バンドン郊外、神秘の湖「カワプティ」とオススメランチ(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯31)
【これまでの旅程】
1日目:前日の午後8時に家を出発、成田からジャカルタ経由ジョグジャカルタへ。
2日目:ボロブドゥール郊外観光
3日目:世界遺産:ボロブドゥール遺跡観光
4日目:ジョグジャカルタ、世界遺産:プランバナン寺院観光。
5日目:ソロ観光。
6日目:ジョグジャカルタから列車でバンドンへ。アジア・アフリカ博物館、グランド・モスク、展望台、トランス・スタジオ・バンドンへ。丸亀製麺で夕ご飯後にタクシーでホテルに戻り、そのまま夜11時30分就寝。
7日目(今日):朝5時起床。朝食後、チャータータクシーが突然の値上げ。キャンセルし、ホテルに手配してもらうも苦戦。午前10時過ぎにようやく出発。
【12:10】カワプティ入口の駐車場着。バンドン市街地からたっぷり2時間かかりました。
【インドネシア旅:7日目その2】
ここは、まだカワプティではありません。ここに車を停め、ここからはシャトルトラック(軽トラ)に乗ってカワプティへ向かいます。車で乗り入れることもできるんですが、別途高額な車両料金を取られます。
車両料金も、日本人からしたら大したことないですが、ここは現地の人に交じってシャトルトラックに乗ってみたいのもあり、タクシーはここで待機していてもらうことに決めていました。
まずはトイレで用足しをしたいのですが・・・
さて、2時間走ってきたこともあり、この先トイレがあるかどうかもわからないので、まずトイレを済ませることにします。
トイレは発見しましたが、こちらは和式の便器。ホテルのきれいなトイレと比べるとどうしても不潔な感じがあり、子どもたちは入りたがりません。
長女は泣いていやがりましたが、ここは無理矢理トイレに連れて行きます。
長女にクマンバチが寄ってくるトラブルもありましたが、パパと私で追い払い、無理矢理長女におしっこをさせ、チケット売り場へ向かいます。
チケット売り場はインドネシア語オンリー
わお! このチケット売り場の料金表示、インドネシア語しか書いてない!
しかも、「大人(15歳以上~)1,000円、子ども500円、幼児(5歳以下)無料」みたいな感じだったらインドネシア語でも何となく推測できますが、たくさんの種類の料金がインドネシア語で書いてあり、多分大人と子ども、外国人とインドネシア人、シャトルトラック利用の有無、さらには団体料金などなのでしょう。
私たちがどれに該当すのかまるでわかりません(すみません、写真撮るの忘れました)。
ネットでの事前調査では、子どもの入場料が確認できていなかった私たち。職員の人の料金案内を聞く前に、万一にもぼったくられるのを避けるため、印刷物や看板表示などを確認するか、第三者の証言を聞いておきたい。
隣にいたインドネシア人観光客の人に、カタコト英語で聞いてみます。
私:入場料はいくらですか?
インドネシア人の若い女性:1人20,000ルピー(160円)よ。
私:子どもはお金かかりますか?
そんな会話をしていると、チケット売り場のお姉さんが「ノー! カモン! カモン!」と大きな声で私たちを呼びます。
まるで、事前に正しい金額を聞かれたくないかのようです(疑ってすみません。でも、世界中のいろいろなところでぼったくりにあってきたせいで、刑事並みに疑うクセができてしまって・・・( ^^) _U~~)
とりあえず、叫んでいるチケット売り場のお姉さんには近づきません。
掲示物などをキョロキョロ探します。
私たちがチケットをうまく買えないのを見ていた、私たちのタクシーの運転手さん。私たちのほうに駆け寄って来て、「私がチケット買ってきてあげるから、ここで待ってて!」と言い、車両で入場する時の料金支払い所に走っていきました(目の前のチケット売り場には別のインドネシア人のお客さんが来たため)。
買ってくれるのはありがたいのですが、ちょっと離れたところで買われるのも、今度は運転手さんのぼったくりを疑ってしまいます。
合計2,000円のチケットを買ってきて、4,000円でしたよ、と言うこともできるからです。
ここはもう行かれてしまったし、パパを剛速球で派遣してもいいですが、運転手さんを信じて待つことにします。
2~3分して、タクシーの運転手さんが戻って来ました。
手にはレシートを持っています。「合計で195,000ルピー(1,600円)でしたよ。これがシャトルトラックのチケットなので、これをこっちの係員に渡して・・・」と、私たちを少し奥にあるトラック乗り場に誘導してくれました。
シャトルトラックに乗ってカワプティへ
タクシーの運転手さんにお金を渡し、トラックに乗ります。
レシートを見ると、入場料が1人75,000ルピー(外国人料金)×2人分、トラック料金が1人15,000ルピー(多分、外国人とインドネシア人同料金)×3人分という内訳です。6歳の長女は入場は無料、トラックは有料、3歳の次女はどちらも無料だったようです。
いや、この料金システム、普通わからないですよ(^^;
しかも、ちょっと前の情報では外国人料金で1人50,000ルピーでしたので、また値上がりしています。ミャンマーもそうですが、発展途上国や新興国ではすごい勢いで値上げがされていきますので、驚いてはいけません。
車両は、軽トラックの荷台を改造して屋根と座席を付けたもの。1台に10人以上乗ります。日本なら間違いなく違法行為でしょう。これの大きなやつには、ミャンマーのゴールデンロックに行くときに乗りました(あれは30人以上は乗っていましたが)。
満員にしてから、勢いよく出発! 結構なスピードで、細い山道を登っていきます。
5分ほど走り、カワプティへ到着! ちょっと開けた場所になっています。
見ると、少し向こうに、いかにも「待ってます」と言わんばかりに立っているぬいぐるみが。まるでドラゴンクエストのボスキャラです。あれに話しかけると、戦闘になるんですよね(*’▽’)
私たちは、果敢にボスキャラに挑みます。
このキャラクター、「トムとジェリー」のトムかな? そういやボロブドゥール遺跡ではドラえもんとガンダムを見たナ・・・。バケツが用意してあったので、チップとして10,000ルピー入れてあげました。
【13:00】ひととおり遊び、いよいよカワプティへ行きます(^^)/
絶景の湖:カワプティへ
緩い階段を歩いていくと、向こうに幻想的な湖が見えてきました。
ここは、日本で言えば地獄谷のような所。硫黄臭が立ち込め、有毒のため見学は30分までという看板が立てられています。
湖のまわりの木々は全て立ち枯れていて、神秘的というか悪魔的というか・・・。水は、乳白色に青色を足したようなきれいな色。幻想的な景色であることは間違いありません。
湖の水には触らないほうがいいみたいです。
今日は土曜日。たくさんの人が来場していますが、みなインドネシア人。外国人は私たちだけでした。
っとここで、うちの子どもたちを見つけたインドネシアの若い女性たち。一緒に写真を撮りたいということで(^^)/。
もちろんOK! しばし、お姉さんたちと写真撮影タイムです。
その後、遊びながら30分程度の勝負撮影。私たちの勝負撮影については過去の記事をご覧ください。今回もたくさん撮りましたが、ベストは、この記事冒頭に掲載した「お姉さんたちとの集合写真」でした。
【13:50】50分ほど滞在し、広場に戻って来ました。帰りのシャトルトラックに乗ります。「満員になったら出発」というシステムのため、他の乗客が来るのを待ちます。
10分ほど・・・。なかなか誰も来てくれません。結構待って、ようやく出発!
おみやげ屋さんでイチゴを購入
【14:10】ふもとの駐車場に戻って来ました。車に戻る前に、ちょっとだけおみやげ屋さんを覗いてみます。
この辺は、イチゴの産地のようです。イチゴを売る店がズラッと並んでいました。うちの長女は、生まれてくる次女の名前を「イチゴちゃん」と付けたくらいのイチゴ好き。
私はアイスが一番好きですが、うちの子どもたちはアイスかイチゴかと聞かれれば「イチゴ!」と言うかもしれません。つまりは食べ物の中でイチゴが一番好きというくらいのイチゴ好きです(#^.^#)。
イチゴを買うことにします。でも、値札がありません。
私:このイチゴ、1パックいくらですか?
お姉さん:20,000ルピー(160円)です(^^)/
私:・・・・(姉ちゃん、ぼったくりだな?)
イチゴ1パック160円は安いですが、だいたい一発目のお店というのはぼったくろうとします。お姉さんの顔に、「日本人は倍の値段だコラ」と大きく書いてあります。
すぐに隣のお店に行って、イチゴの値段を聞きます。
私:このイチゴ、1パックいくらですか?
おばさん:15,000ルピー(120円)です(^^)/
私:(食い気味で)2パックください!
ほらほらほら~~~、どう見ても同じイチゴ。仕入れ先も同じでしょう。なのに、20,000と15,000の価格差。
このおばさんもぼったくりなのは百も承知ですが、ぼったくりの程度が違います。
恐らく、通常の売価は10,000ルピーです(未確認ですが、自信あり。やろうと思えば、インドネシア人がイチゴを買うのを張り込んで見ることで確認できます)。
1パックたった40円のぼったくり差ですが、2パック買えば80円もの巨大な差になります。ここでは、80円あれば、イチゴもう1パックおまけだってしてもらえるかもしれないくらいなのですから。
ぼったくりイチゴ屋台とのひと戦を終え、車を探します。黒い車で、ナンバーは〇〇〇〇・・・。
あった! 運転手さんは、車の中で寝ていました(^^)/ 合図して起こし、乗り込みます。
ここからほど近い、評判のいいレストランへ向かいます。
評判のレストラン「ワルン・コピ・グヌン」へ
【14:30】運転手さんにプリントしてあった地図を見せながら一緒にお店の看板を探して走ること5分ほどで、目指すレストラン「ワルン・コピ・グヌン」着。時間が中途半端なのでやや不安でしたが、営業していました。
今日は、本当はこの先車で30分ほど走った「パテンガン湖」沿いの観光客向けのレストランでランチを摂る予定でした。しかし、タクシー手配のトラブルでホテルを出るのが2時間遅れてしまったので、急遽サブプランに変更。
パテンガン湖観光をカットし、レストランもカワプティにほど近いこちらのレストランに変更しました。
ご飯を食べる場所は、何らかのトラブルに備えて必ずサブの候補を探しておくことが大切です。
ここも、グーグルでの口コミ評価5点満点中4.5点の、評判のいいレストランです。
さて、英語メニューはありますが、私たちは英語もよくわからないので・・・(^^; テキトーに注文します。セレクトしたのは、
パパ:テンダーロインステーキ(69,000ルピー)
私:WKGミックスグリル(意味不明だけど挑戦)(55,000ルピー)
子どもたち:UDANG TEPUNG MAYO(心から意味不明。読み方も不明)(37,000ルピー)
飲み物:ブラックティー×2(15,000ルピー×2)
私のミックスグリルはともかく、子どもたち用に頼んだのは、どんな料理なのか全くイメージできず。でも「全くわからないから、どんなのが出て来るか、頼んでみよう」と、遊びで注文しました。
注文後、ちょっとお店の周りを散策しました。
評価4.5点の実力! おいしい料理が次々と!
初めに言っておきます。ここのお店は超おいしいです。ジョグジャカルタで行った、ヤムヤムレストランと同じくらいおいしいです。とにかくおいしいです。
もしカワプティへ行かれることがあったら、レストランはここ一択だと思います。
何がおいしいって、お肉がおいしいです。日本で食べるものと同じです。これまでインドネシアで食べたステーキと言えば焼肉みたいに薄くて固いものでしたが、これはある程度の厚さがあってミディアムレアに焼いてあり、素晴らしいの一言。
清潔感のある店内も手伝って、付け合わせの野菜も安心して食べられました。
砂糖の入っていない「ブラックティー」もおいしかったです(^^)/。
最後に来ました、あの、意味不明の料理! エビ料理でした! エビの天ぷら、マヨネーズソースといったところでしょうか。食べてみたら、外はサクサク、中はジューシーで大ぶりなエビ! これはおいしい!!
【15:10】幸せな時間を過ごした私たち。これでお会計はしめて191,000ルピー(1,600円)。ほんとス・テ・キ(^^)/。 この店、家の隣にあればいいのに。
次は、楽しみにしているワリニ温泉プールを目指します。
最後に、このオススメレストランの位置情報を紹介します。「カフェ・喫茶」となっていますが、紛れもないお勧めのレストランです。カワプティへのトラック乗り場から、車で5分ほど山の奥に行ったところにあります。
このワリニ温泉、どんな温泉なのでしょう。その前に、私たちは、温泉に入れたのか、入れなかったのか。そもそも、この温泉は存在するのか。少なくとも、「地球の歩き方 インドネシア 2017~2018」には載っていませんので・・・。
次回に続きます。
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