な切断は防げます。

パパは、横で、本日のプリトヴィツェのホテルに空きがあるかどうか、検索を始めました。

激しく怒られる次回に続きます。

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